米国ETF

VOOの株価とチャートの特徴は?コロナショック米ETF直撃…影響は?

S&P500ETF VOOの株価やチャートの特徴について知りたいです。コロナショックで大きく下落したようですが…。

米国市場全体に投資するETFや他のS&P500に連動するETFもありますが、これらに比べてVOOに投資するメリットは何ですか?配当実績についても知りたいです。

このような疑問を持つ方にむけて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • VOO:株価の基本データと特徴は?
  • VOOの構成銘柄とセクター比率は?
  • VOOのチャートとリターンは?コロナショックの影響も。
  • VOOの配当実績と増配率は?

投資歴20年のかいまるです。VOOも含め米国株を中心に1千万円以上の資産を運用しています。

VOOの株価やチャートの特徴に関して、以下のツイートをしました。

米国ETFのVOOはS&P500に連動するETF。
その特徴は
・経費率が0.03%
・10年で株価3倍
ということ。アップルなど時価総額の大きい銘柄の割合が大きくなる点が、単純に株価の平均をとるNYダウとの大きな違い。
どちらが良いかは好みの問題ですが、VOOの方が500銘柄への投資で分散効果は優れていますね。

上記を掘り下げます。

結論から言うと、配当の増配率も3年平均で10%を超えており値上り益だけじゃなく配当金によるインカムの伸びも期待できる点が、長期投資に向いたETFと考えます。

▼動画でも解説です。ぜひご覧ください!▼

VOOのインデックス、S&P500とは?

S&P500は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している米国の株価指数のことです。

経済ニュースなどで日々の値動きがよく報道されるていますね。NYダウと並んで最も有名な株価指数の一つです。機関投資家や投資ファンドの成績を評価する際にも、よく用いられます。

米国の取引所(ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等)に上場される米国企業で、流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。

S&P500は時価総額加重平均をとっていて、アップルやマイクロソフトなどの時価総額の大きい企業の株価が指数に反映され易くなるんですね。

ここが構成銘柄の株価を単純に平均するNYダウとの大きな違いとなります。

このS&P500への連動を目指したETFがVOOです。以下、その基本データや特徴、チャートなどを詳細に見ていきますね。

VOO:株価の基本データは?

VOOは米国市場に上場されている流動性のある大型株から選ばれた500銘柄で構成されているS&P500と同じ投資成果を目指すETFです。

VOOの株価基本データ
  • インデックス:S&P500指数
  • 信 託 手 数 料 :  0.03%
  • 配 当 利 回 り :  2.24%
  • 配 当 実 績   :  5.34ドル
  • 組 入 銘 柄 数 :  509銘柄
  • 設 定 日:2010年9月7日

VOOは米国市場全体に投資するVTIと並んでバンガード社の旗艦ETFですね。運用総額もバンガード社の中で2番目に大きく、流動性や実績共に文句なしの商品です。

他の会社もS&P500に連動するETFを運用していて、

・スパイダー社:SPY

・ブラックロック社:IVV

あたりが有名ですね。むしろ、これら2つのETFの方が歴史が古く運用総額はVOOより大きくなっています。

ただ信託手数料はSPY:0.09%、IVV:0.04%となっていて、VOO:0.03%が最もリーズナブル。当然のことながら、これらETFの運用成績はほぼ同じ。

なので、好みの問題はあるかもですが手数料が最も低いVOOを選んでおけば間違いないかと。

VOOの構成銘柄とセクター比率は?

構成銘柄やセクター比率はS&P500と基本は全く同じですね。コロナショックの暴落前の構成になりますが、クイックに見ていきましょう。

VOOの構成銘柄

構成銘柄上位10社は以下の表のとおりです。

VOOは時価総額に加重平均されますのでアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど今をときめくIT巨大企業が上位をしめていますね。

資産総額に占める上位10社の割合は約23%となっていて、結構な割合を占めています。

VOOのセクター比率

続いてセクター比率です。

情報技術、ヘルスケア、金融がトップ3。米国経済の強さの象徴ともいえる3セクターと言っても過言じゃないですね。

4位のコミュニケーションセクターにはグーグルやフェイスブックが含まれていますから、現在の米国経済の強さの源泉であるIT関連企業の割合が高くなっているといえます。

VOOのチャートは?コロナショックの影響は?

ここでは

・VOOの長期チャート

・VOOのリターン(暴落前)

を見ていきます。コロナショックの影響はどうだったのか、クイックに確認です。

VOOの長期チャート

以下はVOOの設定来チャートです。

S&P500は綺麗な右肩あがりで上昇していましたが、やはりコロナショックの影響で大きく株価が下落していますね。

VOOも2020年2月の高値からわずか1ヶ月程度で、

・2月19日:310.92ドル

・3月23日:204.27ドル(🔻34.3%

まで下落しており、リーマンショック級の暴落といっても良いと思います。

ただ、株価的には2018年中頃の水準に戻っただけとも言える訳で、長期的にはまだ上昇基調にも感じます。今後の新型コロナウイルス拡大の影響次第ですかね。

ちなみに米国の株式市場全体に投資するVTIの直近5年チャートを比較したのが以下の図。

赤:VOO 青:VTI 

こう比較するとVOOの方がわずかですがパフォーマンスが良くなっていますね。VTIの構成銘柄は小型株も含めて約4000銘柄で、今回のコロナショックでは小型株が大きく売られているためです。

ただ、長期的にはVTIとVOOはほぼ同じパフォーマンス。信託手数料も同じということもありVTIにするかVOOにするかは、好みの問題といえそうです。

VOOのリターン

VOOの配当金も含めたトータルリターン(2019年9月30日現在)は以下のとおりです。

リーマンショック後で株式市場が絶好調であったこともあり、暴落前ですが設定来リターンは年率14.02%となっています。

株式の期待リターンはインフレ率を抜いて7%程度ということを考えれば、十分すぎる結果でした。なので、コロナショックの影響もありVOOの株価は下落していることもあり、長期的には、この7%のリターンに近くことになると思います。

ちなみに米国株のパフォーマンスが長期的に優れている点については、多くの本でも解説されています。以下の記事に、おすすめの本をまとめています。

米国株の投資本でおすすめの10冊は?150冊から厳選!暴落時に読みたい米国株に関する投資本でおすすめなのは何ですか?全部購入すると結構お金がかかりますよね。何かお得な方法はありますか? このような疑問...

VOOのこれまでの配当実績と増配率は?

VOOは他の多くのETFと同様に四半期に一度配当金が分配されます。配当実績は以下のとおり。

配当利回りは2%台とそれほど高いわけではありませんが、順調に配当金が伸びていることが分かりますね。

5年間の平均年間増配率は7.53%とわりと高い増配率となっています。

S&P500は時価総額の大きい企業順に構成されますから、必然的に業績好調で配当金もしっかり出す企業の割合が多くなるということなのでしょう。

値上り益だけじゃなく配当によるインカムの伸びも期待できる。まさに長期投資するには理想的なETFといえます。

「VOOの株価とチャートの特徴」まとめ

今回は、S&P500連動ETF VOOの株価とチャートということで、その特徴と株価の推移(チャート)、配当金の推移等について見てきました。

VOOの特徴をまとめると、

・米国市場の大型企業500銘柄で構成

・長期的には7%程度のリターンを期待できる 

・配当金によるインカムの伸びも期待できる

ということですね。コロナショックで大きく株価は下落していますが、長期的にS&P500はしっかりと上昇しています。

リーマン後に大きく上昇していたこともあって手が出しづらい状況でしたが、暴落している状況の方が長期投資をするには良いタイミングを言えると思います。

配当利回りは2%台と若干もの足りないですが、増配率を踏まえれば値上がり益だけじゃなくインカムにも期待できるETFと言えるでしょう。

VOOは、S&P500に連動するETFということで運用総額も非常大きく実績も十分ですね。ポートフォリオのコアになるETFとして長期保有すべきETFといえます。

それでは。

 

関連記事です。株式タイプの米国ETFでおすすめのものをまとめました。この記事をご覧になった方はこちらの記事も読まれています。

米国ETFでおすすめは?人気ETFを徹底比較(2019〜2020年)米国ETFの中でおすすめのものを知りたいです。リターンや利回りなどを比較すると、どのETFが良いんですかね? このような疑問を持つ...

 

おすすめ記事です。

世界で最も巨大な新興市場ナスダック。その指数に連動するQQQについてまとめた記事です。このETFが極めて秀逸な理由とは何か?

QQQの株価とチャートの特徴は?コロナショック米ETF直撃…影響は?ナスダックに連動するETF QQQの株価やチャートの特徴について知りたいです。コロナショックで大きく下落したようですが…。 S&a...

 

世界で最も有名な株価指数であるNYダウ。その指数に連動するDIAについてまとめた記事です。このETFが極めて秀逸な理由とは何か?

米国ETF DIAの株価はNYダウ平均に連動。S&P500と比較して秀逸な点とは?DIAはダウ工業株価平均(NYダウ)に連動するETF ですが、株価の推移(チャート)や特徴はどうなっていますか? S&P5...

 

米国株式市場全体に投資するETFであるVTI。その魅力は株価の上昇率だけに留まりません。このETFが極めて秀逸な理由とは?

VTIの魅力は株価やチャートの上昇だけじゃない!S&P500より秀逸な理由とは。VTIの株価はかなり上昇していると聞いてますが、株価の推移(チャート)や特徴はどうなっていますか?他のETFにはS&P500やダ...

 

日本ではアクセスしずらい米国株の情報を日本語で配信するモトリーフール。その情報はエコノミスト誌のような海外メディアからも高い評価を受けています。メリットをまとめました。

モトリーフールが米国株の情報収集におすすめな理由?評判・口コミも紹介。米国株への投資を始めたけど、信頼できる情報をどこから集めたら良いですか?米国株の情報提供で有名なモトリーフールの評判を知りたいです。 ...

 

米国株を取引する際のおすすめ証券会社を比較してみました。横並びだった米国の売買手数料にも変化が出てきています。おすすめの証券会社はどこなのか解説しています。

米国株の手数料を徹底比較!おすすめの証券会社はどこ?(2020年)最近、米国株の手数料の引き下げが行われているみたいだけど、これらを比較して見て、どこがオススメですか? できるだけ手数料の安いとこ...

 

ウェルスナビの自動運用でほったらかし投資が可能!
WealthNavi

ウェルスナビは「長期・積立・分散」の資産運用を全自動でお任せできる資産運用サービス。手数料は1%のみで、国際分散投資を自動運用します。

▼ロボアドバイザーの自動運用で、時間も手間もかかりません
投資の学習、投資商品の選定、資産配分、運用、リバランス、全てロボアドバイザーにおまかせ。

▼安全資産の債券や金にも投資
株が大幅に暴落した際には、安全資産の債券や金が上昇するのが一般的。リスク許容度に応じてより安全な運用も可能です。

▼国際分散投資を自動運用
約50カ国11,000銘柄以上に国際分散投資を行うことで、世界経済の成長を資産に取り入れます。

▼手数料は預かり資産の1%のみの中立な資産運用
手数料は預かり資産の1%のみ。

▼世界水準の金融アルゴリズムでポートフォリオを構築
ノーベル賞受賞の理論をベースとした世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムで運用。

詳細は以下をクリック!

詳細ページ公式ページ