マネックス証券の評判ってどうですか?米国株の取引がしやすいと聞いていますが…実際の利用者の感想なども知りたいです。
こんな疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- 使いやすいと評判のマネックス証券とは?
- マネックス証券での運用成績は?
- マネックス証券で取引するメリット・デメリットは?
- マネックス証券の評判と口コミは?
- 実際にマネックス証券を10年間使ってみた感想は?
投資歴20年のかいまるです。マネックス証券をメイン口座のひとつとして利用してきて10年になります。
マネックス証券は1999年に創業した証券会社で、日本の大手ネット証券のひとつ。豊富な商品・サービス、トレードツールが強みですね。多くの利用者がおり、総口座数は180万を超えています。
今回は、マネックス証券に口座を開設して10年経過。その経験でわかった実際の感想やメリットを中心に解説していきます。
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目次
使いやすいと評判!マネックス証券とは?

マネックス証券というと何と言ってもネット証券の草分け的存在ということ。
マネックス証券は1999年に、現会長の松本大氏とソニーの共同出資により設立されたネット証券です。SBI証券、楽天証券とならんで口座開設数が多いです。
その後、2005年に日興ビーンズ証券、2010年にオリックス証券との合併を経て、現在の体制になりました。マネックスグループは東証一部上場企業。
最近だと仮想通貨事業のコインチェックを買収したことが話題になりましたね。
ネット証券の草分けマネックス証券。結論からいうと、こんな人に特におすすめです。
・いろんな金融商品に投資してみたい
→日本株、米国株、投資信託など投資商品豊富
・優待目的で日本株に投資したい
→株主優待検索が使いやすい
・銘柄分析もしっかり行いたい
→分析ツール「銘柄スカウター」が秀逸
・米国株への投資に興味がある
→手数料、為替手数料が業界最安値
以下、これらのメリットや10年活用した感想を含め解説していきます。
マネックス証券で日本株や投資信託を取引するメリットは?
マネックス証券で取引するメリットを端的にまとめると、
- 現物株取引の手数料は100円から!
- 国内株が1株から投資可能
- 投資信託が100円から投資可能
- 一般信用売りで株主優待Getできる
- IPO取引の取り扱いが多い
ということ。詳細に見ていきます。
メリット①:現物株取引の手数料は100円から!
現物株取引の手数料が100円(税抜)からと、パソコンやスマホからリーズナブルに取引ができます。以下が手数料の一覧。
ネット証券会社の売りはリーズナブルな手数料体系ですから、大手の証券会社に比べると手数料は安くなってます。
メリット②:国内株が1株から投資可能

国内株は100株単位での売買ですが、マネックス証券では1株から購入することができます。要は購入資金が100分の1で済むということです。
以下のように500円未満で購入できる銘柄もあるんですね(2020年2月6日時点)。
- みずほフィナンシャルグループ
- Zホールディングス
- りそなHD
- 住友化学
手数料は業界最安値の約定代金の0.5%(最低手数料48円)。投資資金の少ない方でも多くの銘柄に分散投資することが可能です。
メリット③:投資信託が100円から投資可能

マネックス証券では、100円から投資信託が購入可能です。しかも全ての投資信託の購入時申し込み手数料が無料(ノーロード)!
資産形成に適した運用コストの低い投資信託を中心に1,100本以上の投資信託を取り扱っており、そのほとんどを100円から購入することができます。
さらに、投資信託を持っているだけでマネックスポイントがたまります。マネックスポイントとは手数料やTポイント、仮想通貨との交換することが可能です。

メリット④:一般信用売りで株主優待Getできる

マネックス証券は2019年の3月に一般信用売りの取扱いを開始しています。これで逆日歩リスクを気にすることなく、つなぎ売りで株主優待を取得できるようになります。
つなぎ売りは同じ株価で、買いポジション(現物)と売りポジション(一般信用売り)を同時に保有する、通称”クロス取引”と呼ばれるもの。
この”クロス”したままの状態で保有銘柄の権利付き日を経過することで、株主優待を株価変動リスクなしでGetすることができます。
利用できる銘柄は300銘柄以上!徐々にその数が増えています。株主優待目的で株式投資する人には欠かせないサービスですね。
メリット⑤:IPO取引の取り扱いが多い
マネックス証券は、当選すると大きな利益が期待できる「IPO(新規公開株)」の取り扱いが多いうえ、100%完全平等抽選となっています。
当選確率が資金量に左右されないので、資金量の少ない初心者にもチャンスがあるんですね。
「タダで参加できる宝くじ」と言われているのがIPO投資。当選すれば大きなリターンを狙えるということで参加者が非常に増えています。
IPO投資する場合には外せない証券会社です!
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マネックス証券の運用実績は?
実際に自分もマネックス証券を活用して日本株に投資しているので、運用状況の一部を公開しておきます。
現在はNISA口座で日本株を運用中していますが、クリレスHD、コメダ、KDDIの3銘柄が順調に利益を吐き出してますね。
実際にマネックス証券を利用することで、自分はこれだけの利益を出しているということ。
もともと優待目的で投資した銘柄ですね。マネックスの優待特集を見て、これら3銘柄への投資を決めました。かれこれ3年ぐらい経過しますが、優待を楽しみつつほったらかし投資です。
それでこれだけの収益が出ているのですから、大満足ですね。
特にマネックス証券は株主優待検索が使いやすくて重宝しています。「10万円以下」とか「3月優待」とか条件を細かく指定して優待銘柄を検索することができるんですよね。

自分がマネックス証券で保有している銘柄は、優待銘柄としても非常に人気が高いです。その内容について以下の記事にまとめてますので、よろしければご覧ください。
マネックス証券で米国株取引するメリットは?
マネックス証券といえば米国株取引の手数料革命を行った証券会社です。
マネックス証券が、米国株が日本株と変わらない感覚で取引できるよう最初に取り組んだんですね。
そのマネックス証券で米国株取引をするメリットは、
- 取引手数料は業界最安値
- 取引できる米国株銘柄数が多い
- 米国ETF9銘柄の買付手数料を無料化
- 買付の為替手数料を無期限で無料化
ということです。詳細に見ていきます。
メリット①:取引手数料は業界最安値
マネックス証券は、最低手数料が0ドルまで引き下げられました!
2019年の夏頃まで主要ネット証券(SBI、マネックス、楽天)の最低取引手数料は5ドルに設定。日本株に比べて少額での投資が割高な状態が続いていました。
現在の米国株の手数料は以下のとおり。手数料の面からも日本株を取引するのと変わらない環境が整いました。

メリット②:取引できる銘柄数が多い
SBI証券、楽天証券と比較して主要3社の中では、マネックス証券で取引できる銘柄数が圧倒的に多くて3,300銘柄以上を取引きすることができます。
コカ・コーラやマクドナルド、P&Gなどの生活に身近な企業から、アップルやアマゾン、マイクロソフトなどの成長著しい企業まで、さまざまな米国企業に投資可能。
もともと、米国株取引に力を入れていて、ネット証券の中では最も早く米国株の取り扱いを開始しています。
なので、米国の株式市場に上場している企業の大半をカバーしており、よほどマイナーな銘柄でなければ、マネックス証券で取引が可能だと言えます。
メリット③:米国ETF9銘柄の買付手数料を無料化
マネックス証券では、人気の高い主要米国ETF9銘柄の買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックする米国ETF買付応援プログラム「US ETF プログラム(通称:USAプログラム)」を開始するとのこと。
対象となる米国ETFは以下のとおり。2020年1月2日(木)の現地約定分から適用となります。
- バンガード社:VT、VOO、VTI
- ブラックロック社:IVV
- ステイトストリート社:SPY
- ウィズダムツリー社:EPI、DHS、DLN、DGRW
買付の為替手数料を無期限で無料化
2020年1月7日までのキャンペーンだった為替手数料1ドルあたり25銭が無料化していたのを無期限化します。
ただし、為替変動などを踏まえて定期的に見直しを行うとのこと。次回の見直し予定は2020年4月となっています。
ここの部分は、他の証券会社に比べても利用者に圧倒的に有利な部分。大口で米国株を取引きする人にとっては、恩恵の大きい特典です。
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マネックス証券のデメリットは?
充実のサービスを誇るマネックス証券。
この高い水準を維持するためなのか、最大のデメリットは、他の主要ネット証券会社と比べて日本株だけに限って取引手数料が若干ですけれども高いということです。
以下の表がその比較。
5万円 | 10万円 | 20万円 | |
---|---|---|---|
auカブコム証券 | 97円 | 97円 | 194円 |
マネックス証券 | 100円 | 180円 | 250円 |
ライブスター証券 | 86円 | 86円 | 104円 |
GMOクリック証券 | 95円 | 95円 | 105円 |
SBI証券 | 54円 | 97円 | 113円 |
野村證券や大和証券などの店頭販売をメインにしている証券会社と比べると圧倒的に安いですが、他のネット証券と比べるとちょっと…、といったところ。
自分のように、長期保有であればそれほど気にならないレベルだと思いますが、デイトレーダーのようにな日本株を短期的に何回も売買するという方には向かないといえます。
マネックス証券の評判・口コミは?
ネオモバの評判や口コミについて、実際に利用している方の感想をいくつか紹介します。
マネックス証券が1番使えるわ
— きむの領域 (@05031108kk) June 14, 2018
マネックス証券は個別株を分析する「銘柄スカウター」などといった便利なツールを提供する証券会社として定評があります。コンテンツ内では、トレーディングツール「トレードステーション」の魅力に迫っています。
— 彩瑚🐷エロ垢 (@d813BvbyV) January 26, 2020
マネックス証券のトレステは便利
持ってないセクターや銘柄の値動きみて、大体これくらい動くんだなとかチェックしてます pic.twitter.com/sv3RGEhIBo
— ろいど@インカム投資(24) (@Roido_1995) December 5, 2019
今回はマネックス証券で当たっていたので、下落リスクも考え、ツイン指値で注文してみました。
株価が1600円で指値売り
株価が公募価格の1470円より下回った場合、
1350円で指値売りちゃんと売れてホッとしています。
マネックス証券のツイン指値便利😉— yo4jap IPO分売 (@yo4jap) June 27, 2019
楽天銀行やSBI銀行をお使いなら、同じグループの証券会社を使うのが良さそうですが、特にしがらみが無ければマネックス証券が便利でオススメです。株の入門書を見ても、マネックスを例に操作方法を解説しているケースを頻繁に見かけるので、きっと入門者向けなんだろうなーと思います
— 三浦大輔 (Daisuke Miura) (@bono1978) June 29, 2016
同意です。自分もSBI証券とマネックス証券の両方を利用していますが、マネックス証券のトレードステーション慣れると使いやすいです。
— おたまる@新米投資家 (@otamarugo) June 23, 2017
これらは個人の感想ですが銘柄の検索や取引ツールの使いやすさに魅力を感じているのが伺えますね。
実際にマネックス証券を10年使ってみた感想は?
最初にも言ったかもですが、自分はマネックスをメイン口座のひとつとして活用して10年超えてます。他の主要証券会社のSBI証券と楽天証券にも口座を開設してますし、DMM株、GMOクリック証券とかにも。
これらの経験を踏まえた感想をまとめると、
- 何と言っても米国株の銘柄豊富・取引しやすい
- 株主優待検索が使いやすい
- いろんな金融商品に投資することができる
- 銘柄スカウターが神レベル
ということ。クイックに見ていきます。
感想①:何と言っても米国株の銘柄豊富・取引しやすい
他のネット証券と比較してマネックス証券は米国株の取引がしやすいし、手数料も最安値ですね。
会社 | 銘柄数 | 注文条件 | 有効期間 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 約1500 | 成行・指値 | 15営業日 |
楽天証券 | 約1500 | 成行・指値 | 90日間 |
マネックス証券 | 約3300 | 成行・指値・逆指値・トレールストップなど | 90日間 |
取扱銘柄数ではマネックス証券が圧倒的ですね。米国には中小型銘柄にも優良銘柄が多いですから、これらの銘柄にはマネックス証券でないと取引できないものも多いです。将来的に中小型株も含めて取引するとなるとマネックス一択ですね。
また、注文条件も豊富で90日間の指値ができるというのと、いろんな注文条件をつけることができるので、米国株の値動きに合わせて取引条件を設定することが可能。これは本当に使いやすい。
さらに米国株の取引手数料は大手ネット証券で横並びだけど、為替手数料が片道無料なのはマネックス証券だけなんですよね。
取引手数料 | 最低手数料・上限手数料 | 為替手数料 | |
---|---|---|---|
SBI証券 | 0.45% | 0〜20ドル | 0.25円 |
楽天証券 | 0.45% | 0〜20ドル | 0.25円 |
マネックス証券 | 0.45% | 0〜20ドル | 買い無料・売り0.25円 |
以下の記事では、主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)で手数料の比較をしていますがやはりマネックス証券が頭一つ抜けています。
詳細は以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

感想②:株主優待検索が使いやすい
これは自分の運用実績のところで述べたとおり。
もう売却しましたが、過去には例えば神戸の有名製菓店の焼き菓子をもらえるMORESCOや100株で1500円分のカタログギフトがもらえる内外トランスラインなども保有していました。
これらは知る人ぞ知る優待銘柄ですが、きっかけはマネックス証券の優待検索で見つけたんですよね。
よく雑誌とかで優待特集とかやってますけど、自分はマネックスの優待検索で十分です。
感想③:いろんな金融商品に投資することができる
マネックス証券はネット証券最大手のひとつだけあって、いろんな金融証券を取り扱っているんですね。
例をあげると、
- 株式
- 投資信託
- 米国株・中国株
- iDeCo
- FX
- 先物・オプション・くりっく株365
- 債権
- ロボアドバイザー
- 金・プラチナ取引
とか。自分はこの中だとくりっく株365に投資しています。過去には米国債券や金もマネックスで購入したかな。
最初は日本株や投資信託から初めたんですけど、投資経験を積んでくるといろんな投資商品を試したくなるんですよね。今主力になっている米国株や米国ETFも、マネックス証券で最初に始めたのは5年くらい前。
感想④:銘柄スカウターが神レベル
マネックス証券で無料で使える業績分析ツール「銘柄スカウター」が神レベルで役にたちますね。他の証券会社でも似たようなものはありますが、マネックス証券がダントツです。
業績分析をするときに会社四季報を使う人は多いですが、四季報で閲覧できる過去の業績は3~5年分。景気1サイクルは10年と言われていて、不況時期の業績は四季報だけでは不十分ですね。
一方、この「銘柄スカウター」を用いれば、以下のイメージのとおり2007年以降のすべての日本株の業績推移を閲覧できます。

他にも、PERやPBR、配当利回りを最長5年間グラフ表示させる機能や複数銘柄の株価指標を一覧表で比較したりと機能充実。欲しい銘柄が買い時かどうか、しっかりと分析できます。
この銘柄スカウターを無料で活用する目的だけでもマネックス証券に口座開設する価値があります。詳細は以下の記事にまとめています。

「マネックス証券の評判は?」まとめ
今回はマネックス証券の評判ということで、マネックス証券のメリット・デメリット、評判や口コミ、10年以上利用した実際の感想について述べてきました。
結論をいうと、
・いろんな金融商品に投資してみたい
→日本株、米国株、投資信託など投資商品豊富
・優待目的で日本株に投資したい
→株主優待検索が使いやすい
・銘柄分析もしっかり行いたい
→分析ツール「銘柄スカウター」が秀逸
・米国株への投資に興味がある
→銘柄数多い。手数料が業界最安値
ということです。投資って難しそう、お金がかかる、危険というイメージがあって株式や投資信託への投資はハードルが高いかもです。
だけど最近は若い人を中心に、投資を始める人が増えているのは間違いありません。教育、年金、子育て…などなど。将来にしっかりと備えたい人がそれだけ増えているということ。
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さらに米国株の取引は、主要ネット証券の中では銘柄数や手数料の観点からマネックス証券が頭ひとつ抜けています。
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