日本株

シャープの株価はなぜ下がる?今後は買い?2018年だけで4分の1に下落…

シャープ(6753)の株価がなぜ下落するのか知りたいです。株価の推移(チャート)はどんな感じですか?

ホンハイに買収されてから3年経ちますが今後の株は買いですか?配当の実績や株主優待についても知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

ここにボックスタイトルを入力
  • シャープ(6753)の株価が下落|株価の状況は?
  • シャープの配当と株主優待は?
  • シャープの株価の推移は?10年と短期チャート
  • シャープの株価の今後は?下落する理由とは?
  • シャープの業績の見通しや株価を予想は?今後の株は買い?

投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1千万円以上の資産を運用しています。

自分は、シャープの株価がなぜ下落するのか以下のツイートをしました。

シャープの株価が低迷しています。
2018年の1年間だけで4000円台から1000円を切る水準と4分の1まで下落。
台湾ホンハイの傘下に入り、利益プラ転しましたが米中貿易摩擦の影響で再び売上高が減少しています。
株価の値動き的には投機水準でもはや小型株のレベル。かつての面影は全くない状況です。

上記を深掘りします。

なお、日本株や資産運用に関連するお得な情報や役に立つ情報のページについて、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

シャープの事業内容と鴻海(ホンハイ)よる買収とは?

シャープ(SHARP)は日本を代表する製造メーカー。

液晶テレビ、携帯電話などの映像・通信機器をはじめ、洗濯機、冷蔵庫などの白物家電、太陽光パネルなどを製造・販売している大企業ですね。

シャープといえば液晶テレビと言って過言ではないでしょう。2001年に製造・販売を開始した液晶テレビ「AQUOS」が世界的に大ヒット。

しかし台湾のメーカーや韓国サムスンと競合が激しくなり、経営状況が悪化。

2016年に台湾のメーカーである鴻海(ホンハイ)に買収され同社の子会社となりました。

結果的に、液晶の製造に経営資源を集中しすぎたことがアダとなったんですね。

その経緯は以下のとおり。

液晶パネルの三重・亀山工場や大阪・堺工場などへの過剰投資が響き、2012年3月期から2期連続巨額赤字。堺工場を台湾・鴻海グループと共同運営にし、3000人規模の人員削減実施。

リストラ効果で13年度黒字浮上したが、液晶の競争きつく、14年度も赤字。銀行監督下で事業再編を迫られたが、16年8月、台湾の鴻海(ホンハイ)による買収完了で債務超過解消。

※四季報より抜粋

シャープといえば液晶というぐらい技術力を誇る日本を代表するメーカーです。

そのシャープの株価や業績の推移について見ていきます。

シャープの株価が下落|株価の状況は?

シャープの株価データを簡単にまとめました。

コロナの影響もあり今期配当が未定。実績ベースでは配当利回りや約1.5%程度となっていて日本株の中では平均的な水準です。

PERの推移は以下のとおりですが、最近では11倍以下となっていて株価に加熱感は全くないですね。

PERの目安は13~15倍程度と言われていますが、パナソニックや日立などの製造業もだいたい同じくらいの水準です。

同業他社との比較では必ずしも割安な水準とは言えないですね。

シャープの配当実績と株主優待は?

以下がシャープの配当金の実績です。2013年から無配となっていましたが、2018年から配当金が復活しています。

何とか20円の水準をキープしてきましたが、最近の業績悪化により2020年3月の配当金は2円に減配となりましたね。

今期配当は未定となっていますが、コロナの影響を乗り越えて配当を維持して欲しいですね。

シャープの株主優待はありません。

今は株主還元よりも業績回復に力を入れたいということなのでしょう。残念です…。

シャープの株価の推移は?10年と短期チャート

次にシャープのチャートを見ていきますね。以下は過去10年のチャートです。

チャート画像

この10年で株価は大幅に下落していますね。およそ10分の1の水準まで株価は下がっています。

推移を簡単にまとめると、

・2013年まで:液晶製造工場への過剰投資で巨額赤字

12,000円台 ⇨ 1,500円台を割り込む水準まで下落

・2013年半ば:ホンハイによる経営支援

1,500円台 ⇨ 5,000円超えの水準まで上昇

・2016年まで:経営不振により1,000円を切る水準まで株価下落

ということ。

液晶テレビ「AQUOS」の爆発的な大ヒットで2010年ごろまでの株価は絶好調。その後の経営不振、台湾メーカーによる買収で大幅に株価が下落したということですね。

次に、シャープの直近1年チャートを見てみましょう。

チャート画像

2017年にはホンハイによる買収により株価が4,000円を超える水準まで急上昇しましたが、その後失速していますね。

短期的には株価はまったく上がっていないですね。2020年に入って新型コロナ拡大の影響もあり1600円から1200円まで急落したこともあり、株価は下落傾向と言って良いですね。

日本を代表する製造メーカーであるシャープ。液晶製造の技術力では世界トップレベルと言っても過言ではありません。

なぜ株価がこれほど下落するのか、以下詳細にみていきます。

シャープの株価が下落する理由とは?

シャープの株価が下落するのは、

  1. 利益改善も2018年以降売上げ減
  2. 長期低迷の理由は液晶パネル工場への過剰投資

です。以下、クイックに見ていきます。

下落要因①:利益改善も2018年以降売上げ減

売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり(単位:10億円)。

ホンハイの傘下に入った2016年を境に業績が急回復しているものの、2018年以降業績が伸び悩んでいますね。

2016年3月期の営業利益は1,600億円の赤字と巨額なものでしたが、ホンハイの子会社となった翌年には600億円を超える黒字転換。

その後、順調に業績回復が進んでいましたが米中貿易摩擦によるアップルの売上げ不振の影響を受けて、iPhoneの液晶を供給しているシャープの売上げも悪化してしまいました。

2018年の株価が大幅下落したのは、この影響によるものです。

2018年の1年間だけで株価は4分の1まで落ち込むわけですから、シャープの株価は非常に値動きが荒い銘柄といえますね。

下落要因②:長期低迷は液晶工場への過剰投資

2010年以降のシャープの長期低迷の原因は、三重亀山や大阪堺の液晶パネル工場への過剰投資による経営の悪化ですよね。

この当時、韓国、中国、台湾メーカーでも液晶パネルの供給体制が整備されつつあって、供給過剰になる懸念はあったんですよね。

そのような状況でもシャープは大阪の堺工場に4,000億円を超える巨額投資を断行。2014年、2015年の利益は巨額赤字となっていますよね。

結果論ですけど、この経営判断の誤りがシャープの長期低迷を招いたということですね。

株価が下がるシャープの株は買い?

シャープ株の購入は様子を見た方が良いと考えます。株価もしばらく低迷するのでは無いでしょうか。

理由としては、

・売上高が再び減少

・株価の値動きが非常に荒い

・世界経済の景気後退懸念

ということ。

米中貿易摩擦の影響とはいえ、売上高が再び減少に転じたのは気になるところですね。直近の決算でも業績を下方修正するなど改善の見込みが立っていない模様です。

さらにシャープの株価は値動きが荒く、

・2009年からの10年で株価は10分の1以下

・2018年の1年で株価は4分の1以下

となっていて、小型株並みのボラティリティです。長期投資の観点からは全く買えない銘柄ですね。

製造メーカーの売上げは、景気に敏感なので世界経済の景気後退懸念がある中、シャープ株は様子見ということで問題ないと考えます。

このように値動きの荒いシャープですが少額での取引なら面白いかもです。その場合のおすすめがSBIネオモバイル証券格安な月額定額手数料で1株から何度でも売買できるんですね。

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、シャープの株価は1213円(2020/6/11終値)で、通常は約12万円くらいの資金が必要ですが、ネオモバなら1213円(⁉︎)から取引ができます。

ネオモバは2019年4月に営業開始した新興ネット証券。しかし、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社で、信頼感もあり安心して利用することができます。

詳細は以下の記事にまとめています。

ネオモバは儲かる?評判と実際に1株投資して感じたメリットとは?Tポイント投資で評判のネオモバを使って投資すると儲かるんですか?実際にネオモバで投資すると、どんなイメージなのかメリットを具体的に知りた...

>> ネオモバ公式ページはコチラ

「シャープの株価の今後」まとめ

今回は、シャープの株価が下落ということで、株価の推移(チャート)、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。

2016年にホンハイの傘下に入ったことにより急速に業績が改善。しかし米中の貿易摩擦の影響により、その状況に陰りが見えています。

2018年の1年間だけで株価が4分の1になるなど、株価の値動き的には日本を代表する巨大メーカーであった面影はありません。

値動きが荒いので、短期の値幅を狙ったトレード(投機)には向いているかもですが、長期投資には全く向かない銘柄といえますね。

知名度は抜群で人気の銘柄ですが、”投資”という観点で見れば手を出さないほうが良いと考えます。

最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

世界中の株、債券、金などに手間をかけずに自動運用

なおJTのような優良株への個別株投資もおもしろいですが、株式、債券や金、不動産などに資産を分散して長期運用するというのがリスクをおさえた合理的な投資手法です。

自分でポートフォリオを作って運用するのも良いですが、ウェルスナビを活用して長期投資すれば、ロボアドバイザーが世界中の市場の株、債券、金、不動産などの米国ETFに分散投資してくれます。

自分も活用していますが、口座にお金を振り込めば基本的に何もしなくても良いんですよね。忙しい会社員や主婦の方に特におすすめです。詳しくは以下の記事にまとめています。

ウェルスナビは儲かるの?評判・口コミ・実際にやってみた結果とは?WealthNavi(ウェルスナビ)ってどうなんですかね。資産運用ならウェルスナビが良いって聞いたけど、、、果たして本当に儲かるの? ...

相場を気にしないで年率1.5〜6%で運用する方法

コロナショックの大暴落をみてしまうと株式投資はちょっと…。相場を気にしないで運用したい方はソーシャルレンディングのFundsが最適な選択肢かもしれません。

Fundsの最大の価値は株やFXのように相場の値動きを常にチェックして売買を行う必要がないこと。日々の相場の動きを気にする必要がありません。

その特徴は、集めた資金を上場している大企業などに貸し付けること。なので比較的低いリスクの案件に投資できるので、手堅い運用ができます。

年利回りは1.5%〜6%(税引き前)が中心。銀行に預金するよりもかなり高い利回りを期待できますね。

詳しくは以下の記事にまとめていますのでぜひご覧ください。

Funds(ファンズ)の評判・口コミは?デメリットも正直に解説!Funds(ファンズ)で投資するってどうかな?評判やデメリットについて知りたいです。数ある金融商品の中でFundsを選ぶメリットはなんで...

関連記事・おすすめ記事

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。

自動車業界の雄、トヨタ自動車の株価分析です。2019年度の業績は絶好調でしたが、トヨタですらコロナ拡大の影響で業績悪化予想です。

トヨタの株価の今後の見通しは?株は買い時?コロナで今期8割減益予想…トヨタ(7203)の株価の推移(チャート)、配当実績、株価の見通しについて知りたいです。新型コロナ拡大の影響は、どの程度ですか? ...

 

新型コロナウイルスの拡大によって日本経済に大きな打撃が走っています。外出自粛やインバウンド消失など、この状況下でおすすめの銘柄についてまとめました

コロナショックで日本株が大暴落…この状況での買い銘柄とは?コロナショックで日本株が暴落していますが、この状況で買い銘柄を知りたいです。 どの業種がおすすめですか? このような疑問を持...

 

株初心者でも安心して投資できる業績鉄板の日本株銘柄をまとめました。新型コロナ拡大でも業績に期待できる銘柄です。是非ご覧ください。

株初心者におすすめの銘柄5選は?2020年コロナ拡大でも期待大!株初心者ですが、おすすめの銘柄を知りたいです。コロナショックで株価が大幅に下落していることもあり、このタイミングで投資したいと考えていま...

 

好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。

商社株が長期保有に向く理由とは?特徴やおすすめの銘柄3選を解説!商社株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?特徴や商社株でおすすめの銘柄についても知りたいです。 このような疑問を持...

 

こちらも、業績が安定していて高配当の銘柄の代表格である銀行株の特徴をまとめました。マイナス金利の影響で経営環境は厳しいものがありますが、株価の見通しはどのようなものでしょうか?

(2019〜2020年)銀行株の今後の見通しは?高配当は続くのか。銀行株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?今後の見通しや銀行株でおすすめの銘柄についても知りたいです。 このような...

 

アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、マクドナルドなど米国には高い成長を続けるグローバル企業が多いです。米国株への投資を考えている方に向けて、買い方をまとめました。

米国株(アメリカ株)買い方や購入の方法は?証券会社の手数料も比較!米国株(アメリカ株)への投資を始めたいのですが、買い方や購入方法を知りたいです。 マネックス証券やSBI証券などの証券会社が米国株...
格安な定額手数料で取引し放題!1株からの少額投資ならネオモバ!

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、NTTドコモの株価は3294円(2020/4/23終値)で、通常は約33万円くらいの資金が必要。失敗したときのダメージが大きくなるし、そもそも投資資金が豊富でないと買えません。

少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券で1株から少額投資を活用すると良いです。ネオモバなら格安な月額定額手数料で1株から何度でも売買できるからです。

ネオモバは2019年4月に営業開始した新興ネット証券。しかし、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社で、信頼感もあり安心して利用することができます。

詳細は以下をクリック!

SBIネオモバイル証券

詳細ページ公式ページ

申し込みは公式ページから5分程度で完了、無料登録することができます。