不動産投資は初心者には難しいので少額から始めたいのですが、そんなことが可能なんですか?
少額で不動産投資するメリットやおすすめの方法について知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
・不動産投資は1万円からの少額からできるの?
・不動産投資は少額から始めるべき理由とは?
・不動産をみんなで少額投資するとは?
・不動産型のクラウドファンディングとは?REITとの違いも。
投資歴20年のかいまるです。今は売却していまいましたが10年ほど前にマンションへの投資を実践。賃貸収入をえていました。
「不動産投資は難しそう…。」
「不動産投資は手続きが面倒…。」
自分も十数年前マンションの一室に不動産投資したんですが、銀行からの融資の手続きや管理会社との契約、不動産所得の税金処理などなど、購入すれば何もしなくて良い株や債券と違ってやることがいっぱい。投資というよりは完全に事業なんですよね。
しかし、最近ではクラウドファンディングを活用して、プロが目利きした優良物件に1万円の少額から手軽に不動産投資することが可能となりました。
そこで今回は、少額から不動産投資することについて、そのメリットや方法について解説です。
目次
不動産投資を1万円の少額からできる?
不動産投資というと投資金額が大きくて初心者には無理といったイメージが変わりつつあります。インターネットや金融システムが整備されたことにより、敷居が高かった不動産投資は1万円からの少額で始められる手軽な投資になっています。
人気の不動産投資ですが、従来の方法で実際に投資すると最低でも1千万円程度〜の資金が必要。不動産投資の世界では一般的に1千万円以下が「少額投資」といわれていました。
もちろん”ワンルームマンション投資”、”ボロ物件投資”、競売を利用するなどして数百万円程度でも投資は可能ですが、空室リスクやトラブルが多いことがネック。
しかし、従来であれば最低でも数百万円の資金が必要だった不動産投資ですが小口の「共同出資」や「不動産投資信託」といったような形で、1万円という少額からでも不動産投資できるようになったのです。
不動産投資は少額から始めるべき!その理由とは?
実際にマンション投資をしていた経験から、一言で理由を言うと「難易度が高い」「割に合わない」ということでしょう。
従来型の不動産投資は、投資に必要な金額は最低でも数百万円~の規模。手持ち資金で足りない部分は、銀行融資を利用するということになります。
不動産は仲介手数料、融資手数料、不動産取得税などの税金が発生するので、投資を開始してから、しばらくの期間は利益を生み出すのは難しいですね。
さらに不動産投資は、
- 優良物件を見分けるのが難しい
- 空室リスク
- 費用・手数料が高い
- 流動性が低い
- トラブルが多い
ということがあり、難易度が高いですね。不動産投資を始める際の手続きが多く、売買契約、融資手続き、不動産登記、税金の支払いなどなど。
運用期間中は、管理会社とのやり取り、売却時には媒介契約の締結、売買契約、登記抹消、売却益の確定申告など、不動産投資を始めてから運用、売却まで多くの手続きを行う必要があります。
従来型の不動産投資の難しさやデメリットについては、以下の記事にまとめています。

不動産をみんなで少額投資するとは?
そこで最近人気なのが優良物件を”少額”でみんなで投資するという発想。それがクラウドファンディング型の不動産投資です。
そのメリットは、
- 1万円からの少額投資が可能
- 投資期間が短い
- 面倒な手続きがいらない
- 投資案件はプロが目利き
というもの。クイックに見ていきます。
メリット①:1万円からの少額投資が可能
クラウドファンディング型の不動産投資は、多額の資金が必要な従来型の不動産投資に対して、1万円からの少額で投資するもの。
これは、不動産投資の資金を1人でまかなうのではなく複数人から集めることで1万円からの少額投資が可能になったものです。
なので、企業や富裕層しかできなかった数億円単位の融資案件にも個人が投資できるんです。
メリット②:投資期間が短い
クラウドファンディング型の不動産投資のは、投資期間が従来型よりも短期間であることが多いという点もメリットの一つです。
不動産投資は一度始めるとなかなか撤退するのも難しい。流動性が低いのですぐに売却ができないんですよね。
クラウドファンディングの場合は、案件が数ヶ月~数年で完了することが多いため、短い期間で投資資金の回収することが可能です。
メリット③:面倒な手続きがいらない
不動産型のクラウドファンディングの会社に口座を開設すれば、あとは案件を選んで投資するだけで、やることはないですね。
従来型の不動産投資は、物件の調査、銀行融資の手続き、不動産登記手続き、不動産関係の税金の支払い、管理会社とのやりとりなどが必要。これら面倒な手続きが一切いりません。
メリット④:投資案件は不動産のプロが目利き
最大のメリットと言っていいかもです。自分も不動産投資をした際に苦労したのは、優良物件を如何に見つけるか。不動産の素人が目利きするのは、正直難しいんですよね。
その点、クラウドファンディングであればプロが案件を選定し、しっかりと担保をとった上で運用するので安心感がありますね。
少額から不動産投資できるクラウドファンディングとは?
これまで解説した不動産投資をできる会社で最も知名度が高いのが、不動産系クラウドファンディングのCREAL(クレアル)です。
簡単にいうと、プロが選んだ優良物件に、投資家が1万円程度からの小口で投資を行うもの。普通の不動産投資と同様に投資元金が変動することがありません。
もちろん投資ですから投資資金が戻ってこないリスクがあることは当然。
案件にもよりますが、不動産への少額投資(1万円~)や短期間(数ヶ月~)での投資が可能。担保をしっかりととるなど元本割れリスクの軽減策なども取られた上で、3%~5%の高い利回りを期待できます。
このCREAL(クレアル)については、以下の記事にまとめています。リスクやデメリットもしっかりと記載しているのでよろしければご覧ください。

少額からできるREIT(不動産投資信託)との違いは?
同じく少額投資・短期間での投資が可能なREITとクラウドファンディングの違いは何ですかね。自分の考えではリスクの大きさだと思います。
REITは1年間で数10%の値動きがあるんですよね。投資元金の値動きがほとんどない不動産投資やクラウドファンディングなどと比べるとハイリスクの投資と言えます。
不動産投資に興味ある人にとって、これまでは従来型の不動産投資か、少額・短期であるもののハイリスクのREITしか投資の選択肢がなかったのですが、最近になって1万円からの少額・短期でクラウドファンディングというのも選択肢となりました。
「不動産投資は1万円の少額から」まとめ
今回は「不動産投資は1万円の少額から」と題して、そもそも少額投資できるのか、少額投資のメリット、クラウドファンディングとはについて述べてきました。
1万円からの少額投資は、労力がかからないのが最大のメリットかと考えます。従来型不動産投資は本当に難易度が高い。自分も3年ほどマンション投資をしましたが、登記や税金の手続き、管理会社とのやりとりなど本当に大変でしたね。その割にはリターンが少なかったというのが率直な感想。
その点、ソーシャルレンディングは3〜5%程度のリターンが見込めて、しかも面倒な手続きや作業が必要ありません。初心者の方は、まずは少額からの不動産投資から初めて見るのが良いと思います。
不動産を勉強するには不動産セミナーがおすすめ
不動産投資の勉強や情報収集で最も効率的かつ効果的なのが不動産セミナーなどで専門家から直接話を聞くことです。
不動産投資って、優良物件を探すコツとか実際に不動産運営する時のノウハウとか、ネットや本だけだと圧倒的に情報が不足しているんですよね。
自分も不動産投資をする前に無料セミナーに5件ぐらいかな、参加して専門家の方から直接話を聞きました。
不動産に関する疑問やモヤモヤは、直接専門家に話を聞くのが最もてっとり早いです。
自分にあった不動産セミナーを探すには?
実際にセミナーに参加したくても、自分にあった場所や内容を探すのが難しいということもあると思います。
そこで自分がおすすめするのが”LIFULL HOME’S”のサイトです。
このサイトは複数の不動産会社が開催するセミナーを検索システムによって横断的に探せるポータルなので、エリアや時間の都合に合わせて選ぶことができます。
このサイトが秀逸なのは、
・ポータルサイトなので不動産投資セミナーが多数掲載
・ポータルサイトなので開催日程やエリアを検索できる
・「融資」「売却」「出口戦略」などのテーマで検索できる
ということ。
各社が開催している経験豊富な講師によるセミナーを、横断して検索できるので、不動産投資未経験の方や既に物件を持っている方まで幅広いジャンルのセミナーを網羅しています。
もちろんいくつものセミナーを申し込むこともできますよ!
ほとんど全てのセミナーの参加費は無料ですので、まずは気軽に申し込んではいかがでしょうか?
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