決算・業績

トリドール(丸亀製麺)の業績は改善した?2Q決算好調で株価大幅高へ!

丸亀製麺を運営しているトリドールホールディングス(3397)の業績は改善されたのでしょうか?昨年度は赤字寸前でしたよね。最近発表された決算の内容について知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。今回は、2019年11月13日に発表されたトリドールの2020年3月期第2四半期決算(上半期)を振り返ります。

トリドールの業績に関して以下のツイートをしました。

トリドール(丸亀製麺)の業績が好調です!
11/13上半期決算、営業利益50.8億円で前年同期比23.3%増益。翌日の株価+18%と大幅上昇!
8月に優待拡充されて100株で4000円×2回の食事券がもらえるんですよね。
株価は売られ過ぎということもあり、優待目的なら買いかもです。

上記を深掘りします。

トリドールといえば釜揚げ讃岐うどんを主力商品とする丸亀製麺を運営する外食企業。主にフードコートや郊外に出店していて、セルフうどんの店舗数や売上高では国内首位。2位のはなまるうどんを大きく引き離しています。

優待銘柄としても有名で、100株で4000円相当の食事券が年2回もらえる株主優待は、個人投資家から絶大な人気となってます。

他方、業績に目を向けると他の外食産業と同様、人件費や材料費などのコスト増により利益が大幅に低下。この業績悪化の影響で、2018年の1年間だけで株価が2分の1に、さらに配当金が94%も減配されるなど苦しい状況が続いています。

参考記事 >>
丸亀製麺のトリドール 株価が大幅下落!株主優待の拡充も業績とチャートが…

今回はそんな丸亀製麺を運営するトリドールの直近決算を取り上げます。業績悪化は止まったのか分析です。

自分は投資歴20年を超えており日本株を中心に1千万以上を運用しています。これらの経験も踏まえて記事を書きました。

業績は改善?トリドールの上半期決算の結果は?

早速ですが丸亀製麺を運営するトリドールの2020年3月期第2四半期決算(上半期)の結果を見ていきましょう。

2019年4月〜9月までの業績となりますが、前期の赤字決算から業績は回復していますね。以下が11月13日に日産が発表した業績の概況です。

出典:トリドールHP IR情報より

ポイントをまとめると、

トリドールの上半期決算ポイント

・売上高は800億円で前年同期比11.2%の増益

・営業利益は50.8億円で前年同期比23.3%増益で従来予想の33.6億円を大幅に上回る

・純利益は26億円で同🔻11%の減益

という内容。この決算発表を受けてトリドールの株価は大幅に反発し、翌日の終値で440円高の+18%と大幅に上昇しました。

2019年3月期の通年決算が赤字寸前まで落ち込んでいたんですよね。営業利益が大幅増益で予想を上回ったことからポジティブサプライズになったということですね。

ただ純利益は引き続き減益となっているんですよね…。

トリドールの業績悪化が改善した要因は何なのか?業績改善は本物なのか?次に決算資料を見ていきます。

トリドールの業績が改善した要因は?

人件費や材料費のコスト増で厳しい経営環境が続いていたトリドール。今期業績が予想を上回る増益となったのはどうしてなのか?

以下の図は、今期営業利益が増益となった要因を分析したものです。

これを見ると、今期業績改善の要因は、

トリドールの業績改善のポイント
  1. 主力の丸亀製麺の利益が大幅に改善
  2. アジア地域などの海外事業が好調

ということですね。クイックに見ていきしょう。

主力の丸亀製麺の利益が大幅に改善

以下の丸亀製麺の業績を見ると、売上収益(売上高)は変わらないものの、利益が14.5%も上昇していることがわかりますね。

トリドールの説明では、

出店(前期分を含む)による寄与(+4.7%)に加え、既存店前年対比が 105.3%(+5.3%)であったため、前年同期比は108.5% (+8.5%) と 好調に推移

としています。上半期で7店舗増えたことと既存店利益が改善したということ。

この要因は、原価率と人件費が前年同期に比べて、それぞれ0.8%と0.4%下がったことによるもの。コスト増が業績を圧迫する状況は、ひとまず改善されたということですね。

アジア地域などの海外事業が好調

以下が海外事業の売上概要で、11%以上も利益が改善していますね。

よくテレビ番組でも特集されてますけど、ハワイの丸亀製麺が大人気で連日行列が絶えないほどなんですよね。その人気は今も継続しているということでしょう。

海外地域は上半期だけでもアジア地域を中心に店舗数が27店舗増えており、主に出店による効果で18億円の増益となっていますね。

人口減の日本では、国内事業は頭打ちになることは確実ですから、海外展開が好調というのはトリドールの将来見通しにとってプラス材料です。

トリドールの通期業績予想を上方修正へ

トリドールは、好調な上半期決算を受けて通期業績予想を上方修正しました。

今回の修正により営業利益は58億円と従来の37億円の予想から大幅増益。増益率は50%を超えますね。

トリドールが発表した上方修正の理由を見ても、

売上収益に関しましては、主に国内丸亀製麺業態における本年1月末からのブランド再構築とその浸透を目的とした新たなマーケティングプランの開発・実行をはじめ、テレビCMの出稿量増や他社とのコラボレーションなど様々な取り組みが奏功し好調に推移したため、計画を上回りました。また、利益に関しましても、主に上記の既存店売上の好調に伴い増大したため、計画を上回りました。

としていて、既存店が好調に推移し、利益が上半期の計画を大幅に上回った事による上方修正ということですね。

今年に入って吉野家やゼンショー、マクドナルドなどの外食産業の業績が改善しています。デフレ経済下で消費者の節約疲れという面もあるかもですが、高価格帯の商品が売れているですよね。

これまで人件費や材料費などのコスト増を商品の価格に転嫁できない状況が長らく続いてきましたが、高価格商品が売れるようになり、これらがうまく吸収されているということでしょう。

参考記事 >>
吉野家の2Q決算は黒字転換!”超特盛”が救世主|業績上昇は続くのか?

トリドールは1杯200円台の釜揚げうどんが主力商品ですが、既存店売上高が好調ということもあり、やはり高価格帯の商品が売れているんですね。

さすがに赤字寸前となった前期の業績は悪すぎたこともあり、主力の丸亀製麺や海外事業が好調であることを考えると、今後の業績改善に期待できると考えます。

「トリドールの業績は改善へ?」まとめ

今回は、トリドールの業績は改善したのかと言うことで、上半期決算の概要、業績改善の要因などについて述べてきました。

前期は赤字寸前まで業績悪化したトリドール。しかし新規出店の加速や既存店売上高の向上で4月〜9月期営業利益が予想を上回る増益となりました。

主力の丸亀製麺に加え、海外事業の売上も大幅に向上していることを考えると、業績悪化はひとまず止まったと言えるでしょう。

株価は明らかに売られすぎであり、優待目的で投資するのであればトリドール株は買いを検討しても良いタイミングですね。

それでは。

 

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