日本株

KDDIの株価が暴落した理由とは?過去10年の株価推移も分析!

KDDI(9433)は、高配当のディフェンシブ銘柄だけど、株価が大きく下落することがあります。これまでの暴落のタイミングと株価下落の背景や要因は何ですか?

過去10年間の株価推移も知りたいです。今後の業績へのリスクは何ですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • KDDI(9433)の株価と過去10年間の推移とは?
  • KDDI(9433)の暴落の時期とは?
  • KDDIの株価暴落の要因(2015年)とは?
  • KDDIの将来の業績悪化リスクとは?

投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1千万円の資産を運用しています。KDDIも保有して5年経過していますね。

KDDIは、いわずと知れた総合通信大手ですね。日本の携帯事業は、KDDIが展開するauブランド、NTTドコモ、ソフトバンクの3社に占められています。

通信株らしく株価が安定していて、高配当ディフェンシブ銘柄として投資家からも絶大な人気を誇ります。優待銘柄としての知名度も高いですね。

そんな業績鉄板のKDDIですが、通信事業だけでなく最近では「じぶん銀行」や「カブドットコム証券」への出資を行い、金融事業などの非通信事業への展開を模索しています。

今回は、そんなKDDIについてこれまでの暴落の要因は何なのかなど、銘柄分析をしていきます。

また、日本株や資産運用に関連するお得な情報や役に立つ情報のページについて、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

KDDI(9433)の株価と暴落の時期について

次に、KDDIの株価について見ていきますね。

KDDIの株価と配当推移について

KDDIの株価データを簡単にまとめました。

やはり、通信株らしく配当利回りが3%越えで高いですね。以下のグラブのように19期連続の増配が予定されています。

KDDIの過去10年の株価推移とは?

以下のチャートは直近5年間の株価推移です。

チャート画像

2014年後半から2015年にかけて株価が2,000円から3,000円超えて大幅に上昇したのち、長らく3,000円前後のレンジで推移しています。

通信株は売り上げが景気に影響しないディフェンシブ銘柄であり、高配当+優待で人気も高いことから、下げても買いが入りやすい安定した値動きを示してます。

安定のKDDI株。実は株主優待と配当も超魅力的な銘柄なんです。以下の記事にその魅力をまとめていますのでぜひご覧ください。

KDDIの株主優待と配当は超魅力的!その内容と株の購入方法は?KDDI(9433)の株を株主優待と配当を目的で購入したいのだけれども、いつまでに投資する必要がありますか? カタログギフトはいつ...

KDDIの株価が過去に暴落したタイミングとは?

KDDIは、業績が安定し株価も底堅く推移しています。

しかし、実は過去5年の間に3回、1~2ヵ月程度の短期間で株価が20%以上、大きく暴落しています。

2020年のコロナショックによる暴落を除いたものでは、

・2015年8月~9月頃

・2017年12月頃

・2018年10月頃

のタイミングですね。これらは日本の通信株ならではの理由によって下落したもの。

以下、その要因を見ていきますね。

2015年:KDDIの株価暴落の要因とは?

2015年頃の株価推移と暴落

以下のチャートは2015年付近の株価推移です。

 

2014年後半から順調に株価が上昇してきましたが、2015年の8月~9月にかけて大幅に株価が3,300円付近から、2,650円まで20%以上暴落していますね。

2015年の株価暴落の要因

この株価暴落の主な要因は

①料金競争リスクが意識されたこと

②政府による通信料金引き下げ検討

この2点です。

①は、iphone6s 発売とあわせて、KDDIとソフトバンクが5分以内の国内通話がかけ放題になる料金プランを発表したことで、料金引き下げのリスクが意識されたもの。

②は、安倍首相が当時の総務大臣に対して、携帯電話料金引き下げの検討を指示したことで収益悪化懸念につながりました。翌日のKDDIの株価は、1日で8.5%安となるなど大幅下落。

2017年~2018年:KDDIの株価暴落の要因とは?

直近2年間の株価推移と暴落

以下のチャートは、直近2年間の株価推移です。2年間という、わりと短期間に20%近い暴落が2回ありますね。

1つ目が2017年12月の下げ。3,200円近辺まで上昇していた株価が突如崩れて、2ヵ月程度で2,600円付近まで大幅下落となっています。

2つ目が2018年10月頃の下げ。株価が持ち直し3,200円近辺まで上がってきましたが、1カ月程度で2,400円近辺まで暴落してますね。

最近の株価暴落の要因

直近2年間における株価暴落の主な要因は

①楽天の通信事業参入

②政府による通信料金引き下げ検討

③料金競争リスクが意識

この3点ですね。

2017年の暴落は、楽天が携帯電話事業者への参入を発表したことによるもの。もともと、大手から設備を借りることで通信事業を運営していたけど、自前で回線や設備を整備して、10年後を目途に1500万以上の契約件数を目指すという発表。

2018年の暴落は、NTTドコモが、菅官房長官の「携帯事業者は料金を4割下げることができる」との発言があったことを受けて、突如、料金体系を見直して携帯の利用料金を最大で4割ほど値下げすると発表したことによるもの。

会見翌日の11月1日にKDDIの株価は16%程度売り込まれたのは記憶に新しいところです。

このように株は短期的に大きく下落するのでリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。そういう方は1株からの少額投資はどうでしょうか?

少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

単元未満株のメリット・デメリットは?おすすめの証券会社も解説!単元未満株への少額投資なら気軽に株式投資を始められそうですが、どんな時に活用すれば良いですかね?評判やメリット、デメリットについて知りた...

KDDIの将来の業績悪化リスクとは?

過去5年の株価暴落を見ると、KDDIの今後の業績や株価を左右する要因が見えてきますね。

具体的には、

・料金競争による収益下落リスク

・政府からの通信料値下げ圧力

この2点。以下、クイックに見ていきますね。

料金競争による業績下落リスク

日本の通信事業は長らくNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社に独占されていて、利用者にとって料金体系が複雑で、競争が起きにくいことから携帯料金は高どまっていると言われています。

なので、2015年や2018年の暴落の時のように、3社のうち1社でも料金体系の見直して、通信料金を値下げすると発表すると、業績悪化懸念から大きく株価が売られるということになります。

さらに、楽天が2019年から通信事業に参入するのもKDDIにとってみれば大きな業績下落リスクですよね。楽天は、シンプルで低料金な利用プランを用意すると言っているので、これらが発表されるとKDDIの株価は、下落基調を強めるかもです。

政府からの通信料金の値下げ圧力

楽天の通信事業参入に次いでリスクが高いのが政府からの値下げ介入ですね。通信事業に活用する周波数は、政府から割り当てられることになるので、通信事業者は政府の意向には正面切って逆らえないんです。

菅官房長官からの「圧力」でNTTドコモが発表した最大4割の引き下げるという新料金プランは、実は恩恵を受けられるのはスマートフォンを利用する契約者の4割程度。端末購入負担は上昇するので、利用者全体への恩恵は少ないんですよね。

KDDIやソフトバンクも同じような新料金プランなので、通信事業者の大きな業績悪化にはならないと考えられています。今回の政府からの圧力は、うまいこといなした格好ですが、引き続き政府の介入は続くと思います。

実質20円(月額)で取引し放題の証券会社とは?

少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券で1株から少額投資を活用すると良いです。ネオモバなら格安な月額定額手数料で1株から何度でも売買できるからです。

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、KDDIの株価は3139円(2020/6/19終値)で、通常は約30万円くらいの資金が必要。失敗したときのダメージが大きくなるし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないんですよね。

ネオモバは2019年4月に営業開始した新興ネット証券。しかし、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社で、信頼感もあり安心して利用することができます。

詳細は以下の記事にまとめています。

ネオモバは儲かる?評判と実際に1株投資して感じたメリットとは?Tポイント投資で評判のネオモバを使って投資すると儲かるんですか?実際にネオモバで投資すると、どんなイメージなのかメリットを具体的に知りた...

>> ネオモバ公式ページはコチラ

「KDDIの株価暴落」まとめ

今回は、KDDIの株価暴落の要因について述べたうえで、これらの要因から将来的な業績悪化リスクについて書いてきました。

政府の介入や楽天の通信事業参入など、ディフェンシブ銘柄らしからぬ株価の暴落を見せるKDDIですが、売り上げは非常に安定しており、18期連続増配と、今のところ業績に問題はありません。

他方、これらの懸念以外にも金融などの非通信事業への参入や5Gへの巨額インフラ投資などがあり、これらの事業への成否がKDDIの将来的な業績を左右するものと見ています。

最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

世界中の株、債券、金などに手間をかけずに自動運用

なおJTのような優良株への個別株投資もおもしろいですが、株式、債券や金、不動産などに資産を分散して長期運用するというのがリスクをおさえた合理的な投資手法です。

自分でポートフォリオを作って運用するのも良いですが、ウェルスナビを活用して長期投資すれば、ロボアドバイザーが世界中の市場の株、債券、金、不動産などの米国ETFに分散投資してくれます。

自分も活用していますが、口座にお金を振り込めば基本的に何もしなくても良いんですよね。忙しい会社員や主婦の方に特におすすめです。詳しくは以下の記事にまとめています。

ウェルスナビは儲かるの?評判・口コミ・実際にやってみた結果とは?WealthNavi(ウェルスナビ)ってどうなんですかね。資産運用ならウェルスナビが良いって聞いたけど、、、果たして本当に儲かるの? ...

おすすめネット証券4社をランキング形式で紹介!

この記事を読まれている方は、日本株に興味のある方だと思いますが、株取引をするには証券会社の口座が必要となります。

最近では、ネット証券間の競争が激しいこともあり、各社それぞれ特色を打ち出していて、魅力的な運用サービスになっているんですね。

ちなみに自分はネット証券を用途によって使い分けていて、

  • 日本株・長期保有:SBI証券(メイン口座)
  • 銘 柄 分 析:マネックス証券
  • 短期の米国株取引:DMM株

といった感じです。口座開設や維持管理費が無料なので複数持っていても問題なし。

むしろ多くの個人投資家の方は、複数の口座を持っていますね。

なので証券口座を既にも持っている方も、そうでない方も、用途にあわせて新しいネット証券を利用してみるのも良いと思います。

おすすめのネット証券をランキング形式で紹介しています。自分にあった証券会社があるはずです!ぜひご覧ください。

2020最新!ネット証券のおすすめはどこ?主要5社を徹底比較!ネット証券をどこにすれば良いか迷っています。サービスや特徴などを比較してみて、おすすめはどこですか? このような疑問を持つ方に向け...

関連記事・おすすめ記事

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。

 

5G本命銘柄である通信株の特徴についてまとめました。長期保有に向くのかどうか、分析しています。

通信株の今後の見通しは?特徴と5G本命のおすすめ銘柄4選を解説!通信株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?特徴や通信株でおすすめの銘柄についても知りたいです。 このような疑問を持...

 

NTTドコモの株価が上昇して年初来高値を更新しています。政府の料金値下げ圧力が強いものの、料金プランをうまく設定して影響も限定的です。株価好調の理由について分析です。

NTTドコモの株価がコロナショックで下落も…今後買いの理由とは?NTTドコモ(9437)の株価もコロナショックで下落したようです。docomoは通信株ということで今後も業績や配当に期待できますか? ...

 

新型コロナウイルスの拡大によって日本経済に大きな打撃が走っています。外出自粛やインバウンド消失など、この状況下でおすすめの銘柄についてまとめました

コロナショックで日本株が大暴落…この状況での買い銘柄とは?コロナショックで日本株が暴落していますが、この状況で買い銘柄を知りたいです。 どの業種がおすすめですか? このような疑問を持...

 

株初心者でも安心して投資できる業績鉄板の日本株銘柄をまとめました。新型コロナ拡大でも業績に期待できる銘柄です。是非ご覧ください。

株初心者におすすめの銘柄5選は?2020年コロナ拡大でも期待大!株初心者ですが、おすすめの銘柄を知りたいです。コロナショックで株価が大幅に下落していることもあり、このタイミングで投資したいと考えていま...

 

好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。

商社株が長期保有に向く理由とは?特徴やおすすめの銘柄3選を解説!商社株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?特徴や商社株でおすすめの銘柄についても知りたいです。 このような疑問を持...

 

こちらも、業績が安定していて高配当の銘柄の代表格である銀行株の特徴をまとめました。マイナス金利の影響で経営環境は厳しいものがありますが、株価の見通しはどのようなものでしょうか?

(2019〜2020年)銀行株の今後の見通しは?高配当は続くのか。銀行株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?今後の見通しや銀行株でおすすめの銘柄についても知りたいです。 このような...

 

アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、マクドナルドなど米国には高い成長を続けるグローバル企業が多いです。米国株への投資を考えている方に向けて、買い方をまとめました。

米国株(アメリカ株)買い方や購入の方法は?証券会社の手数料も比較!米国株(アメリカ株)への投資を始めたいのですが、買い方や購入方法を知りたいです。 マネックス証券やSBI証券などの証券会社が米国株...
格安な定額手数料で取引し放題!1株からの少額投資ならネオモバ!

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、NTTドコモの株価は3294円(2020/4/23終値)で、通常は約33万円くらいの資金が必要。失敗したときのダメージが大きくなるし、そもそも投資資金が豊富でないと買えません。

少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券で1株から少額投資を活用すると良いです。ネオモバなら格安な月額定額手数料で1株から何度でも売買できるからです。

ネオモバは2019年4月に営業開始した新興ネット証券。しかし、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社で、信頼感もあり安心して利用することができます。

詳細は以下をクリック!

SBIネオモバイル証券

詳細ページ公式ページ

申し込みは公式ページから5分程度で完了、無料登録することができます。