米国ETF

米国の債券ETFに投資するメリットとは?特徴とおすすめ5選を解説!

米国の債券ETFに投資するメリットを知りたいです。そもそも債券ETFの特徴とはどのようなものですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容

・米国債や米社債とは?

・米国の債券ETFの特徴とは?

・ポートフォリオに加える理由とは?

・オススメの米国の債券ETFとは?

投資歴20年のかいまるです。米国の債券ETFであるBLVを含め1千万円以上を資産運用しています。

債券といば、値動きが安定していて、分配金を着実に受け取ることができるので長期の資産運用には欠かせない商品です。

その中で、最近では米国の債券ETFの人気が高まっていて、日本の個人投資家でもポートフォリオの主力として活用している人も多くなっています。

今夏は、そんな米国の債券ETFの特徴やオススメの商品について分析します。

米国債や米社債とは?

米国債は、米国の財務省が発行する米国政府の債務証券のことで、主に利子付債と割引債(ゼロクーポン債)の2種類が存在します。利子付債の方がイメージがつかみやすいですかね。要するに、額面で発行され、償還(満期)期日に購入した金額が償還される債券です。

債券を購入してから、定期的(半年に一度)利金が受取ることができて2年〜30年債が定期的に入札を通して発行されます。

基本的には満期まで保有することが前提の商品。なので特に個人投資家にとっては、短期での値上がりを期待するものではなく、長期投資を検討している方に向いている商品といえます。

発行するのが米国の財務省であれば米国債ですが、企業が発行する債券が”社債”ですね。金利を定期的に受け取ることができる点で同じ性質の商品ですが、企業が倒産した際に償還されなくなるというリスクがある分、社債の方が金利が高くなる傾向があります。

なお、米国の債券は当然ながらドル建てですので、売買時には円から外貨、外貨から円に為替を転換するための為替コストがかかり、為替変動リスクが存在します。

米国の債券ETFの特徴とは?

米国の債券ETFは、米国で発行される債券で構成されているETF(上場投資信託)のことで、以下のような特徴があります。

特徴①:市場でいつでも売買できる。

特徴②:株式のような値動きがある。

特徴③:いろんな時期や種類の債券に分散投資

以下クイックに見ていきますね。

市場でいつでも売買できる

ETFは市場で売買できることが大きな特徴ですね。

国債などの債券は満期が決まっており、途中で売却するためにはいくつかの条件を満たす必要があり、すぐに売却できないデメリットがあります。特に個人投資家が頻繁に債券を売買するのは一般的ではないですね。

しかし、米国債や社債をETF(上場投資信託)で運用する場合、市場に上場されているので株と同じように売買が可能です。

期間の縛りがないという面で直接債券を買うよりも優れていると言えるでしょう。

株式のような値動きがある

通常の債券は、購入して持ちづづけていれば満期日に購入した金額で償還。しかし、実は金利の動きに伴って債券価格は変動しているんですね。

通常、金利が上がると債券価格が下がり、逆に金利が下がると債券価格が上がるんです。個人投資家には一般的ではないですが、投資銀行とか証券会社は債券をトレードすることで巨額の利益を叩き出してますね(もちろん、損失を出すこともありますが…)。

債券ETFは市場で価格が決まることから、以下の総合債券ETF BNDのチャートのように、金利の動きなどに応じてリアルタイムで値動きします。

米国の債券ETFの場合、1株から購入が可能なので、時間分散しながら購入することが可能。また、株価が低い時に購入をすると分配利回りが高いということですから、値動きに応じて買い増しを検討するというやり方もできます。

最近では以下の記事のように、大手ネット証券を中心に米国ETFの最低購入手数料が撤廃されましたから、ドルコスト平均法など分散投資しやすくなりましたね。

【米国株手数料】マネックス証券に続いて楽天証券も引き下げへ!SBI証券は?最近、マネックス証券と楽天証券が米国株の取引手数料を引き下げたみたいだけど、その内容は?米国株を取引する場合、どこの証券会社がおすすめ?...

いろんな時期や種類の債券に分散投資

商品にもよりますが、米国の債券ETFは複数の銘柄が組み込まれて運用がなされています。

純粋な米国債や社債1銘柄で運用すると、金利条件が悪い時に買い付けてしまう可能性がありますよね。そうなると償還される満期日まではその低金利が継続してしまうデメリットがあります。

しかし、債券ETFは様々な国債、社債、年限、利回りの物で運用されているので分散投資という面においてメリットがあります。

もちろん、買うタイミングを分散させたり、ETFの価格が下がった時に買い付けると行った手法も取ることができますね。

米国の債券ETFをポートフォリオに加えるべき理由?

債券というと株式と比較すると大きく稼げないイメージがあります。しかし、値動きが安定していて、分配金などのインカムが安定的に出ることもあり、意外とパフォーマンスがよくなるんですね。

債券ETFをポートフォリオに加えるべき理由については、以下のツイートをしています。

長期的に見れば株式の方がリターンが高いのは間違いありませんが、値動きが大きいため投資するタイミングによっては収益がマイナスになったり、低い期間が長くなることがあります。

債券をポートフォリオに加えることで、

①債券でリターンが安定

②債券を組み入れた方がマイナスの期間が短い

③株式に比べて値動きがマイルド

④着実な分配金が期待できる

というメリットが期待できるんですね。詳細は以下の記事にまとめています。

ポートフォリオに債券は不要なの?債券を組み入れるべき4つに理由とは。株式中心に資産運用しているけれども、ポートフォリオに債券を含めるべきか不要なのか悩んでいます。株式の方が債券よりもリターンが高いですよね...

オススメの米国の債券ETFとは?

長期でも短期でもインカムをしっかりと狙えるという点でオススメできる債券ETFをまとめて見ました。

その1:米国総合債券ETFのBND・AGG

米国の債券市場全体に連動している債券ETFです。長期・中期・短期の米国債券に幅広く投資されていて、値動きが安定していて、年率で2.5〜3%程度の安定した分配金利回りを期待できます。

バンガード社が発行しているものがBND、ブラックロック社が発行しているものがAGGとなっていて、特徴に大きな違いがありません。どちらも委託手数料が安く、定番の米国ETFですね。

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その2:長期国債ETFのTLT

20年を超える米国長期国債と同じ値動きを目指すETFですね。最大の特徴は、安定したインカムだけでなく、値上がり益も期待できるということです。その分、日々の値動きが大きくなります。

長期債というと金利が高いイメージがありますが、タイミングによるもののBNDやAGGよりも分配利回りが低いですね。2〜3%程度です。

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その3:ハイイールド社債ETFのHYG

米ドル建てハイイールド社債に連動するETFですね。高利回り社債で構成される指数と同等水準の投資成果を目指したETFです。

特徴は何と言っても年率5%程度の高い分配金利回りですね。その分、値動きが激しいです。委託手数料が高いのもマイナスポイント。とにかく高いインカムを追求したい人向きのETFです。

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番外編:レバレッジ型債券ETFのTMF

万人にオススメできるETFではありませんが、債券ETFにもレバレッジ型のものがあります。TMFは。分配金利回りが高くないので、完全に値上がり益を狙ったETFと言えるでしょう。

単品で保有するよりは、株式と一緒に保有してポートフォリオ全体の資金効率をあげると行った使い方になると考えます。

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「米国の債券ETFとは?」まとめ

今回は、米国の債券ETFとは?ということで、その特徴とオススメの債券ETFについて取り上げてきました。

投資の基本は”大きく負けないこと”と”市場に居続けること”です。確かに株式の方が値動きが激しく短期で大きな利益が狙えますが、市場の動向次第で大きな損失を出すこともあります。

やはり多くの方が債券を勧めるには理由があって、値動きが株式に比べて激しくない分、大きく負けない、さらに安定的なインカムが見込めるということです。

特に米国の債券ETFは価格が安定していて、かつ分配金利回りが良いものが多いということもあり、長期保有にオススメできるといえます。

それでは。

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