【悲報】くりっく株365が上場廃止へ!新商品の特徴と今後の運用は?




株価指数CFDのくりっく株365が上場廃止なるって本当?今後、新商品が上場するみたいだけど、どんな特徴があるの?今後、どう対応したら良いのか。

今回は、このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容

・くりっく365株の上場廃止と新商品上場。どうなるの?

・くりっく株365の商品内容変更の影響について

・くりっく365上場廃止を踏まえた対応をどうするか

先日、現行のくりっく365株の上場廃止との一報を聞き、以下ツイートしました。

現行のくりっく365株は2021年3月で上場廃止となり、新商品に移行されるとのこと。実質的な改悪で年に一度、持ち玉の強制決済が行われる模様。

メリットの一つであった含み益の繰り延べ効果がなくなります。買い替える時のスプレッド差も大きなコスト増。店頭CFDかSPXLへの移管を考えないとだめですね。

今回は、この内容について深堀します。

自分は、20年以上投資経験があり、くりっく365株を長期投資目的で2年ほど運用していますので、その経験を踏まえて記事を書いています。

くりっく365株の上場廃止と新商品上場。どうなるの?

2019年5月24日、東京金融取引所から現行のくりっく365株の上場廃止についてプレスリリースされました。

ポイントは、

くりっく365株上場廃止のポイント

・現行のくりっく株365を2021年9月で上場廃止

・2020年9月に「2021年12月リセット付き新商品」の上場予定

です。以下、詳細見ていきますね。

現行のくりっく株365を2021年9月で上場廃止

現行のNYダウ、FTSE100、DAX、日経225の4つの株価指数CFDは2021年3月に上場廃止となります。

理由としては、東京金融取引所のプレスリリースを引用すると、

「くりっく株365」は、需給や相場状況等を背景に2017年後半ごろから、想定を超える規模の建玉が長期間にわたり一方向に積み上がり、現物株価指数との価格乖離幅の拡大を伴いながら、市場流動性が枯渇する事象が発生しました。

とのこと。

2017年といえば、トランプ大統領の減税効果もあり株式市場全体が好調だった年ですね。米国市場だでなく、欧州市場や日本市場も好調でした。

なので「買い」需要に対し「売り」が追い付かなかったために、実際の指数と大きな乖離が発生するなど、いろいろ不都合が生じたということですね。

くりっく365株の新商品が新たに上場予定

東京金融取引所のプレスリリースによると、2020年9月にNYダウ、FTSE100、DAX、日経225の株価指数の「2021年12月リセット付き新商品」を上場予定とのこと。

この商品は、流動性を確保するため1年に1度、保有している未決済のCFDを強制決済されることになります。スケジュールは以下を参照。

出典:東京金融取引所HP(リセット日を12月とした場合の事例)

くりっく365株の新商品とは

2020年9月に取扱いが開始されるという新商品はどのようなものなんでしょうか。現行のくりっく365株と比べて新商品のポイントをまとめると、

新商品のポイント

取引の期限:無期限 ⇒ 最長1年

・配当相当額、金利相当額 ⇒ 変更なし

・円建て取引 ⇒ 変更なし

となっています。東京金融取引所のQ&Aをそのまま引用すると、

新商品は限日取引であることには変わりなく、リセット日までの期間(最長で1年強)において、現行商品と同様に建玉をロールオーバーすることができます。また、配当相当額や金利相当額があること、円建てであること等、現行商品の特性は変更しない予定です。

となっています。

商品の特徴には変更がないけれども、無期限の保有ができなくなり1年に1回強制的に決済されるということが大きな変更点ということですね。

くりっく株365の上場廃止、商品内容変更の影響について

考えられる影響は、以下の3つですかね。

商品内容変更の影響

・新商品への乗り換えは自分で行う必要がある

・乗り換えの手数料等のコスト負担が生じる

・配当金や含み益に対する非課税運用ができなくなる

上記のとおり。詳細に見ていきます。

新商品への乗り換えは自分で行う必要がある

現行のくりっく株365から新商品への乗り換えは、自動では行われないので、自分で実施することが必要です。現行商品は決済されることになり、含み益については、引き継がれません。

ちなみに、新商品上場に伴って、新たに口座を開設する必要はないですね。証拠金もそのまま引き継がれます。

乗り換えの手数料等のコスト負担が生じる

乗り換えに必要なコストは利用者が負担することになります。具体的に考えられるのは以下のとおり。

乗り換えに必要なコスト

1.乗り換え時の売買手数料

2.現行商品の「売値」と新商品の「買値」とのスプレッド差

手数料は確実に負担しないとだめですね。証券会社によって違いがありますが、SBI証券の場合は、新商品の手数料が同じと仮定すると片道153円×2=306円です。

スプレッド差は、ピンとこないかもですが現行のくりっく365株でも「買値」「売値」に差はでています。以下の図はは、5/28の価格ですけれどもNYダウの場合

  • 買い:25,635円 売り:25,624円
  • スプレッド差:11円×100=1,100円

となります。FTSE100の場合はスプレッド幅が大きくなっているので、現時点で51円×100円=5,100円となっています。

なので、現行商品と新商品の「売値」と「買値」が同額でない限りは、スプレッド差に相当するコスト負担が発生します。

ちょっとだけ補足

今後、新商品から新商品の乗り換え時に手数料がかかるのかについては、プレス発表や証券会社のHPからではわかりません。

ただ、限月設定のある商品先物取引の場合、ロール・オーバー(買い換え)に伴う手数料やスプレッド差は自己負担なので、普通に考えると利用者が負担することになると考えられます。

配当金や含み益に対する非課税運用ができなくなる

この影響が一番大きいですね。これまで、配当金や含み益について決済しない限りは課税対象にならなかったため、いわゆる税の繰り延べ効果が期待できました。

新商品の場合は、年1回強制決済されますので、その時点で生じた配当利益及び売買利益については、課税対象ということになります。

この売買益は雑所得に分類されますが、これらについては源泉徴収されません。なので、年間の雑所得が20万円を超える場合には確定申告が必要ということになります。

くりっく365株の上場廃止を踏まえた対応について

自分は長期投資目的でCFDを運用しているため、1年に1回の強制決済は間違いなく影響が出ることになります。以下の対応を検討してみます。

当面様子を見る

今すぐ上場廃止になるわけではなく、廃止まで2年間あります。あわてて決済する必要はないですね。

配当金も含めて非課税運用ができなくなるのは手痛いですが、商品性そのものには変更はありません。

買い換えに伴うコスト増や税金がどの程度なのか踏まえたうえで、他商品への移管を検討したいと考えています。

店頭CFDへの移管を検討

GMOクリック証券やDMM証券で、株価指数に連動するCFDを取り扱っています。これらの商品には、価格調整額という配当に相当するものもあります。

くりっく365株と商品性は若干異なるので、そこの違いを見極めた上で、移管を検討したいと思います。

レバレッジ型の米国ETFへの移管を検討

S&P500に連動するレバレッジ3倍型の米国ETFであるSPXLへの移管も考えています。

「SPXLはS&P500の収益3倍、5年+で186%、長期投資向き」の記事に書いたとおり、米国企業の成長性の高さからSPXLの収益性は非常に高く、NISA口座でも取引ができます。

難点は、米ドルへの転換コストと、保有コストに相当する委託管理手数料が1%程度かかることですね。

レバレッジ型のETFについては、以下の記事にもまとめています。

まとめ

今回は、株価指数CFDであるくりっく365株の上場廃止に伴う、新商品の上場、その影響及び今後の対応について述べてきました。

非課税運用できることもありましたが、円建てかつ配当金も得ることができるという非常に優れた商品であったので、今回の上場廃止決定は本当に残念です。

ただ、2年間の移行期間があるのですぐに決済する必要はありません。また、新商品は年に1回強制決済されること以外の商品性は変わりません。

なので、買い換えに対するコスト増や店頭CFD、レバレッジ型ETFとの比較検討を踏まえて、くりっく365株のからの投資先移管を慎重に考えていきたいと思います。

それでは。

おすすめ記事です。レバレッジの効果の本質は”時間”と”資金”というリターンを得ること。「忙しくて投資に時間を割けない」「投資の効率を高めたい」と考えている方、必見です。

米国ETFでレバレッジ3倍の投資が可能。ネット証券で購入できるETF20選!

2019年5月25日

レバレッジ効果で”資金”と”時間”が得られる?意味不明だったけど、実際は…

2019年5月8日

FXは長期運用で年利10%を狙える!?低レバレッジで初心者でも稼げる方法とは

2019年3月9日

参照:

現行のくりっく365株は、2021年3月をもって上場廃止が発表されました。でも安心してください!!

GMOクリック証券のCFDなら手数料は全て無料。コストに相当するスプレッドは業界最低水準で取引可能

GMOクリック証券のCFDなら、

ほぼ1日中「8:00〜翌6:45」取引できます。(※米国夏時間は「7:00〜翌5:45」)。特に株式は、米国市場の取引がある夜間に大きく動くことがあります。そのため、1日中取引できるCFDはチャンスの活用やリスク回避が可能です。

日経平均やNYダウ等の指数から、金や原油等の商品、VIX指数などバライティに富んだ様々な商品に投資することが可能です。長期投資の観点からは、株価指数がおススメです。

・Amazon、Apple、マイクロソフト、Google、Facebookなど、いまはやりのGAFAなど米国の個別銘柄に投資できます。CFDですから、もちろんレバレッジもかけられます。

この機会に是非、CFDを活用した長期投資も検討してみませんか?

スポンサーリンク
スポンサーリンク







SBIネオモバイル証券ならTポイントで株が買える!

 

SBIネオモバイル証券

 

ネオモバなら1株単位で株が買える!

ネオモバなら日々のお買い物で貯めたTポイントを使って投資が可能!

ネオモバなら月額サービス利用料200円(税抜)で取引し放題!

毎月Tポイントが200ptもらえます!

 

▼自分も口座開設を申し込みました!申し込み方法も徹底解説しています▼

SBIネオモバイル証券(ネオモバ)でTポイント投資|口座開設を申し込みました!

2019年9月6日

 

わずか5ヶ月で10万口座突破!特に資金の少ない若い世代の利用が半分を占めています。

資産運用の基本である”長期・積立・分散”を手軽に行うことができるからですね。

「株式投資って難しそう…」「投資って数十万円必要なんでしょ…」と、株式投資を始めることに躊躇していた方に自信を持ってオススメする証券会社です。

 

SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の評判は?手軽に長期・積立・分散投資できます!

2019年9月8日

 

実際に花王やJTなどの超優良銘柄に1株投資してみました。高配当・増配ポートフォリオを少額で構築しています。詳しくは以下の記事で解説しています。

ネオモバは儲かる?花王,JTなどの優良銘柄に1株投資!実際どうなの?

2019年9月29日