日本株

ヤオコーの株価が下落する理由は?株主優待も人気で30年連続増収増益も…。

ヤオコー(8279)の株価が今年に入って下落傾向ですが、その理由について知りたいです。業績は堅調のようですが、株価推移(チャート)はどんな感じですか?

配当の実績や株主優待についても知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容

・ヤオコー(8279)の株価の状況は?

・ヤオコーの配当と株主優待は?

・ヤオコーの株価の推移(チャート)はどうなる?

・ヤオコーの今後の株価の予想は?

投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に 1,000万円以上の資産を運用しています。

自分は、ヤオコーの株価やチャートに関して以下のツイートをしました。

30年連続増収増益のヤオコー。関東中心の地元密着型スーパーで業績は堅調。しかし2018年後半ごろから株価が下落しています
・安売り競争が激しい
・地元密着型で成長余地が限られる
・配当利回りが低い
ということで株価が上がりずらい。長期保有には向かない銘柄と言えます。

今回は、上記を深掘りします。

ヤオコー(8279)は何の会社?

ヤオコーは、関東地方のスーパーマーケットチェーンを運営している会社ですね。2019年11月現在で、スーパーの「ヤオコー」163店鋪と「エイヴイ」12店舗の計175店舗を運営しています。

もともとは、1890年に埼玉県で青果商「八百幸商店」創業されたことが始まり。その後、1974年に「株式会社ヤオコー」に社名変更して今にいたります。

全国展開していない関東ローカルな会社ながら、30年連続増収増益など業績は非常に堅調。地元密着型の経営で地元の主婦をパート社員に積極的に採用し、価格決定や商品の発注を任せるなど独自色の強い経営を行なっていますね。

食品スーパー業界ではダントツの利益率を獲得し、投資家からの人気も高い銘柄です。

この関東地方でスーパーを運営するヤオコーの株は今後買いなのか、株価と業績を見ていきたいと思います。

ヤオコーの株価の状況は?

では早速ですがヤオコーの株価データ(2019年12月13日現在)を見て行きましょう。

ヤオコーの株価データ
  • 株 価:  5430円
  • P E R :  17.7倍(予想)
  • P B R :  2.10倍(実績)
  • R O E  :   11.80%(予想)
  • 配当利回り:1.10%

株価の指標は、平均よりもちょっと悪いぐらいですかね。配当利回りが1.1%と日本株の中でも低い水準ですね。

PERの目安は13~15倍ぐらいですから17.7倍というのは平均よりも若干高い程度。

同業の地方スーパーチェーンと比べて見ると、

  • アークス:12.9倍
  • ベ ル ク:15.9倍

となっていて、少しだけ割高な水準と言えそうです。

ヤオコーは地方スーパーの中では個人投資家に人気の銘柄ということもあり、株も割高な状態ということなのでしょう。

ヤオコーの配当実績は?

次にヤオコーの配当実績を見ていきましょう。過去4年間の実績ですが、増配傾向ですね。

直近の配当性向も20%を下回っているので、余力十分なレベルですよね。

ヤオコーの配当方針を見ると、

当社は、株主の皆さまへの利益還元を経営の重要課題のひとつと位置づけており、収益状況に対応した配当を行うことを. 基本方針としております。

としているので、特に配当性向などの目標は立てていないですね。

連続増配実績や配当性向20%以下ということを考えると減配となる可能性は低いといえます。

ヤオコーの株主優待

次にヤオコーの株主優待を見ていきましょう。

株主優待はスーパーで利用できる商品券又はオリジナルミネラルウォーターが年2回もらえます。

お買物優待券は、ヤオコー各店の直営売り場にて1,000円以上のお買物につき、1,000円ごとに1枚利用することができます。

ヤオコーを良く利用される者にとっては使い勝手の良い優待ですね。ヤオコーが近くにない株主はミネラルウォーターを選択することになりますね。

ヤオコーの株価の推移(チャート)は?

続いてチャートを確認していきましょう

業績堅調で26年連続増配のヤオコー。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?

ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。

神戸物産の長期チャート

以下は過去10年のチャートです。

株価は長期的に大きく伸びているものの、2015年半ばぐらいから横ばいとなっていますね。

チャート画像

2012年ごろに1400円程度だった株価が、2015年中頃に7000円を超える水準まで上昇していますね。3年半で株価5倍ですから十分すぎるパフォーマンスです。

その後株価は4000円から7000円のレンジで推移していますね。短期的に一本調子で上げてきた反動もあり、しばらくは調整が入っているということでしょう。

ヤオコーの短期チャート

以下が2019年の年初来チャートです。

今年に入ってからは、

・1月7日:6240円

・9月3日:4610円

となって1600円ちかく下落していますね。

25%以上の下落ですから短期的には調整局面に入りましたが、直近の株価は上昇基調に戻っています。

チャート的には、10月に25日移動平均線が75日線を超える”ゴールデンクロス”が発生。短期的には下落から上昇基調にトレンドの転換が確認できます。

次にヤオコーの業績を見ていきます。


ヤオコーの業績は?

30年連続で増収増益

ヤオコーの売上高と経常利益の推移は以下のとおり。

完全な右肩上がりで30年連続で増収増益、業績的には文句のつけようがありません。

競争の激しい小売スーパー業界で、ここまで業績が堅調なのは地元密着型の経営がうまく行っているということですね。

2020年2Q(4月〜9月)決算の結果

ヤオコーの業績は前期比で増収増益をキープしてますね。以下が決算短信の抜粋です。

2020年2Q決算ポイント

 

・営業収益:2252.9億円(前年比+4.4%)

・営業利益:108.7億円(+0.2%)

・純 利 益:  71.6億円(+3.1%)

 

大幅に業績が伸びているわけではありませんが、増収増益を確保しており、経営が順調であることが確認できますね。

ヤオコーの既存店売上高の推移が以下のグラフです。

既存店売上高(前年同月比)

主力スーパーのヤオコーが、昨年に比べて概ね100%を超えており今年に入ってからの売り上げも順調といえるでしょう。

最近の株価が下落した理由は?ヤオコーの株は買い?

業績堅調も9月ごろまで株価が下落傾向だったヤオコーですが、直近の株価は上昇に転じています。株は買い時でしょうか?

最近の株価が下落していた要因

主な要因としては、

・2017年から株価が上昇していた反動

・6月に発行した新株予約権付き転換社債の影響

ということ。

地元密着型のスーパーということで大きな成長はないものの、業績が極めて堅調なこともあり、2017年以降は株価が4500円程度から7000円にまで大きく上昇していました。

なので、今年に入って25%程度の調整したのは、株価上昇の反動で株価の調整が入ったためですね。

さらに6月に150億円の転換社債を発行し、1株あたりの利益の希薄化が嫌気されたことも株価が下がった要因の一つです。

ヤオコーの株は買い時?

30年連続増収増益のヤオコーも、自分は、長期投資を前提としてヤオコー株の買いは推奨しないですね。

理由としては、

・地元密着型スーパーで成長余地が限られる

・30年連続増収増益も配当利回りが低い

ということ。

直近の業績も堅調であることはに間違いありませんが、少子高齢化や人口減少ということを考えると、海外への進出が困難な小売スーパーの成長余地は極めて小さいといえます。

さらに、小売スーパーはイオンやセブン・アイなどの大手やドンキーホーテーや業務スーパーなどのディスカウント型小売店との競争も厳しいことに加えて、他の地域にも似たような地元密着型スーパーが展開していますから、出店余地も極めて限られると言えるでしょう。

配当利回りが高ければ、世界経済の動向に影響を受けずらい業績堅調内需株ですから配当再投資戦略を用いることができますが、1%程度だとちょっと手が出ないですね。

なので、長期保有前提だと、あまりおすすめできる銘柄ではないですね。


「ヤオコーの株価下落と株主優待」まとめ

今回はヤオコーの株価と株主優待ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。

地元密着型のスーパーを展開していて売り上げは堅調。既存店売上高も昨年に比べて100%を超えており、直近の業績も問題ありません。30年連続増収増益と、個人投資家からの人気も高い銘柄ですね。

他方、今後の成長という観点で行くと、少子高齢化や安売り競争が激しい業種ということを考えると成長余地が乏しいと言わざるを得ません。

今のところ業績的に問題はないですが、長期的にはあまりおすすめできない銘柄であると考えます。

それでは。

 

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