日本株

通信株の今後の見通しは?特徴と5G本命のおすすめ銘柄4選を解説!

通信株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?特徴や通信株でおすすめの銘柄についても知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容

・通信事業の事業の特徴とは?

・通信株の特徴は?長期保有に向くのか?

・通信株のおすすめ銘柄4選!

投資歴20年のかいまるです。通信株の主力銘柄であるKDDIの株も含めて1千万円以上を運用しています。

自分の投資スタイルは、業績が安定していて高配当の銘柄を長期保有して配当金を再投資するもの。通信株は、その目的に最も適した銘柄ですね。

最近はちょっと株価が高騰していて手が出しずらいですが、高い配当利回りを考えれば、通信株は十分に長期保有すべきおすすめの業種といえます。

今回は、そんな通信株の特徴やおすすめ銘柄は何なのか分析です。

通信事業の特徴とは?

通信事業の特徴を端的にまとめると、

  1. 必要不可欠な社会インフラ
  2. 圧倒的な独占事業
  3. 2020年の大きな動きは楽天参入と5G

ということですね。クイックに見ていきます。

特徴1:必要不可欠な社会インフラ

今や社会インフラとなり日常生活にとって必要不可欠になった”通信”。多くの人にとって、もはやスマホや携帯電話なしでの生活は考えられないでしょう。

携帯電話などのモバイル端末の世帯普及率は2018年には95.7%にのぼり、スマートフォンの保有状況も約80%。ほとんど全ての日本人が保有している状態だといえます。

他方、普及が一巡したこともあり、契約者数が頭打ちの状態が続いており、金融市場などの進出など、新たな収益源の確保の模索が続いています。

特徴2:通信事業は圧倒的な独占事業

‌日本の通信事業は、NTTグループ(NTT、NTTドコモ)、KDDI、ソフトバンクの大手3グループが実質的に独占していると言って良いですね。

例えば、現在利用されている固定回線の7割りが光回線ですが、電力会社による光回線サービスがあるものの、実質的にNTTが独占しています。

ソフトバンクなどが”ソフトバンク光”としてサービス提供していますが、使用している回線設備そのものはNTTのものということになります。

また携帯通信事業は、”格安SIM”の利用者も増えてきているものの、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクでシェア約9割を占めています。

他の企業が参入しようとしても、莫大な設備投資が必要となるため実質的に難しいということです。いわゆるビジネスに”壕(Moat)”のある事業といえますね。

特徴3:大きな動きは楽天参入と5G

これまで実質3グループが独占していた通信業界は、2020年は大きな変革期と言って良いですね。

まず、2020年4月には楽天が携帯通信事業に本格参入し、サービス提供を開始します。国内携帯市場は4大キャリアとなり、通信料金プランの低価格化や、顧客の獲得競争が激化すると予想されます。

ただ楽天はサービス開始が遅れるなど業績的に苦しい状況ですね。そこら辺の事情は以下の記事にまとめてます。

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さらに、2020年には「5G(第5世代移動通信システム)」が開始されます。これまでにはない「高速化」を実現するだけでなく「超低遅延」「多数同時接続」といったことも可能となります。

通信株はおすすめ?その特徴とは?

業績鉄板の独占事業である通信事業。株式という観点で見たときの通信株の特徴は、

  1. 通信株は高い営業利益率と高配当
  2. 株価は景気や経済の動向に影響されずらい
  3. 売り上げ堅調で長期保有向き

ということ。詳細に見ていきます。

特徴①:通信株は高い営業利益率と高配当

通信株の特徴といった時に真っ先に思いつくのが高い営業利益率と高配当ということですね。3大携帯通信キャリアのデータを簡単にまとめたのが以下の表。

NTTドコモ KDDI ソフトバンク
営業利益率 20.9 20.0 19.2
PER 17.6 12.3 14.5
配当利回り 3.86% 3.30% 5.79%

※2020年1月20日現在

営業利益率が20%を超えていて、他の業種に比べると経営が安定していることがわかります。基地局などの通信インフラ整備に莫大な費用はかかりますが、一度整備してしまえば安定的な通信利用料を徴収することができるということ。

あと通信株は高配当銘柄としても有名で、通常は4%以上の配当利回りですかね。ソフトバンクはなんと5%を超えています。他方、NTTドコモとKDDIは3%台ですが、これは5Gの大本命銘柄として株価が過去最高値を更新(2020年1月現在)し続けている影響ですね。

特徴②:株価は景気や経済の動向に影響されずらい

通信事業は、景気の後退局面でも売り上げが落ちない”ディフェンシブ銘柄”であることに加えて、売り上げの大半が国内事業であることから、世界の政治・経済の動向に影響を受けずらい”内需株”です。

以下のKDDIの株価チャートを見るとチャイナショックのあった2015年とアップルショックのあった2018年末ごろに株価はそれほど影響を受けていないのがわかります。

チャート画像

特徴③:売り上げ堅調・高配当で長期保有向き

自分は、通信株は業績鉄板で配当利回りが高いこともあり、長期保有に向いている業種かなと考えています。例えば、

・KDDI:17期連続増配中

・NTTドコモ:1998年の上場以来、減配なし

となっていて、配当金の安定度は抜群ですね。

通信事業の特性上、経済の減速懸念や金融ショックなどがあっても業績への影響が限定的。さらに、今後5Gの普及により通信インフラ事業の将来性は高まっていますから、配当だけでなく、成長性にも期待できます。

通信株のおすすめ銘柄4選!

これまで通信事業と通信株の特徴を見てきましたが、おすすめの通信株4選をあげると、

  1. KDDI
  2. NTTドコモ
  3. NTT
  4. ソフトバンク

となります。どれも定番の銘柄ですが、特徴をクイックに見ていきます。

おすすめ①:KDDI

おすすめNo1はKDDI。以下のツイートのとおり外せないですね。

政府の値下げ圧力で下落することもありましたが、株価への影響は限定的で、すぐに回復しています。業績の安定性や17期連続増配などの配当政策など、文句なしの銘柄。

NTTドコモを抑えてNo1にしたのは、カタログギフトがもらえる株主優待が非常に魅力的だからです。大手キャリア3社で優待を実施している乗ってKDDIだけなんですよね。

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おすすめ②:NTTドコモ

以下のツイートのとおり通信業界の雄NTTドコモは外せません。

唯一の欠点は、株主優待がないことぐらいですね。携帯通信業界では最大手ですから、優待がいらないのであればKDDIよりもNTTドコモが良いかもです。

2020年1月現在で株価は過去最高値を更新中。5G本命銘柄として投資家からの人気も高く、インカムだけでなく値上がり益も期待できます。

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おすすめ③:NTT

固定回線を独占しているNTT。以下のツイートのとおり長期保有の鉄板銘柄ですね。

配当金も2013年85円→2018年180円と倍以上に増配!5年で2倍以上ですから、かなりのパフォーマンスです。

ただ将来の成長期待は、5Gが始まる携帯通信事業ですかね。固定通信独占企業ということもあり、安定的な配当を長期的に期待するにはNTTはうってつけの銘柄です。

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おすすめ④:ソフトバンク

最後はソフトバンク。以下のツイートのとおりです。

業績的にはNTTドコモやKDDIに見劣りしますが、ROEが高くて経営のうまさには定評のあるソフトバンク。

株価が低迷していることもあり、配当利回りが5%超えと非常に魅力的な水準ですね。株主優待も検討しているとの話もあり、株価の安い今は狙い目かもです。

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「通信株のおすすめは?」まとめ

今回は、通信株のおすすめは?ということで、通信株の特徴とおすすめ4選を見ていきました。

通信株最大の魅力は、高配当+業績鉄板+5Gということでしょう。国内市場が飽和する中、成長に不安がありましたが、2020年の5G開始によりディフェンシブ銘柄としてだけでなく、成長銘柄として注目されていますね。

さらに売り上げの大半が国内事業ということもあり、世界経済や政治の影響も受けないというのも好材料の一つでしょう。

最近はちょっと株価が高騰していますが、高い配当利回りや5Gの将来性を考えれば、通信株は十分におすすめできる銘柄といえます。

それでは。

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