長期投資の場合、どのような時に個別株の売却を検討すべきか。




株式投資は、インデックスのように十分に分散した商品を保有することにより、長期的に収益を上げる可能性が極めて高くなります。

そのため、自分は一度保有した銘柄については、基本的には売却することはせずに、配当金や株主優待を受け取りつつ、長期的に収益を積み上げていくこととしています。

他方、個別の企業には倒産リスクがあります。エンロンやJALのような誰でも聞いたことのある有名企業ですら経営破綻して、株が文字通り紙切れになりました。

なので、何がなんでも個別株を保有し続けるというわけではなく、必要に応じて他の銘柄に乗り換えたりしています。

長期投資の前提で個別株を保有している場合、どのような時に売却を検討するべきなのでしょうか?

そこで今回は、

  • 長期投資家が株式の売却を検討するとき
  • 売却事例:内外トランスラインの売却
  • 検討事例:米国株の購入

について述べていきたいと思います。

長期投資の際に個別株の売却を検討するとき

株式への長期投資の場合は、基本的には頻繁な売買をせず、長期的な値上がり益を狙うとともに、配当金は再投資するというのが、収益を最大化することにつながります。

他方、個別株は業績の悪化や経営破綻のリスクがあるわけですから、どんなことがあっても手放さないというわけではありません。

なので、以下のような理由がある時に、売却して他の銘柄に乗り換えることを検討しています。

  1. 自分の投資方針と合致しなくなったとき
  2. 長期的な業績期待が持てなくなったとき
  3. 最初に購入した理由がなくなったとき
  4. 資産バランスを見なおすとき

以下、詳細に見ていきましょう。

自分の投資方針と合致しなくなったとき

長期投資に当たっては、一度決めた投資方針に沿って行動することが結果的に利益を高めることになります。

行き当たりばったりの考えで、頻繁に売買を繰り返すことは、単に手数料を多く証券会社に払うことになるだけです。

例えば、高配当銘柄の配当金を再投資する戦略をとっているのであれば、KDDIやアルトリア(MO)、AT&T(T)のような個別銘柄を保有し続けることになります。

他方、方針を変更してIT企業などの成長性の高い銘柄を中心に保有することにした場合は、これらの株を売却し、アップルやグーグルなどの成長株を保有することになります。

長期的な業績期待が持てなくなったとき

株価は、基本的には企業の業績に比例して株価が変動しますから、業績期待が悪くなれば、株価も下がる可能性が高くなります。

また、業績が悪くなれば配当金の大幅減配や優待の改悪・休止ということも十分あり得ます。

例えば、日本の外食産業は短期的には「材料費増、人件費増」、長期的には「少子高齢化、人口減」により業績の期待が下がりつつあります。現に、最近では、ココスが業績悪化、優待休止を発表しております。

このように、業績期待が持てなくなってきたときには、売却し、他の優良銘柄に乗り換えることを検討します。

最初に購入した理由がなくなったとき

例えば、優待を目的に購入したのにも関わらず、優待の廃止や改悪となったときには、売却を検討することになります。

自分は以前、優待利回りの高い100株で10,000円の商品券をGetできるヴィレッジ・バンガードを保有していましたが、優待内容の改悪の発表の翌日に売却しました。

資産バランスを見なおすとき

セミリタイアや定年退職が近づいてきたときには、一般的にはボラティリティの高い株式から、価格変動の小さい債券や金の割合を増やすのがセオリーです。

なので、このような資産バランスを見直すときは、株式の売却を検討することになります。

売却事例:内外トランスライン(9384)

内外トランスライン200株を売却しましたので、これを参考例として、どのような考えで売却したか見ていきたいと思います。

売却利益

2017年2月に1,105円で200株購入、1,367円で売却でしたので、手数料を除いて52,400円の利益です。

売却時の株価は、購入時より20%以上値上がりして1,367円で売却しました。以下が過去5年のチャートです。自分が購入したのが2017年2月ごろでしたので、まさに大きく上昇するタイミングだったため、良いタイミングでの参入でした。

ただ、最近では米中の貿易摩擦懸念から2018年初頭から株価の下落傾向が鮮明です。利益は出ましたが、結果的に売却タイミングとしては、遅かったですね。

常にチャートをチェックした売買をしているわけではありませんが、個別株のタイミングをはかる売買は難しいですね。

チャート画像

配当利回りと株主優待

配当・優待

〇配当利回り:2.60%

〇優待内容:

  • 100株⇒1,500円相当のカタログ「商品」
  • 200株⇒2,500円相当のカタログ「商品」 など

売却理由

上記の考え方を適用すると、投資方針と合致しなくなったために売却したものです。

自分は、株式の配当金をCFDやSPXLなどのレバレッジETFに再投資して、収益の伸びを加速化させる戦略をとっています。そのため、日本株から、景気が悪い状態になっても業績に影響がなく減配の心配のないディフェンシブな米国株にシフトする方針です。

内外トランスラインは、国際的な海上貨物輸送を行う企業で、中国や東南アジア、インドなどの航路を複数持つ国際貨物企業ですが、昨年の米中の貿易戦争による中国の景気後退懸念の影響を受けて株価が下落しています。

なので、内外トランスラインは景気に敏感な銘柄といえるので、売却し、米国のディフェンシブ銘柄に乗り換えることにした、というわけです。

検討事例:米国株の購入

ちょっと番外編に近いですが、内外トランスラインを売却した資金で、米国株を購入する予定です。基本的には、配当利回り、増配率、配当性向などを基準に検討していますが、その結果、ETFも含めて、以下の4銘柄が候補になっています。

最近、米国株全体が好調で株価が上がっていますので、配当利回りが下がっているのが残念なところです。他方、アルトリアは、万年不人気銘柄で、配当利回りが6%近いというのが魅力ですね。

また、SPYDは、ETFにも拘わらず利回り4%越えと、こちらも非常に魅力的です。

〇スリーエム(MMM)

  • 配当利回り:2.63%
  • 配 当 性 向:55%
  • 増 配 率:9.9%(3年間平均)、16.4%(5年間平均)
  • 連続増配年:60年

〇ブラックロック(BLK)

  • 配当利回り:2.83%
  • 配 当 性 向:48%
  • 増 配 率:11.3%(3年間平均)、12.3%(5年間平均)
  • 連続増配年:9年

〇アルトリア(MO)

  • 配当利回り:5.89%
  • 配 当 性 向:79%
  • 増 配 率:11.4%(3年間平均)、10.3%(5年間平均)
  • 連続増配年:9年

〇SPYD

  • 委託手数料:0.07%
  • 配当利回り:4.17%

まとめ

今回は、長期投資の前提で個別株を保有している場合、どのような時に売却を検討するべきなのかについて、実際に売却した内外トランスラインを具体例に説明してきました。

一貫した方針のもとに、保有株の検討を行っていくことが重要と考えています。

それでは。

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