米国ETF

米国ETF VOOの株価とチャートはS&P500に連動。長期投資に向く理由とは?

S&P500に連動するETF VOOの株価やチャートの特徴について知りたいです。

米国市場全体に投資するETFや他のS&P500に連動するETFもありますが、これらに比べてVOOに投資するメリットは何ですか?配当実績についても知りたいです。

今回は、このような疑問を持つ方にむけて記事を書いています。

今回の記事の内容

・VOO:株価の基本データと特徴は?

・VOOの構成銘柄とセクター比率は?

・VOOのチャートとリターンは?

・VOOの配当実績と増配率は?

VOOの株価やチャートの特徴に関して、以下のツイートをしました。

米国ETFのVOOはS&P500に連動するETF。
その特徴は
・経費率が0.03%
・10年で株価3倍
ということ。アップルなど時価総額の大きい銘柄の割合が大きくなる点が、単純に株価の平均をとるNYダウとの大きな違い。
どちらが良いかは好みの問題ですが、VOOの方が500銘柄への投資で分散効果は優れていますね。

上記を掘り下げます。

結論から言うと、配当の増配率も3年平均で10%を超えており値上り益だけじゃなく配当金によるインカムの伸びも期待できる点が、長期投資に向いたETFと考えます。

自分は、20年以上投資を続けていて米国ETFも保有しています。今回は、この経験も踏まえ記事を書きました。

VOOのインデックス、S&P500とは?

S&P500は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している米国の株価指数のことです。

経済ニュースなどで日々の値動きがよく報道されるていますね。NYダウと並んで最も有名な株価指数の一つです。機関投資家や投資ファンドの成績を評価する際にも、よく用いられます。

米国の取引所(ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等)に上場される米国企業で、流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。

S&P500は時価総額加重平均をとっていて、アップルやマイクロソフトなどの時価総額の大きい企業の株価が指数に反映され易くなるんですね。

ここが構成銘柄の株価を単純に平均するNYダウとの大きな違いとなります。

このS&P500への連動を目指したETFがVOOです。以下、その基本データや特徴、チャートなどを詳細に見ていきますね。

VOO:株価の基本データは?

VOOは米国市場に上場されている流動性のある大型株から選ばれた500銘柄で構成されているS&P500と同じ投資成果を目指すETFです。

VOOの株価基本データ
  • インデックス:S&P500指数
  • 信 託 手 数 料 :  0.03%
  • 配 当 利 回 り :  1.99%
  • 配 当 実 績   :  5.34ドル
  • 組 入 銘 柄 数 :  509銘柄
  • 設 定 日:2010年9月7日

VOOは米国市場全体に投資するVTIと並んでバンガード社の旗艦ETFですね。運用総額もバンガード社の中で2番目に大きく、流動性や実績共に文句なしの商品です。

他の会社もS&P500に連動するETFを運用していて、

・スパイダー社:SPY

・ブラックロック社:IVV

あたりが有名ですね。むしろ、これら2つのETFの方が歴史が古く運用総額はVOOより大きくなっています。

ただ信託手数料はSPY:0.09%、IVV:0.04%となっていて、VOO:0.03%が最もリーズナブル。当然のことながら、これらETFの運用成績はほぼ同じ。

なので、好みの問題はあるかもですが手数料が最も低いVOOを選んでおけば間違いないかと。

VOOの構成銘柄とセクター比率は?

構成銘柄やセクター比率はS&P500と基本は全く同じですね。クイックに見ていきましょう。

VOOの構成銘柄

構成銘柄上位10社(2019年10月31日現在)は以下の表のとおりです。

VOOは時価総額に加重平均されますのでアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど今をときめくIT巨大企業が上位をしめていますね。

資産総額に占める上位10社の割合は約23%となっていて、結構な割合を占めています。

VOOのセクター比率

続いてセクター比率です。

情報技術、ヘルスケア、金融がトップ3。米国経済の強さの象徴ともいえる3セクターと言っても過言じゃないですね。

4位のコミュニケーションセクターにはグーグルやフェイスブックが含まれていますから、現在の米国経済の強さの源泉であるIT関連企業の割合が高くなっているといえます。

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VOOのチャートとリターンは?

VOOの長期チャート

以下はVOOの設定来チャートです。

綺麗な右肩あがりですね。ETFの設定がリーマンショック後ということもあり、好調な米国株式市場の状況を良く表しています。

およそ10年で100ドルから270ドル程度と基準価格で約3倍にまで株価が上昇していることがわかります。

ちなみに米国の株式市場全体に投資するVTIの直近5年チャートを比較したのが以下の図。

赤:VOO 青:VTI 

ほとんど変わらないパフォーマンスですね。VTIの構成銘柄は小型株も含めて約4000銘柄。

なのでVOOに投資すれば米国市場全体に投資した場合と、ほぼ変わらないパフォーマンスが得られるということですね。

信託手数料も同じということもありVTIにするかVOOにするかは、好みの問題といえそうです。

VOOのリターン

VOOの配当金も含めたトータルリターン(2019年9月30日現在)は以下のとおりです。

リーマンショック後で株式市場が絶好調であったこともあり、設定来リターンは年率14.02%となっています。

株式の期待リターンはインフレ率を抜いて7%程度ということを考えれば、十分すぎる結果ですね。

ちなみにVOOが設定された2010年に10,000ドル投資して配当金を再投資したと仮定した場合、資産は約3倍にまで膨れ上がった計算になります。

VOOのこれまでの配当実績と増配率は?

VOOは他の多くのETFと同様に四半期に一度配当金が分配されます。配当実績は以下のとおり。

配当利回りは1.99%とそれほど高いわけではありませんが、順調に配当金が伸びていることが分かりますね。

3年間の平均年間増配率は10.15%と10%を超えています。

S&P500は時価総額の大きい企業順に構成されますから、必然的に業績好調で配当金もしっかり出す企業の割合が多くなるということなのでしょう。

値上り益だけじゃなく配当によるインカムの伸びも期待できる。まさに長期投資するには理想的なETFといえます。

「VOOの株価とチャートの特徴」まとめ

今回は、S&P500連動ETF VOOの株価とチャートということで、その特徴と株価の推移(チャート)、配当金の推移等について見てきました。

VOOの特徴をまとめると、

・米国市場の大型企業500銘柄で構成

・過去10年間で3倍のパフォーマンス

・過去10年で14%超えの高いリターン 

・配当金によるインカムの伸びも期待できる

ということですね。増配率を踏まえれば値上がり益だけじゃなくインカムにも期待できるETFと言えるでしょう。

S&P500に連動するETFということで運用総額も非常大きく実績も十分ですね。ポートフォリオのコアになるETFとして長期保有すべきETFといえます。

それでは。

 

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