1カ月で株価が7倍!ビヨンドミート(BYND)の株価の推移と驚きの業績とは?




ビヨンドミートが5月のIPO以来、株価が急騰しています。米国のセレブに人気みたいですけど、ビヨンドミートってどんな会社なんですか。これまでの株価推移と業績を知りたいです。(2019年8月内容更新)

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容

・IPOから1カ月で株価7倍!?ビヨンドミートとは?

・ビヨンドミートの主原料やカロリーは?

・ビヨンドミートの2019年決算の結果は?

・ビヨンドミート(BYND)の株価の推移は?

・ビヨンドミートの株は買い?

ビヨンドミートの株価に関して以下のようなツイートをしました。

ビルゲーツが出資して話題のビヨンドミート。豆などの植物を利用した”ビヨンドバーガー”は、本物の肉と見た目も味も変わらないと米国でバカ売れしています。

5/1のIPO25ドル⇒222ドルと、わずか3カ月足らずで10倍を伺う急騰。食糧問題は今後注目のテーマですから、長期的にも面白い銘柄といえそう。

上記を深掘りします。自分は、投資歴20年を超えており、日本株や米国株を中心に1,000万円以上の資産運用を行っています。今回は、この経験を踏まえ記事を書いています。

IPOから1カ月で株価7倍!?ビヨンドミートとは?

ビヨンドミート(BYND)は、ビーガン(菜食主義者)向けに植物性の肉やソーセージを製造する米国カリフォルニア州に本社がある会社。

この会社の出資者の中には、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツや俳優のレオナルド・ディカプリオ氏もいるんですよね。

豆や油などの植物由来の食品を主原料とした商品を販売していますが、見た目だけでなく味も、本物の肉とほとんど変わらないと米国でバカ売れしています。

以下がハンバーグ用のパティとして販売されている”ビヨンドバーガー”ですけど、見た目は普通のひき肉と変わらないですね。これを普通の肉と同じように調理して食べます。

このようなパティのほかに、ソーセージやミートボール、植物性の鶏肉や牛肉などの生産も行っており、製品ラインナップはかなり豊富です。

宗教的な理由や動物愛護の観点から肉を食べたくないけれども、肉の味は楽しみたい…。そういう需要に応える商品ということですね。

ビヨンドミートの主原料やカロリーは?

植物由来の原料を使用しているということで、原材料が気になるところだと思います。ビヨンドミートのホームページによると、

ビヨンドミートの主原料

・水

・豆由来のたんぱく質

・キャノーラ油

・ココナッツオイル

となっています。

このほかに、2%以下の添加物として、竹セルロース、マルトデキストリン、柑橘類のエキス、酵母エキス、酢酸、メチルセルロース、ジャガイモでんぷん、塩、アスコルビン酸などが含まれているとのこと。

肉の味にするために、かなり添加物を使用しているということですね。

パティ113g当たりのカロリーは270キロカロリー。普通の豚ロース100グラム当たりのカロリーは260キロカロリー程度なので、カロリー的にはあまり変わらないです。

購入者の90%はビーガンではなくヘルシー指向の消費者とのこと。ただ、カロリーや添加物を考えるとあまりヘルシーとはいえないような…気もします。

ビヨンドミート(BYND)の株価の推移は?

米国で注目を集めるビヨンドミートですが、2019年5月2日のIPO以降、株価は爆上げしています。

以下が直近3カ月の株価チャートです。きれいな右肩上がりですね。

チャート画像

ビヨンドミートは5月1日に上場したばかり。IPO価格25ドルから初値で46ドルを付け、翌日の取引を163%高の65.75ドルで終えました。

現時点の株価は、222.86ドル(2019年7月26日現在)なので、わずか3カ月足らずで10倍近くに株価上昇!すごい人気ですね。

ちなみにビヨンド・ミートはIPOを行った5月1日に、63万株を売却して市場から2億4100万ドルを集めました。

参考記事:米ビヨンド・ミート、取引初日に時価総額38億ドル(Bloomberg)

ビヨンドミートの2019年1月~3月の四半期決算で株価急騰

2019年6月にIPO後初めての決算発表を行ったビヨンドミート、投資家の予想を上回る好決算で株価は急騰しました。

2019年1Q(1~3月)決算

以下がポイントをまとめたものですが、

2019 2018
売上高 40,206 12,776
売上総利益 10,771 2,057
純損益 -6,649 -5,696

単位:千ドル

売上高が昨年度に比べて3倍になっています。前年同期比215%増の4,020万ドルに急増していますね。

ただ、研究開発や設備投資に費用がかかっているので、純損益が660万ドルの赤字となり前年同期の570万ドルの赤字から赤字幅を拡大しています。費用の回収はこれからですね。

なお、2019年12月期の売上高見通しは、前年比140%増の2億1,000万ドルとしており、アナリスト予想を500万ドル上回っています。

ビヨンドミートの決算を受けて株価急騰

赤字拡大にもかかわらず売上高見通しが予想を上回ったことを好感して、ビヨンドミート株は6月7日と週末を挟んだ10日の2営業日で約70%上昇しました。

10日の取引では一時186ドル台まで上値を伸ばし、株式公開から1ヵ月余りで7倍以上の爆上げとなりまいた。

Beyond Meat Price Chart

ビヨンドミートの2019年4~6月の四半期決算結果

2019年2Q(4~6月)決算が7月に発表され、売上の成長が加速していることが確認されました。

2019年2Q決算のポイント

・売上げ:6,730万ドル(前年比+287.2%)

【内訳】

・小売り:3,412万ドル(+192.0%)

・外 食:3,313万ドル(+483.0%)

1Qの決算の売上げは前年比で約3倍の214.7%増でしたが、2Q決算はさらに売り上げが加速して約4倍の287.2%増となっています。

内訳をみると、スーパーなどの小売りへの売上げも増えていますが、外食チェーンに対しての伸びが483%増と大きいですね。

有名どころだけでも、バーガーキングやダンキンドーナツがビヨンドミートを使った商品の提供。これらの売り上げた急激に伸びているということですね。

ビヨンドミートの株は買いか?

ビヨンドミートは成長株として期待大

成長株として投資であれば、買いを検討しても良いのではと考えます。

ビヨンドミートが、これほど注目を集めているのは、代替肉である”ビヨンドバーガー”などの商品を商業ベースに乗せたこと。

既にホールフーズなどの高級スーパーチェーンで、通常のミンチ肉と同じ棚に陳列されています。ある意味、代替肉が本物の肉と同等の扱いを受けていることを意味します。

米国では、バーガーキングが既にビヨンドミートの製品を使用したバーガーの提供を始めており、またダンキンドーナツも朝食用のソーセージにビヨンドミートの製品を使用した商品の提供するとのこと。

このように、大手スーパーやレストランチェーンも続々とビヨンドミートの商品の販売や使用を行っていることを考えれば、今後の業績はかなり期待できるといえます。

食料問題は今後注目されるテーマ

ビヨンドミートは、長期的にみても成長が期待できる銘柄ですね。

というのは、途上国を中心とした人口増加によって、2055年には世界の人口は100億人を突破すると予想されるため食料問題は今後注目される分野であることは間違いないからです。

特に途上国の経済発展によって食肉需要は爆発的に増えますからね。牛肉1㎏を生産するのにエサとなる穀物が10㎏必要と言われていますから、今後、食肉の供給がひっ迫することも十分に考えられます。

既に多くの会社が、代替肉の市場に参入してきているのは、食肉需要のひっ迫を見越しているからで、これから益々市場の拡大が見込める分野といえそうです。

ただし話題先行の側面も

ただ、現状はちょっと話題先行の側面は否めないですね。

購入者の90%はビーガン(菜食主義者)ではなく、ヘルシー志向の消費者とのこと。ただ、添加物やカロリーを考えるとそれほど健康に良い製品とも思えないので、一時的なブームに終わる可能性もありえます。

ビーガンをターゲットにするだけでは市場は拡大しないので、植物由来の”肉”は健康に良いというイメージを如何に消費者に浸透させるかがカギですね。

COOL

「ビヨンドミートの株価」まとめ

今回は、ビヨンドミートの株価推移ということで、ビヨンドミートの特徴、株価の推移、株は買いかについて述べてきまいた。

株価は、5月1日のIPOから3カ月足らずで10倍になるくらい急騰。大手スーパーやレストランチェーンも取り扱いを始めるなど、業績も急拡大しています。

短期的な成長株としてではなく、人口の急増を背景にした食糧不足の問題が今後注目されるテーマということを考えれば、長期的にも業績拡大を期待できる銘柄といえそうです。

それでは。

なお、ビヨンドミートは現時点で日本では販売していないようです。この会社には三井物産も出資していて、今後、日本での販売を検討しているとのこと。今年中には日本でも食べることができそうです。

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