株主優待

すかいらーくの株主優待が廃止される!?【業績を分析して安心しました】

すかいらーくが大幅減配を発表したけれども、株主優待が廃止や改悪される可能性はあるの?すかいらーくの株主優待の内容や最近の決算概要についても知りたいです。

今回は、このような懸念をもつ方に向けて記事を書きました(2019年8月更新)。

今回の記事の内容

・すかいらーく業績悪化による大幅減配。株主優待の廃止又は改悪の可能性は?

・すかいらーく2018年12月の決算概要

・すかいらーく2019年2Qの決算概要

・すかいらーくの株主優待の内容。廃止や改悪せず内容維持を希望

結論としては、株主優待がすかいらーくの業績を圧迫しているのは確かですが、今の水準の利益を確保し続けることができるのであれば、株主優待を廃止や改悪せずに維持することが可能と考えられます。

自分は、投資歴20年を超えておりすかいらーくも含めて優待株を保有しています。今回の記事もこの経験を踏まえ書いています。

すかいらーくの株主優待が廃止や改悪される可能性は?

すかいらーくの大幅減配

先月2月14日に、優待株として人気のあるすかいらーくの2018年12月期決算が発表されました。

決算内容も悪かったのですが、同時に大幅な減配が発表されました。配当利回り2%を超えていて悪くはなかったのですけれども・・。

朗報は、今の優待について廃止または改悪の発表がなかったことかもしれません。

株主優待がすかいらーくの経営を圧迫

2019年の第1四半期決算の資料に、株主優待に関する興味深い内容がありました。以下が、その資料です。

ポイントとしては、

・株主数は40万人前後で推移して、最近は減少傾向。

・優待使用額(右目盛り)の伸び率は鈍化している

・優待使用金額は四半期毎に約20億円程度。

ということ。なので、年間ベースでは80億円近くの売り上げに相当する額が、株主優待で使用されることになります。

ただし、これは利益も含んだ金額ベースなので、原価率を30%程度を仮定すれば、

  • 20億円×30%=億円(年間ベース⇒24億円)

程度が株主優待ですかいらーくが負担している金額ということになると考えられます。結構な負担金額ですね。

すかいらーくの株主優待が廃止又は改悪される可能性は?

すかいらーくの2019年第1四半期の売り上げを見ていきましょう。

2019年第1四半期売り上げ

・売 上 高:939億円

・営業利益:55億円

・利  益:27億円

上記のとおり。

株主優待で使用される資金は6億円程度なので、利益に比べて少ないですね。この決算程度の利益がでている限りは優待の廃止や改悪というのはなさそうです。

ただ、過去の決算資料にも株主優待が業績を悪化させているという記載がありますので、いつ廃止又は改悪されてもおかしくないです。

外食産業全体が、人件費増と材料費増で業績悪化に苦しんでいることもあり、この状況をどう乗り切るかですね。

すかいらーく2018年12月期決算の概況。株主優待は維持。

すかいらーくが2月14日に発表した決算は、

  • 売 上 高:3,664億円(前年比1.9%)
  • 営 業 利 益 :229億円(前年比‐18.17%)
  • 税引前利益:186億円(‐20.9%)

となりました。

投資家にとって重要なのは配当方針。「調整後当期利益の30%を配当として株主様へ還元する」に変更され、配当性向が2018年58%から30%となりました。

要は配当金を減らしますということで、1株あたり38円から19円と、一気に半分となりましたね。

気になる株主優待ですが、「現行の制度のままで継続実施」としており、当面の改悪は免れたようです。

この発表を受け、1800円台だった株価が、1700円台へと大幅に株価がさがりました。以下が1年チャートですが、昨年12月ごろまで順調に上げていましたが、権利落ちと今回の発表で大きく下げているのが見て取れます。

ただ、最近は優待が維持されたこともあり、株価の調子が良いですね。このまま、優待が廃止されることなく今の内容を維持することを期待します。

チャート画像

 

すかいらーく:2019年1月から6月の業績は?

すかいらーくが8月14日に発表した決算は、

  • 売 上 高 :1,875億円(前年比+4.5%)
  • 営 業 利 益 :   111億円(前年比+7.4%)
  • 税引前利益 :     59億円(前年比+4.8%)

となりました。人件費や材料費などのコスト増となる中、しっかりと利益を出してますね。

また、配当金や株主優待の原資となるフリーキャッシュフローも252億円としっかりと確保されています。

すかいらーくは経営上の課題として”株主優待コスト増”を上げていますが、フリーキャッシュフローが稼げているうちは株主優待の改悪はないものと考えます。

2019年2Q決算発表後にすかいらーく株価は急落しています。堅調な決算でしたが一体何が…。以下の記事で今後の業績見通しや株価予想も分析しています。

すかいらーくの株価は意外と堅調に推移?チャートから業績の見通しを予想。すかいらーく(3197)の株価は2019年2Q決算発表後に急落しています。最近の株価の推移(チャート)はどうなっていますか。今後の業績の...

すかいらーくの株主優待の内容。廃止や改悪せず内容維持を希望

すかいらーくの株主優待の大きな特徴は、何と言っても多額の食事券がもらえるということです。1年間で、

  •   100株:  6,000円相当
  •   300株:20,000円相当
  •   500株:33,000円相当
  • 1000株:69,000円相当

の食事券(今はカードですが)が株主優待として送られてきます。

「ガスト」「バーミヤン」「夢庵」などなど、ファミリーレストランを全国に展開しているので、食事券は非常に使いやすいものとなっています。

ちなみに1,000円カードは2019年6月末日基準日のもの(9月発送)より廃止され3000円以上のカードで来るようです

「すかいらーくの株主優待の廃止はありえる?」まとめ

今回は、すかいらーくの株主優待の廃止はありえるのかということで、決算の内容やすかいらーくの株主優待の概要などについて述べてきました。

今のところ業績は堅調であり、かつ配当を犠牲にしてでも株主優待は堅持するという方針のようなので、即座に株主優待の改悪・廃止はないと考えられます。

他方、すかいらーくの説明資料にも株主優待が経営を圧迫していると指摘していることもあり、業績の悪化やフリーキャッシュフローが枯渇する事態になれば改悪・廃止される可能性はあると言えます。

自分も優待目的ですかいらーく株300株保有しています。普段外食をしないですが、食事券で家族をバーミヤンにつれていくと本当に喜んでくれます。これこそがすかいらーくを保有するメリットかもしれません。

それでは。

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