GLDの株価推移と特徴とは?金価格急騰中で金ETFへの投資がおススメな理由。




株式は値動きが激しいので、金ETFのGLDへ投資することを考えているのだけど株価推移と特徴は?資産運用では、損はしたくありません。GLDの有効な活用法はありますか?

今回はこのような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容

・金ETF GLDの株価と特徴とは?

・金ETF GLDの株価推移とリターンとは?

・金ETF GLDの活用法とは?

自分は、金ETF GLDへの投資に関して以下ツイートしました。


米中通商問題で金相場が上昇。有事の金に資金が集まっています。

金自体は、株や債券の様に資産を生み出さないので30代40代の資産形成期には必要ないかもですが、現物資産で価値が安定しているのが最大のメリットです。

なので、資産の価格変動をマイルドにする目的で金etfを保有するのは有りですね。

今回は、これを深掘りします。自分は20年以上投資経験がありますが、株式だけではなく、債券やレバレッジ型ETFなど様々な商品に1,000万円以上投資しています。この経験を踏まえ記事を書いています。

金ETF GLDの株価と特徴とは?

金ETF GLDは金の値動きと連動したETF

SPDRゴールドシェアETF(GLD)は、米国だけでなく日本にも上場する金相場と同じ値動きを目指す米国ETFです。世界で最も有名な金ETFです。

米国のティッカーはGLDですが、東証では1326となります。日本でも購入することができますが、出来高があまり高くないですね。

マネックス証券、楽天証券、SBI証券等々の外国株証券口座で利用可能で、NISA口座でも取引することができます。

GLDの経費率は0.40%ですね。米国の株式や債券のETFだと0.1%未満のものも多くありますので、ちょっと割高ですね。ETFの裏付けとして金の現物を保有しているので、それに経費がかかるということなのでしょう。

また、金は株や債券と違って資産を生み出さないので分配金はありません。

GLDの株価の動きについて

金は、政治経済の不安定さが増したときでも値動きが安定しており、またインフレに強いことに特徴があります。

以下の図は、ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」に掲載されているものです。

1802年に1ドルを保有した場合の、インフレ影響を考慮した株、債券、金、そしてドル(貨幣)の実質的なリターンを示したもの。

貨幣の価値がインフレで大幅に落ちている反面、金の価値は極めて安定していますね。株式のように大きく上昇することもありませんが、金の価値というのは長期的にも変わらないことがわかります。

デフレ経済下の日本では銀行にお金を預けても利息がほとんどつかないので、お金をただタンス預金しておくのであれば、金に投資した方が良いと言えます。

「ジェレミー シーゲル」の画像検索結果

金ETF GLDの株価推移とは?

ここではGLDの株価推移(パフォーマンス実績)ということで、バンガード社の株式ETFと債券ETFである

  • VOO(S&P500に連動)
  • BND(米国の債券市場全体に連動)

と比較していきたいと思います。

GLDの株価の推移(パフォーマンス実績)

過去5年の株価推移を示したのが以下のチャートとなります。

GLDの5年間のパフォーマンスは約0.36%とほとんど利益が出てませんね。経費率が0.40%であることもパフォーマンスを下げている要因といえるでしょう。

‐チャート(過去5年)

 

黄:GLD 青:BND 赤:VOO

特徴があるとすれば、昨年末のアップルショックでVOOは20%程度大きく売られましたが、GLDは逆に10%近く値を上げていることですね。

”有事の金”と言われるぐらいですので、政治・経済の情勢に不安定さが出てきたときに株式と逆の動きをすることは覚えておいて良いと思います。

金の値動きは需給に左右されるので、債券ETFであるBNDよりも値動きが大きくなっています。なので、着実な分配金と値動きの安定性を求めるのであればGLDよりもBNDの方が良いということです。

直近1年のGLD、BND、VOOとの比較が以下の図になります。

‐チャート(直近1年)

 

黄:GLD 青:BND 赤:VOO

1年チャートでみると金の特徴が分かりやすく出てますね。

株式と金はおおむね逆相関の値動きとなっているのが分かると思います

金ETF GLDの株価リターンについて

次にGLDのリターン(2019年6月現在)を見ていきましょう。

1年 3年 5年
GLD 0.19% 2.05% 0.48%
VOO 3.72% 11.70% 9.63%

5年間で年率0.48%と、株式であるVOOと比較すると、リターンが小さいことがわかります。

長期的に値上がり益を追求する商品ではないということですね。

長期投資の視点から金ETF GLDをどのように活用するか

GLDの株価推移、リターンなどをみてきましたが、活用法としては

・GLDは長期的な”安全資産”として保有

・GLDは株式及び債券と組み合わせて保有

ということです。以下、詳細みていきますね。

GLDは長期的な”安全資産”として保有

GLDは、ETFの裏付け資産として運営会社は現物の金を保有しているため、価値がゼロになるということはありません。

株式の場合は、エンロンの倒産や山一証券の倒産などの個別株特有のリスクがあります。債券も国が金利を支払えなくなる”デフォルトリスク”がありますね。

このように、株や債券などのペーパーアセットは確率はかなり低いものの、価値がゼロになるということがありえるということです。

なので、現物の裏付けのあるGLDは、安全資産として長期保有することは有りだと考えます。貨幣に比べてもインフレに強いですからね。

GLDは株式及び債券と組み合わせて保有

GLDは、株式と債券と組み合わせて保有することにより、資産全体の値動きをマイルドにして、政治・経済のリスクに強いポートフォリオにすることができます。

チャートを見て分かるとおり、2018年末のアップルショックで株式が大きく値下がりした状況でも、GLDは10%近く、しっかりと値上りしていますね。

このように、金は株式や債券と異なった値動きをします。特に株式とは綺麗な逆相関関係にありますので、政治・経済に不安定さが出てきた局面では強いですね。

ただし、金そのものに資産を生み出す効果はありませんから、分配金が出ず、大きな値上がり益は期待できません。経費率も0.40%ということを考えれば、ポートフォリオの主力にはならないですね。

株式や債券の方が長期的にみてリターンが高いですから、VOOやBNDなどのETFとサテライト的にGLDを組み合わせで保有することで、政治・経済の不安定リスクに備えるという活用法になります。

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「金ETF GLDの株価推移」まとめ

今回は金ETFであるGLDの株価推移と特徴にについて述べるとともに、長期投資の観点からどう活用するかについてまとめました。

GLDは金ETFの特性上、分配金は出ませんし、大きな値上がり益を期待するものではありませんが、安全資産として価値を失うことはなく、インフレに強い商品であると言えるため、この目的で長期保有するのは有りだと思います。

また、逆相関の値動きをする株式とサテライト的に組み合わせることで、資産全体の値動きをマイルドにして、リーマンショックのような経済危機に備えるという活用法もできますね。

なので、30代40代の資産形成期というよりは、資産を取り崩す時期にポートフォリオを安定化させるためにサテライト的にGLDを保有するということだと思います。

それでは。

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