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くら寿司の株価が大幅に下落している理由とは?株主優待は魅力も最近の業績は…

くら寿司(2695)の株価が下落している理由を知りたいです。これまでの株価の推移(チャート)や配当の実績、株主優待の内容はどんなものですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

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・くら寿司(2695)の株価が下落|株価の状況は?

・くら寿司の配当と株主優待は?

・くら寿司の株価の推移(チャート)は?下落しているの?

・くら寿司の株価が下落している理由?

・くら寿司の業績の見通しや株価を予想は?株は買い?

くら寿司の株価が下落している理由に関して以下のツイートをしました。

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くら寿司の業績が伸び悩んでいます。

外食産業の中では回転寿司チェーンは堅調と見られていましたが、人件費・材料費のコスト増に苦しんでいます。

株価は何と1年程度で2分の1にまで下落!これまで買われ過ぎてた面もあります。今後の業績回復は如何にコスト増を価格に転嫁できるかですね。

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上記を深掘りします。

自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に 1,000万円以上の資産を運用中。今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。

くら寿司(2695)はどんな会社?

くら寿司は、回転寿司チェーン「無添くら寿司」を全国展開し460店以上の店舗を持つ企業です。

一皿100円の寿司を中心に、最近ではカレーやハンバーガーなどの商品を提供して話題となっていますよね。

日本国内だけでなく、

・米国:20店舗

・台湾:16店舗

を展開しており、海外事業にも積極的に進出していますね。2019年7月に米国ナスダック市場に株式の上場を行いました。

日本市場は長期的には人口が減少していきますから、外国人にも人気の寿司で米国を中心に海外展開していくということなのでしょう。

外食産業は、人件費や材料費の高騰などで苦しい状況が続いていますが、くら寿司の株価や売上高はどのようなものになっているのでしょうか?

以下、詳細に見ていきます。

くら寿司の株価が下落?|株価の状況は?

くら寿司の株価データ(2019年8月28日現在)を簡単にまとめました。

くら寿司の株価データ
  • 株 価:    4,140円
  • P E R :      15.7倍(予想)
  • P B R :      2.01倍(実績)
  • R O E  :     12.80%(予想)
  • 配当利回り:0.72%(予想)

配当利回りが0.72%とちょっと低いですかね。まあ外食優待銘柄は総じて配当が低い傾向にありますから、株主還元は株主優待とセットで行うということなのでしょう。

PERの目安は13~15倍ぐらいですから、約15.7倍というのは適正な範囲内ですかね。

通常外食系の優待銘柄は個人投資家の人気を集めやすいため実力以上に株価が買われる傾向にあります。

同業の外食チェーンと比較すると、

  • すかいらーく:32.4倍
  • スシローHD :20.2倍
  • 元気寿司  :22.0倍

となっているので、くら寿司のPERは同業他社と比べて割安な水準にあるといえます。

くら寿司の配当実績は?

以下が過去の配当金の実績と会社予想です。

一株配当
2014年10月期 12円
2015年10月期 20円
2016年10月期 20円
2017年10月期 30円
2018年10月期 30円
2019年10月期 30円(予想)

最近は30円と横ばい傾向。配当利回りも株価が下落傾向にもかかわらず0.72%と、それほど高くないですね。

現在は株主還元よりも新規出店など、企業としての成長に力を入れたいということなのでしょう。

くら寿司の株主優待は?

株主優待はくら寿司で利用できる食事券

くら寿司の株主優待は、100株以上所有で保有株式数に応じてくら寿司で利用できる「株主ご優待券」がもらえます。

株主ご優待券

保有株式数が増えていくともらえる食事券も増えていくタイプですね。

4月末(発送7月中旬)に、以下の保有株式数に応じて食事券が年1回届きます。1枚あたり500円の食事券ですね。

くら寿司は、寿司だけじゃなくてカレーやお茶漬け、カフェを提供するなど家族みんなで楽しめますよね。

その食事券が最大で10,000円もらえるので利用価値は高いかと。

優待券を株主優待品に交換することも可能

家の近くにくら寿司がないなど、店舗で利用する予定のない方には、優待券を以下の株主優待品に交換することができるんですね。

ただ交換するには5,000円分の優待券が必要なので、交換するには200株以上保有することが必要になります。

ずわいがにやまぐろ盛りなど、回転寿司チェーンならではの商品に交換できますね。面白いのはシャリコーラですかね。

このシャリコーラは、くら寿司ファンにはたまらない1品、なんと甘酒をベースにしたコーラ風味の炭酸飲料なんですね。なので夏バテ防止や美容にも効果があるんです。

一度ハマると病みつきになります。

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くら寿司の株価の推移(チャート)は?下落中?

次にくら寿司の株価推移を見ていきますね。以下は直近5年のチャートです。

チャート画像

2014年末ごろから回転寿司ブームもあり、順調に右肩上がりで株価が上昇。一時は8,000円を超えるところまで到達しました。

ただ最近は完全に株価は調整局面ですね。2018年半ばごろから株価は下落、4,000円台を割り込む水準まで売られています。

わずか1年程度で株価は2分の1にまで下落していますから暴落と行って良いレベルですね。

以下がくら寿司の直近6ヶ月チャートです。最近の株価は完全に調整局面ですね。2019年3月に6,000円近くあった株価は、最近では4,000円台を割り込む水準です。

外食チェーンの中では圧倒的な強みを誇ってきた回転寿司チェーンですが、この株価の下落の理由は何なんでしょうかね?次に業績を見ていきます。

くら寿司の業績は?

くら寿司の業績の推移

売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり(単位:1億円)。

売上高 営業利益 純利益
2014年10月期 969.4 48.2 30.4
2015年10月期 1,053.6 58.8 41.5
2016年10月期 1,136.3 65.3 44.3
2017年10月期 1,227.7 63.4 48.8
2018年10月期 1,326.0 68.8 51.3

これらの推移を見ると、

・売上高、利益共には右肩上がりで5年連続で上昇

・近年の利益の伸びは低調

ということがわかります。

ちょっと意外ですね。株価が大幅に下落していることもあり、業績がもっと悪化しているのかと思いましたがかなり堅調な業績です。

回転寿司は他の外食チェーンが売り上げに苦戦する中、順調に売り上げや利益を伸ばしているのがわかります。

株価急落の原因は2018年後半の業績悪化

くら寿司の2018年11月以降の業績が悪化していますね。以下が2019年4月までの業績。

売上高が前年同期とそれほど変わらないものの、営業利益、純利益共に大幅に落ち込んでいるのがわかります。

これは外食産業全体に言えるのだけれども、人件費・材料費の高騰によって売り上げは上昇していても利益が圧迫されるんですよね。

回転寿司チェーン、他の外食産業に比べて家族連れでの利用が多くて客単価も高い傾向があったものの、最近は人件費の高騰が業績に影響が出ているということがわかります。

株価が下落中のくら寿司|株は買い?

業績の推移などを考えるとくら寿司への投資は検討に値すると考えます。理由としては、

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・PERが競合チェーンに比べて割安

・株主優待が魅力的

・売上高や利益が堅調

・外食産業全体の業績が改善傾向

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ということ。確かに最近の業績は悪化しているくら寿司ですが、2014年以降の業績は極めて堅調で右肩上がりです。

さらに人件費・材料費の高騰で外食産業は苦しんできましたが、吉野家やすかいらーく、日本マクドナルドなどの業績が改善しつつあります。

これまではデフレ経済の影響や消費者の節約傾向でコスト高を価格に転換できない状態が続いてきたけれでも、高価格帯の商品が売れてきているんですよね。

例えば吉野家は860円のすき焼き重が品切れになるぐらい売れているし、他の外食チェーンも単価の高い季節メニューが好調に売り上げを伸ばしているんですよね。

参考記事:吉野家 860円のすきやき重バカ売れで販売一時休止!高いメニューが定番に?

なので消費者もだんだんと節約疲れみたいなものが出始めていて、どうせだったら良いものを食べようという機運が出てきています。

もともと外食株は不景気になっても売り上げが落ちにくい、いわゆる”ディフェンシブ”銘柄。

なのでくら寿司も長期保有を前提とすれば、魅力的な優待をもらえることもあり十分に買いを検討して良いと思います。


「くら寿司の株価が下落する理由」まとめ

今回は、くら寿司の株価が下落する理由ということで、株価の推移(チャート)、配当実績や株主優待、株は買いかなどについて述べてきました。

くら寿司の業績は、最近は悪化しているものの、2014年からしっかりと右肩上がりとなっています。

現在の株価の調整局面は、株価は2018年半ばまでくら寿司の株は人気化していましたから、その反動で売られている面もあると思います。

他の外食産業と同様、人件費・材料費の高騰によるコスト高を、いかに価格に転嫁することができるかが株価上昇の鍵となりそうです。

それでは。

おすすめ記事です。昨年鳴り物入りで上場したフリマアプリのメルカリ。本業は絶好調ですが、赤字幅拡大で株価大幅下落に苦しんでいます。その理由は何なんですかね?

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高配当の日本株・米国株の長期投資に、レバレッジETF、FX、CFDを組み合わせて早期のセミリタイアを目指します。