現在のような株価の暴落時にウェルスナビを始めるか、やめたほうがいいか迷ってます。コロナショックで世界中の株価が下落していますがウェルスナビは大丈夫ですか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- ウェルスナビは株価暴落時も大丈夫なの?
- ウェルスナビは株価暴落があるのでやめたほうがいい?
- ウェルスナビでの株価暴落時の対処法とは?
投資歴20年のかいまるです。ウェルスナビへの投資を含めて1千万円以上の資産を運用しています。
コロナショックによって世界中の株価が暴落しています。最も勢いのあった米国市場ですら、1ヶ月足らずでダウ平均株価が30%以上も下落するなど市場の混乱しました。
このような状況の中、リスク資産に自動的に投資て運用してくれるウェルスナビはやめたほうがいいのかどうか?
結論からいうと、コロナショックで資産額が大きく下落しましたが、ウェルスナビで淡々と分散・積立投資を継続した結果、6月第1週にプラスに転じました。以下がその推移です。

下落時に積み立てた資産が大きく上昇しているということ。
今回は、自分のコロナショックによる損失の実例、リーマンショック時の状況などを交えて、暴落時にやめた方が良いのか見ていきたいと思います。
ウェルスナビの特徴や評判を知りたいという方には、以下の記事にまとめていますので、コチラをご覧ください。
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目次
ウェルスナビは株価暴落時でも大丈夫なの?
ついにこんな日が来てしまいました。コロナショックで世界中の株式市場が大暴落…おそらく大部分の投資家の損失が拡大しています。
こういう暴落時にウェルスナビの運用状況は、
- 損失が出ることもあります
- 安全資産への分散投資で損失を軽減
ということ。自分の実例を混えて解説します。
暴落時どうなる①:損失が出ることもあります
ロボアドバイザーによる自動運用のウェルスナビも株式などのリスク資産に投資しているので、市場が暴落すれば当然ながら損失が出ることもあります。
投資の大前提として、ある程度のリターンを期待する以上、100%損失の出ない投資やリスクゼロの投資など世の中にないということ。
例えば自分は2019年11月からウェルスナビで運用を開始して、毎月5000円ずつ積立投資してますが、コロナショックで大きな含み損が出ています。以下の資産評価額のとおり3月20日現在でマイナス23%の含み損となっています。

これだけ株式市場が大きく下落している以上は、損失を抱えるのはしょうがないと割り切っています。ただ、自分は世界経済が成長する限り、ウェルスナビの資産もいずれ上昇に転じると考えているので引き続き保有し積立も継続する考えです。
※追 記
4月以降に株式市場が回復し上昇傾向に転じる中、自分の資産評価額も大きく上昇。遂にプラスに転じました。
狼狽売りせずに淡々と積立を続けた結果ですね。

運用実績の最新状況も含めて、WealthNaviの特徴w以下の記事にまとめています。よろしければご覧ください。

暴落時どうなる②:安全資産への分散投資で損失を軽減
コロナショックによる株式市場の暴落により損失が出ることもありますが、ウェルスナビは株式だけではなく債券や金などの安全資産へも投資をしているんです。
如何が資産の内訳ですが、米国株(VTI)、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)が大きくマイナスになっているのが分かります。

一方で、安全資産といわれる債券(AGG)と金(GLD)の損失は株式に比べて軽微というか、ほとんど損失が出ていないんですね。
なので暴落時は株式資産は大きく評価額を下げるものの、債券や金によって損失を軽減することができるということです。
なお、ウェルスナビの投資先については、以下の記事にまとめています。よろしければご覧ください。

ウェルスナビは株価暴落があるのでやめたほうがいい?
コロナショックのような暴落時に「マイナスになったから解約」というのも選択肢の一つですが、結論からいうと「静観」することです。
投資は山あり谷ありで、プラスになることもあればマイナスになることもある。ウェルスナビのような「長期・積立・分散」の資産運用では、一時的な相場の動きにとらわれることなく、じっくりと資産を持ち続けた方が良い結果につながりますね。
それは10年、20年と長期的な世界経済の成長を利用し、大きく資産を増やすことを狙っているからです。
世界経済はこれまで、さまざまな困難を乗り越えて成長してきました。過去25年間の資産運用シミュレーションにおいても、経済に影響を与えるさまざまなイベントによって途中で上がり下がりを繰り返しますが、長期で続けたことで大きく資産を増やています。

今は、連日のニュースなどを見て、株価の下落が続くのではないかと不安になるかもしれません。あくまで過去の事例であり今回も同様になるとは限りませんが、新たな感染症の拡大が懸念された2002~2003年のSARS、2009年の新型インフルエンザの際は、経済への影響は限定的で、株価の下落も一時的なものにとどまりました。
長期投資で資産を大きく増やすには、相場の変動を何度も乗り越えていくことになります。大切なのは、短期的なリターンではなく、10年や20年といった運用期間トータルでの成果ということですね。
ウェルスナビでの暴落時の対処法とは?
考えられるおすすめの対処法は、
- 何もせずに保有し続ける
- 淡々と積立を続ける
- リスク許容度を変更する
ということですね。クイックに解説していきます。
対処法①:何にもせずに保有し続ける
何にもしないで静観する。市場においてはこれも立派な対処法です。
特に大きく株価が下落すると、平常心を保つことが難しくなり、狼狽して最も安くなったタイミングで売却してしまうことも大いにあり得ます。
何もせずに資産を持ち続けることで、ゆっくりと資産価値が戻ることが期待できるんですね。
例えば、2008年に起こった「リーマン・ショック」では、世界経済は大きな打撃を受け、株式相場も大きく急落しました。
以下のグラフのとおり、危機の震源地である米国市場では株価は2008年に大きく下落しましたが、2009年前半には底を打ち、2011年の初めにはリーマン・ショック前の水準に戻りました。

今回のコロナショックが、リーマンショックの時のように株価が戻るのか?それは誰にも分かりません。ただ、世界経済が成長を続ける以上は企業の価値は向上し続けます。
暴落で大きく資産が傷ついていても時間はかかるかもですが、いずれ経済は回復して資産価値は戻ることが期待できます。
対処法②:淡々と積立を続ける
自分がこれからウェルスナビを始めようと考えている方に対し、最もおすすめする対処法は長期投資を前提に淡々と積立を続けることです。
リーマンショックのあった2008年1月からの3年間でS&P500指数は暴落して元の水準まで戻っただけ。
しかし、同じ期間に同指数に毎月500ドルを積立投資していた場合のパフォーマンスを試算してみると、最終的な評価額は投資額の累計より23.5%増えるという結果になりました。

これは株価が下落しているときに、安く資産を購入することができるので、上昇局面で安く買った株が大きく上昇するからですね。
なので暴落局面でも、狼狽せずに資産を保有し続け、淡々と積立を続けることで大きなリターンを得ることが期待できるというわけです。
対処法③:リスク許容度を変更する
ウェルスナビは「長期・分散・積立」投資が前提であるため、一度決めた資産構成を暴落時に変更することは基本的にしないほうが良いと思います。
ただ、暴落を踏まえて利用者自身の資産をより安全にするために、リスク許容度を変更することは対処法としてはありだと思います。この、リスク許容度は1~5までの5段階設定が可能なんですよね。
リスクを低くしたい場合は、低い数字を選択します。低い数字ほど、安全資産である債券や金の割合が大きくなるんですね。債券や金の比重が大きくなると、リスクが低くなりますが、期待リターンも小さくなります
また、暴落に遭遇した時を一つのきっかけとして、リスク許容度を見直す機会にすることもできます。
「ウェルスナビは暴落時やめたほうがいい?」まとめ
今回は、暴落時はウェルスナビやめたほうがいいのか?ということで、暴落時は大丈夫か、やめたほうが良いのか、対処法について述べてきました。
いろいろ書きましたが、何がなんでも暴落時でも投資を続けなければならないというものではないです。相場から離れるというのも暴落時の対処法の一つです。収益あるいは損失を確定させるということですね。
ただ、リーマンショックなど過去の暴落時のケースを見てみると、世界の市場は力強く復活して、投資家に利益をもたらしているということは確かです。
コロナショックで大きく下落した自分の資産も、ウェルスナビで淡々と分散・積立投資をすることでプラスに回復しました。暴落時にやめていたら損失を出しただけで終わっていたということです。
資産を長期で大きく増やすには、相場の変動を何度も乗り越えていくことになります。大切なのは、短期的なリターンではなく、10年や20年といった運用期間トータルでの成果ということ。
ウェルスナビは、
・とにかく忙しくて時間がない
・何を投資すればいいかわからない
・リスクを抑えた運用をしたい
・老後に向けて、コツコツお金を貯めていきたい
人におすすめの資産運用サービスです。
資産運用は長期的に見るとリターンが安定して行きます。できるだけ早めにはじめるのがオススメです。特に今は株式市場が上昇トレンドとなっている時こそが、運用リターンが高くなる傾向にあります。
これを機会にWealthNaviでの口座開設を検討してはいかがでしょうか?株式市場が好調な今が、資産を大きく増やすチャンスです。
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