セブン&アイ・ホールディングス 株価が急落!安定の配当と株主優待で買いか?




セブン&アイホールディングス(3382)の株価が下落する理由は何ですか?セブン&アイの業績は問題ないですが、株価は下落してますよね。7payや24時間営業問題の影響ですか?配当利回りも2.5%を超えてきてるので、そろそろ買い時ですか?

今回は、このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容

・セブン&アイ・ホールディングスの株価と株価推移は?

・セブン&アイ・ホールディングスの配当と株主優待は?

・セブン&アイ・ホールディングスの株価が下落する2つの理由とは?

・セブン&アイ・ホールディングスの最近の業績は?

・セブン&アイ・ホールディングスの株は買い時?

セブン&アイ・ホールディングスの株価に関して、以下のツイートをしています。

24時間営業問題や7payの不正利用など、小売業界の雄セブン&アイの株価が冴えません。
昨年末から20%以上大幅に下落しています。沖縄進出や収益性の高さなどローソンやファミマより優位性があるんですが、最近ヒット商品が出てないんですよね。
株価回復には、もう少し時間が必要かもです。

上記を深掘りします。自分は、投資歴20年で日本株や米国株を中心に1,000万円以上、資産運用をしています。これらの経験を踏まえ、今回の記事を書いています。

セブン&アイ・ホールディングスの株価推移は?配当と株主優待は?

セブン&アイの株価と配当利回り

セブン&アイ・ホールディングス(3382)の株価データ(2019年7月19日現在)を簡単にまとめました。

セブン&アイの株価データ
  • 株 価:3,735円
  • P E R :15.7倍(予想)
  • P B R :1.32倍(実績)
  • 配当金:95円(予想)
  • 配当利回り:2.54%

非常にバランスの取れているというのが第一印象ですね。PERもPBRも悪くない数値です。

小売業としては、配当利回りが2.54%とまずまずの水準と言えます。最近の株価下落の影響もあり、配当利回りが上がっているということですね。

なおセブン&アイは現在のところ株主優待制度を実施していません。残念です。

セブン&アイの株価推移

次に、セブン&アイの株価推移を見ていきますね。以下のチャートは過去5年の株価推移です。

チャート画像

株価はこの5年で全然上がってないですね。”株価は低迷している”と言って良いと思います。

2015年半ばごろは5,500円程度あった株価は、2016年初めにかけて4,000円付近まで大幅に下落。

2019年頃頃までは4,000円~5,000円を行ったり来たりという状態が続きました。

セブン&アイの株価は下落傾向

2019年に入ってセブン&アイの株価は、高値から25%以上も下落しています。1月は、

・1月7日:5,133円

と年初来高値を付けて2月に入ってもこの水準をキープしていましたが、その後大幅に下落。4月に入って4,000円台を割り込むと、5月には、

・5月14日:3,629円

と年初来安値を付けました。約4カ月の間に最大29%、時価総額で1兆円を超える下落です。

セブン&アイ・ホールディングスの株価が下落する2つの理由とは?

セブン&アイの業績自体は悪くありませんが、株価が低迷しているのは、

・鈴木敏文社長(当時)の退任:カリスマの退場

・セブンイレブン24時間営業に対するオーナーの反乱

のため。以下、クイックに見ていきます。

鈴木敏文社長(当時)の退任:カリスマの退場

ここ5年の株価低迷は、間違いなく鈴木敏文社長の退任が影響しているといえます。

鈴木社長といえば、1970年代にセブン・イレブンを立ち上げてイトーヨーカ堂とのトップを兼任。約40年間グループの長を務め、

・グループの国内店舗約2万店

・売り上げ10兆円強

の国内屈指の小売企業に育て上げ、カリスマ経営者として「小売の神様」とまで呼ばれてたんですよね。

創業家である伊藤家との対立もあり、2016年に自らが発議した井阪隆一社長更迭案が取締役会で否決されたことを受けて、辞任を表明。

セブン・イレブンの立ち上げ、セブン銀行の設立などを主導したカリスマの退任以降、セブン&アイは新たな経営軸となる事業を生み出せていないんですね。

業績は年々伸びているものの、経営に対する投資家の不安がセブン&アイの株価低迷の原因であると考えます。

セブンイレブン24時間営業に対するオーナーの反乱

2019年に入ってからの株価大幅下落は、人手不足を受けフランチャイズチェーン(FC)加盟店から24時間営業の見直しを求める声をうまく収束できず、セブンイレブンの社長交代に追い込まれたことが原因です。

参考記事:セブンイレブン社長交代、24時間問題で体制刷新 (日経新聞)

コンビニは社会インフラの一つともいえるため、24時間営業が見直された場合に業績低下は避けられないですからね。

鈴木元社長退任以降、FCオーナとセブン&アイの経営陣との信頼関係にほころびが出ているとも言えます。

株価下落傾向のセブン&アイ・ホールディングス。最近の業績は?

ここ最近のセブン&アイの業績に関しては、

・営業収益、営業利益及び純利益は堅調

・国内既存事業の成長鈍化

・7payの不正利用問題

ということ。以下、詳細を見ていきます。

営業収益、営業利益及び純利益は堅調

以下のグラフは、営業収益(左軸)と営業利益(右軸)ですが、ここ数年で堅調に伸びていることがわかります。

人件費や材料費の高騰により、日本の小売り事業全体の売り上げが鈍化している中、営業利益が

・3,500億円 ⇒ 4,000億円超え

まで伸びているのは順調な結果といえると思います。

以下の図は純利益ですけれども、2017年に落ち込みましたが、順調に回復しており、純利益2,000億円にのりましたね。

この営業収益や純利益の堅調さは、コンビニ事業が底堅いことがあげられます。

例えば、2018年の1店舗あたりの売上げ高(1日)と店舗数は、

主要コンビニ日販及び店舗数比較

セブンイレブン:65.6万円(20,904店)

・ローソン   :53.1万円(14,663店)

・ファミリーマート:53.0万円(15,502店)

となっていて、セブンイレブンの圧勝。全体の業績には、問題がないといえます。

国内既存事業の成長鈍化

事業全体の売上は伸びていますが、セグメント別にみると国内事業がほとんど伸びていいないことが分かります。

以下が、セグメント別の営業利益ですが、ここ数年んで海外コンビニ事業は堅調に伸びているものの、国内事業の成長が鈍化していることがわかります。

・国内コンビニ ⇒ 横ばい

・セブン銀行 ⇒ ほぼ微増

・スーパー事業  ⇒ 貢献できず

こう見ると、国内事業がほとんど成長していないのが分かりますね。

セブンペイ(7pay)のサービス終了

セブンイレブン全店で利用できる新決済サービスとして、鳴り物入りで開始されたセブンペイ。しかし不正利用に端を発した相次ぐセキュリティ上の問題によりサービス終了が発表されました。

キャッシュレス社会を見据えた新サービスの導入で、売上げ増の起爆剤として期待されていました。サービス開始からわずか1ヶ月しか経っていないんですよね。

サービス終了の影響はセブンイレブンの売り上げにも影響を及ぼしており、長期的な悪化やイメージの低下は計り知れないと思います。

セブンペイ(7Pay)終了の影響?セブンイレブン7月の売上高減少へ

2019年8月15日


株価下落によりセブン&アイホールディングスの株は買い時か?

株価が25%以上の低下でお手頃感がでてきたものの、自分としてはまだ様子見と考えています。

理由としては、

・経営の軸となる新事業の立上げがない

・24時間経営問題の業績への影響が不透明

・セブンペイの不正利用問題の影響が不透明

・コンビニも含む国内事業の成長性鈍化

・配当利回りも普通。株主優待もない

ということ。

セブン&アイの本質的な問題・不透明感は、鈴木元社長の退任後に、新しい経営層が安心感を生み出せていないことにあると考えます。

24時間営業に対するオーナーの反乱も、経営層への不信感が根っこにあるため。

セブンペイの問題もあり、失点続きのセブンアイが、新たな成長軌道に乗れるかは、もう少し様子を見る必要があると思います。

「セブン&アイホールディングスの株価」まとめ

今回は、セブン&アイの株価が低迷する理由として、株価や直近の業績、今後の見込み等について見てきました。

どの企業もそうだと思いますが、カリスマが抜けた後、経営を軌道に乗せる難しさにセブン&アイは直面しているということだと思います。

業績自体に問題はないものの、国内事業の成長は止まっていて、FCオーナーとの意思疎通もうまくいっておらず、さらにセブンイレブン社長を退任させるなど、経営層の指導力に疑問符がついている状況です。

現経営陣が、しっかりとした事業方針をたてて、新規事業の立ち上げや国内事業の成長力回復に向けた取り組みをしっかりと進めなければ、株価の低迷は継続すると見ています。

それでは。

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