VYMの魅力は高い配当と利回りだけじゃない!このETFが超秀逸な理由とは。




VYMは、高い配当と利回りで人気の米国ETFですが、他のETFにはVYMより高配当のものがあります。これらに比べてVYMに投資するメリットは何ですか?VYMの特徴や配当の実績、いつもらえるかなども知りたいです。

今回は、このような疑問を持つ方にむけて記事を書いています。

今回の記事の内容

・高い配当と利回りが魅力のVYM:基本データとは?

・高い配当と利回りが魅力のVYM:その特徴とは?

・VYMの配当金はいつもらえる?配当実績は?

・VYMとその他競合ETFとの配当利回り比較は?

VYMの配当や利回りに関して、以下のツイートをしました。

米国ETFのVYMは、高配当であるため非常に人気があるETFですが、その特徴は、
・構成銘柄400と多い
・信託報酬0.06%と低い
・セクターも広く分散
ということ。
さらに5年平均の増配率7.8%と非常に高いです。倒産などの個別株リスクがないことを考えると、インカム目的として秀逸な商品といえます。

上記を掘り下げます。

自分は、20年以上投資を続けていて米国ETFも保有しています。今回は、この経験も踏まえ記事を書きました。

高い配当と利回りが魅力のVYM:基本データは?

VYMはバンガード米国高配当株ETFという名称で、配当水準が比較的高い米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指したETFです。

VYMの基本データ
  • インデックス:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
  • 信 託 報 酬   : 0.06%
  • 配 当 利 回 り : 3.15%
  • 配 当 実 績   : 2.69ドル
  • 組 入 銘 柄 数 : 420銘柄
  • 設 定 日:2006年11月10日

インデックスに採用されている「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」は、高い配当利回りの大型株を中心に構成されていて、REITは含まれていません。

不景気になっても業績が落ちにくディフェンシブな銘柄が多く含まれているので、インカムを目的として長期保有に向いたETFといえます。

VYMは、VTIと並んでバンガード社の旗艦ETFですね。高配当の米国ETFといえば真っ先にVYMの名前が上がるぐらい知名度の高い人気商品です。

高い配当と利回りが魅力のVYM:その特徴とは?

特徴その1:構成銘柄が多い

VYMは高配当な大企業を中心に構成されているにも関わらず構成銘柄数が400以上と多く、セクターの分散が効いているところに特徴がありますね。

構成されている1企業の業績が悪化して無配になったり、株価が急落したとしても、銘柄やセクターの分散が効いているのでVYM全体への影響が少なくなります。

競合するHDVやSPYDの構成銘柄は80程度で、それぞれエネルギーセクターや不動産・公益セクターに構成が隔たっているんですね。

なので400銘柄というのは、これらの競合する高配当ETFに比べて非常に分散が効いているといえます。

特徴その2:信託報酬が低い

VYMの信託報酬は0.06%と他の米国ETFと比較しても非常に低い水準です。

しかも、この信託報酬は順次値下げされていて、

・2016年:0.09%

・2017年:0.08%

・2019年:0.06%

となっています。

バンガード社のETFは定期的に信託報酬の見直しが行われていて、資産規模が大きくなると値下げが行われるんですよね。

このように限界まで報酬を引き下げるところが、日本の投資信託やETFよりも米国ETFが優れている部分であるといえます。

特徴その3:高い配当利回り

VYMの配当利回りは、おおむね2.5%~3.5%程度の範囲で推移しています。株価にも依存してくるので、米国株が上昇すると配当利回りが下がります。

構成銘柄が400と多いことを考えれば現在の3.15%というのは十分な配当利回りといえますよね。

インカムを目的とする投資としてはちょっと物足りないかなといった印象もありますが、これは米国株が最高値圏になるのでしょうがないですね。

VYMの構成銘柄とセクター比率

構成銘柄上位10社は以下の表のとおりです。なお、総資産総額に占める上位10社の割合は27%程度となっています。

保有銘柄 シンボル 構成比
Johnson & Johnson JNJ 3.64%
JPMorgan Chase & Co. JPM 3.55%
Exxon Mobil Corp. XOM 3.19%
Procter & Gamble Co. PG 2.66%
AT&T Inc. T 2.40%
Cisco Systems Inc. CSCO 2.37%
Pfizer Inc. PFE 2.37%
Chevron Corp. CVX 2.33%
Verizon Communications Inc. VZ 2.32%
Merck & Co. Inc. MRK 2.12%

(2019年6月30日現在)

これを見ると、JNJやPGなど日本でもおなじみのグローバル企業が上位を占めていますね。これらの企業は、高い配当と増配を続けています。

他方、米国の成長企業といえば”GAFA”で代表されるGoogle、Apple、Facebook、AmazonなどのIT企業ですが、これらは無配であったり、配当利回りが低いため構成銘柄には入っていないですね。

以前はマイクロソフトが構成銘柄トップに入っていましたが株価上昇によって配当利回りが下がってしまったため、除外されてしまいました。

このように配当金が低くなったり、業績が極端に落ち込んだ企業は定期的に構成銘柄から除外されていきます。

VYMのセクター比率

続いてセクター比率です。

(2019年6月30日現在)

金融、消費財、ヘルスケア、テクノロジー、消費サービスがトップ5となっていますね。VYMは構成銘柄が多いので、幅広いセクターで構成されているのがわかります。

金融やテクノロジーあたりは、いわゆる”景気敏感”なので景気後退する時期には業績が下がる傾向があります。他方、ヘルスケアや消費財は不景気の時でも業績への影響が少なく、配当金が減るリスクが低いセクターですね。

このように幅広いセクターに分散されていることがVYMの特徴の一つといえます。

VYMの配当金がもらえるのはいつ?

高い配当利回りが特徴のVYMですが、他の多くの米国ETFと同様に年4回配当金を受け取ることになります。

配当月は3月、6月、9月、12月ですね。権利落ち日はほとんどの場合月末になります。

なので、実際に配当金を受け取れるのは翌月になることが多いです。

VYMのこれまでの配当実績と増配率は?

配当実績は以下のとおりです。順調に配当金が伸びていることが分かりますね。

リーマンショックの影響で米国企業全体の業績が悪化した2009年と2010年は、配当金が減少しているのが分かります。業績が安定している大企業で構成されていいても、金融危機がおこると減配することもあるということですね。

この2009年、2010年以外は順調に増配を続けています。直近の増配率は、

直近5年の増配率
  • 2018年 : 10.3%
  • 2017年 : 8.84%
  • 2016年 : 2.65%
  • 2015年 : 12.6%
  • 2014年 : 9.09%

5年間の平均増配率:7.81%

となっていて、5年間の平均増配率は7.81%です。

こういう数字を見せられるとインカム目的で株式投資をする場合、個別株を購入するよりもETFにした方が良いのではと考えてしまいますね。

個別株には、業績によって倒産・減配リスクがついてまわりますから。VYMは、このような個別株リスクがなく、かつ株価の値上り益やインカムの上昇も見込めるという点で、メリットが大きいです。


VYMと競合高配当ETFとの配当比較

米国ETFの中で、競合する高配当のものと言えばHDVとSPYDになりますが、VYMと配当利回り(2019年8月7日現在)を比較すると、

  • V Y M:3.15%
  • H D V:3.35%
  • SPYD :4.65%

となります。

こう比較してみると、SPYDの配当利回りが際立ちますね。このETFは、不動産やREITなどの構成比率が高いこともあり、高配当利回りを維持しているということでしょう。

VYMは3%程度ですが、構成銘柄が多くて幅広いセクターに分散されているという点で、他のETFよりも優位性があります。

「VYMの配当と利回り」まとめ

今回は、高配当ETFとして人気のあるVYMの配当と利回りということで、その特徴と配当金の推移等について見てきました。

VYMの最大の特徴は、

・高配当ETFにも関わらず構成銘柄やセクターの分散が効いている

・5年平均で8%とい高い増配率

ということだと思います。端的に言うとバランスが良いということですね。

競合ETFである、SPYDやHDVは高配当である反面、セクターに隔たりがあり構成銘柄が少ないというデメリットがあります。

なので、できるだけ米国市場全体にパフォーマンスが連動して、高配当かつ増配が期待できる商品に投資したいと考えている者には、おススメのETFといえます。

それでは。

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