FOLIO ROBO PRO(フォリオ・ロボプロ)の運用成績を知りたいです。ロボアドバイザーで投資すると儲かるんですか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
投資歴20年のかいまるです。米国ETFを中心に1千万円以上を運用しています。最近はロボアドバイザーによる資産運用もフルに活用しています。
ロボアドバイザーのFOLIO ROBO PROは、
- 高度な金融理論を用いた進化型ロボアドバイザー
- 短期の相場の動きを予測した運用を実施
- 従来型ロボアドバイザーより高パフォーマンス
ということが特徴。
なので、知識や経験が乏しくてもプロレベルの金融理論やモデルを用いた運用に興味がある方や比較的短期でもリターンを期待したい方にはうってつけのロボアドバイザーです。
そんな最新型のFOLIO ROBO PROですが、実際のところ本当に収益が上がっているのか、気になる方は多いと思います。
そこで今回は、運用会社の株式会社FOLIOが2020年1月から半年の運用成績を公開したので、その内容を見ていきます。
3月中旬に発生したコロナショックと重なるこの時期、FOLIO ROBO PROの高度な金融理論は損失を防ぐことができなのか?必見です!
なおFOLIO ROBO PROの特徴や評判・メリットについては以下の記事にまとめてますので、ぜひご覧ください。

目次
FOLIO ROBO PROの運用成績は良好なの?

半年間の運用成績はTOPIXを+14.2%圧倒!
FORIO ROBO PROがリリースされた2020年1月15日から7月14日までの成績はなんとTOPIXを+14.2%も圧倒する好成績となっています。
以下がTOPIXと比較したチャートですが、FORIO ROBO PROは6月段階でコロナショックによる暴落前の水準に回復しているんですね。

もちろんコロナショックのあった3月には1ヶ月で−15%程度も下落していますが、下落率はTOPIXより小幅にとどまっています。
7月の段階で運用開始から+5%まで回復しているんですね。
好成績の理由は状況に応じた資産の入れ替え
この理由を運営会社の株式会社FOLIOは「市況に応じた大胆な資産の入れ替え」と分析しています。
1月15日以降の「株」「債券」「その他」の資産構成が、約1ヶ月後の2月18日には株の保有率を減らし債券の保有率を増えているのがわかります。
これについて同社は「2月中旬に発生するマーケットの暴落を予測し、下落すると考えられる株の保有率を減らし、債券を増やすポートフォリオに大胆に変更した結果、コロナ・ショックによる下落を和らげた」と解説しています。
従来型のロボアドバイザーは、ここまで素早い資産の入れ替えは行われません。
短期的な相場を予想して運用を実施したためFOLIO ROBO PROの成績はTOPIXを圧倒したということです。
7月15日時点の資産配分も公開
以下が7月15日時点の資産配分です。安全資産といわれる金の割合が大きくなっているのがわかります。

保有率が多い資産として、「米国株」「新興国株」「金」が挙げられ、この3つで約90%を占めていますね。
新型コロナ拡大が世界経済にダメージを与えている状況が続いている中、日銀や米国FRB(連邦準備制度)などの中央銀行がおこなっている量的緩和が長期化する可能性が高いんですね。
予測した結果、株や金の価格が上昇しやすい可能性があると判断し、このような資産配分を割り出したと考えられます。
実は、金価格が短期的に上昇するというのは機関投資家の間では共通認識となっていて、有名ファンドはこぞって金の資産割合を高めているんですね。
”投資の神様”バフェットも金価格に連動する株式(金鉱株)への投資を開始しました。
なのでFOLIO ROBO PROは、世界の機関投資家の運用トレンドと同様の投資判断をしているともいえます。
FOLIO ROBO PROの過去5年シミュレーションは?
FOLIO ROBO PROの過去5年間のバックテストによる運用成績(運用利回り)はなんと年率換算で8.5%とシミュレーションされています。
直近半年間だけの成績が良いだけではないんですね。
もちろん、この結果は2015年1月1日〜2019年12月31日の過去5年間のシミュレーションであり、将来の運用成果が保証されるものではないけれども、十分に高いパフォーマンスが期待できるということですね。
ちなみに、株式会社FOLIOが提供している従来型ロボアドバイザーの「おまかせ投資」の積極運用プランと比較ても、年率2.8%も成績が良かったとのこと。
FOLIO ROBO PROと一般的なロボアドバイザーと過去のシミュレーションで成績を比較したのが以下のチャート。進化型ロボアドバイザーが従来型を圧倒しているのがわかります。

なので、このシミュレーション結果を見るとFOLIO ROBO PROの進化型ロボアドバイザーは、従来型に比べて頭ひとつ抜けて性能が良いと言えそうです。
「FOLIO ROBO PROの運用成績は?」まとめ
今回はFOLIO ROBO PROの運用成績はということで実際のリターンと過去5年のシミュレーション結果を見てきました。
結論をまとめると、
- コロナショックもわずか3ヶ月で回復
- 運用開始半年でTOPIXを+14.2%も圧倒
- 大胆な資産構成の見直しで短期的に好結果
- 過去5年間シミュレーションも年率8.5%
ということですね。
このFOLIO ROBO PROの最大の売りは、金融のプロが用いる理論を用いて短期的な相場の値動きを予測して進化型ロボアドバイザーが自動運用を行うこと。
その特徴によりコロナショックという未曾有の相場大暴落があっても、わずか3ヶ月で暴落前水準を回復。TOPIXよりも半年間で+14.2%も圧倒しているんですね。
もちろんこれは、すでに過去の実績だし将来を保証するものではありません。
しかしFOLIO ROBO PROは、AIが高度な金融モデルを用いて相場の状況を分析。資産構成を見直し短期的なリターンを追求してくれます。
今回の結果を見ると、今後も十分に期待できるのではないでしょうか?
FOLIO ROBO PROは、まったく新しいタイプの進化型ロボアドバイザーなので、これから始める方も既に他のロボアドバイザーを活用している方にも、十分に利用に値する運用サービスといえます。
口座開設は無料です。この機会にぜひ口座を開設してはいかがでしょうか?
即行動することが大事です!!
なおFOLIO ROBO PROの特徴や評判をもっと知りたいという方は、以下の記事にまとめてますので、ぜひご覧ください。
