米国株

スターバックスの株価が新型コロナ直撃で下落…今後の見通しと予想は?

米国株のスターバックス(SBUX)への投資を考えています。Starbucksの株価の見通しや今後の予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は下落しているようですが…。

株価の推移やチャートの特徴はどんな感じですか? スタバの株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • コロナショックでスターバックス(SBUX)の株価下落!
  • スターバックス(Starbucks)って何の会社?
  • スタバの株価の推移(チャート)と特徴は?
  • スターバックスの配当金の推移は?
  • スターバックスの今後の予想は?成長期待で株は買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,000万円以上の資産を運用しています。

結論から言うとスターバックス(SBUX)株は、

・新型コロナ拡大で世界的な店舗休業

・4〜6月期は米国、欧州、日本の影響ピーク

・長期的な成長の鈍化

ということもあり、しばらくは株価の上昇は期待できないと予想します。

特に第2波や冬に再流行する懸念がある中、店舗が再開したとしても営業時間や座席数に制限がある状況が長期化することが予想され、客足がコロナ前の水準に戻るか不透明感いっぱいですね。

今回は、日本でもおなじみ米国のコーヒーチェーン最大手のスターバックスについて銘柄分析です。

なお米国株や資産運用に関連するお得な情報について、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

コロナショックでスターバックス(SBUX)株価下落!

新型コロナウイルスの拡大による、経済への影響によって世界同時株安が進行。いわゆる”コロナショック”により米国株式市場も大暴落となり、ダウ平均株価も2週間程度で37%も下落する異常事態となりました。

そのような状況の中、以下のチャートのようにスターバックスの株価も大きく下落。

2月19日の直近高値からわずか1ヶ月程度で

・2月19日:90.14ドル

・3月23日:56.55ドル(🔻37.3%

となり、35%以上の急落となりました。この期間におけるダウ平均株価の下落幅は35%程度なので、他の多くの銘柄と同様にコロナショックによる下落幅が大きかったといえます。

株価は3月23日に安値を付けてから反発しており6月中旬の段階で75ドルを超える程度にまで上昇。暴落前水準から3分の2ということもあり、若干回復が遅いですね。

新型コロナ拡大による外出制限により、中国、欧州、米国を中心に店舗閉鎖に追い込まれ営業できない状態が続いた影響もあり株価も軟調ということなのでしょう。

新型コロナ拡大によって、ボーイングやデルタ航空などセクターによっては経営危機に陥る企業も出ている中、スタバの業績も悪化しています。

以下、スターバックスの会社概要、株価の状況、業績などを見ていきます。

スターバックス(Starbucks)ってどんな会社?

スターバックス(Starbucks、SBUXといえば、世界90ヵ国に3万店以上のコーヒー店を展開している企業です。

イタリア式のエスプレッソコーヒーを主体とする”シアトルスタイル”はスターバックスの代名詞ともなっていますが、1980年代後半に爆発的なブームとなって全米に広がりました。今ではシアトルスタイルを真似る同業他社も多いですね。

”家庭でもなく職場でもない第3の空間(サードプレイス)”というコンセプトのもと、居心地の良さに徹底的にこだわっていて、落ち着いた照明やソファーで長時間ゆっくりとくつろげるような店舗になっています。

ただ最近では同じコンセプトの店舗が増えてきたことや、コンビニでも100円でコーヒーを販売するようになったことから”敷居の高い”とか”コーヒーの値段が高い”といった感じで顧客満足度が下がっているという指摘も。

日本にも1996年に進出していて”スタバ”の愛称でおなじみですね。スターバックスの日本法人が東証に上場していて優待銘柄として人気でしたが、2014年に米国本社がTOB(株式公開買付)をしたため上場廃止。

なのでスターバックスに投資したいのであれば、ナスダック上場の米国株を購入する必要があります。

次に株価や最近の動向について見ていきます。

スターバックスの株価の状況は?

では早速ですが、スターバックス(Starbucks)の株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

スターバックスの株価データ(2020年6月23日現在)を簡単にまとめました。

株価データ
  • 株価:  75.49ドル
  • PER:    99.09倍
  • 配当金:  1.64ドル
  • 配当利回り:2.18%

PERがかなり高くなっていますね。業績に対して株価が割高ということですが、世界規模で展開しているコーヒーチェーンということもあり、店舗数や既存店売上高の増加による成長が期待されているということですね。

ただ米国や欧州、日本などの先進国では既に店舗数は飽和していることに加えて、スターバックスのコンセプトは定着。既存店売上高が急激に伸びることはなさそうで、若干株価は高いように感じます。

なので、中国や新興国市場が成長の鍵となるわけですが、同業他社がひしめくコーヒーチェーンで今後どこまで売り上げを伸ばせるかですね。

スターバックスの株価の推移(チャート)は?

次にスターバックスの長期チャート(10年)を見ていきます。以下が過去10年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:SBUX 水色:S&P500

スターバックスの店舗数は増え続けているということもあり、株価も10年で約6倍と大きく上昇しています。

S&P500もリーマン後のパフォーマンスは年率10%程度と決して悪くないにもかかわらず、完全にスターバックスの方がリターンが高いですね。

また以下のチャートは2020年の年初来のものです。都市ロックダウンによる店舗閉鎖の影響懸念から、S&P500と比較して株価の回復は遅いですね。

赤:SBUX 水色:S&P500

スターバックスが4月に発表した2020年1~3月期決算は世界全体の既存店売上高が10%減少したこともあり、純利益が前期に比べて50%近い減益となりました。

米国以外の既存店売上高は31%減。カナダ、日本、英国では直営店の75%以上が休業となった影響がかなり大きかったということ。

ちなみに中国でも1〜3月期の既存店売上高が50%減。4〜6月期は米国、欧州、日本の店舗閉鎖の影響がモロに出ることもあり、しばらく業績は低迷しそうです。

このように銘柄の特徴には違いがありますから、その違いを踏まえ投資先を検討することで投資の勝率を高めることにつながります。投資理論を知るための、おすすめの米国株投資本については、以下の記事にまとめていますのでぜひご覧下さい。

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スターバックスの配当実績は?

次にスターバックスの配当実績をみていきましょう。以下が過去10年間の実績となっていて、綺麗な右肩上がりです。

配当金は右肩上がりですが、株価が10年で6倍近く上昇していることを考えると配当利回り2%超えは立派な数字といえるでしょう。

米国株の魅力は、高配当や連続増配銘柄が多いことですね。配当利回り7%超えの銘柄や60年以上連続増配しているなど素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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スターバックスの売上高や利益は?

次にスターバックスの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

売上高は完全い右肩上がりで推移しています。営業利益率が15〜18%で推移していて直営店の多い飲食チェーンにしては、高めの水準といえるでしょう。

ちなみに「おいしいコーヒーの真実」という映画で、スタバのトールサイズコーヒー3ドルのうちコーヒー豆の原価は1〜3%程度であると紹介されていました。少し脚色が入っているにせよ利益率はかなり大きいということ。

ちょっと余談ですが、個人経営の喫茶店は毎日来てくれる常連客が5人いれば食っていけると聞いたことがあります。それだけコーヒーや喫茶店で提供するサイドメニューの利幅は大きいということですね。

ただ2017年以降、利益や利益率の伸びが鈍化しているのがわかります。米国や他の先進国での店舗数が飽和しつつあることや、競争が激しくなってきていることもあり、以前ほど利益がだしずらくなっているのでしょう。

ちなみにスターバックスの事業別の収益内訳は、ざっくりと

事業内訳

  • 直営店:80%
  • ライセンス・ストア:10%
  • 製品販売:10%

となっていて、店舗経営が売り上げの9割を占めているのがわかります。米国のコーヒーストアのシェアも6割程度となっていて圧倒的シェアを占めています。

スターバックスの株価の予想は?

新型コロナ拡大の経済影響の全貌が見通せない状況ではありますが、スターバックスの業績は外出制限や第2波懸念などコロナ拡大の影響を大きく受けていることもあり、しばらくは株価の上昇を見込めないと考えます。

理由をたんてきにいうと、

・世界的な店舗休業

・4〜6月期は米国、欧州、日本の影響ピーク

・長期的な成長の鈍化

ということ。

1〜3月期の業績悪化の要因は中国の店舗休業によるもので、既存店売上高が50%も落ち込みました。世界全体では10%程度の落ち込みでしたが、4〜6月期は米国などの先進国の店舗休業による業績の落ち込みがピークを迎えることが予想されます。

4月下旬の段階で中国の店舗の98%は営業を再開しましたが、営業時間や座席数に制限がかかっている状況であり、売り上げは当面回復しない模様です。

この状況は先進国にも、そのまま当てはまることになるので、第2波や冬に再度流行するなども懸念されており、スタバの業績への悪影響は長期化することが予想されます。

もっともコーヒーの消費自体は世界的に増えていることもあり、長期保有前提ということであれば、業績の回復はほぼ確実だと思います。出遅れ銘柄として業績悪化しているタイミングでの投資はありかと。

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スターバックスの株は買い時か?まとめ

今回はスターバックス(SBUX)の銘柄分析ということで、株価の推移(チャート)や特徴、株は買いかについて述べてきました。

米国のコーヒーチェーン最大手のスターバックス。米国でコーヒーチェーンのシェア60%と圧倒的なシェアを築き上げていますが、コロナ拡大による外出制限で世界的に店舗休業に追い込まれており業績への影響は甚大です。

また店舗が再開したとしても営業時間や座席数に制限があり、さらに第2波や冬の再流行懸念を考えると、客足が以前のように戻るのか不透明。ちょっと強気になれない銘柄ですね。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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