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伊藤忠商事の株価が爆上げする理由は?他の商社の業績は悪化なのになぜ?

伊藤忠商事(8001)の株価の推移や配当について知りたいです。米中貿易摩擦の影響が広がるなか伊藤忠の株価は絶好超のようですがチャートはどんな感じですか?

今後の株価の予想や、株主優待などについても知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容

・伊藤忠商事(8001)の株価の状況は?

・伊藤忠商事の配当と株主優待は?

・伊藤忠商事の株価の推移(チャート)はどうなる?

・伊藤忠商事の株は買い時?株価は上がる?今後の株価の予想は?

伊藤忠商事の株価に関して以下のツイートをしました。

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総合商社で非資源分野トップの伊藤忠商事。
資源市況低迷や米中摩擦の影響で、他の商社が苦しむ中、非資源分野で利益を伸ばし業績も株価も絶好調です。
配当利回り3%台と他の商社に比べ物足りないですが、直近の業績上振れが期待されてます。
インカムだけじゃなく値上がり益も期待できる銘柄ですね。

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上記を深掘りします。

自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,000万円以上の資産を運用しています。今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。

伊藤忠商事(8001)はどんな会社なの?

伊藤忠商事は言わずと知れた総合商社の最大手のひとつ。日本屈指の巨大総合商社ですね。

他の総合商社と比較して非資源の比重が大きいところに特徴があります。祖業である繊維事業をはじめ、食料や生活資材、情報通信、保険、金融といった分野を強みとしています。

2015年に石油価格の大幅下落により、業界の雄である三井物産と三菱商事が赤字決算におちいりました。

その際に最終利益で総合商社トップに立ったのが非資源系に強みを持っていた伊藤忠商事なんですね。

既にトップの座を明け渡してますが”非資源の伊藤忠がNo1奪取”というインパクトは相当に大きく、最近の商社業界のトレンドは”非資源化”に傾いています。

今回は非資源分野で業績絶好調、伊藤忠商事を取り上げます。

伊藤忠商事の株価の状況は?

では早速ですがの株価データ(2019年10月18日現在)を見て行きましょう。

伊藤忠商事の株価データ
  • 株 価:  2259円
  • P E R :  6.7倍(予想)
  • P B R :  1.17倍(実績)
  • R O E  :   17.00%(予想)
  • 配当利回り:3.76%

株価の指標に関しては、パッと見た感じ”わりと良いな”というのが率直な感想。特に配当利回りが高いですね。

配当利回りは3.76%で、日本株の中では結構な高配当です。だた、三菱商事や三井物産などに比べるとちょっと物足りないかな…。

PERの目安は13~15倍ぐらいですから6.7倍というのはかなり割安な水準ですね。

ただ他の総合商社のPERと比較してみると、

  • 三井物産:6.8倍
  • 三菱商事:6.8倍
  • 丸 紅:5.3倍

となっていて、伊藤忠商事のPERは必ずしも割安とはいえないですね。平均レベルといったところです。

総合商社は売上高や営業利益は堅調ですが、大きなイノベーションや成長が見込めない成熟した業種。利益に対して株価が低く推移しているのでしょう。

伊藤忠商事の配当実績は?

続いて配当実績を見ていきますね。

以下が伊藤忠商事の配当金の実績です。

配当金/配当性向

出典:伊藤忠商事HP 株主の皆様への還元

2015年ごろまでは40円から55円程度だった配当金が、2017年以降は増配傾向が強くなっているのがわかりますね。

2015年50円→2018年83円と60%以上増配しており、なかなかのパフォーマンスです。

配当性向も2015年度以外は、過去5年で23%〜26%程度と余力十分。全く無理がありません。

伊藤忠商事の配当方針を見ると、

将来的に配当性向を30%目途とすべく、段階的な引き上げを実施します。

としているので、配当性向を段階的に引き上げることが明記されていますね。

現在の配当性向が20%台の半ばぐらいなのでもう少し上昇余地はありそうです。

安定的な業績や余力十分な配当性向を考えると減配される可能性は低いと考えます。

伊藤忠商事の株主優待は?

非資源系に強みを持つ伊藤忠商事。株主優待はどうなっているのでしょうか?

やはり自社サービスや商品の優待が改悪されるリスクが少なくて良いですよね。

関連記事 >>
吉野家(9861)の株主優待はいつ届くの?【優待券を使える店舗のまとめ】

コメダの株価と株主優待は?高配当で業績好調|隠れ株主優待?もあるんです。

 

しかし現在のところ、

伊藤忠商事は株主優待を実施していません。残念です…。

まあ株主還元は配当金を中心ということですかね。増配することで株主には利益還元したいと言うことなのでしょう。

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伊藤忠商事の株価の推移(チャート)は?10年&短期チャート

続いてチャートを確認していきましょう。

日本屈指の総合商社である伊藤忠商事ですが、これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?

ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。

伊藤忠商事の長期チャート

以下は過去10年のチャートです。

チャート画像

綺麗な右肩上がりですね。エクセレントです!!

2013年ごろまで800円程度だった株価が、アベノミクスもあり2015年ごろに1700円程度の水準まで上昇していますね。

3年足らずで株価2倍程度ですから配当金を考えると十分すぎるパフォーマンスをいえるでしょう。

その後2015年以降は、資源価格の下落やチャイナショックもあり株価は1200円程度まで下落。大きな下落はこのときぐらいですね。

2016年半ばごろから再び上昇し、2000円を超える水準まで株価は上昇しているのがわかります。

伊藤忠商事の2年チャート

以下が直近2年間のチャートです。

短期的な株価は、1800円から2300円のレンジ相場になっています。

他の総合商社の株価が、米中貿易摩擦の影響で大崩れしている中、”よく持ちこたえているな”というのが率直な感想です。

商社の株価は、企業などに資源や食糧などを売るという業種ですから景気の動向に影響を受けやすいですね。

2018年以降は世界経済の減速懸念が根強かったですから、例えば三菱商事の株価も調整気味といったところ。

参考記事 >> 三菱商事の株価が超期待できる理由とは?配当金の増配方針を宣言中⁉︎

しかし伊藤忠商事はチャート的にも上昇傾向ですよね。6月ごろに13週移動平均線が26週線抜ける”ゴールデンクロス”が出現。

それ以降、13週移動平均線をサポートラインとして株価が推移しています。

2300円あたりで3回ていど株価が跳ね返されているので、このラインを明確にブレイクするようであれば、もう一段高が期待できますね。

この状況はしばらく続くのか?次に伊藤忠商事の業績を見ていきます。


伊藤忠商事の業績は?

続いて伊藤忠商事の業績を見ていきます。以下が過去5年の売上高、経常利益、純利益の推移。

売上高 経常利益 純利益
2014年度 55,914.4 4185.2 3005.7
2015年度 50,835.4 3227.5 2403.8
2016年度 48,384.6 4998.6 3522.2
2017年度 55,100.6 5378.6 4003.3
2018年度 116,004.9 6953.8 5005.2

2018年度の売上高が前年度の2倍以上に膨らんでいるのは、会計方式が変わった影響によるもの。

2015年度の業績の落ち込んでいるものの、三菱商事や三井物産の利益が赤字決算になる中、伊藤忠商事はしっかりと利益を出してますね。

これは石油や鉄鉱石の価格が暴落して資源エネルギー市況の低迷が続いた影響で資源分野の割合が高い三菱商事と三井物産は創業以来初の赤字決算となったんですよね。

一方、非資源分野に強い伊藤忠商事はエネルギー市況低迷の影響をそれほど受けなかったため、2015年度に業界首位に踊り出ました。

参考記事:業界に走る衝撃…伊藤忠が商社首位へ “岡藤流”の攻めで躍進、死角はあるか(Sankei BIz)

既にトップの座は明け渡しましましが、その後の業績は堅調そのものですね。純利益は2015年→2018年で2倍以上に膨らんでいます。

伊藤忠商事は国内小売り事業のような非資源が堅調の中、最近は資源価格が上昇していることもあり業績が底上げされています。

最近の株価が上昇傾向なのも業績に裏打ちされているということですね。

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2019年度1Q決算は増収増益!

非資源分野が絶好調で業績堅調の伊藤忠商事。2019年1Q決算も絶好調ですね。

純利益が前年同期比30%増の1472億円と、四半期としては過去最高。決算短信の抜粋は以下のとおりです。

非資源分野が好調だったうえ、鉄鉱石価格の上昇で金属事業なども伸びました。

通期の純利益予想は5000億円(前期比0.1%減)と据え置かれましたが、進捗率は約29%と高いですね。上振れの期待大ですね。

参考記事:伊藤忠の4~6月期、純利益30%増 非資源や金属が好調(日経新聞)

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株価が堅調の伊藤忠商事。株は買い時?

中国経済の減速、世界経済の減速懸念にもかかわらず業績堅調の伊藤忠商事。株は買い時でしょうか?

自分は景気動向に売り上げが左右される銘柄は好みではないのですが、伊藤忠商事の株は購入を検討しても良いのではと考えています。

理由を端的に言えば、

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・高配当・増配銘柄。配当性向も余力十分

・直近の業績も堅調。通期予想も上振れ期待

・非資源分野だけでなく資源分野も好調

・チャート的にも上昇傾向

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ということですね。

2015年度決算で業績が一時的に落ち込みましたが、非資源分野が絶好調で業績も急上昇です。配当も増配傾向が鮮明ですよね。

直近の業績も資源価格の上昇もあり堅調そのもの。通期の業績も上振れする期待が大きいです。

現在の配当利回り3%台と他の総合商社よりも若干低めですが、チャート的には長期的にも短期的にも上昇傾向。

インカムだけでなく株価の値上がり期待も大きい銘柄と言えそうです。


「伊藤忠商事の株価」まとめ

今回は伊藤忠商事の株価分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。

総合商社の中でも非資源分野に強みをもつ伊藤忠商事。資源エネルギー分野の市況の落ち込みによる影響が、他の総合商社よりも軽微だったこともあり、業績の上昇は目を見張るものがあります。

配当利回りは若干物足りないものの、株価も長期的には綺麗な右肩上がり。米中貿易摩擦の影響が世界経済に影を落としている中、最高値の更新を続けていますね。

インカムだけでなく、株価の値上がり益も期待できる。伊藤忠商事はそんな銘柄と言えそうです。

それでは。

 

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