日本株

プレナス(9945)の株価は暴落?赤字見込みで「ほっともっと」大量閉店へ…

プレナス(9945)は、業績悪化により「ほっともっと」を大量閉店すると聞きました。

株価も大きく下落していますが、これまでの株価の推移(チャート)と暴落の理由について知りたいです。株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

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  • プレナス業績悪化で「ほっともっと」大量閉店
  • 2019年業績も下方修正
  • プレナスの株価は?暴落しているの?
  • プレナスの株価が暴落している理由とは?
  • プレナスの株は買いか?

投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1000万円以上の資産を運用しています。自分はプレナスの株価について以下のツイートをしました。

プレナスがほっともっとの大量閉店を発表、合わせて2019年業績も下方修正しました。
配当利回り3%超えで食事券がもらえる株主優待で人気ですが、人件費・材料費の高騰で業績がかなり悪化しています。
今期純利益も赤字予想となっており、配当や優待などの株主還元の水準が維持できるのか正念場です。

上記を深掘りします。

プレナスといえば、持ち帰り弁当の「ほっともっと」のフランチャイズチェーンを展開していて、他にも

・定食処「やよい軒」

・しゃぶしゃぶと飲茶「MKレストラン」

などを運営しています。「ほっかほっか亭」とのフランチャイズ契約解消に伴って2008年に「ほっともっと」を創設。今では持ち帰り弁当業界のトップブランド(2941店舗)となっています。

しかし、近年では業績が悪化していて「ほっともっと」の大量閉店が発表されるなど、勢いに陰りが見られますね。今回は、そんなプレナスの銘柄を分析です。

また、資産運用に関連するお得な情報や役に立つ情報のページについて、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

プレナス(9945)業績悪化でほっともっと大量閉店

ほっともっとを運営するプレナスが、直営店190店舗を閉店することを発表しました。人件費の高騰により業績が悪化したことが原因です。

弁当店「ほっともっと」などを運営するプレナスは9日、ほっともっとの直営190店舗を9月以降に閉店すると発表した。閉店に伴う原状回復費用などが響き、2020年2月期の連結純損益は8億3000万円の赤字となる。

同社は直営店についてフランチャイズチェーン(FC)加盟店への移管を進めているが、人件費を含む店舗運営コストの上昇の影響で、移管が見込めない直営店については閉店することにした。その分を他店の営業強化に振り向けて経営資源の集中を進める。国内のほっともっとの店舗数は7月末で約2700店、直営店は約900店。

参考記事:「ほっともっと」直営190店舗を閉店へ(2019.8.10 日経新聞)

プレナスは1月にも2018年の業績を下方修正していて、利益も赤字になるなど最近の業績はパッとしません。ここに来て店舗閉鎖となると結構インパクトが大きいですよね。

外食産業は、人件費と材料費の高騰で業績を落としている企業が多いので「ほっともっと」や「やよい軒」を運営するプレナスも例外ではなかったということでしょう。

2019年の業績も下方修正

ほっともっとの大量閉店の発表と同時に、2019年3月から2020年2月までの業績を、以下の表のように下方修正しました。

理由は店舗退店に伴う原状回復費用を形状したため。かろうじて営業利益はプラス予想ですが、純利益は8.3億円の赤字ですね。

プレナスは配当利回りが比較的高いし、やよい軒やほっともっとで利用できる食事券が株主優待としてもらえるので人気の銘柄。

ただ、純利益の見込みがこれだけ悪いとなると今後、株主還元の水準が維持できるのかちょっと心配になります。

大量閉店のプレナス|株価の状況は?

ほっともっとを運営するプレナス。株価データを簡単にまとめました。

今期業績や配当が未定となっていますが、直近のPERが285.8倍と非常に高い水準にありまました。PERの目安は13~15倍ぐらいですから、業績の悪化により売上げに比べて株価がかなり割高であるということです。

食事券の優待を出している外食銘柄のPERは人気があることから高い傾向にありますが、

  • クリエイト・レストラン:45.6倍
  • すかいらーく:34.3倍
  • リンガーハット:63.9倍

と、同業他社と比べてもプレナスのPERは高いことがわかります。

直近の利回りも3%を超えていましたから外食銘柄にしては高い水準になっています。最近の株価下落によるものですね。

プレナスの株価の推移(チャート)は?暴落はあるの?

次にプレナスの株価推移を見ていきますね。以下のチャートは過去5年の株価推移です。

チャート画像

株価はこの5年で全然上がってないですね。1,700円〜2,500円程度のレンジで推移していますね。

2014年ごろは2,500円程度あった株価は、2016年中ごろにかけて1,700円付近まで大幅に下落。

2017年頃には2,500円まで回復しましたが、2018年にかけて半年程度で1,700円程度まで株価が暴落していますね。

プレナスの株価が暴落している要因とは?

プレナスの株価が暴落してる要因は、何と言っても業績が悪化しているからです。ここでは、プレナスの業績についてクイックに見ていきます。

2019年2月期決算は29億円の赤字

プレナスの2018年3月から2019年2月の業績は増収減益で、

2019年2月期決算ポイント

 

  • 営業収益:1,539.1億円(+82.1億円)
  • 営業利益:   −5.0億円(−54.8億円)
  • 純 利 益 :  −29.3億円(−52.8億円)

 

となっています(対前年比)。前年度に比べて50億円以上、利益が減っているんですね。

「ほっともっと」と「やよい軒」の売り上げ自体は伸びているんですけど、他の外食企業と同様に材料費と人件費の高騰が経営を圧迫しました。

決算資料によると、

・売上原価: 765.0億円(+87.6億円)

・販 売 費 : 779.1億円(+49.3億円)

となっています。

ざっくり言うと売上原価は材料費、販売費は人件費に相当するので、これが約140億円も増えてしまうと利益は出ないですね。

直近の業績は2期連続の赤字

以下が過去5年の業績推移です。2020年3月期も純利益29億円の赤字となっています。

売り上げも減少していて、純利益は2019年から2期連続の赤字となっており、業績回復の見込みが全く立っていないですね。

株価の暴落もあるけど、プレナスの株は買い?

高い配当利回りと株主優待は魅力的ですが、現在の業績を踏まえるとプレナスの株は買えないですね。

理由としては、

・純利益が赤字 → 減配リスク増

・株価は割高(高PER)

・株主優待の改悪もあり得る

・人件費・材料費高騰

ということ。

実はプレナスは業績見込みの修正を頻繁に行っていて、売り上げや利益予想が非常に甘いんですよね。

もちろん吉野家などの牛丼チェーンの業績が回復して来ているので、今回の店舗閉鎖などによって利益が回復する可能性はあるけれども人件費や材料費の高騰を補えるほどの効果は疑問です。

外食チェーンの売り上げは店舗数と客単価に依存するので、「ほっともっと」の大量閉店により確実に売り上げが落ちることになるからです。

なのでプレナス株の購入は、利益を黒字化できる見込みが立つまで様子見で良いと思います。

「プレナスの株価が暴落」まとめ

今回は、プレナスの株価が暴落した理由ということで、「ほっともっと」の店舗閉鎖、株価の推移(チャート)、株は買いかなどについて述べてきました。

ほっともっとの大量閉店や純利益の赤字など、プレナスは他の外食企業と同様に人件費と材料費の高騰に苦しんでいます。

現状、ほっともっとの売り上げは順調に伸びているものの、これらの費用を補えるほどの材料が見当たらないですね。

外食産業全体が業績不振ということもあり、しばらくは業績回復は難しいと予想されます。

いずれにせよ、プレナス株の購入は様子見ですね。

最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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