株は高配当の安定銘柄へ投資すべき!銘柄選定のポイントとおススメ銘柄は?




配当目的で株を長期保有していますが、保有していた株が最近減配してしまいました。長期保有に適した高配当かつ業績の安定した銘柄はどのように選べば良いですか?おススメの銘柄は何ですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容

・株の長期保有:高配当の安定銘柄 vs 高成長銘柄

・株の長期保有で安定銘柄を選ぶポイントとは?

・株の高配当の安定銘柄:おススメなのは?

株の高配当の安定銘柄への投資に関して、以下のツイートをしています。

自分が個別株を選定する際には、IT、AIなどの成長銘柄よりは、
・株価割安(配当利回り高)
・不景気時にも売上げが落ちない
という視点で、高配当の安定銘柄を選びます。
日本株ならJT、KDDI。米国株ならKO、PG、MOあたりですかね。株の値上り・値下がり関係なく、配当を淡々と再投資していきます。

上記を深掘りします。

自分は、投資歴20年を超えており、現在も安定高配当銘柄を中心に1,000万円以上株式投資をしています。この経験を踏まえ記事を書いています。

株の長期保有:高配当の安定銘柄 vs 高成長銘柄

株の長期投資で、購入する個別株を選ぶ際には大きく分けて、

・インカム狙い(配当益)の安定企業投資

・キャピタル狙い(値上り益)の成長企業投資

の2種類の投資手法が考えられます。以下、詳細に見ていきますね。

インカム狙い(配当益)の安定企業投資:配当金再投資することで投資効率を高める

高い配当金を出す企業の多くは、安定した業績が見込めるものの高い成長が見込めない、いわゆる成熟企業が多いと言えますが、この配当を再投資することによって高いリターンが期待できます。

以下の図は、米国で1871年に株式を1000ドル購入して、

①配当を再投資したキャピタルゲイン + インカムゲインの場合

②配当を再投資しなかったキャピタルゲインのみの場合

のリターン比較です。

出典:株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル著)

リターンは明確に開いているのがわかりますね。

①約795万ドル

②約24万ドル

となっています。この著書の中で年平均リターンを見てみると、各々の年利回りは①で7%、②で4.5%(インフレ調整後)であったとのこと。

なので、配当再投資した①の場合の方が、年利回りで2.5%高いということになりますが、これぐらいの差でも時間の経過とともに大きなリターンの差となり、結果として30倍近く差がついたということですね。

ちなみには著書の中では、株式市場の過去のリターンに関して、

1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。キャピタルゲインが生み出した部分は3%に過ぎない。

としています。

株の長期投資の際には、配当金を再投資することがトータルリターンを高める上で重要だということですね。

キャピタル狙い(値上り益)の成長企業投資:短期間での高収益が期待できる

キャピタル狙いは短期間で大きな収益が期待できるため、成長株の選定は株式投資の醍醐味といえるでしょう。

例えば、成長企業の代表格であるアマゾンは、過去20年間で300倍以上に株価は上昇しているんですね。当時20万円投資していれば、20年間で6,000万円になっていたわけですから夢があります。

インターネットを活用したEコマース分野が、過去20年間で大きく伸びたということですよね。

このように、将来的に成長するビジネスを見つけることが出来れば、投資によって大きな収益が期待できるということです。

COOL

高配当の安定銘柄と高成長銘柄、結局どっちが良いの?

どちらが良いかというのは、個人の好みや投資スタイルによって変わりますので一概には言えませんが、成長企業への投資の方が難易度が高いといえます。

成長株を見出して、長期的に保有するというのは口で言うほど簡単ではないからです。

例えばアマゾンの場合、結果として過去20年間で300倍以上に株価は上昇していますが、ITバブルが崩壊した2000年ごろ株価が20分の1にまで暴落しているんですね。

参考記事:20年でなんと400倍!?アマゾンの株価推移を徹底分析。チャート的に買い?

結果としてアマゾンは倒産しなかっただけであって、ITバブル崩壊の際には将来有望と考えられていた数多くの企業が、倒産や吸収合併により市場から姿を消しました。

当時95%も下落した銘柄を保有し続けることが出来るかといえば難しいですよね。大半の投資家はその前に手放すと思います。

なので、株を長期保有する際には、高配当で業績の安定している銘柄に投資して配当を再投資するのが、比較的難易度が低く、パフォーマンスに優れていると考えます。

その際、株の長期保有で安定銘柄を選ぶポイントは、

・高配当利回りな銘柄

・連続増配している銘柄

・金融ショックの時も増配した銘柄

ということ。以下、クイックに見ていきます。

株の長期保有で安定銘柄を選ぶポイント①:高配当利回り

配当利回りは、年間配当金を株価で割ることで求められるものですが、高配当利回りの銘柄に投資は、パフォーマンスが高いことが知られています

例えば、業績懸念の少ない優良銘柄中から高配当の銘柄を選んで投資する「ダウの犬」投資法は、過去の成績を見てもダウ指数よりもパフォーマンスが良いんですね。

この投資法は、この米国を代表する大企業30社で構成されるダウの中から配当利回りが高い10社に投資して、1年後に再び配当利回りが高い銘柄に乗り換えることを繰り返す投資法。

ダウの構成銘柄は米国の全企業の中のTop30に選ばれている大企業なので、経営や業績が安定していて、かつ経営破綻する可能性は少ないです。

高配当利回りということは、一時的に株価が下がっているケースが多いので、割安な銘柄を購入でき、かつ高い配当も得られます。

日経225、NYダウなどの株価指数の配当利回りは1.5%~2.5%程度であるので、だいたい3%を超えているというのが高配当の目安になると考えます。

株の長期保有で安定銘柄を選ぶポイント②:連続増配している銘柄

長期的なパフォーマンスを高める上では、株主還元に積極的な企業、すなわち配当に積極的な銘柄を選ぶべきです。

一般的に高配当銘柄は、成長株ほどではないにせよ人気は高くなりますから、増配しないと利回りが低くなってしまうからです。

日本だと配当利回りの高い銘柄を集めたVYMの人気が高いですが、米国では10年以上連続増配している銘柄を集めたVIGの方が人気があるんですよね。

米国では現時点で高配当かというよりも、増配がきちんと行われる企業を重視する傾向があるということ。

なので、だいたい10年程度連続増配しているかが、一つの目安になると考えます。

株の長期保有で安定銘柄を選ぶポイント③:金融ショック時も増配した銘柄

ビジネスモデルや業務内容が不景気や金融ショックに影響を受けにくい銘柄を選ぶことも重要ですね。

例えばオリックス(8591)は、配当利回りが4%を超える高配当株として人気の高いですが、リーマンショックの影響をもろに受けた2009年に配当金を26円から7円に減配しているんですよね。

金融、リース、自動車、製造業などの景気敏感株は不景気時や金融ショックがあると大幅に株価が下落し減配する特徴があります。

他方、不人気銘柄の代表格であるJT。不景気時にもたばこ需要は落ちないため、リーマンショックのあった2008年頃にも増配しているんですね。

なので、長期保有の場合は人気がなくても業績鉄板で売上げ時にも売り上げが安定している銘柄を選ぶべきです。

「JT 配当実績」の画像検索結果

株の高配当の安定銘柄:おススメなのは?

以下に日本株、米国株の連続増配Top5をまとめました。

日本企業 連続増配年数
花王 29年
SPK 21年
小林製薬 20年
ユー・エス・エス 19年
KDDI 18年

日本株の場合、花王やKDDIあたりが有名どころですかね。不景気時にも日用品の需要や通信の利用は落ちないので、安定した業績を上げることができるということ。

特にKDDIは配当利回りが3.5%を超える高配当銘柄。上記の3つのポイントに照らして長期投資には、おススメできる銘柄ですね。

その他、JTも配当利回り6%近くありおススメといえますね。

次に米国企業です。

50年以上連続増配している銘柄が普通にありますね。日本は最大で花王の29年ですから、米国は株主を重視した経営が徹底しているということ。

米国企業 連続増配年数
ドーバー 63年
P&G 62年
エマソン・エレクトリック 62年
ジェニュイン・パーツ 62年
スリーエム 61年

P&Gやスリーエムあたりが有名どころですかね。

ただ、P&Gは最近株価が上がってきて、配当利回りが2.6%と低くなっています。なので上記の3つのポイントを踏まえると配当利回り3%を超えているスリーエムですかね。

その他、コカ・コーラやアルトリアも、それぞれ配当利回りがそれぞれ3%、6%超えで、かつ連続増配銘柄ですのでおススメですね。

FOLIO

「株の長期投資は高配当で安定銘柄へ」まとめ

今回は、株の長期投資は高配当で安定銘柄が良いということで、安定銘柄を選ぶポイントやおススメの高配当の安定銘柄について述べてきました。

短期間で高いリターンを得るには、成長株に投資するのが手っ取り早いですが、銘柄選びが難しく、値動きが激しいので難易度が高いですよね。

他方、高配当安定銘柄は、株価下落時も配当が下がらず増配されるので、配当を再投資することによて収益を加速することができます。

過去の実績を見れば、これらの安定銘柄をある程度見積もることができますから、再現性の高い投資手法といえます。

それでは。

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