【CURE】5年で株価2.5倍+配当金も。ヘルスケアレバレッジ型ETFの魅力は?




レバレッジ型ETF CUREは、米国ヘルスケアセクターに投資できると聞いたけど、株価の推移と特徴は?配当はどの程度でるの?

今回は、このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容

・ヘルスケアセクターレバレッジ型ETF CUREの株価推移と特徴

・長期投資の観点からどのようにCUREを活用するか

結論からいうと、

  • レバレッジ型ETF CUREは、S&P500よりも株価のパフォーマンスが圧倒的に良い。
  • ヘルスケアセクターは景気動向に影響を受けないディフェンシブセクターなので、長期運用で高いリターンが期待できる。

ということです。

自分は、20年以上投資経験がありますが、資金効率を高めるため、最近ではCFDやSPXLなどのレバレッジ型ETFへの投資も積極的に進めています。今回の記事は、この経験も踏まえて書いています。

なお、他のレバレッジ3倍ETFについても別の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

レバレッジ型ETF CUREはヘルスケアセクターの株価に連動

米国ヘルスケアセクターの株価に連動するCUREの特徴を見ていきます。

Direxion デイリー ヘルスケア株ブル3倍 ETF(CURE)とは

Direxion デイリー ヘルスケア株 ブル3倍 ETF(CURE)は、米国のヘルスケアセクター株指数の株価の値動きの3倍を目指すレバレッジ型の米国ETFです。

マネックス証券、楽天証券、SBI証券等々の外国株証券口座で利用可能で、NISA口座でも取引することができます。

経費率は、0.95%。米国のヘルスケアセクター株に連動するETFであるXLVの経費率0.13%と比較すれば高いかもしれませんが、レバレッジ商品ということを考えれば妥当なところだと思います。

CUREが連動するヘルスケアセクターとは

米国株の業種(セクター)は、情報技術、金融、生活必需品、公益事業など、11セクターに分類されており、ヘルスケアセクターもその一つとなっています。

ヘルスケアセクターは、景気が悪い時でも医療費が削られにくく、売り上げを見込めるためディフェンシブセクターとして有名です。実際、リーマンショックの時も、情報技術や金融などの他のセクターよりも下落幅が小さく、持ち直しも早かった実績があります。

また、他のセクターに比べてパフォーマンスも良く、ジェレミー・シーゲル氏の著書「株式投資の未来」でも、過去に調査した50年間で年率13.36%で、特に高い運用成績を示したセクターとされています。

CUREの構成銘柄

保有上位銘柄(Top10)は以下のようになっています。ディフェンシブ銘柄の代表格であるジョンソン・アンド・ジョンソンから、ファイザー、メルクなど、日本の米国株投資家に人気の銘柄が並んでいます。

構成銘柄 保有率
Johnson & Johnson 10.59%
Pfizer 7.72%
United Health Group 7.33%
Merck 6.08%
Abbvie 4.24%
Abbott Labs 3.89%
Amgen 3.80%
Medtronic PLC 3.74%
Lilly 3.34%
Thermo Fisher Scientic 2.76%

米国ETF CUREの株価推移(パフォーマンス実績)

CUREの株価とS&P500の比較

S&P500とCUREの株価を単純に比較したのが以下のチャートとなります。

2008年11月の設定以降、CUREは節目節目で激しく上下していますが右肩上がりを示しており、10倍以上の上昇となっております。

特筆すべきはその値動きで、S&P500の値動きがなだらかに感じるほどです。

S&P500のチャートには配当金が組み込まれていないので、実態より若干低い値となっていますが、それを考慮したとしても10年程度で大きくS&P500をアウトパフォームしています。

‐チャート(設定来)

CUREの株価とXLVとの比較

ちなみに、ヘルスケアセクター指数に連動するXLVとの直近5年の比較が以下の図になります。XLVと比べても、大きくアウトパフォームしていることがわかると思います。

CUREの直近1年の株価推移

直近1年間(2019年5月現在)のパフォーマンスが以下のチャートで、良くも悪くも指数の3倍の値動きを行うCUREの特徴を良く表しているのではないでしょうか。

10月頃までは、+25%以上を値上がりし、S&P500を20%以上アウトパフォームしていましたが、昨年末のアップルショックで一気に‐20%近辺まで値を下げました。S&P 500が‐10%程度ですから、値動きの大きさが良くわかると思います。

レバレッジが効いているというのは、上にも大きく上がれば、下にも大きく下がるということです。

‐最近1年のチャート

米国ETF CUREの配当実績

CUREの直近1年間の配当実績と配当利回りは以下のとおり。ちょっと少ないように見えますが、長期的な値上がり益を期待するというレバレッジ型ETFの特徴を考えれば、十分すぎます。

  • 配当利回り:0.9%
時期 配当金額(ドル)
2019.03 0.088
2018.12 0.137
2018.09 0.086
2018.06 0.112
0.423

 

米国ETF CUREの株価とXLVのリターン比較

次にCUREの株価リターンを見ていきましょう。

1年 3年 5年 設定来
CURE 2.80% 12.84% 22.67% 35.59%
XLV 6.39% 8.07% 11.10% 14.73%

ヘルスケアセクターに連動するETFであるXLVも設定来で、年率14.73%という高いリターンを示していますが、その3倍の収益を狙うCUREは年率35.59%と、圧倒的な結果となっています。

注意点:時間と共に指数から乖離する

CUREは米国ヘルスケアセクター指数の3倍の収益を目指すものですが、リターンを見て分かるとおり綺麗に3倍を示していません。あくまでも1日の値動きについて3倍になるようにしているもので、期間が長くなると乖離していきます。

日本取引所グループHPに、レバレッジ型ETFの特徴について解説がありましたので、以下に引用します。 ざっくり言うと、

  • 投資期間が長くなればなるほど、指標と乖離する。
  • レンジ相場になると指標に比べてパフォーマンスが悪くなる。

ということです。

レバレッジ型指標は、相場の下落局面においては原指標よりも大きく下落していきますが、2営業日以上離れた日と比較した場合は、想定した変動率とは異なる下落率となってしまう点、そして、投資期間が長期になればなるほど、原指標の変動率とレバレッジ型指標の変動率の乖離が大きくなる可能性が高まる点に留意が必要となります。

相場の方向感が定まらず、原指標が上昇や下落を相互に繰り返した場合、レバレッジ型指標は複利効果によって、原指標と比較してパフォーマンスが逓減して行くという特性がありますので留意が必要です。

 出典:日本取引所グループHP 

長期投資の視点からCUREをどのように活用するか

CUREの株価推移から長期投資向きと言えるか?

過去の実績を見ると、長期的にCUREを保有することで大きな収益が期待できると思います。株式は、長期的には正の期待値を持つものであり、歴史的にも代表的な指数であるS&P500は年率10%以上のパフォーマンスを示してきたからです。

下にも3倍振れてしまうので、短期的にはS&P500やXLVよりもパフォーマンスが悪くなる期間があると思います。ただ、昨年末の株価下落の際に、CUREはS&P500よりも値を下げましたが、最近ではそれ以上のレベルまで戻してきました。時間をかけて保有すればS&P500よりも良いパフォーマンスを期待できるということです。

CUREの長期運用でハイリターンを目指せる

今回紹介したCUREやSPXLは、過去の実績を踏まえれば長期的に保有することで大きなリターンが期待できると考えます。株価指数CFDを含めたレバレッジ商品は、リスクが高いので長期投資には向かず、短期取引で大きなリターンを目指すものというのが定説です。

しかし、レバレッジがかかるものの、株価指数のインデックスに投資をするわけですから、基本的には長期で保有すれば収益を期待できるものだと思います。短期間では昨年末のようにマイナスに大きく振れてしまうのですから、むしろ長期での保有を前提に考えるべきです。

低レバレッジの運用を

どれだけレバレッジをかけることができるかは、投資期間や投資資金にもよりますので、一概に言えませんが、資金全てをCUREに投入することはお勧めしません。

大きな含み損がでる可能性があり、それに耐えられなくなるからです。債権、米国株、日本株を保有しつつ、資産全体を低いレバレッジで長期運用するというのが合理的な手法だと考えます。

NISA口座で保有できます

最後に1つ。CUREは、米国株ETFになるのでNISA口座で取引可能。SBI、楽天、マネックスと主要なネット証券で売買できます。

(参考記事 >>>NISAでSPXLを購入するメリットとは?

ちなみに、直近5年間で+182%となっていて、仮に5年前に100万円NISA口座で購入していれば+182万円・・・。しかも税金がかかりません。

「米国ETF CUREの株価推移」まとめ

今回はレバレッジETFであるCUREの株価推移や特徴、配当実績について紹介するとともに、長期投資の観点からどう考えるかについてまとめました。

CUREはディフェンシブセクターであるヘルスケアセクターに連動するレバレッジ型ETFですので、長期に保有することで、よりリスクの低い運用を期待できます。

もちろん、レバレッジ商品ですからリスクが高くなることは間違いありませんので、過剰なリスクは取るべきではありません。ただ、ポートフォリオ全体のレバレッジを調節することで、リスクを抑え収益を加速することができるのです。

自分も、引き続きSPXLやCUREの投資を続け、収益を加速させたいと思います。

それでは。

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