米国株

インテルの株価が下落!コロナ直撃で半導体事業の見通しは?

米国株のインテル(INTC)への投資を考えています。Intelの株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は下落しているようですが…。

株価の推移やチャートの特徴はどんな感じですか? インテルの株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • コロナショックでインテル(INTC)の株価急落!
  • インテル(Intel)って何の会社?
  • インテルの株価の推移(チャート)と特徴は?
  • インテルの配当金の推移は?
  • インテルの今後の予想は?成長期待で株は買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,000万円以上の資産を運用しています。

結論から言うとインテル(INTC)株は、

・安定感のある半導体事業

・パソコン向け半導体以外の事業が成長

・5GでIoT普及加速

・株主還元に積極的

ということもあり、安心して長期保有できる銘柄といえます。

特に圧倒的地位を築いた主力のパソコン向け半導体事業だけではなく、データセンター向け半導体やIot事業などの新規事業が成長していて将来性十分です。

今回は、米国の半導体事業最大手のインテルについて銘柄分析です。

なお米国株や資産運用に関連するお得な情報について、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

コロナショックでインテル(INTC)の株価急落!

新型コロナウイルスの拡大による、経済への影響によって世界同時株安が進行。いわゆる”コロナショック”により米国株式市場も大暴落となり、ダウ平均株価も2週間程度で37%も下落する異常事態となりました。

そのような状況の中、以下のチャートのようにインテルの株価も大きく下落。

2月19日の直近高値からわずか1ヶ月程度で

・2月19日:67.11ドル

・3月20日:45.83ドル(🔻31.7%

となり、30%以上の急落となりました。この期間におけるダウ平均株価の下落幅は35%程度なので、他の多くの銘柄と同様にコロナショックによる下落幅が大きかったといえます。

株価は3月20日にの安値を付けてから反発しており6月上旬の段階で60ドルを超える程度にまで回復しています。ほとんど暴落前の水準に戻しています。

新型コロナ拡大による外出制限で、テレワークや遠隔授業が一気に普及したこともあり、半導体の需要が伸びているということでしょう。

新型コロナ拡大によって、ボーイングやデルタ航空などセクターによっては経営危機に陥る企業も出ている中、インテルの業績や株価は堅調といえます。

以下、インテルの会社概要、株価の状況、業績などを見ていきます。

インテルってどんな会社?

インテル(Intel、INTCといえば、パソコンの頭脳にあたるCPU(中央演算装置)の製造で知られる米国の大手半導体メーカーですね。

”インテル入っている”のCMでもおなじみで、CoreやCeleronシリーズなどWindowsやApple製のパソコンの多くに搭載されているので日本でもおなじみのメーカーです。

自分の学生時代だと、インテル製CPUといえば、486やPentiumシリーズでした。WindowsとIntel搭載パソコンが市場を席巻して、”ウィンテル”パソコンと言われてましたね。

この時期のCPUの性能向上は本当に早かったので、パソコンを買い替えずにCPUだけを取り替えてました。

パソコン市場ではボロ勝ちだったインテルですが、スマホ市場では、クアルコム社やアーム社にシェアを奪われ一時業績が伸び悩みました。「マイクロソフト(MSFT)の業績は?」でも書いたんですが、マイクロソフトもスマホのOSをグーグルのアンドロイドとアップルに奪われて、業績が低迷してるんですよね。

そんなこともあって、インテルはスマホ半導体事業から完全撤退し、最近ではサーバーなどのコンピュータ装置やデータセンターなどの事業に力を入れています。特にデータセンター向けの半導体では圧倒的なシェアを占めているんですね。

今後、5Gの普及にあわせて家電や自動車など、あらゆるものがネットに繋がる時代になります。それらに搭載されるCPUなどのプロセッサやデータセンターの需要は、今後ますます伸びると予想されています。

次に株価や最近の動向について見ていきます。

インテル(INTC)の株価の状況は?

では早速ですが、インテル(Intel)の株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

インテルの株価データ(2020年6月8日現在)を簡単にまとめました。

株価データ
  • 株価:  63.67ドル
  • PER:    13.56倍
  • 配当金:  1.32ドル
  • 配当利回り:2.05%

成長セクターのIT銘柄のわりにはPERが13倍台と、それほど高くないですね。配当利回りも2%超えと情報技術セクターの中では高い水準。

CPUやデータセンター事業は手堅く収益をあげることができるものの、将来的に大きな成長は期待できないということなんでしょうね。そういう意味では、すでにインテルの事業は成熟化しているのかもしれません。

インテルの株価の推移(チャート)は?

次にインテルの長期チャート(10年)を見ていきます。以下が過去10年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:INTC 水色:S&P500

インテルの株価の下値は切りあがっていて、10年で右肩上がりで成長しています。

株価の伸びはS&P500と同じ位。配当利回りが2%から3%台前半の水準で推移していることを考えると、十分なパフォーマンスといえるでしょう。ただ、GAFAMなどのハイテク銘柄と比較すると、ちょっとリターンは劣りますね。

また以下のチャートは2020年の年初来のものです。

赤:INTC 水色:S&P500

半導体事業は新型コロナ拡大による外出制限でも、業績への影響は限られることもあり、株価の回復がS&P500よりも早いですね。

このように銘柄の特徴には違いがありますから、その違いを踏まえ投資先を検討することで投資の勝率を高めることにつながります。投資理論を知るための、おすすめの米国株投資本については、以下の記事にまとめていますのでぜひご覧下さい。

米国株の投資本でおすすめの10冊は?150冊から厳選!初心者向けも米国株に関する投資本でおすすめなのは何ですか?全部購入すると結構お金がかかりますよね。何かお得な方法はありますか? このような疑問...

インテルの配当実績は?

次にインテルの配当実績をみていきましょう。以下が過去20年間の実績となっていて、綺麗な右肩上がりです。

配当金は10年で2倍以上にまで上昇。配当金を出すようになった1992年以降に減配はありません。2014年の配当が前年同になってしまいましたが、この年は100億ドル以上もの自社株買いを行っているんですね。

増配率は過去5年平均で6.77%。リーマンショックの際でもしっかり増配していて、株主還元にかなり力を入れていることがわかります。

やはり米国株の魅力は、連続増配銘柄が多いことですね。VZも高配当・連続増配銘柄ですが、他にも素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

米国株は高配当・連続増配株への投資で勝つ!おすすめ銘柄とは?米国株は、高配当で連続増配している銘柄が多いと聞いていますが、これらの銘柄に投資するメリットは何ですか? 高配当の連続増配株でおす...

インテルの売上高や利益は?

次にインテルの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

売上高はスマホ事業の苦戦で2011〜2014年ごろに伸び悩んでいますが、おおむね右肩上がりで推移しているのがわかります。また営業利益率も20〜30%超えで安定しています。

インテルの事業別の収益内訳は、ざっくりと

事業内訳

  • パソコン向け半導体事業:50%
  • データセンター向け事業:30%
  • IoT:5%
  • 不揮発性メモリ:6%

となっていて、やはり主力のパソコン向け事業が大きな割合を占めているのがわかります。しかし、売上高はほぼ横ばい状態で、ほとんど伸びていないんですよね。

大きく成長しているのが、データセンター向け事業でインテルが今後力を入れていくと発表している事業の1つです。

データセンターはIT機器を設置する専用施設ですが、そこに格納されているコンピュータの半導体を製造しているんですね。スマホやクラウドの普及に伴ってデータセンターの需要は拡大。年率で売上高が10%以上成長しています。

その他IoTや不揮発性メモリ事業なども、事業割合は高くありませんが年率10から20%程度成長しています。

これまでのインテルの業績を牽引したのは間違いなくパソコン向け半導体ですが、今後の成長事業をIoTやデータセンター、フラッシュメモリーとしていて、今後はパソコン以外の事業に軸足を移していくようです。

インテルの株価の予想は?

新型コロナ拡大の経済影響の全貌が見通せない状況ではありますが、インテルの業績は感染症による外出制限などの影響を受けないこともあり、株価も底堅く推移すると予想します。理由をたんてきにいうと、

・安定感のある半導体事業

・パソコン向け半導体以外の事業が成長

・5GでIoT普及加速

・株主還元に積極的

ということ。

新型コロナ拡大による外出規制がある状況下、テレワークや遠隔授業によりコンピュータやデータセンターの需要が伸びていますね。将来的にも、これらの需要増大は確実といえるでしょう。

さらに、これから5Gが本格的な普及にあわせて、家電や自動車などが全てネットにつながるIoTが本格的に普及します。

主力のパソコン向け半導体事業以外の事業の成長性も高く、株主還元にも積極的ですから、安心して長期保有できる銘柄といえそうです。

なお、インテルも含めて米国株への投資を考えている方には”取引手数料ゼロ”のDMM株が圧倒的にお得でおすすめです。

米国株は、大手のネット証券であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券で購入することが可能ですが、手数料は3社横並びで約定代金の0.45%(最大20ドル)。

日本株の売買手数料よりも、かなり割高な状態なんですよね。

その点、DMM株なら取引手数料ゼロで米国株を購入することが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

DMM株で米国株の取引手数料0円! 評判とメリット・デメリットとは?DMM株が米国株の取引手数料を無料化すると発表! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本...

インテルの株は買いか?まとめ

今回は、インテル(INTC)の銘柄分析ということで、株価の推移(チャート)や特徴、株は買いかについて述べてきました。

米国の半導体事業最大手のインテル。パソコン向け半導体事業で圧倒的な地位を築き上げたインテルですが、スマホ事業は他社にシェアを奪われ撤退。しかし、データセンター向け半導体やIotなどの事業が確実に成長しており将来性十分です。

利幅の薄いパソコン事業からの転換がうまく進んでいて、業績は右肩上がり。配当利回りは常時2〜3%という安定感を考えると長期保有前提で十分に投資に値する銘柄と言えるでしょう。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

米国株に関する情報を効率よく収集するには?

日本ではアクセスしずらい米国株の情報を日本語で配信するモトリーフールメールアドレスを登録するだけで鮮度の高い情報が無料で送られてきます

自分も登録してみたところ、おなじみのバフェット銘柄に関する内容や、業績良好な医薬品株・機械株に関する内容などがタイムリーに送られてきます。モトリーフールの情報はエコノミスト誌のような海外メディアからも高い評価を受けているんですよね。

米国株の情報はどうしても乏しくなりがちなので、この機会に登録してみるとよいです。登録は無料です。

>> モトリーフール無料メルマガ登録はコチラ

なお、モトリーフールの特徴や無料メルマガのメリットについては以下の記事にまとめています。

モトリーフールが米国株の情報収集におすすめな理由?評判・口コミも紹介。米国株への投資を始めたけど、信頼できる情報をどこから集めたら良いですか?米国株の情報提供で有名なモトリーフールの評判を知りたいです。 ...

米国ETFに手間をかけずに自動運用する方法とは?

株式への資産運用が最もパフォーマンスが良いことは、過去のデータから明らかですが、コロナショックのように短期間で大暴落することも。

やはり資産運用の基本は米国株、日本株を保有しつつ、債券や金、不動産などに資産を分散して長期運用するというのが合理的な手法です。

自分でポートフォリオを作って運用するのも良いですが、ウェルスナビを活用して長期投資すれば、ロボアドバイザーが世界中の市場の株、債券、金、不動産などの米国ETFに分散投資してくれます。

自分も活用していますが、口座にお金を振り込めば基本的に何もしなくても良いんですよね。忙しい会社員や主婦の方に特におすすめです。詳しくは以下の記事にまとめています。

ウェルスナビは儲かるの?評判・口コミ・実際にやってみた結果とは?WealthNavi(ウェルスナビ)ってどうなんですかね。資産運用ならウェルスナビが良いって聞いたけど、、、果たして本当に儲かるの? ...

関連記事・おすすめ記事

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。皆さんに少しでも役に立つよう、米国株の個別銘柄に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。

カード決済で圧倒的なシェアを誇るビザ(VISA)の銘柄分析です。営業利益率が驚異の60%超えとなるなど業績鉄板。強さの秘密に迫ります。

ビザ(VISA)の株価と今後の見通しは?キャッシュレス化本命銘柄!米国株のビザ(V)への投資を考えています。VISAの株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は下落しているようですが...

 

マイクロソフトの株価や配当の推移などに関しては以下の記事にまとめています。今後の株価の見通しは?

マイクロソフトの株価の今後は?新型コロナ拡大でも株は買いの理由は?米国株のマイクロソフト(MSFT)への投資を考えているので、株価の今後の見通しを知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は下落しているよ...

 

グーグルの親会社アルファベットの銘柄分析です。新型コロナ拡大で企業からの広告収入が減少することが見込まれますが、今後の株価について分析です。

アルファベット(グーグル)の株価と今後の見通しは?コロナの影響は?米国株のアルファベット(GOOGL)への投資を考えています。グーグルの株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は下落...

 

圧倒的なブランド力を持つアップルの銘柄分析です。新型コロナ拡大で1〜3月期の売り上げ未達となるなど業績への影響が懸念されるところ。今後の株価の見通しについて分析です。

アップルの今後の株価を予想!コロナ直撃も上昇で推移する理由は?米国株のアップル(AAPL)への投資を考えています。Appleの株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は下落してい...

 

洗剤や化粧品などの一般消費財で世界最大の売り上げを誇るP&Gの銘柄分析です。63年連続増配など業績鉄板。今後の株価の見込みについて分析です。

P&G(PG)の株価と今後の見通しは?新型コロナ拡大も業績堅調!米国株のP&G(PG)への投資を考えています。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の株価の見通しや予想を知りたいです...

 

ヘルスケア最大手のJNJの銘柄分析です。コロナ拡大でも医薬品や日用品の売り上げ好調で、58年連続の増配を発表。今後の株価の見込みについて分析です。

ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)の株価が急落!コロナ直撃で今後は?米国株のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)への投資を考えています。JNJの株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で...

 

高配当・連続増配の定番中の定番、コカ・コーラの銘柄分析です。業績鉄板のコカ・コーラも2012年以降の売り上げが大幅に落ち込んでいます。その理由について分析です。

コカ・コーラの株価の状況は?57年連続増配”配当王”の株は買い?業績が安定している米国株コカ・コーラ(KO)への投資を考えています。これまでのKOの株価の推移やチャートの特徴はどんな感じですか? ...

 

米国のグロース銘柄の象徴”アマゾン”。しかし、アジア地域でのEC事業展開は苦戦が続いており、また期待されているクラウド事業も世界シェア首位の座から陥落。今後の見通しについてまとめました。

アマゾンの株価の見通しは?10年後の業績は新型コロナの影響で厳しい?アマゾン(Amazon)の今後の株価見通しについて知りたいです。インターネット通販がメインですけど、クラウド事業も絶好調ですよね。 ...

 

米国株を取引するにあたり、日本株に比べて割高な手数料が気になるところです。主要ネット証券会社の手数料を比較。オススメの証券会社はどこか?

米国株の手数料を徹底比較!おすすめの証券会社はどこ?(2020年)最近、米国株の手数料の引き下げが行われているみたいだけど、これらを比較して見て、どこがオススメですか? できるだけ手数料の安いとこ...
DMM株なら米国株取引手数料が完全無料です!
【DMM 株】口座開設

米国株の取引手数料は、はっきり言って日本株よりも割高なんですよね。しかも大手ネット証券で横並び

少しでもコストを下げて取引したい…。

DMM.com証券のDMM株なら、他の証券会社に先駆けて米国株の売買手数料が無料です。

さらに以下の特徴も!

▼口座開設費が0円
その他口座管理・維持費、入金手数料、出金手数料も0円

▼充実の取引ツール・アプリ
初心者からプロまでさまざまなスタイルに対応した取引ツールを無料で取り揃えています。スマホアプリでも米国株の取引が可能です。

▼NISA(少額投資非課税制度)口座にも対応

詳細は以下をクリック!

詳細ページ公式ページ