米国ETF

S&P500ETF SPY(1557)の株価とチャートの特徴とは?

S&P500ETF SPY(1557)の株価やチャートの特徴について知りたいです。コロナショックで大きく下落したようですが…影響はどの程度ですか?

他のS&P500ETFと比べてSPYを購入するメリットってあるんですか?配当実績についても知りたいです。

このような疑問を持つ方にむけて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • SPY(1557):株価の基本データと特徴は?
  • SPYの構成銘柄とセクター比率は?
  • SPYのチャートとリターンは?コロナショックの影響も。
  • SPYの配当実績と増配率は?

投資歴20年のかいまるです。S&P500に連動するETFも含め米国株を中心に1千万円以上の資産を運用しています。

S&P500ETF SPYは、1993年1月に米国初の上場投資信託(ETF)として設定されました。それから30年近くたったいま、このSPYの今日の資産残高は3000億ドル(33兆円)を超える規模となり、世界最大のETFとなっています。

なぜこのSPYはこんなにも人気が出たのか?それは、SPYが連動するのはS&P500という米国を代表する指数であったことが大きな理由。米国を代表する500の銘柄で構成されるSPYは、3万円程度で米国の株式市場そのものに投資が可能です。

なので最も歴史のあるETFであるSPYは、米国株式市場そのものに投資することができる商品として多くの投資家から絶大な支持を受けてきたのです。

今回は、そんなSPYについて株価の推移(チャート)や特徴について見ていきます。

なお米国株や資産運用に関連するお得な情報について、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

SPY(1557)のインデックス、S&P500とは?

まずはSPYのインデックスとして用いられているS&P500とは何かについて簡単に取り上げます。S&P500は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している米国の株価指数のことです。経済ニュースなどで日々の値動きがよく報道されるていますね。

NYダウと並んで最も有名な株価指数の一つで、機関投資家や投資ファンドの成績を評価する際にも、よく用いられます。

米国の取引所(ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等)に上場される米国企業で、流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。

S&P500は時価総額加重平均をとっていて、アップルやマイクロソフトなどの時価総額の大きい企業の株価が指数に反映され易くなるんですね。ここが構成銘柄の株価を単純に平均するNYダウとの大きな違いとなります。

このS&P500への連動を目指したETFがSPYです。以下、その基本データや特徴、チャートなどを詳細に見ていきますね。

SPY(1557):株価の基本データは?

SPYは米国市場に上場されている流動性のある大型株から選ばれた505銘柄で構成されているS&P500と同じ投資成果を目指すETFです。

SPYの株価基本データ
  • インデックス:S&P500指数
  • 信 託 手 数 料 :  0.0945%
  • 配 当 利 回 り :  1.80%
  • 配 当 実 績   :  5.73ドル
  • 組 入 銘 柄 数 :  505銘柄

SPYはSPDR(スパイダー)S&P500ETFの略称で、ステート・ストリート社という会社が運用を行っています。冒頭でも説明しましたが最も歴史のあるETFとして、機関投資家からの支持は絶大で、流動性や実績共に文句なしの商品です。

SPYは米国市場に上場されているETFですが、日本の東証にも同じ商品が上場(ティッカー1557)されているので、外国口座を持っていなくても円建てで購入することが可能です。

世界で最も有名な株価指数であるS&P500ですから、他の会社もこの指数に連動するETFを運用していて、

・バンガード社:VOO

・ブラックロック社:IVV

あたりが有名ですね。特にバンガード社のVOOは最も後発のETFですが、委託経費率が0.03%と最も安くなっていることから、人気が高まっていますね。

SPYの構成銘柄とセクター比率は?

構成銘柄やセクター比率はS&P500と基本は全く同じですね。コロナショックの暴落後の4月9日現在の構成になりますが、クイックに見ていきましょう。

SPYの構成銘柄

構成銘柄上位10社は以下の表のとおりです。

SPYは時価総額に加重平均されますのでアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど今をときめくIT巨大企業が上位をしめていますね。

ちなみに7位と8位に入っているAlpahabetという企業はGoogleの持株会社です。ClassCとClassAの違いは議決権があるかどうかだけの違いなので、実質Googleが構成比率3%程度占めていることになります。

なので、GAFAとマイクロソフトが上位Top5を占めているということなので、IT系の企業が米国市場を席巻しているといる状況が見て取れます。

資産総額に占める上位10社の割合は約23%となっていて、結構な割合を占めています。

SPYのセクター比率

続いてセクター比率です。

情報技術、ヘルスケア、金融がトップ3。米国経済の強さの象徴ともいえる3セクターと言っても過言じゃないです。

ちなみに4位のコミュニケーションサービスには、2018年からグーグルやフェイスブックが入っています。現在の米国経済の強さの源泉であるIT関連企業の割合が高くなっているといえますね。

なお、セクターの特徴やセクターETFに関しては以下の記事にまとめてますので、ぜひご覧ください。

【米国株】セクターETFに投資するメリットは?おすすめ3選を解説!米国株のセクターETFの中でおすすめのものを知りたいです。セクター別に色々なETFが出ていますが、どのETFのパフォーマンスが良いのでし...

SPYのチャートは?コロナショックの影響は?

ここでは

・SPYの長期チャート

・SPYのリターン(暴落前)

を見ていきます。コロナショックの影響はどうだったのか、クイックに確認です。

SPYの長期(10年)チャート

以下はSPYの10年チャートです。

S&P500は綺麗な右肩あがりで上昇していましたが、やはりコロナショックの影響で大きく株価が下落していますね。

2020年2月19日の高値からわずか1ヶ月程度で34.3%も下落するなど、リーマンショック級の暴落といっても良いと思います。

ただ、株価的には2018年中頃の水準に戻っただけとも言える訳で、長期的にはまだ上昇基調にも感じます。今後の新型コロナウイルス拡大の影響次第ですかね。

SPYのリターン

SPYの配当金も含めたトータルリターン(2020年3月31日現在)は以下のとおりです。

S&P500がリーマンショック後に右肩上がりで上昇していましたが、コロナショックにより暴落。設定来リターンは年率8.78%となっています。

株式の期待リターンはインフレ率を抜いて7%程度ということを考えれば、コロナショックによるこの期待リターンに近づきつつあるということだと思います。

ちなみに米国株のパフォーマンスが長期的に優れている点については、多くの本でも解説されています。以下の記事に、おすすめの本をまとめています。

米国株の投資本でおすすめの10冊は?150冊から厳選!初心者向けも米国株に関する投資本でおすすめなのは何ですか?全部購入すると結構お金がかかりますよね。何かお得な方法はありますか? このような疑問...

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その点、DMM株なら取引手数料ゼロで米国株を購入することが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

DMM株で米国株の取引手数料0円! 評判とメリット・デメリットとは?DMM株が米国株の取引手数料を無料化すると発表! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本...

SPYのこれまでの配当実績と増配率は?

SPYは他の多くのETFと同様に四半期に一度配当金が分配されます。配当実績は以下のとおり。

配当利回りは2%台とそれほど高いわけではありませんが、順調に配当金が伸びていて、リーマンショックのあった2009年以降は綺麗な右肩上がり。5年間の平均年間増配率は8.02%とわりと高い増配率となっています。

S&P500は時価総額の大きい企業順に構成されますから、必然的に業績好調で配当金もしっかり出す企業の割合が多くなるということなのでしょう。値上り益だけじゃなく配当によるインカムの伸びも期待できる。まさに長期投資するには理想的なETFといえます。

なお、高配当の米国ETFについては以下の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。

米国の高配当ETFのおすすめランキング4選とは?デメリットも解説!米国の高配当ETFへの投資はどうですかね?メリットやデメリット、おすすめの高配当ETFランキングについても知りたいです。 このよう...

「SPYの株価とチャートの特徴」まとめ

今回は、S&P500連動ETF SPYの株価とチャートということで、その特徴と株価の推移(チャート)、配当金の推移等について見てきました。

SPYの特徴をまとめると、

・日本の東証でも円建てで購入可能

・米国市場の大型企業500銘柄で構成

・長期的には7%程度のリターンを期待できる 

・配当金によるインカムの伸びも期待できる

ということですね。コロナショックで大きく株価は下落していますが、長期的にS&P500はしっかりと上昇しています。リーマン後に大きく上昇していたこともあって手が出しづらい状況でしたが、株価が下落している方が長期投資をするには良いタイミングかもです。

配当利回りは2%台と若干もの足りないですが、増配率を踏まえれば値上がり益だけじゃなくインカムにも期待できるETFと言えるでしょう。

SPYはS&P500に連動するETFということで運用総額も非常大きく実績も十分ですね。日本の東証でも円建てで購入できるというのもポイントが高いところです。

若干委託経費率が高いかもですが、ポートフォリオのコアになるETFとして長期保有すべきETFといえます。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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株式への資産運用が最もパフォーマンスが良いことは、過去のデータから明らかですが、コロナショックのように短期間で大暴落することも。

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最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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