レバレッジ型ETF

半導体株3倍ETF SOXLの株価は10年で30倍超え!その特徴は?

半導体株3倍ETF SOXLは米国の半導体セクターに投資できると聞いたけど、過去の株価の推移(チャート)と特徴を知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • レバレッジ型ETF SOXLとは?
  • SOXLの株価の推移と特徴とは?
  • SOXLをどのように活用するか?

投資歴20年のかいまるです。米国株や米国ETFを中心に1000万円以上の資産を運用しています。

結論からいうと、

  • 半導体株3倍ETF SOXLは、S&P500よりも株価のパフォーマンスが圧倒的に良い。
  • ただしコロナショック時には1ヶ月で株価が4分の1になるなど値動き激しい
  • 半導体は景気敏感セクターも長期運用で高いリターンが期待できる。

ということです。今回は、半導体株の3倍に連動するレバレッジETF SOXLの特徴について見ていきます。

なお米国株や米国ETFの関連ページについては、以下にまとめま。よろしければご覧いただければと思います。

レバレッジ型ETF SOXLとは?

Direxion デイリー半導体株ブル3倍ETF(SOXL)は、米国の半導体企業で構成されるSOX指数の値動きの3倍を目指すレバレッジ型の米国ETFです。

基本データ
  • 指数:SOX指数
  • 分配金利回り:0.31%
  • 過去1年の株価幅:53.50〜331.0
  • 経費率:0.96%

経費率は1%程度とちょっと高めですが、SPXLやTECLなどDirexion社のレバレッジETFの経費率はこれくらいの経費率です。

SOX指数に連動するETFが日本では販売されていないことや、レバレッジ商品ということを考えれば妥当なところだと思います。

SOXLの株価が連動するSOX指数とは?

SOX指数とは”フィラデルフィア半導体株指数”のことで、米フィラデルフィア証券取引所が算出している半導体関連株指数。

インテル、AMD、クアルコム、エヌヴィディアなどの半導体の製造・流通・販売を手掛ける企業30銘柄の株式で構成される単純平均の株価指数です。

1993年12月1日を基準値100として算出。以下がSOX指数チャートになっていて、2020年8月の段階で2200を超えていますね。

30年弱でSOX指数は22倍を超えるまでに上昇しているということです。

このSOX指数に連動するETFはブラックロック社が運用しているiシェアーズシリーズのSOXXですが、日本では販売されていないんですね。

SOXLの構成銘柄とは?

保有上位銘柄(Top10)は以下のようになっています。

日本でもおなじみ、エヌヴィディアやインテル、クアルコムあたりが上位を占めています。米国籍の企業のみと思いましたが、7位に台湾セミコンダクターが入っていますね。

ちなみに半導体そのものを製造している企業が8割、半導体を作る装置を製造している企業が2割とのことです。

SOXLの株価推移(チャート)とは?

SOXLの長期チャート(10年)

S&P500とSOXLの株価を単純に比較したのが以下のチャート(10年)となります。

赤:SOXL 水色:S&P500

過去10年でSOXLは節目節目で激しく上下していますが右肩上がりで上昇していますね。過去10年で34倍以上に上昇となっております。

やはり半導体株は景気や世界経済の動向に影響を受けやすいと言われているので値動きはかなり激しいですね。S&P500の値動きが全くないと感じるほどです。

S&P500のチャートには配当金が組み込まれていないので、実態より若干低い値となっていますが、それを考慮したとしても10年程度で大きくS&P500をアウトパフォームしています。

SOXLの直近1年の短期チャート

以下がコロナショック時を含む短期チャート(1年)です。

赤:SOXL 水色:S&P500

SOXLの株価はコロナショックで凄まじく値動きしていることが分かりますね。

暴落前は325ドルだった株価が1ヶ月程度75ドルにまで下落。4分の1以下…。

良くも悪くも指数の3倍の値動きを行うレバレッジETF SOXLの特徴を良く表しているのではないでしょうか。

レバレッジが効いているというのは、上にも大きく上がれば、下にも大きく下がるということです。

SOXLの分配金実績とは?

SOXLの過去4年間の配当実績は以下のとおり。

分配金利回りは0.3%程度レベルで、他のETFに比べると低い水準ですかね。金額も安定していないということもあ利、分配金を期待して投資をするタイプのETFということ。

まあ、値上がり益を期待するというレバレッジ型ETFはの特徴を考えれば、配当はオマケみたいなもんですね。

ちなみに米国株の魅力は高配当でかつ連続増配を続けている個別銘柄が多いことです。50年以上連続で増配している”配当王”や配当利回り7%超えの銘柄など、お宝銘柄を保有し続けるのも投資の醍醐味ですね。

おすすめの銘柄について以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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SOXLのリターンは?

次にSOXLの分配金も含めたトータルリターンを見ていきましょう。

2010年の設定来で年率35%という驚異的なリターンを上げていますね。

S&P500の過去10年リターンが10%程度ですから、それと比較しても圧倒的です。

注意点:時間と共に指数から乖離する

SOXLはSOX指数の3倍の収益を目指すものですが、あくまでも1日の値動きについて3倍になるようにしているもので、期間が長くなると乖離していきます。

日本取引所グループHPに、レバレッジ型ETFの特徴について解説がありましたので、以下に引用します。 ざっくり言うと、

  • 投資期間が長くなればなるほど、指標と乖離する。
  • レンジ相場になると指標に比べてパフォーマンスが悪くなる。

ということです。

レバレッジ型指標は、相場の下落局面においては原指標よりも大きく下落していきますが、2営業日以上離れた日と比較した場合は、想定した変動率とは異なる下落率となってしまう点、そして、投資期間が長期になればなるほど、原指標の変動率とレバレッジ型指標の変動率の乖離が大きくなる可能性が高まる点に留意が必要となります。

相場の方向感が定まらず、原指標が上昇や下落を相互に繰り返した場合、レバレッジ型指標は複利効果によって、原指標と比較してパフォーマンスが逓減して行くという特性がありますので留意が必要です。

 出典:日本取引所グループHP 

長期的には高い成長を期待できる米国市場ですが、投資する商品の特徴や投資理論を踏まえて投資することで高い成績が期待できます。

おすすめの投資本について以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

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SOXLをどのように活用するか?

株価推移からは長期投資も面白い

過去の実績からは、長期的にSOXLを保有することで大きな収益が期待できると思います。

株式は長期的には正の期待値を持つものであり、歴史的にも代表的な指数であるS&P500は年率10%以上のパフォーマンスを示してきたからです。

ただし、下にも3倍振れてしまうのでコロナショックのような暴落の際には短期的にSOXLはS&P500よりもパフォーマンスが悪くなります。

リーマン後の上昇相場の時に時間をかけて保有すればS&P500よりも良いパフォーマンスを期待できるということです。

低レバレッジの運用を

どれだけレバレッジをかけることができるかは、投資期間や投資資金にもよりますので、一概に言えませんが、資金全てをSOXLに投入することはお勧めしません。

大きな含み損がでる可能性があり、それに耐えられなくなるからです。債権、米国株、日本株を保有しつつ、資産全体を低いレバレッジで長期運用するというのが合理的な手法だと考えます。

米国株や米国ETFを取引手数料ゼロで取引するには?

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DMM株で米国株の取引手数料0円! 評判とメリット・デメリットとは?DMM株が米国株の取引手数料を無料化すると発表! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本...

「SOXLの株価推移とは?」まとめ

今回はレバレッジETFであるSOXLの株価推移や特徴、配当実績について紹介するとともに、SOXLの活用法についてまとめました。

SOXLは米国の半導体企業の株価に連動するレバレッジ型ETF。

半導体は、スマホやパソコン、工業製品などあらゆる製品に搭載されています。さらに将来的には5GやIot、AIなどの普及により、高度な半導体や電子部品を活用した製品の出荷はますます増えることが予想されます。

半導体企業は長期的にも高い成長が期待できるということです。

もちろん、SOXLはレバレッジ商品ですからリスクが高くなることは間違いありませんので、過剰なリスクは取るべきではありません。

ただ、ポートフォリオ全体のレバレッジを調節することで、リスクを抑え収益を加速できると考えます。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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