米国株

P&G(PG)の株価と今後の見通しは?新型コロナ拡大も業績堅調!

米国株のP&G(PG)への投資を考えています。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は下落しているようですが…。

株価の推移やチャートの特徴はどんな感じですか?ビザの株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • コロナショックでP&G(PG)の株価急落!
  • プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)って何の会社?
  • P&Gの株価の推移(チャート)と特徴は?
  • P&Gの配当金の推移は?
  • P&Gの今後の予想は?成長期待で株は買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,000万円以上の資産を運用しています。

結論から言うとP&G(PG)株は、

・新型コロナの影響軽微

・世界最大の一般消費財を提供している企業の安心感

・強力なブランドを数多く抱えている

・不況に強い63年増配の業績鉄板

ということもあり、安心して長期保有できる銘柄といえます。今回は、そんなP&Gについて銘柄分析です。

なお米国株や資産運用に関連するお得な情報について、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

コロナショックでP&G(PG)の株価急落!

新型コロナウイルスの拡大による、経済への影響によって世界同時株安が進行。いわゆる”コロナショック”により米国株式市場も大暴落となり、ダウ平均株価も2週間程度で37%も下落する異常事態となりました。

そのような状況の中、以下のチャートのようにP&Gの株価も大きく下落。

2月19日の直近高値からわずか1ヶ月程度で

・2月21日:126.70ドル

・3月23日:97.70ドル(🔻22.9%

となり、20%以上の急落となりました。ただ、この期間におけるダウ平均株価の下落幅は35%程度なので、他の多くの銘柄に比べて下落幅は小さかったといえます。株価は3月23日にの安値を付けてから一旦反発しており4月の段階で120ドル台まで回復しています。

既に株価はコロナショック前の水準に戻っているんですね。もともとP&Gの製品の日常生活を送る上で必要なものであり、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けずらいことに加え、洗剤やハンドソープ、除菌グッズの需要が伸びているためです。

新型コロナ拡大によって、ボーイングやデルタ航空などセクターによっては経営危機に陥る企業も出ている中、P&Gの業績や株価は堅調といえます。以下、P&Gの会社概要、株価の状況、業績などを見ていきます。

P&G(PG)ってどんな会社?

P&G(Procter & Gamble、プロクター・アンド・ギャンブルは、洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で、世界最大の一般消費財メーカーで、生活必需品セクターに分類されます。

1837年にローソク業者のウィリアム・プロクターと石鹸業者のジェームス・ギャンブルの共同出資で設立された会社で、180年以上の歴史を誇ります。創業者の名前がそのまま社名となっているんですね。

世界180カ国で商品を販売していて、日本でも例えば洗剤の”アリエール”や”ボールド”、おむつの”パンパース”、化粧品の”SKーⅡ”、髭剃りの”Gillette(ジレット)、ヘアケアの”パンテーン”などのプランドが有名ですね。他にも多くのブランドを展開しています。

ちなみに日本で洗濯洗剤というと”アリエール”が有名ですが、米国だとP&Gの”Tide”というブランドが売り上げNo1となっています。自分も米国出張とかでウォルマートとかに行くと、洗濯洗剤売り場でもこの製品がところ狭しと並んでいます。

2019年の売上高は約676億ドル(約7.3兆円)。生活必需品セクターの企業としては最大の規模となっています。

次に株価や最近の動向について見ていきます。

P&G(PG)の株価の状況は?

では早速ですが、P&Gの株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

P&Gの株価データ(2020年4月20日現在)を簡単にまとめました。

P&Gの株価データ
  • 株価:  120.60ドル
  • PER:    65.34倍
  • 配当金:  3.16ドル
  • 配当利回り:2.54%

生活必需品セクターとして、PERがかなり高くなってますね。2019年にジレットの事業でかなりの損失を出したこともあり、業績に対して株価が割高になっているのでしょう。ジレット以外の事業は堅調であり、株価が大崩れしていないんですよね。

配当利回りは2.5%程度と生活必需品セクターの平均ぐらいですかね。それほど高いという印象はないですが、P&Gは後述するように63年連続増配という、とてつもない実績なんですよね。

コロナ拡大でも業績堅調ということもあり、長期保有に向いた銘柄といえそうです。

P&Gの株価の推移(チャート)は?

次にP&Gの長期チャート(10年)を見ていきます。以下が過去10年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:P&G 緑:S&P500

P&Gは10年間で株価は2倍程度と若干物足りないパフォーマンスですかね。S&P500にかなり差をつけられています。

ただ、P&Gはコロナショックでの下落幅がS&P500よりも小さく、株価も4月の段階でほぼ回復。かなり差を縮めてきています。P&Gは不況でも業績が落ちづらいディフェンシブ銘柄なので、今後の株価もかなり期待できると思います。

P&Gの配当実績は?

次にP&Gの配当実績をみていきましょう。以下が過去20年間の実績となっていて、綺麗な右肩上がりです。

配当金は20年で6倍近くにまで上昇。配当金の状況をまとめると、

・連続増配:63年

・5年平均増配率:3.00%

となっています。 特筆すべきは1957年以降連続増配となっていて63年連続増配を達成していることですね。これは米国株式市場でも3位の記録。創立180年を超える名門企業で、60年以上もの長い期間、売り上げを落とさずに業績を伸ばし続けた結果といえますね。

なお、米国は連続増配銘柄が多いことでも知られています。その理由とおすすめの銘柄について以下の記事にまとめています。ぜひご覧ください。

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P&Gの売上高や利益は?

次にP&Gの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

P&Gは2014年ごろから年からブランドの売却・再編を進めていて、3年間で100近くあったブランドを、60程度のブランドに絞り込みました。2015年以降の売り上げが大きく減少しているのは、そのためですね。

他方、業績がふるわず17〜18%程度だった営業利益率はブランド再編に伴う経営効率の向上により、最近では20%を超えるところまで回復してきました。2018年以降に株価が大きく上昇しているもの、これらの取り組みが好感されたということでしょう。

2019年の純利益は大幅に悪化していますが、これは2005年に買収した髭剃りのブランドであるGillette(ジレット)について、投資金額が回収できないために価値を低くしたこと(減損処理)による影響によるものです。

なお、新型コロナの影響が出た2020年1~3月期決算は、純利益が前年同期比6%増の29億1700万ドル(約3130億円)となっていて、新型コロナ感染拡大で外出規制で人の動きが制限されるなか、米国を中心に家庭用洗剤などの販売が伸びました。

参考記事:P&Gの1~3月、最終6%増 新型コロナで日用品伸び(日経新聞)

P&Gの株価の予想は?

新型コロナ拡大の経済影響が未だ見通せない状況ですが、P&Gの業績は今後もかなり期待できることもあり、株価も底堅く推移すると予想します。理由を端的にいうと、

・新型コロナの影響軽微

・世界最大の一般消費財を提供している企業の安心感

・強力なブランドを数多く抱えている

・不況に強い63年増配の業績鉄板

ということ。特に新型コロナ拡大による外出規制もあり、家庭用洗剤などの日用品の需要が伸びています。P&Gはロングセラー商品が多いこともあり、この需要増は追い風になるといえますね。

消費者は一度使い慣れた商品は、使用し続ける傾向があるんです。安くて高品質のプライベートブランドやアマゾンなどによるEコマースの普及により、定番商品が昔ほど売れなくなってきているとの指摘もありますが、最近のP&Gの業績を見る限りは、その心配もなさそうです。

今後、米国経済はリセッション入りする可能性が高いと言われていますが、不況でも業績が底堅いP&G。今後の株価も期待できると思います。

なお、米国株への投資を考えている方には”取引手数料ゼロ”のDMM株が圧倒的にお得でおすすめです。

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P&Gの株は買いか?まとめ

今回は、P&G(PG)の銘柄分析ということで、株価の推移(チャート)や特徴、株は買いかについて述べてきました。

洗濯洗剤などの日用品最大手のP&G。強力なブランドを数多く保有しており、不況下でも業績が底堅いことから63年連続増配という実績を誇ります。新型コロナ拡大でも、家庭用洗剤などの需要が伸びており、2020年1月〜3月の純利益も堅調に伸びています。

株価も4月の段階でコロナショック前の水準にまで回復しており、投資家の期待や人気の高い銘柄といえますね。

今後の米国経済がリセッション入りする可能性が高いことや、新型コロナ拡大が長期化することを考えると、P&Gは長期投資先として、かなりおすすめできる銘柄と考えます。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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