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日立の株価は低迷から上昇へ!好転の理由は「原発プロジェクト凍結」?

日立製作所(6501)の株価は低迷していましたが上昇に転じているようです。その理由はなんですか?株価の推移(チャート)はや株価の予想についても知りたいです。

最近の株価単位の変更や配当の実績や株主優待についても知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

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・日立製作所(6501)の株価が低迷?株価の状況は?

・日立の配当と株主優待は?

・株価単位の変更で株式価値は5倍へ。

・日立の株価の推移(チャート)はどうなる?

・日立の株価は低迷から上昇している理由?

日立の株価の低迷に関して以下のツイートをしました。

[box class=”blue_box”]

総合電機メーカーの日立。株価が低迷していましたが2019年に入って上昇に転じています。
理由としては
・業績が堅調
・英国原発プロジェクト凍結で悪材料出尽くし
・赤字グループ子会社4社の再編加速
ということ。
長期チャートも上昇トレンドで配当も増配が続いてます。購入したい銘柄の一つですね。

[/box05]

上記を深掘りします。

自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に 1,000万円以上の資産を運用しています。今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。

日立製作所(6501)の株価は低迷?|株価の状況は?

今回は世界有数の総合電機メーカーである日立をとりあげます。

日立は売上高9兆円を超え、営業利益7500億円、総従業員数29万人となっており総合電機最大。

日本の全業種の中でもトヨタ自動車、NTTに次ぐ規模の従業員をかかえる巨大企業です。

”この木なんの木”のCMでもおなじみの会社ですね。

では早速ですが日立の株価データ(2019年9月18日現在)を見て行きましょう。

日立製作所の株価データ
  • 株 価:  4077円
  • P E R :     9.0倍(予想)
  • P B R :   1.19倍(実績)
  • R O E  :  13.30%(予想)
  • 配当利回り:2.21%

株価の指標は悪くないですね。配当利回りが2.2%と日本株の中では平均水準です。

PERの目安は13~15倍ぐらいですから9.0倍というのはかなり割安な水準。

同業他者と比べて見ても、

  • パナソニック:10.4倍
  • ソニー:16.1倍
  • 三菱電機:13.1倍

となっていて、電機メーカーとしては割安な水準と言えそうです。

製造業の株価は景気の影響を受けやすいこともあり、株価的にはあまり人気のない銘柄ということでしょう。

株価単位の変更で株式価値は5倍へ

日立の株式は、2018年10月1日に単元株式数を1000株から100株に変更するのに併せて、株式の併合が行われました。

具体的には、

  • 5株 → 1株

とするもの。

単元株購入するのに必要な資金が2分の1になったということ。

なので日立の株式1株あたりの資産価値は5倍となったということですね。

100株未満の端数株の取り扱いなど詳細については以下のURLを参考に願います。

参考URL:http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/04/f_0427c.pdf

日立の配当実績と株主優待は?

続いて配当実績と株主優待を見ていきます。

以下が日立の配当金の実績です。

決算年度 配当金
2015年 12円
2016年 13円
2017年 15円
2018年中間 8円
2018年期末 50円

株式の併合があったので、わかりずらいですが併合前の配当金を5倍に換算すると、

・60円 → 65円 → 75円 → 90円

と順調に伸びています。

これだけ配当金が伸びていても配当性向が過去5年間で18%〜35%程度なので無理のない範囲といえます。

日立の配当方針を見ると、

市場競争力の維持や収益の向上に不可欠な設備投資や研究開発等を実行するための内部資金の確保と配当の安定的な成長を念頭に、財政状態、利益水準及び配当性向等を総合的に勘案して決定

としているので、業績に応じて設備投資や研究開発への投資と配当金を両立していくということですね。

配当性向も30%と余力十分ですが、無理をしてまで株主還元は行わない方針なのでしょう。

なお日立の株主優待はありません。株主還元は配当を中心に行うということですね。残念です…。

日立の株価の推移(チャート)は?割安水準か?

続いてチャートを確認していきましょう

世界的な総合電機メーカーの日立ですが、これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?

ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見るとともに、チャート分析していきます。

日立の長期チャート

以下は過去10年のチャートです。しっかりと株価を上げていますね。

チャート画像

この10年で株価を切り上げているのがわかります。アベノミクスにより、

・2010年ごろ1500円 → 2015年前半に4500円

程度と3倍にまで株価が上昇。その後、

[box class=”red_box”]

・チャイナショックのあった2015年

・業績がよくなかった2018年前半

[/box05]

の時期に大きく株価が下落しています。

それぞれ1年程度で50%、35%近く株価は低迷しています。

しかし、この低迷期を脱して2016年半ばと2019年諸島に株価は上昇に転じています。

長期チャート的には非常に底堅いといえますね。

日立の短期チャート

以下が2018年末からの短期チャートです。

下値を切り上げつつ上昇傾向となっていますね。

8月に75日移動平均線(青線)を下回りましたが、9月に入って再度上抜けしています。

世界的な総合電機メーカー日立。2015年や2018年の大幅下落にもかかわらず株価が上昇基調を維持している理由は何故なのでしょう?

日立のチャート分析。どこまで上昇?

チャート的には短期的にも長期的にも上昇傾向といえます。

2015年と2018年につけた4500円が一つの株価上昇の目安ですかね。

株価の下値を2000円→3000円と切り上げているので、この4500円ラインを超える可能性も十分にありえます。

何れにせよ日立の業績に関して何かしらの好材料が出てくるかにもよりますね。


日立の株価が低迷から上昇に転じている理由とは?

日立の株価が理由は、

[box class=”yellow_box”]

・売上高、営業利益が上昇傾向

・短期的な業績懸念の後退

[/box05]

ということ。クイックに見ていきます。

売上高、営業利益が上昇傾向

チャイナショックのあった2015年ごろの業績は落ち込み株価が低迷。

しかし、その後売上高や営業利益の増加が進んでいることが株価上昇の要因の一つです。

売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり(単位:億円)。

売上高 営業利益 純利益
2014年度 97,749.3 6413.3 2174.8
2015年度 100,343.1 6348.7 1721.6
2016年度 91,622.6 5873.1 2312.6
2017年度 93,686.1 7146.3 3629.9
2018年度 94,806.2 7549.8 2225.5

これらの推移を見ると

[box class=”yellow_box”]

・売上高及び営業利益は2016年度を底に上昇傾向

・2018年度の純利益は大幅減少

[/box05]

というのがわかります。

チャイナショックの影響がでた2016年度にかけては、売上高や営業利益が10%程度も落ち込んでいますね。

その後は売上高も利益も増収増益となっていて業績は堅調と言って良いでしょう。

2018年度の純利益が大幅に減少したのは、英国の原子力発電所建設プロジェクトが凍結されたために約2800億円の損失を計上したもの。

参考記事:日立、英ウェールズの原発建設を凍結決定(BBC)

ただ2018年に入って株価は低迷していましたが、この報道を受けて悪材料が出尽くしたことや業績への影響が限定的だったため日立の株価は下げ止まり反発しています。

堅調な業績が、株価の低迷から上昇へと好転した要因といえます。

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短期的な業績悪化懸念の後退

日立では業績に悪影響を及ぼすと考えられていた案件が出尽くしたことも、最近の株価上昇につながっていますね。

具体的には、

・英国原発プロジェクト凍結により減損処理

・赤字が続いているグループ4社の事業再編を加速

ということ。

実は日立の子会社である日立ハイテクノロジーズ、日立建機、日立金属、日立化成は赤字続きで、日立の業績の足を引っ張っているんですよね。

グループ4社の再編が進めば業績改善も期待できるということ。

なので短期的な業績悪化の懸念が後退したことが短期的に日立の株価が上昇している要因の一つです。

株価は低迷から上昇へ。日立の株は買い?

さて株価が低迷から上昇に転じている日立。株は買い時でしょうか?

自分は、長期保有を前提とするのであれば日立株購入の検討をしても良いのではと考えます。

理由としては、

[box class=”yellow_box”]

・長期的に上昇トレンド

・配当がしっかり伸びている

・短期的な業績懸念の後退

・PERが他の電機メーカーより割安

[/box05]

ということ。

直近10年の長期チャートを見てきましたが、長期的には上昇トレンドでチャートの形も悪くないですよね。

加えて株価も割安水準で、配当金もしっかりと伸びていますから長期保有を前提としても問題がないといえます。



「日立の株価は低迷から上昇へ」まとめ

今回は日立の株価が低迷から上昇へということで、株価の推移(チャート)、チャート分析、配当実績や今後の株は買いかなどについて述べてきました。

世界的な総合電機メーカーの日立。製造業ということもあり世界経済の影響は受けやすいものの、業績が底堅いですね。

英国の原発プロジェクトの凍結やグループ子会社4社の再編など短期的な業績懸念が出尽くした点も、最近の株価が上昇に転じている要因となっています。

チャート的にも上昇基調ですので、長期保有を前提として日立株の購入を検討しても良いのではと考えます。

それでは。

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