インデックスファンド vs アクティブファンド|インデックス投資にデメリットあるの⁉︎




最近はインデックスファンドへの投資する人がわりと増えてきたと聞いてますが、アクティブファンドと比較してどちら良いですか?インデックス投資にデメリットなんてあるんですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
 

インデックスファンドとアクティブファンドの違いは?

インデックス vs アクティブ!勝つのはどっち?

・インデックスファンドのデメリットとは?

・アクティブファンドが優れている場合もある

 

インデックスファンドのデメリットに関して以下のツイートをしました。

 

インデックスファンドvsアクティブファンド。手数料や期待リターンを考えるとインデックス圧勝は明らか。

日本のアクティブ投信トップ5は手数料だけで4.5%の上、平均5年リターンもマイナスです。

なので投資の目的が年率10%以上を目指すというもので無い限りはインデックス投資が無難と言えます。 

 

上記を深掘りします。自分は、投資歴20年を超えており日本株や米国株を中心に1,000万円以上運用しています。今回はこの経験も踏まえ記事を書いています。

インデックスファンドとアクティブファンドの違いは?

まずはインデックスとアクティブファンドの違いですね。簡単にまとめたのが以下の図。細かい違いは色々あるにしても、そもそも運用目標が違うということですね。

インデックスファンドは指数連動

インデックスファンドは日経平均株価やS&P500などの指数(インデックス)と同じ値動きになるように運用されるもの。

なので基本的には、これらの指数に採用されている銘柄で運用されているということですね。

指数が10%上がれば、インデックスファンドも同じように10%上がるように運用されるし、逆に指数が5%下がればインデックスファンドも5%下がります。

なので、指数からの乖離が大きいとダメファンド、逆に小さいと優れたインデックスファンドということになります。

資産規模が大きいほと乖離が少なくなる傾向がありますね。

アクティブファンドは指数以上を目指す

一方、アクティブファンドは指数以上の運用成績を目指すもの。ファンドの担当者が、独自の選択眼やテーマに沿って銘柄を選定して運用を行います。

例えば、ファンド担当者が成長性が高いと考えられるセクターに重点的に投資したり、あるいは将来性が高いと考えられる小型株だけを取り扱ったファンドもありますよね。

日本で有名なアクティブファンドのひふみ投信は、小型成長株に重点的に投資して日経平均よりも高いリターンを稼ぎ出しています。

日経平均やS&P500などの指数の何倍ものパフォーマンスを出すものもあれば、重点的に投資した銘柄が暴落しちゃって指数の数分の1になってしまった、ということもありえます。

なので、目標としている指数を下回るとダメファンド、逆に指数よりも高いリターンだと優良ファンドということになります。

インデックス vs アクティブ!勝つのはどっち?

なのですでに語り尽くされているであろうインデックス投資のメリットですが、改めて見ていくといかに集約されるかと。

 

 ・ファンド運用の手数料

 ・ファンドのリターン(儲け)

 

ファンド運用の手数料

結論から言うと、これはインデックスファンドの圧勝ですよね。運用担当者の人件費や銘柄の分析に費用を考えるとアクティブファンドの方が手数料が高くなるのはしょうがない。

一応データを見ると2016年版の金融庁がまとめた「金融レポート」によれば、アクティブファンド中心の日本の方が、米国よりも圧倒的に手数料が高い実態があることがわかります。

以下の図は、純資産額上位5ファンドの日米比較をしたもの。日本の上位5ファンドのほとんどはアクティブファンド、米国の上位5銘柄は全てインデックスファンドです。

販売手数料と年間の信託報酬を足し合わせると、

・日本:3.20%+1.53%=4.73%(⁉︎)

・米国:0.59%+0.28%=0.87%

となります。日本のアクティブファンドの手数料の高さが浮き彫りですね。

証券会社の担当者が進めるがままファンドの乗り換えなんてした日には、8%近くの手数料が年間でかかると言うこと。

最もパフォーマンスの高い株式ですら期待リターンが7%程度ですから、完全に手数料負けですよね。

なので、金融庁がまとめたデータを見ても手数料の面でアクティブファンドよりもインデックス投資が圧勝しているのがわかります。

ファンドのリターン(儲け)

これはファンドによって違いがあるけど、概ねインデックス投資の方がアクティブファンドよりも良いリターンを示すファンドが多いです。

「敗者のゲーム」や「ウォール街のランダムウォーカー」などの有名投資本にも8割程度のアクティブファンドのリターンがインデックスよりも劣っているのが示されてますね。

ただ、これはちょっと古いデータで米国の実績を元にしたものなので、SPIVAというサイトから2018年末の最新データを用いた比較を見てみます。

以下の赤いグラフはインデックスファンド、白がアクティブファンドで、2018年から過去5年間のパフォーマンスを比較しています。

米国のファンド

日本のファンド

米国の場合、インデックスファンドの8割はアクティブファンドよりもリターンが高かったということ。

ちょっと意外だったのが、日米で数字に大きな違いがあるということです。日本市場の場合、アクティブファンドの40%程度が指数よりもパフォーマンスが良かったんですよね。

なので米国の市場のように右肩上がりで綺麗に上がる場合はインデックスが圧倒的に優位だけど、日本のように上がり下がりが大きい市場だど、アクティブファンドが善戦しているということです。

インデックスファンドのデメリット

すでにインデックス投資の圧勝のように感じるところですが、わりとデメリットもあるんですよね。

クイックに見ていきます。

投資セクターが偏る場合がある

これは特にバブルが発生した時に起こりがち。

例えば、2000年ごろのITバブルの頃はIT企業の株が高騰してPERが数百倍なんていう銘柄はざら。なので米国S&P500のセクター比率も、IT関連銘柄の比率が異様に高かったんですよね。

以下がS&P500のセクター比率。これを見ると2000年ごろのIT比率(青)が30%を超えているのがわかりますね。

そのため、ITバブル崩壊した際はITの構成比率が大きかったS&P500も大きく下げたんですよね。

このようにバブルが発生した場合などは、広く分散されているインデックスファンドでも一部のセクターに構成銘柄が偏ることがあります。

なので、そのセクターが大きく下げるとインデックスであってもパフォーマンスを大きく落とす場合があるってことですね。

業績不振の銘柄にも投資

広く銘柄を分散させているということは、ダメ銘柄にも投資しているケースがよくあります。

例えば、業績が著しく落ち込んでいたパイオニアは、2019年3月まで日経平均の採用銘柄でした。レーザーディスクがすでに消費者から見向きもされなくなり、将来性がないことは素人でもわかる企業ですよね。

現在ではさすがに除外されましたけど、インデックス投資の場合、こういうダメ銘柄にも投資しているケースがあるということです。



アクティブファンドが優れている場合もある

色々書きましたけど、結論はインデックス投資の圧勝なのは間違い無いです。ただ投資する目的次第の面もあると思うんですよね。

自分なんかは、年率5〜6%ぐらいのパフォーマンスを出してくれれば、あとはSPXLなんかでレバレッジを効かせつつ運用して、さらに高い収益を目指せれば良いかなという考えなので、インデックス中心の投資です。

一方、銘柄の選択眼はないんだけれども年間で数十%のリターンが欲しいという人もいるわけで、その場合インデックス投資じゃ難しいですよね。

なので、投資に時間はかけたくないしギャンブルで一攫千金を狙うのも割りに合わないと考えるんであれば、プロのファンドマネージャーが運用するアクティブファンドもありだと思います。

米国だと20%、日本だと40%のアクティブファンドが指数を上回っていますからね。その中にはインデックスの数倍ものパフォーマンスを示しているものもあるはず。

例えばアクティブファンドのひふみ投信は、ファンドが設定された10年で約4.5倍にまで基準価格が上昇。この期間の日経平均株価やS&P500のパフォーマンスは2.5倍程度です。

要は「インデックス投資の方が良い」「最近の流行りだから」という理由で盲目的にインデックス投資を選択するのではなく、目的を踏まえて判断すべきということです。

「インデックスファンドのデメリット」まとめ

今回はインデックスファンドにデメリットということで、インデックスvsアクティブ、インデックスファンドのデメリット、アクティブファンドが優れている場合もあることについて述べてきました。

結論から言えばインデックス投資が手数料やパフォーマンスの点からは圧勝。他方、投資の目的が例えば10%のリターンを目指すものであればアクティブファンドは否定するものではないですね。

日本みたいに上下の動きが激しい市場では指数よりも優れた結果をだすファンドが多くなってきます。

なので、目的が違えば投資先も異なるのは当然なので、盲目的にインデックスが良いとするのではなく、アクティブファンドも含めて投資先を考えれば良いと考えます。

それでは。

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