吉野家(9861)の株価は下落から上昇基調へ!最近暴落したけど優待目的で買い?




吉野家(9861)は株主優待で人気の銘柄だけど、株価は2018年に暴落して下落傾向が続いていました。その理由は何ですか?吉野家の最近の業績と、株が買い時かどうか知りたいです。

今回は、このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容

・吉野家の株価は下落から上昇基調?暴落するときもあったの?

・吉野家の株価が下落していた理由は?

・株価の下落から上昇傾向の吉野家。最近の業績は?

・株価が下落傾向から上昇へ。吉野家の株は買いか?

自分は吉野家の株価下落に関して、以下ツイートしました。

吉野家の株価、1日で8.82%の爆上げです。これまで材料費と人件費の高騰を価格に転嫁出来なかったことから、株価の下落が続いてました。

が、牛丼超特盛などのヒットにより決算が好調、利益を押上げました。超特盛は780円と単価が高いんですよね。チャート的にも抵抗線抜けで良い感じ。回復傾向ですね。

今回はこれを深掘りします。

自分は、投資歴20年で現在、日本株や米国株を中心に1,000万円以上の資産を運用しています。吉野家も保有中ですので、今回はこの経験を踏まえ記事を書いています。

吉野家の株価は下落傾向?暴落するときもあったの?

吉野家の株価と株価の推移

吉野家の株価データ(2019年7月12日現在)を簡単にまとめました。

吉野家の株価データ
  • 株価:2,137円
  • PER:660倍(予想)
  • PBR:2.67倍
  • 配当金:20円
  • 配当利回り:0.94%

やはりPERが異様に高いですね。吉野家は株主優待が人気の銘柄ということもあり、実力以上に株が買われやすい傾向がでています。

配当利回りは1%程度で、あまり高くありません。ただ、優待の食事券が年間6,000円でるのでトータルの利回りは3%を超えます。

以下が、吉野家の直近2年の株価推移(チャート)です。

チャート画像

吉野家の株価は短期的には下落傾向から上昇へ

ここ数年は、吉野家の株価は下落傾向が続いていましたが、2,000円の大台を回復し、上昇基調です。

2018年の半ばごろまでは1,800円~2,200円程度まで株価は上昇していましたが、2018年7月に株価が20%以上暴落。

その後、下落傾向が続き2019年の4月ごろにかけて1,700円ぐらいまで株価は下落しました。

以下、これらの期間に下落傾向となっていた理由について見ていきます。

吉野家の株価が下落していた理由は?

短期的に下落傾向を示している理由は、

・5年ぶりの最終赤字で株価は暴落

・牛肉の材料費と人件費の高騰

です。以下詳細にみていきますね。

5年ぶりの最終赤字で株価は暴落

2018年7月に発表された吉野家の3~5月決算が予想外の最終赤字であったことから、市場に驚きが広がりました。

吉野家の株価は2,106円から297円安の1,809円まで大幅に下落。1日で-14.1%となりましたから、暴落といっていい水準といえます。

決算の内容としては、

2018年3~5月期決算

・売 上 高 :497.9億円(前年同期比2.7%増)

・営業利益:-1.8億円(赤字)

・純 利 益 :-3.9億円(赤字)

というもの。売上高は伸びているけど、利益がマイナスになっていますね。

2018年6月の既存店売上高が、前年同月比で6%増を好調だったところ、赤字決算が発表されたため、投資家は猛烈な売りで反応しました。

材料費と人件費の高騰が吉野家の業績を圧迫

吉野家はこの赤字の原因を、「肉・米を中心とした食材価格やアルバイト・パートの時給が上昇し、労働力確保のための採用・教育コストも上昇した」と説明。

主力である牛肉などの材料費と人件費の高騰が業績を圧迫したということですね。確かに、売上高は伸びてるけど利益は出ていません。

これは吉野家だけに限らず、外食産業全体が苦しんでいます。消費者の価格に対する目が厳しく、材料費と人件費のコスト増を価格に転嫁できない

吉野家といえば「早い、安い、うまい」ということで、このイメージが定着している分、なかなか価格を上げることが出来ないということですね。

株価の下落傾向が続く吉野家。最近の業績は?

決算は好調。利益は黒字に回復

材料費や人件費の高騰で業績が圧迫されている吉野家ですが、2019年7月に発表した3~5月期決算の内容は予想以上によかったです。

簡単に内容を見てみると、

2019年3~5月期決算の内容

売 上 高 :528.0億円

営業利益:10.4億円

純 利 益 :10.0億円

となっていて、株価の暴落を招いた昨年の赤字決算から、黒字に転換していますね。

これは、

・新商品である牛丼「超大盛」と「ライザップ牛サラダ」の売上げが好調

・「はなまるうどん」との共通割引クーポンなどの販売促進策が成功

・出店の増加により海外事業が好調

のため。

特に牛丼「超大盛」は牛肉の量が「大盛」の2倍、税込み価格で並盛よりも400円高い780円ですが、バカ売れしているんですよね。

なので、うまいことコスト増を価格に転嫁できたということ。吉野家の発表では、客数は0.3%増で留まるものの、客単価が5.8%増となっていることからも明らかです。

吉野家の株価も急上昇

この決算の発表を受けて、吉野家の株価は1日でプラス8.82%と爆上げしました。その後も、上昇が続き1週間で2,100円を超えましたね。

これまで過度に懸念されていた材料費や人件費のコスト増を、新商品の価格に吸収できたことに投資家の安心感が広がりましたね。

もともと「外食株と言えば吉野家」というぐらい人気の銘柄ですから、一気に買いが膨らみました。

下落から上昇傾向の吉野家。株は買いか?

吉野家の株価は、直近最安値の1,700円程度から2,000円を超えてきてます。チャート上でも抵抗線であった1,950円を明確にブレークしていて、上昇基調が鮮明です。

材料費や人件費増による業績懸念は、まだ払しょくされていませんが、株主優待目的で長期保有を前提とするのであれば、”買い”を検討しても良いのでは、と考えます。

吉野家の株の”買い”を検討して良い理由

・吉野家の人気は底堅く、長期的に上昇トレンド

・吉野家の株主優待は魅力的

上記のとおり。以下、クイックに見ていきますね。

吉野家の人気は底堅く長期的には上昇トレンド

吉野家の主力商品である牛丼の人気は底堅いですね。それ以外にも、傘下の「はなまるうどん」や「京樽」の業績も悪くありません。

これは株価にも表れていて、短期的には下落基調ですが、10年の長期チャートを見てみると完全に右肩上がりです。

チャート画像

コスト増に苦しんでいますが、

・価格への転嫁がうまく進んでいる

・日本事業は頭打ちだけど、海外事業が好調

であることから長期的な業績は期待できると考えます。

魅力的な吉野家の株主優待

これは詳細な説明は不要ですね。外食の優待銘柄と言えば”吉野家”というぐらい有名。

吉野家、はなまるうどん、京樽などのグループ店で利用できる3,000円分の食事券が年2回送付されてきます。

配当利回りは低いですが、優待を含めたトータル利回りは3%を超えていて、悪くないですね。

なので、吉野家は、短期的な値上がり益を期待するのではなく優待を楽しみつつ長期的な株価の値上りを期待するという銘柄ですね。

詳しくは以下の記事を参照ください。

参考記事 >> 吉野家(9861)の株主優待はいつ届くの?【優待券を使える店舗のまとめ】

「株主様ご優待券」見本

「吉野家の株価は下落から上昇基調?」まとめ

今回は、吉野家の株価が下落傾向であるということで、暴落した理由、最近の業績、吉野家の株は買いか?について述べてきました。

吉野家の人気は根強いですよね。自分も家族も、吉野家の牛丼やはなまるうどんは大好きで優待券を使ってよく利用しています。

長期的には上昇トレンドであることもあり、優待目的の長期保有であれば買いを検討しても良いと思います。

ただ、人件費や材料費のコスト増は外食産業全体の重しになっており、これらを価格に転嫁できているか、売り上げが落ちないかについては、もう少し様子を見る必要がありますね。

それでは。

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