米国株

米国株の手数料を徹底比較!おすすめの証券会社はどこ?(2020年)

最近、米国株の手数料の引き下げが行われているみたいだけど、これらを比較して見て、どこがオススメですか?

できるだけ手数料の安いところで取引したいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容

・DMM株が米国株の売買手数料を無料化!

・米国株の手数料を比較(マネックス証券、SBI証券、楽天証券)

・米国株の取引手数料はもっと下がっていく?

・結局おすすめの証券会社は?

投資歴20年のかいまるです。マネックス証券、楽天証券、SBI証券の口座を活用して米国株を中心に1千万円以上資産運用をしています。

長らく主要ネット証券会社で横並びだった米国の売買手数料ですが、2019年12月にDMM株が手数料無料化を打ち出しました。約定代金に対して0.45%だったものが無料化したわけですからインパクトが大きかったですね。

これを受けて、主要ネット証券会社であるマネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社が一部の米国ETFの買付手数料を無料化。今のところ個別銘柄の無料化に追随するところはないです。

米国発の証券取引手数料無料化の流れが、米国株の取引手数料にまで波及してきたというところです。

そこで、今回は、これらの無料化の動きを踏まえて米国株の手数料に関して比較をして見ました。

DMM株が米国株の売買手数料を無料化!

DMM株がやってくれました。長らく主要ネット証券で横並びだった米国株の取引手数料がなんと完全無料化です。そのポイントを端的にいうと、

無料化のポイント

約定代金の0.45%(税込0.495%) → 無料

・上限手数料 20ドル(税込21.6ドル) → 無料

・最低手数料 無料

というもの。米国株を取引する際の手数料は、大きく①売買手数料と②為替手数料がかかります。

主要ネット証券とDMM株を比較して見たのが以下の表です。

取引手数料 最低手数料 上限手数料 為替手数料
DMM株 無料 無料 無料 25銭
SBI証券 0.45% 無料 20ドル 25銭
楽天証券 0.45% 無料 20ドル 25銭
マネックス証券 0.45% 無料 20ドル 片道0銭

この表を見ると、DMM株が有利なのは一目でわかりますね。他の主要ネット証券よりも圧倒的に安く米国株を購入することができます。

DMM株はドルで米国株を直接購入できないのと、米ドルの配当金が強制決済されて為替手数料1円が適用されるというデメリットがありますが、これを考慮してもDMM株が有利と言えるでしょう。詳細は以下の記事にまとめています。

DMM株で米国株の取引手数料0円! 評判とメリット・デメリットとは?DMM株が米国株の取引手数料を無料化すると発表! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本...

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このDMM株の動きを受けて主要ネット証券会社も米国ETFの買付手数料を無料化するなどの動きを見せています。

以下、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の米国株取引に対する手数料を徹底比較しています。

米国株の手数料を比較①:マネックス証券

マネックス証券の米国株取引の特徴は、

・取引できる米国株銘柄数が一番多い

・買付の為替手数料が2020年1月まで無料

・米国ETF9銘柄の買付手数料を無料化

ということです。クイックに見ていきます。

取引できる銘柄数が一番多い

主要3社の中では、マネックス証券で取引できる銘柄数が圧倒的に多くて3,300銘柄以上を取引きすることができます。

もともと、米国株取引に力を入れていて、ネット証券の中では最も早く米国株の取り扱いを開始しています。

なので、米国の株式市場に上場している企業の大半をカバーしており、よほどマイナーな銘柄でなければ、マネックス証券で取引が可能だと言えます。

米国ETF9銘柄の買付手数料を無料化

DMM株に真っ先に対抗したのがマネックス証券。

人気の高い主要米国ETF9銘柄の買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックする米国ETF買付応援プログラム「US ETF プログラム(通称:USAプログラム)」を開始するとのこと。

対象となる米国ETFは以下のとおり。2020年1月2日(木)の現地約定分から適用となります。

  • バンガード社:VT、VOO、VTI
  • ブラックロック社:IVV
  • ステイトストリート社:SPY
  • ウィズダムツリー社:EPI、DHS、DLN、DGRW

買付の為替手数料を無期限で無料化

2020年1月7日までのキャンペーンだった為替手数料1ドルあたり25銭が無料化していたのを無期限化します。

ただし、為替変動などを踏まえて定期的に見直しを行うとのこと。次回の見直し予定は2020年4月となっています。

ここの部分は、他の証券会社に比べても利用者に有利な部分。大口で米国株を取引きする人にとっては、恩恵の大きい特典ですよね。

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米国株の手数料を比較②:SBI証券

SBI証券の米国株取引の特徴は、

・米国株の貸株サービス

・米国株、海外ETFの自動積立サービス

・住信SBI銀行による買い付けで為替手数料4銭

・米国ETF9銘柄の買付手数料を無料化

です。クイックに見ていきます。

米国株の貸株サービス

カストック(Kastock)と呼ばれていて、保有する米国株や米国ETFを貸し出すことで、株式を売却することなく、貸し出した株式に応じた金利を受け取れるもの。

金利は銘柄によって違いがありますが、0.01%とかが多いかな。まあ、ただ持っているだけなら、貸したほうがお得ですかね。

米国株、米国ETFの自動積立サービス

米国株式や米国ETFを毎月指定の日にあらかじめ設定した金額内または株数(口数)にて定期的に買付するサービス。

投資の基本は、「長期、分散、積立」。なので、一旦設定してしまえば自動的に積み立ててくれるので便利ですよね。

最低購入手数料が無料化されたことにより、ますます利用しやすいサービスになったといえます。

住信SBIネット銀行を経由すれば為替手数料4銭

住信SBIネット銀行で日本円⇒ドルの為替手数料は4銭で、ドルのままSBI証券に入金できます。

なので、この入金サービスを使えば為替手数料は片道4銭ということになりますね。

米国ETF9銘柄の買付手数料を無料化

マネックス証券の次にDMM株に対抗したのはSBI証券ですね。以下の対象となる米国ETFの買付手数料が全額キャッシュバックされます。対象銘柄はマネックス証券と全く同じ。

2020年1月2日(木)の現地約定分から適用となります。

  • バンガード社:VT、VOO、VTI
  • ブラックロック社:IVV
  • ステイトストリート社:SPY
  • ウィズダムツリー社:EPI、DHS、DLN、DGRW

「システム対応完了まではキャッシュバックを実施」とあるので、システムが整備されれば無料化ということになるかと。

マネックス証券と1点違うのが、SBI証券は税込キャッシュバックということですね。なので、SBI証券の方がキャッシュバックの金額が10%ほど多くなります。

米国株の手数料を比較③:楽天証券

楽天証券の米国株取引の特徴は、

・楽天スーパーポイントが付与される

・サイトが最も使いやすい(個人的な主観)

・米国ETF9銘柄の買付手数料の無料化

ということです。クイックに見ていきます。

楽天スーパーポイントが付与される

米国株の取引き手数料の1%、楽天のスーパーポイント還元を受けることができます。

楽天での取引が多い人など、”楽天経済圏”の住人は恩恵の多いサービスなのかな。

ただ、手数料に対して1%なので、それほど大きいものではありません。

サイトが最も使いやすい(個人的な主観)

すいません。これは個人的な主観です。

自分はネット証券3社で口座を持っていますが、楽天証券が一番スムーズに米国株を取引きできるんですよね。

例えば、マネックスの場合はNISA口座を利用する際、特設サイトに行かないと取引できないし、SBI証券も外国株専用のページに移らないと取引できないんですね。

だけど楽天証券の場合は、日本株と変わらない感覚で取引ができます。何度も言いますが、個人的な主観です。

米国ETF9銘柄の買付手数料の無料化

最後にDMM株に対抗したのが楽天証券ですね。キャッシュバックではなく、完全な無料化になります。対象銘柄は以下のとおり。2020年1月6日(月)の現地約定分から適用となります。

  • バンガード社:VT、VOO、VTI
  • ステイトストリート社:SPY、RWR、GLDM
  • GS Moif社:GDAT、GFDNA、GFIN

対象銘柄は、マネックス証券やSBI証券と大きく違います。VT、VOO、VTI、SPIは同じですが、それ以外は、あまり馴染みのない米国ETFですね。

先行2証券が9銘柄無料化を打ち出したこともあり、とりあえず同じ数の米国ETFの買付手数料を無料化にしたということですかね…。

米国株の取引き手数料はもっと下がっていくのか?

今回の一連の値下げ競争を見ていると、これ以上の実質的な値下げはないのかな、と感じています。

理由としては、以下のツイートのとおり。

SBI証券の米国株の最低手数料無料化で、これ以上の値下げはしばらくないかもです。楽天やマネックスもすぐに無料化するでしょうけど。

どこか1社が値下げしたら他の2社が同じところまで、すぐに追随することが明確になりました。結局値下げしても優位性が保てないなら、消耗戦になるだけで意味がない。

DMM株が仕掛けた米国株売買手数料の無料化に対して、主要3証券会社が打ち出した米国株手数料の対抗策は、米国ETF9銘柄の買付手数料の無料化のみ(12月17日現在)。

無料化の対象となる米国ETFの数は増えていくかもですが、結局他社が同じようなことを追随してくるので、小出しにしている感はぬぐえないですね。

DMM株は外貨決済できないのと、米ドルの配当金が強制決済されて為替手数料1円が適用されるということもあり、当面は、追随して米国個別株の取引手数料が無料化するような動きはないと予想します。

米国株主要ネット証券会社比較の結論は?

純粋に米国の売買にかかる手数料を比較すればダントツはDMM株になると思います。他の主要ネット証券3社は米国ETF9銘柄だけですから、個別株にまで踏み込んでいるのはDMM株だけ。

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主要3社の中で比較した場合は、為替手数料の買付分無料化を無期限としたマネックス証券を利用するメリットが大きい

特に大口で数百万円~の取引をするひとにとってみると恩恵は大きいです。

例えば米国株を500万円取引すると、片道だけで為替手数料は約11,500円かかります。これが無料化されるのは大きいですよね。

取引できる米国株の銘柄数が3000を超えていて、分析ツールも充実していて、手数料だけじゃなくトータルでみるとマネックス証券が優れています。

なので米国株を取引するのであれば同率でDMM株、マネックス証券というのが、自分の結論です。

「米国株の手数料を比較」まとめ

今回は、米国株の手数料を比較ということで、DMM株の米国株取引手数料を無料化したことや主要ネット証券3社の手数料を比較しました。

これまでマネックス証券、SBI証券、楽天証券の主要3社の米国株手数料は長らく横並び。どこか1社が手数料を引き下げると、他の2社がすぐに追随してくるため、大胆な値下げができなかったんですよね。

その分、DMM株の米国株手数料無料化に踏切ったのはインパクトが大きかったですね。配当金が強制的にドル→円に転換されて為替手数料1円かかるというデメリットを考慮しても米国株の取引手数料の観点からはDMM株が頭一つ抜けた感じです。

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今のところ主要3社は一部の米国ETF9銘柄の買付手数料のみを無料化する動きぐらいで、個別株の無料化に踏み切るところはないです。ここでも綺麗に横並びですね。

その中で為替手数料(片道)の無期限無料化を打ち出したマネックス証券。銘柄の取り扱い数も3000を超えていていることもあり、トータルで考えるとが主要ネット証券3社の中ではマネックス証券で取引するメリットが大きいですね。

アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブックのGAFAやコカ・コーラ、マックなどのディフェンシブ銘柄など、米国株は高いリターンを生み出し続けています。

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