レバレッジ型ETF

NISAでSPXLを購入するメリットとは?過去5年で株価約2.5倍。

NISAで購入する商品を検討しているのだけれども、レバレッジ3倍型のSPXLを購入できるの?SPXLをNISAで購入するメリットは何?

今回は、こういう疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

結論から言うとSPXLは、レバレッジ3倍ETFという特徴をまとめた記事のとおり、大きな値上がり益を期待できることからNISAに向いていると考えています。

今回の記事の内容

・NISAに適した商品の条件

・NISAでSPXLを購入するメリット

自分は、ツイッターにNISAでSPXLを購入する件について、以下の投稿をしました。

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自分はNISA口座を活用してレバレッジ型ETFのSPXLを購入は、ありと考えています。それは
・ネット証券なら購入手数料がかからない
・配当金には米国の源泉徴収がある
・歴史的に配当益よりも値上り益の方が大きい
SPXLは過去5年で倍以上値上りしており、税金のかからないNISAの活用に優位性があります。

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これを深堀りします。自分は、投資経験20年以上で、NISA口座でレバレッジ型ETFであるSPXLとCUREを運用しています。その経験を踏まえて記事を書いています。

[aside type=”normal”] SPXLとは

SPXLは、Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETFのことで、S&P500指数の日々の値動きの3倍を目指すレバレッジ型の米国ETFです。[/aside]

NISAでSPXLを取引することができる

まず、大前提としてSPXLはNISAで取引することができます。

NISAの対象となる金融用商品は、投資信託や国内株式、ETFだけではなく、海外株、海外ETF、REITも対象となっていて、これらの商品をでNISAで保有すれば、5年間は売却益や配当金にかかる日本の税金が非課税となります。

なので、海外ETFであるSPXLも対象です。ちなみに、自分も活用していますがジュニアNISAでもSPXLを保有することができます。

[aside type=”warning”]

つみたてNISAは、投資信託が対象となりますので、SPXLを取引することはできません。ご注意あれ。[/aside]

NISAで取引できる金融商品

出所:金融庁HP

NISAに適した商品の条件とは

NISAに適した商品とは、以下の2つ条件があると考えています。この条件を考えればSPXLがNISAに適している理由が分かります。

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①リターンに対する配当金の割合が低いこと

②大きい値上り益が期待できること

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上記のとおり。

リターンに対する配当金の割合が低いこと

NISAは配当金も無税になることから、高配当の株やETFやを推奨している方もいますが、NISAの枠が毎年120万円であることを考えると、これは誤りです。

それは、配当を出してしまうと、その分株価が下がってしまうからです。いわゆる配当落ちというものです。

例えば、1年目に120万円投資した株が130万円まで値上りした場合、2年目は130万円のまま税金がかからず運用することができます。

他方、125万円まで値上りして、5万円の配当金が支払われたとすると、税金がかからないのは同じですが、NISAの枠が配当金分だけ減ってしまうことになります。

さらに、米国株や米国ETFの場合は、配当金に米国政府による10%の税金がかかることに注意が必要です。この税金は、確定申告することで戻ってくる場合がありますが、ちょっと面倒くさいですよね。

小さい話に見えますが、5年間の複利で聞いてくるので、NISAを利用するとき考慮すべき事項です。

大きい値上り益が期待できること

これは詳細説明は必要ないですね。

NISA最大の特徴は、値上がり益に対する税金がかからないことですから。なので、値上がり益が大きいほど、そのメリットを最大限享受することができます。

NISAでSPXLを購入するメリット

上記の条件を見ると、おのずとSPXLを購入するメリットが見えてくるはず。具体的には、

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・リターンに対する配当金の割合が低く

・大きな値上がり益を期待できる

・NISAの購入枠を実質的に拡大できる

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です。

リターンに対する配当金の割合が低い

S&P500の過去5年の年率リターンは8.39%となっていて、配当金が占める割合はせいぜい2%程度。リターンの多くは値上がり益が占めています。

SPXLは、S&P500の3倍の値上り益が期待でき、かつ年間の配当利回りは0.7%程度ですので、配当金の割合が十分に低いと言えます。

大きな値上がり益が期待できる

これは、論より証拠でS&P500と比較したチャート見ていただければ、分かっていただけると思います。

以下のチャートは、SPXLが設定された2008年11月からのもの。

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NISAの購入枠を実質的に拡大できる

S&P500に連動するETF(例えばVOO)を120万円購入するのと、SPXL40万円ぶん購入するのとリターン(当然損失も含む)が同じということなんですね。

なので、SPXLをNISA枠いっぱいの120万円購入すれば、実質的にはVOOを360万円購入するのと同じということになります。

言い換えれば、レバレッジ型のETFを購入することでNISA枠を実質的に拡大できるということです。

NISA枠でのSPXLの活用方法の例

「NISA枠全部使って購入はできないよ。リスク高すぎ」、という場合には債券型のETFであるBNDをあわせて活用することで、保守的な運用ができます。

例えば、

・SPXL ⇒ 30万円

・BNL   ⇒ 90万円

を購入した場合、実質的に株:債券=50%:50%というわりと保守的なポートフォリオが組める上、NISA枠を実質的に180万円まで拡大することができるのです(30×3+90=180万円)。

SBI証券などの、大手ネット証券の場合、NISA枠で海外ETFを購入する場合、購入手数料がかかりませんから、時間を分散して積み立てることもできますね。

このように、レバレッジ3倍の特徴を生かして、債券ETFや日本株、REITなどを購入することで自分の好きなポートフォリオを作ることができるし、資金効率が高くなります。

NISAでSPXLを購入するときの留意点

これまで、良いところばかり説明してきましたが、当然デメリットもあります。詳細な説明は割愛しますが、以下の点については十分に留意するべきです。

[aside type=”warning”] NISAでSPXLを購入する際の留意点

  1. SPXLは、利益3倍だけど損失も3倍。
  2. NISA口座は、特定口座などの他の口座との損益通算ができない。
  3. SPXLの経費率は1.02%と、他の主要な米国ETFに比べて割高です。
  4. SPXLはレバレッジ型ETFという特性上、時間と共にS&P500指数からの乖離が大きくなります。

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まとめ

今回は、SPXLはNISAで購入するのに適しているのかということで、そのメリットや活用方法について述べてきました。

NISA最大の特徴は、利益が非課税になることですので、SPXLはそのメリットを享受しやすいと言えます。

また、レバレッジ型ETFを利用することで、実質的にNISA枠を拡大することができることも、大きなメリットであると言えます。

それでは。

おすすめ記事です。レバレッジの活用はハイリスクと思われがちですが、しっかりとしたリスク管理により”時間”と”資金”を効率化することが可能です。よろしければ、どうぞご覧ください。

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高配当の日本株・米国株の長期投資に、レバレッジETF、FX、CFDを組み合わせて早期のセミリタイアを目指します。