株主優待

アトムの株主優待は廃止されるか?株価わりと堅調も業績悪化止まらない!

ステーキ宮や居酒屋を運営しているアトム(7412)の業績が良くないですが、株主優待が廃止や改悪される可能性はあるの?

アトムの株価の推移や株主優待の内容、最近の決算概要についても知りたいです。今後、株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • アトムの株主優待が廃止・改悪の可能性はあるの?
  • アトムの株価の状況と配当実績は?
  • アトムの株価の推移(チャート)は?
  • アトムの株主優待の内容は?
  • 今後の株価の見通しと予想は?株は買い?

アトムの株主優待や株価に関して以下のツイートをしました。

外食系の優待銘柄は人気があり株価も底堅いですが、人件費などの高騰で業績悪化しているところが多いですね。
例えばアトムは100株で年間4000円分の食事券をもらえるので人気の優待銘柄ですが純利益が既にマイナスに陥っています。
今後ココスのように優待廃止に追い込まれるところが増えるかもです。

上記を深掘りします。

自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1千万円以上の資産を運用しています。今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。

なお、日本株や資産運用に関連するお得な情報や役に立つ情報のページについて、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

株価は堅調|アトムの株主優待が廃止・改悪の可能性はあるの?

全国のコロワイドやカッパ・クリエイトの系列店で利用できる株主優待が人気のアトム。

その株主優待も廃止や改悪されることもありえるかもです。理由としては、

・アトムの業績(売上高及び利益)の悪化

・アトムのキャッシュが枯渇しつつある

ということ。以下、詳細に見ていきますね。

アトムの業績(売上高及び利益)の悪化

売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり(単位:億円)。

これらの推移を見ると、

・売上高は500億円程度で微減

・営業利益は2016年から減少傾向

・2020年は純利益の赤字幅拡大

ということですね。

特に株主優待の原資となる営業利益が5年間で3分の1程度になっていて、かなり業績が悪化しているのがわかります。

アトムのキャッシュが枯渇しつつある

2019年5月の決算資料で最も気になったのが以下のキャッシュフロー計算書です。

自由に使えるキャッシュフローが2018年3月の43億円から9億円まで激減しているんですね。

この資料によると長期借入金や債務などで2018年は13億円返済に当てているんですよね。なので昨年度と同様の利益水準となった場合は単純計算でキャッシュが枯渇してしまう計算になります。

いざとなれば親会社のコロワイドが支援すると思いますけど、コロワイド自体の業績もあまり良くないんですよね。

事業の運営に必要な資金が不足しつつある点については、かなり気になるところです。

ただ業績は悪化していますが株価はわりと底堅く推移してるんです。ちょっと以外ですよね。

自分も、こんなに上がるなら優待目的で100株買っておけばよかったと後悔しているぐらい。

以下、株価の状況や株主優待の内容について見ていきますね。

アトムの株価の状況と配当実績は?

アトムの株価基本データ

アトム(7412)の株価データ(2020年6月26日現在)を簡単にまとめました。

今期業績予想が未定なのでPERも算出されていませんが、2019年ベースで250倍程度でした。業績に比べてかなり割高な水準。

外食優待銘柄は実力以上に株が買われることはよくありますが、2019年ベースで同業他社と比べても

  • コロワイド : 108.3倍
  • カッパ・クリエイト : 91.8倍
  • クリレスHD : 46.0倍

となっていてアトムのPERの高さが際立ってますね。

アトムの配当実績

以下がアトムの配当実績です。2016年から一株配当2円で横ばいです。

配当利回りが0.2%ですから、あるだけマシという程度。株主還元は食事券の株主優待を中心に行うということなのでしょう。

アトムの株価の推移(チャート)は?

次にアトムの株価推移を見ていきますね。以下のチャートは過去5年の株価推移です。

チャート画像

コロナショックで30%程度下落したものの、2020年の6月には850円程度まで戻していますね。

2018年以降900円から1100程度のレンジで株価は推移していましたが、長期的に見ると上昇傾向ですね。

業績はそれほど伸びていませんが優待目的で個人投資家の買いが入っているということ。

自分も株価が700円ぐらいだった2016年当時に優待目的で購入を検討しましたが、PERが高かったことと業績があまりよくなかったことから見送りました。

それが2018年5月には1,000円超え⁉︎。7万円程度で100株買えたんだよな…。優待株に理屈は通用しないです。

なお、株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。そういう方は1株からの少額投資はどうでしょうか?

少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

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アトムの株主優待は?

次にアトムを購入する最大の理由である株主優待の内容を見ていきます。

アトムの優待内容は系列店で利用できる優待ポイント

アトムの株主優待は年2回、以下のように保有株式数に応じてステーキの宮などの国内系列店舗で利用できる優待ポイントがもらえます。

保有株数 優待ポイント 年間合計
100~500株未満 2,000ポイント(×2回) 4,000円
500~1,000株未満 10,000ポイント(×2回) 20,000円
1,000株以上 20,000ポイント(×2回) 40,000円

1ポイント=1円で利用可能。100株の保有していれば4,000円分相当となりますね。

この優待ポイントは、かっぱ寿司、甘太郎、ステーキ宮などのコロワイドグループの店舗で利用できます。会計時に株主優待カード提示して、利用するポイント数を伝えるだけですね

利用できる店舗は以下の「コロワイドグルメリサーチ」で確認できます。その他、カッパ・クリエイトが運営する店舗全店でも利用可能です。

参考HP:コロワイドグルメリサーチ(基本情報の備考欄を参照)

近くに系列店がない場合

株主優待ポイントの利用できるコロワイド系列の店舗が近くにない場合などは株主優待品との交換もできます。

牛肉やお米、スイーツ、お酒など、全国からの厳選食品があります。系列店を利用できない人も株主優待を楽しむことが可能です。

交換に必要なポイント数などの詳細は以下の参考HPでご確認を。

参考HP:株主ご優待|IR情報

今後の株価の見通しと予想は?株は買い?

最近の業績を考えると、アトム株の購入は様子を見た方が良いと考えます。

もちろんアトム株は優待目的で買う個人投資家が大多数ですから、現在の株主優待が維持されるのであれば株価は底堅いことは間違いありません。

ただ外食産業全体が人件費の高騰に苦しんでいることを考えると今後のアトムの業績が急回復するとは考えにくいですよね。

となると、現状アトムのキャッシュは不足しつつありますから、無配や株主優待の廃止などに切り込む必要が出てくることも十分に考えられます。

なのでアトム株の購入は慎重に検討すべきかと考えます。

なお、とりあえず少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券で1株から少額投資を活用すると良いです。ネオモバなら格安な月額定額手数料で1株から何度でも売買できるからです。

日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、アトムの株価は833円(2020/6/26終値)で、通常は約8万円くらいの資金が必要ですが、ネオモバなら1株単位で833円から購入可能です。

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「アトムの株主優待が廃止される?」まとめ

今回はアトムの株主優待が廃止されるのかということで、最近の業績、株価の推移、株主優待の概要などについて見てきました。

2018年の純利益がマイナスになっていることやキャッシュが不足しつつあることを考えると、アトムに今の株主優待を維持する体力が残っているか大いに疑問ですね。

他方、外食優待株は業績や指標で測ることができない株価の推移を示しますから、現在の株主優待が維持されるのであれば十分に購入を検討しても良い銘柄と言えます。

いずれにせよ、アトム株を購入するかどうかについては、現在赤字となっている利益が改善さえるかについて慎重に見ていく必要があると考えます。

最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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日本株の通常の取引単位は100株(1単元)。例えば、NTTドコモの株価は3294円(2020/4/23終値)で、通常は約33万円くらいの資金が必要。失敗したときのダメージが大きくなるし、そもそも投資資金が豊富でないと買えません。

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