米国ETF

QQQの株価はナスダックに連動!このETFの魅力はチャート上昇率だけじゃない?

ナスダックに連動するETF QQQの株価やチャートの特徴について知りたいです。

S&P500やダウなどに連動するETFもありますが、これらに比べてQQQに投資するメリットは何ですか?配当実績についても知りたいです。

今回は、このような疑問を持つ方にむけて記事を書いています。

今回の記事の内容

・QQQ:株価の基本データと特徴は?

・QQQの構成銘柄とセクター比率は?

・QQQのチャートとリターンは?

・QQQの配当実績と増配率は?

QQQの株価やチャートの特徴に関して、以下のツイートをしました。

自分はグロース株やセクターetfには投資してないけど
・QQQ(ナスダック)
・VDC(生活必需品)
・VHT(ヘルスケア)
の3つは歴史的にs&p500よりパフォーマンスが良く投資候補です。
特にQQQはITセクターの成長株が多く値動きが激しいですが、5GやAIの将来性を考えると、今後も高成長が期待出来そう。

上記を掘り下げます。実はQQQは、値上がり益だけでなく配当もしっかりと上昇しているんですよね。

自分は、20年以上投資を続けていて米国ETFも保有しています。今回は、この経験も踏まえ記事を書きました。

ナスダック(Nasdaq)市場とは?

日々のニュースの中でNYダウやS&P500と並んで良く耳にするナスダック。最も有名な株価指数の一つですね。ナスダックは、米国の新興企業(ベンチャー)向けの株式市場で、新興企業向けとしては世界最大の市場です。

新興企業向けといっても、時価総額規模は東京株式市場の2倍以上。控えめに言っても超巨大取引所ですね。

今をときめくアップルやグーグル、フェイスブック、アマゾンなどのGAFAが上場していることでも有名。

米国経済の強さの源泉となっているIT企業を中心に上場しているナスダック。そのナスダックの上位100社との連動を目指したETFがQQQです。

以下、その基本データや特徴、チャートなどを詳細に見ていきますね。

QQQ:株価の基本データは?

QQQは、ナスダックに上場されている時価総額上位100銘柄で構成されているナスダック100指数に連動する投資成果を目指すETFです。

QQQの投資セクターは情報技術と消費財セクターが中心で、金融セクターは対象外となっていますね。

QQQの株価基本データ
  • インデックス:ナスダック100指数
  • 信 託 報 酬   : 0.20%
  • 配 当 利 回 り : 0.79%
  • 配 当 実 績   : 1.49ドル
  • 組 入 銘 柄 数 : 103銘柄
  • 設 定 日:1999年3月10日

ナスダックは、米国にある世界最大の新興市場(ベンチャー)向けの株式市場ですが、このナスダック市場全体に連動するETFは今の所ありません。

新興企業向けの市場で、小型株も多く含まれることから、ナスダック全体に連動するETFを作ることが難しいということなのでしょう。

QQQはナスダック市場に上場している時価総額上位100社の株価に連動するETFとなっていて、完全ではないもののナスダックへの連動性が極めて高いものになっています。

なお、QQQの運用会社はInvesco Capital Management LLC (インベスコ)と言う会社が行なっています。

QQQの構成銘柄とセクター比率は?

QQQの構成銘柄

構成銘柄上位10社(2019年12月6日現在)は以下の表のとおりです。

QQQは、時価総額に加重平均されますのでアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど今をときめくIT企業が上位をしめていますね。

異色なのが9位に入っているペプシぐらいでしょうか。2018年半ばあたりはエヌヴィディアがTop10に入っていましたが、昨年末の大幅下落によりランク外となってしまいましたね。

ナスダックは新興市場(ベンチャー)を対象とした株式市場。しかし、こうして構成銘柄Top10を眺めてみると現在の米国経済の強さの源泉となっているITの超巨大企業ばかりです。

QQQのセクター比率

続いてセクター比率です。

情報技術、コミュニケーション、消費財がトップ3となっていますね。情報技術には、アップルやマイクロソフト、インテルあたりが含まれますね。

コミュニケーションセクターの比率が高くなっていますが、これはグーグルやフェイスブック、ネットフリックスがこのセクターに含まれているからです。

ちなみに消費財にはアマゾンやスターバックスが含まれます。

こうしてみるとQQQの構成銘柄は現在、世界的に最も勢いのある会社ばかりということですね。

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QQQのチャートとリターンは?

QQQの長期チャート

以下はQQQの設定来チャートです。

ITバブル崩壊のあった2000年ごろの下落が凄まじいですね。100ドル近くあった株価が2年程度で25ドルと4分の1にまで低下しています。

リーマンショックの時も大きく下げていますが、ITバブルの時の比じゃないですね。景気に敏感で値動きが激しいというのもQQQの特徴と言えますね。

リーマン後は完全な右肩上がり。およそ10年で25ドルから180ドル程度と7倍以上に急騰していることがわかりますね。

ナスダック市場、とりわけ情報技術セクターの好調さが裏付けられています。

ちなみにNYダウに連動するDIAとS&P500に連動するVOOの直近5年チャートを比較したのが以下の図。

赤:QQQ 青:DIA 緑:VOO

QQQの圧勝ですね。自分はどっちかと言うと成熟企業に投資して配当金を再投資するシーゲル投資を実践していますが、このチャートを見てしまうと少し考えてしまいますね。

今後5GやAIに関する技術やサービスが伸びるのは確実ですから、ナスダックが他の市場よりもパフォーマンスが良い状態と言うのは当面続くのではないか、ということです。

昨年末に大幅に下落したエヌビディアの例があるので、IT新興企業の個別株にはなかなか投資しずらい。だけどQQQは、ナスダックの中で選りすぐりの銘柄100社に投資できのだから、個別株リスクはほとんど無視できるレベルですよね。

QQQのリターン

QQQの配当金も含めたトータルリターン(2019年9月30日現在)は以下のとおりです。一番下のFundというやつです。

一番上がインデックスであるナスダック100になりますが、経費率0.2%を考慮するとQQQがインデックスとほとんど乖離のない優秀なETFであることがわかります。

過去10年のリターンは年率17.32%となっています。ETFでここまで高いのは出色ですよね。リーマンショック後の好調さが伺えます。

ナスダック市場恐るべし…です。

QQQのこれまでの配当実績と増配率は?

QQQは他の多くのETFと同様に四半期に一度配当金が分配されます

配当実績は以下のとおりです。配当利回りは0.79%とあまり高くありませんが、順調に配当金が伸びていることが分かりますね。

配当利回りが低いのは、グーグルやアマゾンなどの企業が、成長を優先していて配当金を出していないからですね。ただ、自分はQQQの配当金というのは今後結構なペースで伸びていくのではないかと考えます。

というのは、最近ではマイクロソフトやアップルなどの企業が、成長企業から成熟企業へ変遷してきており配当金をしっかりと出すようになってきているんですよね。

これらの企業は利益莫大のキャッシュリッチ企業ですから配当金余力も十分。加えて、現在無配のグーグルやアマゾンも、いずれは成長企業から成熟企業への移行は必ずあるはずで、そうすると将来的に配当金を出す可能性も結構あるのではないかと考えます。

もちろんQQQへの投資は、値上がり益を期待してということですが配当金の伸びも今後期待できそうです。

「QQQの株価とチャートの特徴」まとめ

今回は、ナスダック100連動ETF QQQの株価ということで、その特徴と株価の推移(チャート)、配当金の推移等について見てきました。

QQQの特徴をまとめると、

・米国ナスダックの巨大成長企業100銘柄で構成

・景気に敏感で値動きが激しい

・20年間で7倍以上のパフォーマンス

・過去10年で18%超えの高いリターン 

・今後は配当金の伸びも期待できる

ということですね。過去の実績を踏まえれば基本的には値上がり益を狙うETFと言えるでしょう。

他方、アップルやマイクロソフトなどを中心に構成企業の成熟企業化も進んでいるので、今後は配当金も期待できます。

ITセクター中心ということで、世界経済や景気に敏感だというのはその通り。ただ、金融系の企業が全く含まれないのでリーマンなどの金融ショックには、わりと耐性があるのではないかと思います。

QQQはサテライト的に短期投資を進めるかたも多いですが、自分は値上がり益だけじゃなく、インカムも期待できるETFとして長期投資で保有すべきETFと考えます

それでは。

 

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