日本の幸福度が低下するのは何故?【世界幸福度ランキング】




日本の幸福度が低下しているって知ってましたか。

国連が、世界の国や地域の「幸福度」を評価した2019年度報告書を公表し、日本は昨年の54位から58位に順位を下げました。これは、主要7か国の中で最も低く、同じアジアの台湾や韓国を下回るという結果です。他者への寛大さ 世界92位だそうです・・・。

参照:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855631000.html

訪日する外国人に言わせれば、日本は治安が良いし、キレイだし、食べ物もおいしいなど、他の国くらべて生活の質は高いはず。なぜ、幸福度のランキングは低くなってしまったのでしょうか?

そこで今回は、「世界幸福度ランキング」調査の結果を踏まえ、

・日本の幸福度はなぜ低くなったのか

・日本の幸福度低下。将来不安を払しょくするにはどうるのか

について述べていきたいと思います。

日本の幸福度を示す「幸福度ランキング」とは?

Wikipediaによると、国連が公表しているのは「世界幸福度報告」と呼ばれる調査で、

この調査における幸福度とは、自分の幸福度が0から10のどの段階にあるかを答える世論調査によって得られた数値の平均値であり、主観的な値である(データはギャラップ社によるもの)。報告においては、この幸福度を、GDPや健康寿命を含む6つの説明変数を用いて回帰分析し、各説明変数の寄与を求めて分析している。

とのこと。

おっと、この報告書って「今幸せ?10段階で答えて」っていうアンケート調査を集計して、後付けで理由を考察したものってこと?報道だと、「寛容さ」「社会的支援」みたいな6つの変数をポイント化して、国連が客観的に分析、ランキング化したような印象を持ったけど。どうやら違うみたい。アンケートを受けた人の主観なんだね。

6つの説明変数

  1.  人口当たりのGDP
  2. 社会的支援
  3. 健康寿命
  4. 人生選択の自由度
  5. 寛容さ
  6. 社会の被腐敗度

日本の幸福度は、アンケートの平均値をとったところ幸福度58位だったけど、「人口当たりのGDP 」や「健康寿命」は数値的に高くなるから、数値化しづらい他の4項目が低い結果になった、ってことかな。

報道だと「寛容さが低いから、幸福度も低くなった」みたいな印象を持ったけど、逆ってことだね。

なぜ日本は幸福度が下がるのか

国民性とか、いろいろな理由があると思いますが、サラリーマン目線で考えると「将来不安」が一つの要因ではないかと考えています。

2年連続「幸福度ランキング」の1位になっているフィンランドは、年金などの社会保障が手厚い、いわゆる高福祉の国であり、将来不安が他の国に比べて低いといえます。

幸福度の高いフィンランドは高福祉国

フィンランドは、高福祉国である反面、税金の負担が高い、高負担高福祉の国と言われています。例えば、消費税にあたるフィンランドの付加価値税は原則24%(※1)もあり、食料品、本、医薬品に対しては軽減税率が適用されますが、日本の8%(10月から10%)に比べて高い税率です。

また、所得に対する税負担を示す国民負担率も66.6%(日本は37.2%)(※2)であり、世界3位の高負担となっています。

出典:
(※1) United Nations (2003) World Population Prospects: The 2002 Revision Population Database
(※2)財務省 国際比較に関する資料 OECD国民負担率(対国民所得比) (2004年4月現在)しかし、子供の教育に必要な学費は大学まで無償、学生に対し住居手当や勉学手当も支給されます。その他、病院の治療もすべて無料、育児保障、失業保障、年金など、様々な手厚い制度に守られて生活できるといえます。
補足:ベーシックインカムの導入も検討中

フィンランドでは、年齢、所得、性別に関係なく全ての人に対して一定額を支給するベーシックインカム(BI)の導入についても検討を行っています。

2017年1月~2018年12月の2年間にわたり、実証試験という位置付けで部分的に実施され、失業保険を受け取っている25~58歳の2000人を対象に、日本円で約7万円(560ユーロ)を毎月支給したもの。

BIの導入は、社会保障制度の改善、雇用の促進などを目的として検討されている。

このように、手厚い福祉によって自分の将来に不安のないことが、「世界幸福度ランキング」のような主観的な幸福度が高くなっている一つの要因と考えます。現に、ランキング上位は、高福祉国と言われる北欧諸国の国が占めています。

日本の幸福度ランキングで思ったこと

主観的なランキングということを踏まえれば、北欧よりも幸福度が低いのはしょうがないにしても、経済状況の悪い韓国より低いというのは、どうしてですかね。

というのも、文在寅(ムンジェイン)政権が推進する最低賃金の引き下げの影響で若者を中心に失業率が高くなっていて、現に2019年1月は4.4%と、昨年12月から0.6%悪化しているんです。兵役もあるし、財閥が経済を牛耳っているし。。

韓国も2050年には65歳以上の人口比率が35%を超えて、日本に次いで世界2位になるので、着実に少子高齢化が進んでいます。

なので、日本は賃金が下げ止まって、失業率も改善して経済状況は良くなっているはず。兵役もないし、就職でも売り手市場だし、幸福度アンケートの結果が韓国より低いのは意外という印象でした。

すいません、感想だけです。

将来不安を払しょくするためには

国に期待しても限界があると思いますので、自分で動く必要があります。

失業すれば失業給付金が掛け金に応じて出るし、高齢になれば年金が支給される、といった国の制度は維持されると思います。

ただ、少子高齢化によって、負担する人は少なくなり、負担される人は多くなることを考えれば、国が提供する社会保障サービスの質は低下してくることは間違いありません。

Idecoの対象者拡大や積立NISAの導入などは、「老後の生活に必要なお金は、自分でも準備しておけよ」という国からのメッセージに他なりません。

将来不安を払拭する観点からも、これらの制度を使うなりして、しっかりと準備を進めていくことが肝要です。

「日本の幸福度」まとめ

今回は「世界幸福度ランキング」に見る日本の幸福度、将来不安の払しょくについて述べてきました。

この幸福度は、主観的な調査なので、ランキングほど日本がダメになっているわけではないと思います。

できるだけ将来不安を払拭すべく、セミリタイア後の生活設計はしっかりと行うということです。

それでは。

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