日本株

メルカリの株価は今後どこまで下落する?相次ぐ事業撤退で業績は大丈夫?

メルカリ(4385)の株価が急落しています。今後どこまで株価は下がりますかね?2018年6月の上場以降の株価推移(チャート)はどうなっていますか。

今後の業績の予想、配当や株主優待などの状況についても知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • 今後どこまで下落する?メルカリ株価大幅下落。
  • メルカリの株価の概況は?
  • メルカリの配当や株主優待は?
  • メルカリの株価推移(チャート)は?
  • メルカリの株価下落の理由とは?
  • 株価が大幅下落のメルカリ。株は買い?

メルカリの株価が下落していることに関して以下のツイートをしました。

フリマアプリのメルカリ。株価が1日で19%減と急落しています。
先日公表された1Q決算、赤字が70億円と損失が急拡大。黒字の見込みが全く立たないんですよね。
メルペイや海外事業が軒並み失敗なのが要因。
本業のフリマ事業は絶好調。今後不採算事業の整理が進みそうです。

上記を深掘りします。

自分は投資歴20年を超えており、日本株を中心に1千万円以上の資産を運用しています。今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。

また、資産運用に関連するお得な情報や役に立つ情報のページについて、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

どこまで下がる?業績不振でメルカリの株価が大幅下落

2019年11月7日に発表された1Q決算の翌日にメルカリ(4385)の株価は急落しました。

一時はストップ安(値幅制限の下限)まで売り込まれ、前日比478円安の2057円と約18.9%の大幅下落となりました…。値下がり率は全市場で1位。

以下が直近6ヶ月の株価推移(チャート)です。もともと下落傾向でしたが11月8日の株価は、窓を開けて急落していますね。2000円割れ目前と言ったところです。

6月ごろに株価は3000円台前半をキープしていましたが、その後は25日移動平均線を上値抵抗線にして教科書どおりに下落し続けているのがわかりますね。

メルカリ(4385)は2013年創業。スマホで物を自由に売買できるフリマアプリの運営で若者を中心に利用者が爆発的に広がりました。現在では日本だけで1,400万人以上のユーザーを抱えるまで成長

成長著しいメルカリですが、東証マザーズに上場したのは2018年6月。これまでの実績や将来性から日本の”ユニコーン企業”としてかなり話題を集めましたよね。

IPO当日に公募価格3,000円から倍の6,000円まで株価が急騰するなど、上々の滑り出しとなりました。しかし、その後の業績があまりにもパッとしないことから株価は低迷。

最近では公募価格を下回っている状態です。

メルカリの株価ですが、実は今年の6月にも決算発表の翌日に1日で9%近く急落しているんですよね。

このように株は短期的に大きく下落するのでリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。そういう方は1株からの少額投資はどうでしょうか?

少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

単元未満株のメリット・デメリットは?おすすめの証券会社も解説!単元未満株への少額投資なら気軽に株式投資を始められそうですが、どんな時に活用すれば良いですかね?評判やメリット、デメリットについて知りた...

次は、株価の急落を招いている決算の概況について見ていきます。

メルカリの株価急落を招いた決算の概況は?

ここではメルカリの株価急落を招いている、

  1. 2020年1Q決算(2019年7月〜9月)
  2. 2019年決算(2018年7月〜2019年6月)

の概況について取り上げます。

2020年1Q決算は3ヶ月で70億円赤字

メルカリの赤字幅が急速に拡大していて、直近の決算は四半期(3ヶ月)だけで70億円の赤字となっています。

この1Q決算のポイントは、

1Q決算のポイント
  • 売上高は前年同期比で約38%の増収
  • 営業利益、純利益とも前年同期比で赤字幅が拡大
  • 営業利益:🔺70.1億円(赤字)
  • 純 利 益 :🔺71.1億円(赤字)

というもの。売上高は前年同期比で38%も増収しているのでメルカリの事業自体はしっかりと成長しているんですよね。

赤字幅が急速に拡大している要因はなんなのか、詳細は以下の記事にまとめています。

メルカリの赤字はなぜ続く?決算「営業赤字70億円」で一時ストップ安へ…メルカリ(4385)の最近の決算で赤字幅が拡大していて業績が悪化しています。なぜこのような赤字経営が続くのか理由を知りたいです。 ...

2019年6月期決算は137億円赤字

メルカリの2019年6月期決算(2018年7月〜2019年6月)は、

2019年6月期決算のポイント

売 上 高 : 516.8億円(前年比44.5%増)
営業利益:121.5億円の赤字(前年−44.2億円)
経常利益:121.7億円の赤字(前年−47.4億円)
純 利 益 :137.6億円の赤字(前年−70.4億円) 

と増収減益となっています。

メルカリは国内でのフリマアプリ事業は絶好調で大幅な黒字なんですけど、新規事業が軒並みうまくいっていないですよね。

今回の決算で利益が赤字になっているのも、AI人材の採用、米国事業やモバイル決済サービス「メルペイ」などへの投資がかさんだことが影響によるもの。

経営陣はこれだけ赤字を垂れ流しているにも関わらず、これからの1年を勝負の年と位置付け、さらに積極的な投資をしていく姿勢を見せています。

メルカリの株価の概況は?配当や株主優待は?

メルカリ(4385)の株価データを簡単にまとめました。

メルカリは一株あたりの利益がマイナス予想となっているのでPERがマイナスですね。

さらにPBRは15倍を超えていますので株価の指標的には株価がかなり割高であるということ。株価指標的には、まったく良いところがないですね。

配当金や株主優待はありません。今は株主還元よりも成長のため事業に資金を使いたいということなのでしょう。

割高な株価指標と配当・株主優待なし…。

成長企業なのでしょうがありませんが、自分のようなインカム重視の投資家にとっては手を出しづらいですね。

メルカリの株価の推移(チャート)は?

次にメルカリの株価推移を見ていきますね。以下のチャートは、2018年6月に東証マザーズに上場して以降のものです。

チャート画像

株価は完全に下落傾向ですね。IPO当日に公募価格の3,000円から6,000円まで株価は急騰しましたが、2日目以降株価の下落し続けています。

2018年末ごろには公募価格3,000円割れ。2018年12月に最安値の1,704円を付けたのち株価は一時的に反転しました。

今年3月ごろに公募価格を回復したものの、業績悪化が続いていることもあり株価は完全な下落傾向。

最近では公募価格である3000円をきる水準で推移しており、2000円を切る目前まで株価は下げています。

ただ、2020年に入って新型コロナの影響を受けにくい銘柄ということもあり、株価が上昇しており、6月時点で3000円まで回復しています。

メルカリの株価が下落している要因とは?

日本の”ユニコーン企業”として期待を集めたメルカリ。ここまで株価が長期的に下落し続けている要因は、

  1. 事業の先行投資による赤字幅が拡大
  2. 相次ぐ事業撤退
  3. メルペイ事業が成功するか不透明

ということ。以下、クイックに見ていきます。

下落要因①:事業の先行投資による赤字幅が拡大

上場直後の2018年8月に発表された2018年6月期の決算は、

・売上高:357億円(前年比62%増)

・純利益:70億円の赤字(前年比66%減

と予想外の大幅赤字だっただめに投資家は失望し、翌日のメルカリ株は10%以上暴落しました。

今年8月に発表した決算では純利益が137億円の赤字となっていて、2倍近く赤字幅が拡大。

さらに11月に発表された直近の2020年1Q決算でも3ヶ月だけで70億円の赤字…。もはや決算のたびに投資家の失望売りが入るのが風物詩となっている状況です。

他方、本業の国内フリマ事業は好調で売上高は順調に拡大しているんですよね。なので新規事業などへの投資によって赤字を垂れ流しているってこと。

これらの投資がうまくいかず、投資費用回収の目処が立たないところが株価下落の一つの要因となっていると言えます。

下落要因②:相次ぐサービスの中止や事業撤退

事業や新規サービスに積極的に投資をしているメルカリですが、お世辞にもこれらの事業がうまくいっているとは言えません。

上場後に撤退したサービスや事業をざっとあげただけでも、

上場後に撤退した主なサービスや事業
  • ブランド品専用フリマアプリ「メルカリメゾンズ」
  • 即時買い取りサービス「メルカリNOW」
  • スキルシェアサービス「teacha」
  • シェアサイクル事業「メルチャリ」
  • 英国フリマ事業

となっています。これらは、サービスを開始してからほんの数年で撤退しているんですよね。

本業である国内フリマアプリ事業が伸びているので会社全体への影響は軽微かもですが、ちょっと経営が大丈夫かと心配になってしまいます。

手を出した新規サービスや事業が軒並み撤退に追い込まれている…。こうしたところが投資家の売りを誘っている要因と考えられます。

下落要因③:メルペイ事業が成功するか不透明

メルカリが現在最も力を入れて投資を進めているのは、現金決済サービスのメルペイ事業です。

大型連休中に最大70%のポイント還元を行うなど、ユーザー獲得に向けて巨額の投資を行っています。

この決済サービス事業は、PaypayやLine Payなども現金のキャッシュバックなどの大型キャンペーンを行っていて消耗戦の様相なんですよね。

以下がこれらサービスの売り上げをまとめたものですが、各社全く利益が出ていないですね。というより完全な赤字です。

他に、楽天やファミリーマートなどもすでに参入。

最近話題を呼んでいるフェイスブックの仮想通貨”リブラ”も決済サービス提供を将来的には始めることが予想できますよね。

そうなると現金決済サービスは間違いなく競争が激化して、多くの会社が撤退を余儀無くされるサービス分野。

これまでのメルカリが始めた新規サービスや事業がことごとく失敗していることを考えると、メルペイ事業も散々赤字を垂れ流した挙句、撤退するということもあり得ますね。

株価が下落しているメルカリ。株は買い?

本業の国内フリマ事業が好調の成長株ですが、現在の赤字を踏まえるとメルカリの株は買えないですね。

理由としては、

・純利益が赤字拡大 → 黒字化の見込みなし

・株価は割高(高PBR)

・配当や株主優待がない

・新規事業やサービスが軒並み失敗

・メルペイ事業の成功も不透明

ということ。人口減少する日本で、プリマ事業も長期的に見れば縮小することは間違いない。

なので、本業がもうけを出しているうちに新たな柱となる事業を開拓するという経営陣の判断はわからんでもありません。

しかし、新規事業がこれだけ失敗しているとなると、ちょっと経営が大丈夫か心配ですよね。

目下メルペイ事業を収益の柱に育てようとしてますけど、競合はPaypay、LinePay、楽天などなど。現金決済サービスの競争は非常に激しい分野です。

なのでメルカリ株の購入は、利益を黒字化できる見込みが立つまで待ったほうが賢明と考えます。

なお、少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券で1株から少額投資を活用すると良いです。ネオモバなら格安な月額定額手数料で1株から何度でも売買できるからです。

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、メルカリの株価は3115円(2020/6/12終値)で、通常は約30万円くらいの資金が必要。失敗したときのダメージが大きくなるし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないんですよね。

ネオモバは2019年4月に営業開始した新興ネット証券。しかし、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社で、信頼感もあり安心して利用することができます。

詳細は以下の記事にまとめています。

ネオモバは儲かる?その評判と実際に1株投資して感じたメリットとは?Tポイント投資で評判のネオモバを使って投資すると儲かるんですか?実際にネオモバで投資すると、どんなイメージなのかメリットを具体的に知りた...

>> ネオモバ公式ページはコチラ

「メルカリの株価が下落」まとめ

今回は、メルカリの株価が急落しているということで、メルカリの決算概要、株価の推移(チャート)、株価が下落する要因、株は買いかなどについて述べてきました。

メルカリの強みは本業のフリマアプリ事業が絶好調で利益が大きく出ていることですね。ここ数年、利用者も1400万人を超えて増え続けています。

他方、この本業で得られた利益を新規事業に投資しているものの、撤退を繰り返し、いまだに収益を出せるほど成功している事業が無いんですね。

目下集中的に投資をしているメルペイ事業。メルカリ株の購入はこれらの事業が収益を生み出して黒字化の見込みが立つまで、様子見ということで良いかと思います。

最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

世界中の株、債券、金などに手間をかけずに自動運用

なおJTのような優良株への個別株投資もおもしろいですが、株式、債券や金、不動産などに資産を分散して長期運用するというのがリスクをおさえた合理的な投資手法です。

自分でポートフォリオを作って運用するのも良いですが、ウェルスナビを活用して長期投資すれば、ロボアドバイザーが世界中の市場の株、債券、金、不動産などの米国ETFに分散投資してくれます。

自分も活用していますが、口座にお金を振り込めば基本的に何もしなくても良いんですよね。忙しい会社員や主婦の方に特におすすめです。詳しくは以下の記事にまとめています。

ウェルスナビは儲かるの?評判・口コミ・実際にやってみた結果とは?WealthNavi(ウェルスナビ)ってどうなんですかね。資産運用ならウェルスナビが良いって聞いたけど、、、果たして本当に儲かるの? ...

相場を気にしないで年率1.5〜6%で運用する方法

コロナショックの大暴落をみてしまうと株式投資はちょっと…。相場を気にしないで運用したい方はソーシャルレンディングのFundsが最適な選択肢かもしれません。

Fundsの最大の価値は株やFXのように相場の値動きを常にチェックして売買を行う必要がないこと。日々の相場の動きを気にする必要がありません。

その特徴は、集めた資金を上場している大企業などに貸し付けること。なので比較的低いリスクの案件に投資できるので、手堅い運用ができます。

年利回りは1.5%〜6%(税引き前)が中心。銀行に預金するよりもかなり高い利回りを期待できますね。

詳しくは以下の記事にまとめていますのでぜひご覧ください。

Funds(ファンズ)の評判・口コミは?デメリットも正直に解説!Funds(ファンズ)で投資するってどうかな?評判やデメリットについて知りたいです。数ある金融商品の中でFundsを選ぶメリットはなんで...

関連記事・おすすめ記事

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。

新型コロナウイルスの拡大によって日本経済に大きな打撃が走っています。外出自粛やインバウンド消失など、この状況下でおすすめの銘柄についてまとめました

コロナショックで日本株が大暴落…この状況での買い銘柄とは?コロナショックで日本株が暴落していますが、この状況で買い銘柄を知りたいです。 どの業種がおすすめですか? このような疑問を持...

 

株初心者でも安心して投資できる業績鉄板の日本株銘柄をまとめました。新型コロナ拡大でも業績に期待できる銘柄です。是非ご覧ください。

株初心者におすすめの銘柄5選は?2020年コロナ拡大でも期待大!株初心者ですが、おすすめの銘柄を知りたいです。コロナショックで株価が大幅に下落していることもあり、このタイミングで投資したいと考えていま...

 

好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。

商社株が長期保有に向く理由とは?特徴やおすすめの銘柄3選を解説!商社株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?特徴や商社株でおすすめの銘柄についても知りたいです。 このような疑問を持...

 

こちらも、業績が安定していて高配当の銘柄の代表格である銀行株の特徴をまとめました。マイナス金利の影響で経営環境は厳しいものがありますが、株価の見通しはどのようなものでしょうか?

(2019〜2020年)銀行株の今後の見通しは?高配当は続くのか。銀行株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?今後の見通しや銀行株でおすすめの銘柄についても知りたいです。 このような...

 

アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、マクドナルドなど米国には高い成長を続けるグローバル企業が多いです。米国株への投資を考えている方に向けて、買い方をまとめました。

米国株(アメリカ株)買い方や購入の方法は?証券会社の手数料も比較!米国株(アメリカ株)への投資を始めたいのですが、買い方や購入方法を知りたいです。 マネックス証券やSBI証券などの証券会社が米国株...
格安な定額手数料で取引し放題!1株からの少額投資ならネオモバ!

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、NTTドコモの株価は3294円(2020/4/23終値)で、通常は約33万円くらいの資金が必要。失敗したときのダメージが大きくなるし、そもそも投資資金が豊富でないと買えません。

少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券で1株から少額投資を活用すると良いです。ネオモバなら格安な月額定額手数料で1株から何度でも売買できるからです。

ネオモバは2019年4月に営業開始した新興ネット証券。しかし、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社で、信頼感もあり安心して利用することができます。

詳細は以下をクリック!

SBIネオモバイル証券

詳細ページ公式ページ

申し込みは公式ページから5分程度で完了、無料登録することができます。