米国ETF

HDVは高い配当とチャートの上昇が魅力!長期投資向きETFか?

【2019年11月23日:最新データに更新】

iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF(HDV)は、高い配当で人気のある米国ETFだけども、長期投資向きですか?最近の株価の推移(チャート)と特徴を知りたいです?

HDVの配当の実績はどうなっていますか?

このような疑問を持つ方にむけて記事を書いています。

今回の記事の内容

・米国ETF HDVの特徴と株価データ

・米国ETF HDVの魅力は高配当

・米国ETF HDVとその他ETFとのパフォーマンス比較

・HDVが優れている理由

投資歴20年のかいまるです。米国株や米国ETFを中心に一千万円以上を運用しています。

高配当の米国ETFといえば必ずHDVがリストに上がりますね。それほど日本人投資家に人気のあるETFです。

高配当なこともさることながら、最大の特徴は頻繁に構成銘柄を見直し、財務不安な企業やビジネスに強みのない企業は除外することにあります。

ETFといえば指数に合うように機械的に投資するというイメージですが、HDVはアクティブ投資の色合いが強いと言えるでしょう。

今回は、このような独特の特徴を持ちコアなファンも多い高配当ETF HDVを分析です。

米国ETF HDVとは?魅力は高配当、でもそれだけではありません!

HDVは高配当で財務健全性の高い株式を集めた米国ETFで、何と言っても3%を超えという配当利回りで人気です。

最近の米国株人気と相まって、ディフェンシブ高配当銘柄をあつめたETFやインデックス投信に投資し、その配当金を再投資する手法をする人も増えてきていますね。

この方法論は、元をたどればジェレミーシーゲル氏が「株式投資の未来」の中で、過去のセクター別パフォーマンスを綿密に調査、比較したところ、情報技術などの人気セクターよりも、高配当のディフェンシブ銘柄に投資し、配当金を再投資した方が高いパフォーマンスを示したことが、寄りどころとなっています。

米国の高配当ETFを長期保有し、配当を再投資。これが長期に渡って高いパフォーマンスをあげることができる優れた手法と言えるでしょう。

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とりわけ、HDVは配当利回りが高い米国ETFで、配当金を再投資というような投資を行いた方にはおススメのETFと言えます。

ただHDVの魅力は高配当だけにとどまりません。

実は、構成銘柄数を絞って景気動向に左右されないディフェンシブな構成になるようになっているんですね。

次にHDVの株価データ等の特徴を見ていきましょう。

高配当の米国ETF HDVの特徴と株価データとは?

HDVは、iシェアーズ・コア 米国高配当株ETFという名称で、配当水準が比較的高い米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指したETFです。

基本株価データ
  • インデックス:モーニングスター配当フォーカス指数
  • 委 託 管 理 料 : 0.08%
  • 配 当 利 回 り : 3.29%
  • 配 当 実 績   : 3.07ドル
  • 過去1年間の株価幅 :79.39~96.80ドル
  • 組 入 銘 柄 数 : 74
  • 設 定 日:2011年3月29日

インデックスに採用されている「モーニングスター配当フォーカス指数」は、モーニングスター社がビジネスに堀(MOAT)を持つと判断した高配当銘柄で構成されます。

配当利回りが3.2%超えており、米国株が史上最高値圏にあるなかでは、十分すぎる内容ですね。

不景気になっても業績が落ちにくディフェンシブな銘柄を中心に構成されたETFですので、インカムを目的として長期保有に向いたETFといえます。

以下詳細を見ていきます。

HDVの構成銘柄とセクター比率

構成銘柄上位10社です。

(2019年11月21日現在)

これを見ると、XOMやCVXなどのエネルギーセクターとTやVZの通信セクターが上位に入っていますね。この4銘柄だけで構成比率が30%を超えています。ちょっと偏りすぎなような…。

おっ、2019年6月の銘柄入れ替えの際に除外されたシスコシステム(CSCO)が復活してますね。

後で説明しますが、HDVは構成銘柄が74と少ない割には、4半期に1回と頻繁に構成銘柄を見直すことが特徴。こういうETFらしからぬ構成銘柄の見直しが行われるところも人気の秘密です。

HDVのセクター比率

続いてセクター比率です。

(2019年11月21日現在)

 

高配当ETFということで、エネルギー、通信、ヘルスケア、生活必需品セクターの比率が高いですね。これら3セクターで構成比率66%を超えています。

特にエネルギーセクターや通信は、配当利回りが高いですからHDVが高配当であるのも、このような構成比率によるところが大きいとも言えます。

HDVの配当金実績と競合ETFと比べてどうなの?

次にHDVの配当金実績と競合ETFとの比較を見ていきます。

HDVの配当金実績

以下が配当実績です。

順調に配当金が伸びていることが分かりますね。過去5年間の平均年間増配率は6.14%とインフレ率を考慮してもまずまずです。

 

HDVと競合高配当ETFとの配当比較

米国ETFの中で、高配当のものと言えばVYMとSPYDになりますが、HDVと配当利回り(2019年11月21日現在)を比較すると、

  • V Y M:3.08%
  • H D V:3.29%
  • SPYD :4.40%

となります。

こう比較してみると、SPYDの配当利回りが際立ちますね。このETFは、不動産やREITなどの構成比率が高いこともあり、高配当利回りを維持しているということでしょう。

他方、VYMやHDVは3%を維持しているものの、配当利回りは減少傾向ですね。とはいえ、米国株が史上最高値圏にある中、HDVの配当利回りは3.2%を超えており、十分高い水準にあるといえます。

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HDVの直近株価推移(チャート)とS&P500との比較

HDVの直近株価推移(チャート)

以下が直近1年のHDVのチャートです。

昨年末の米中貿易摩擦の影響により、株価は90ドル台から70ドル台まで大きく下げましたが、その後持ち直して株価は上昇しています。現在は95ドルを超える水準まで上がってきました。

HDVとS&P500のパフォーマンス比較

過去5年におけるHDVとS&P500(VOO)とのパフォーマンス比較です。

ほとんど同じような値動きですが、S&P500の方が全体的にパフォーマンスが良くなっています。配当金をほとんど出さないITセクターの比率が高いことによるものですね。

このチャートは配当金支払い後のものになりますので、HDVの方が配当利回りが高いことを考えれば、トータルリターンはS&P500に近づいてきます。

エネルギーや生活必需品セクターが多いので、S&P500と比較して値動きがマイルドですね。これもメリットの一つです。

HDVの配当利回りが高く、優れたETFと考える理由

HDVは四半期に一度の採用銘柄の見直しがあるので、基本的に株価が高くなって利回りが低下した銘柄は除外されます。

この見直しによって、株価が下がり配当利回りが高くなった銘柄が採用されますので、ある意味「逆張りの状態」になるんですよね。

加えて、モーニングスター社が財務健全性に問題があると判断される銘柄は除外しますので、割安な高配当銘柄に投資し、高水準のインカムを得ることができるというわけです。

同じ高配当ETFであるVYMよりも配当利回りが高い傾向にあるのは、四半期に一度構成銘柄を見直し、株価が下がっていて配当利回りが高くなっている銘柄に入れ替えることにあるんですね。なので長期にわたって高い配当利回りが維持できるというわけです。

したがってVYMよりも、よりディフェンシブな銘柄に絞って構成されているというのがHDVの秀逸なところいえます。

「HDVの株価とチャート」まとめ

今回は、高配当ETFとして最近注目されているHDVの株価やチャートの特徴ということで、直近パフォーマンスや配当、優れている理由について述べてきました。

HDVは、高配当であるだけでなく、財務健全性に問題のある銘柄は定期的に除外されることになるので、長期的に安心して保有できるETFと言えます。

また、HDVはエネルギーや生活必需品の比率が高いという特徴がありますので、これらのセクターへの投資を好む方にはおススメのETFといえるでしょう。

それでは。

 

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