日本株

ブリヂストンの株価が下落している理由とは?安定の高配当優良銘柄なのに…なぜ?

ブリヂストンの株価が下落している理由を知りたいです。株価の推移(チャート)はどんな感じですか?売り上げは問題ないはずですが…業績が悪化しているんですかね?

配当の実績や株主優待についても知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

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・ブリヂストンの株価が下落?株価の状況は?

・ブリヂストンの配当と株主優待は?

・ブリヂストンの株価の推移(チャート)はどうなる?

・ブリヂストンの今後の株価の予想は?

ブリヂストンの株価の下落に関して以下のツイートをしました。

高配当銘柄として人気のブリヂストンの株価が低迷しています。理由としては
・売上高・利益が増えていない
・米中貿易戦争
ということ。タイヤ産業自体、成熟産業なので高成長は期待できないですね。
ただ自動車株に比べて株価は底堅く配当利回りも3.7%!
長期保有を前提とすれば買い候補ですね。

上記を深掘りします。

自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に 1,000万円以上の資産を運用しています。今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。

また、日本株や資産運用に関するお得情報や役に立つ情報のページについて、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

ブリヂストンは何の会社?

今回は世界最大手のタイヤメーカーであるブリヂストン(bridgestone)を取り上げます。

国内のタイヤ事業の比率は20%程度しかなく、タイヤ事業の売り上げの8割は海外というグローバル企業ですね。

2005年にミシュランを抜いて世界シェアNo1になっています。

タイヤ事業の他に大型航空機の重量計測システム、ゴルフやテニスなどのスポーツ用品など多角化を進めています。

ちなみにブリヂストンの社名の由来は、創業者の石橋正二郎にちなみ英語の「ブリッジ」(橋)と「ストーン」(石)を合成したもの。

この世界的タイヤメーカーのブリヂストンの株はなぜ下がるのか、今後買いなのか、以下見ていきたいと思います。

ブリヂストンの株価は下落|株価の状況は?

まずはブリヂストンの株価データ(2019年9月13日現在)を見て行きましょう。

ブリヂストンの株価データ
  • 株 価:   4,303円
  • P E R :     10.4倍(予想)
  • P B R :     1.34倍(実績)
  • R O E  :      12.9%(予想)
  • 配当利回り:3.71%

株価の指標はかなり良いですね。配当利回りが3.71%と高配当銘柄といえる水準ですね。

PERの目安は13~15倍ぐらいですから10.4倍というのは少し割安な水準。

ただ同業他者と比べて見ると、

  • 横浜ゴム:7.6倍
  • TOYO TIRE:9.3倍
  • 住友ゴム:10.0倍

となっていて、必ずしも割安とはいえないですね。

タイヤ産業は高い成長が見込めない”成熟”した事業なので、株価的には加熱しずらいということなのでしょう。

ブリヂストンの配当実績と株主優待は?

続いて配当実績と株主優待を見ていきます。

以下がブリヂストンの配当金の実績です。配当金は順調に伸びてますね。

配当金は2010年からの8年で8倍となっています。すばらしい配当金の伸びですね。

これだけ配当金が伸びていても配当性向が40%程度ですので、無理のない範囲です。

ブリヂストンの配当方針を見ると、

配当につきましては、当該期の業績、財政状態に加え、中期的な利益見通し、投資計画、キャッシュ・フロー等を総合的に勘案して、連結配当性向20%~40%を目安に、安定した配当を継続的に実施

としているので、業績に応じて安定配当を実施する方針となっています。

参考:ブリヂストンの配当方針

気になるのは、2016年ごろから配当金の伸びが少なくなっていることですかね。2019年は前年と同額。

世界的タイヤメーカーのブリヂストンですが、近年は利益が伸びていないんですよね。

なので配当性向も40%と上限にきていることもあり、なかなか配当金が伸びずらい状況ということなのでしょう。

なおブリヂストンの株主優待はありません。株主優待は配当金で行うということですね。残念です…。

ブリヂストンの株価の推移(チャート)は?

タイヤ世界シェアNo1のブリヂストンですが、これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?

ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。

ブリヂストンの長期チャート

以下は過去10年のチャートです。しっかりと株価を上げていますね。

チャート画像

2010年に1,600円程度だった株価は10年で4,000円程度まで約2.5倍まで伸びています。

配当もこの間に8倍まで伸びていることを考えると、すばらしいパフォーマンスの銘柄と言えますね。

ただ株価が大きく下げている時期がありますよね。具体的には、

・チャイナショックのあった2015年

・米中貿易戦争の影響が出てきた2018年以降

です。どちらも1年程度で20%近く調整しています。

なのでチャート的には、世界経済の動向に影響を受けやすい銘柄ということですね。

ブリヂストンの短期チャート

以下が直近半年の短期チャートです。2019年に入っても株価は横ばい傾向が続いていますね。

株価的には3,800円から4,400円のレンジで推移しています。

下値がだんだんと切り下がっているのが気になるところですかね。

世界的タイヤメーカー、ブリヂストン。最近の株価が低迷している理由は何故なのでしょう?

ブリヂストンの株価が下落している理由とは?

ブリヂストンの株価が大幅に下落している理由は、

・売上高及び利益がほとんど伸びていない

・米中貿易戦争の影響

ということ。クイックに見ていきます。

売上高及び利益がほとんど伸びていない

売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり(単位:億円)。

売上高 営業利益 純利益
2014年 36,739.6 4780.4 3005.9
2015年 37,902.5 5172.5 2842.9
2016年 33,370.2 4495.5 2655.5
2017年 36,434.3 4190.5 2882.8
2018年 36,501.1 4027.3 2916.4

これらの推移を見ると

・2015年をピークに売上高及び営業利益が減少傾向

・純利益は横ばい

というのがわかります。

特にチャイナショックの影響がでた2016年は売上高が大きく落ち込んでいます。

なので、

・売上高が世界経済の影響を受けやすい

・タイヤ産業は成熟しており大きな成長を見込めない

というところが株価が低迷する要因といえます。

米中貿易戦争の影響

最近の株価が停滞している要因は、やはり米中貿易戦争によって自動車産業の業績自体が停滞している点ですね。

2018年の自動車生産数は前年比0.1%増えているものの、世界の2大市場である中国と米国が共に停滞期に入って、自動車の海外生産の勢いが弱くなっているんですよね。

参考:車8社の世界生産、0.1%増の2850万台 18年度(日経新聞)

また最近では、以下のツイートのように日産や本田などの自動車メーカーの売り上げが大幅に落ちてきています。

なので自動車の売り上げが落ちてくれば、当然タイヤの売り上げにも影響が出てきます。

最近の株価低迷は、自動車産業全体の停滞が要因といえそうです。

株価が下落しているブリヂストンの株は買い?

さて自動車産業全体の停滞期で株価が低迷しているブリヂストン。株は買い時でしょうか?

自分としては、配当金に期待して長期保有前提であればブリヂストン株への投資を検討しても良いのではと考えます。

理由としては、

・新車は売れなくてもタイヤは売れる

・安定の高配当

・低PER

ということ。ブリヂストンには、高い成長は期待できないですけれども、安定的に利益を生み出す高配当銘柄ですね。

景気に敏感なところもありますけど、自動車が売れなくたってタイヤの買い替え需要は確実にあるわけで業績は安定的といえます。

米中貿易摩擦の影響で自動車株が大幅に株価を下げていますけど、ブリヂストンの株価は底堅いですよね。

米中摩擦の状況が今後どうなるか見通せないですけど、長期的には世界人口も増えて自動車自体の生産数は減らないですよね。

安定的な収益や高い配当が期待できる超優良銘柄として長期保有する。ブリヂストンはそんな銘柄です。

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「ブリヂストンの株価が下落」まとめ

今回はブリヂストンの株価が下落ということで、株価の推移(チャート)、配当実績や今後の株は買いかなどについて述べてきました。

タイヤ世界シェアNo1のブリヂストン。世界経済の影響は受けやすいものの、業績は安定的で高い配当を期待できます。

最近の株価低迷は、自動車の世界2大市場である米国と中国の貿易戦争の影響を受けたもの。

他方、貿易戦争の影響で自動車株の株価は大きく低迷していますがブリヂストンは底堅く推移しています。新車が売れなくても、タイヤは売れますからね。

9期連続増配企業のブリヂストン。長期保有前提で保有できる優良銘柄といえます。

最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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