5G時代の主力銘柄であるアンリツ(6754)の株価の推移や特徴はどんな感じですか?
他にチャート、配当実績や株主優待、今後の予想について、株価はどこまで上がるか知りたいです。
このような興味を持たれている方に向けて記事を書いています。
- アンリツ(6754)はどんな会社?
- アンリツの株価の状況は?
- アンリツの配当実績や株主優待は?
- アンリツの株価の推移(チャート)は?
- アンリツの業績推移は?
- 株価が上昇傾向のアンリツ。株は買い時?
今回の記事は、5Gの主力銘柄であるアンリツについて株価と業績を分析していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。
今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。
※月額20円で1株から取引し放題の証券会社という選択
できるだけコストをかけずにいろんな銘柄を取引したいならSBIネオモバイル証券(略称:ネオモバ)が良いかも。ネオモバなら毎月50万円まで実質月額20円で1株から取引し放題。しかもTpointで株が買えるのでお得に取引できます。
目次
アンリツ(7564)はどんな会社?
アンリツはスマホの動作検証や基地局の建設・保守・動作検証、アンテナの送受信特性解析などに使われる計測器や通信機器を製造・販売しています。
あまり聞いたことのない人も多いかもですが、通信用計測器のメーカー最大手で、高速モバイル通信規格である「LTE」の研究開発、無線基地局建設・保守用の機器で世界トップクラスの市場ポジションを占めています。
今後5G用の基地局がどんどん増えていくので、保守や管理に利用する計測機器の需要も爆発的に増えることが予想されます。
他にも、食品・薬品・化粧品産業向けに製品への混入異物を検出するX線異物検出機のような生産管理・品質保証システムなどを扱うPQD事業も行っているんですね。
売り上げは、計測事業が約7割、PQA事業が約2割。国内だけじゃなく世界中で事業を展開していて、約65%が国外からの売り上げになっています。
次に、株の状況や株価推移はどうなのか、見ていきます。
アンリツ(6754)の株価の状況は?
では早速ですがアンリツの株価データをチェックしていきましょう。

現在の株価は2,300円前後です。取引単位は100株なので、23万円強でアンリツ株を所有することが可能です。
アンリツのPER(株価収益率)は、現在23.50倍です。業種平均が42倍程度ですから”まだ割安に放置されている”ともいえます。
配当利回りは、1.3%程度で、そこそこは出ていますね。
アンリツの配当実績は?
続いて配当実績を見ていきます。以下がアンリツの配当金の実績です。

21年3月期の配当金は未定となっていますが、仮に前年の配当金31円が維持された場合、配当金利回りは1.3%程度となります。
5G市場における競争力強化、IoTを活用した産業分野への事業拡大、クラウドサービス市場への事業展開及び6Gをはじめとした次世代技術の獲得等、今後の成長分野への投資を進めるための資金が必要な割には、まずまずの配当水準ではないでしょうか。
アンリツの株主優待は?
さて配当利回りは若干低いアンリツ。株主優待はどうなっているのでしょうか?
やはり自社サービスや商品の優待が改悪されるリスクが少なくて良いですよね。
しかし現在のところ、
アンリツは株主優待を実施していません。残念です…。
通信計測機器のメーカーということもあり、自社製品を優待に活用しづらいということですかね。
なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
以下の記事では、優待銘柄を検討する際に役に立つおすすめ本3選と雑誌を紹介しています。ぜひご覧ください。

アンリツの株価の推移(チャート)は?
続いてチャートを確認していきましょう。ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
アンリツの長期チャート
以下は過去10年のチャートです。
月足を見てみると、2016年11月に526円だった株価が2020年6月に2656円、と5倍に飛躍しました。
5GにIOT時流のど真ん中銘柄であり、投資家の期待感が強いことがわかります。
アンリツの1年短期チャート
以下がアンリツの1年短期チャートです。
20年3月のコロナショックで3月13日1550円水準まで押した後、1か月で元の水準に急回復、そのまま上昇を
続け7月3日に2656円まで一気に上昇。その後は、2200円から2600円でレンジの動きをしています。
なお、株は値動きが荒くリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

アンリツの業績推移は?
過去5年の売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおりです。

直近2年間の業績推移を見ると、売上高は二期連続の増収となっており、当該の2期の平均増収率は24.49%。
また、営業利益も二期連続で増益傾向にあり、当該の2期でなんと、平均254.49%の増益率となっています。
5G,IOTの中心銘柄であるため、ある意味当然の結果といえるでしょう。
ただ、21年3月期については新型コロナの影響もあり、業績見通しは未定。
コロナの感染が広がろうが広まるまいが、5GとIOT需要に腰折れはないでしょうからアンリツの成長は継続できるものと思われます。
株価が上昇傾向のアンリツ。株は買い時?
5Gの中心銘柄としてアンリツの株価はかなり期待できそうです。理由をたんてきにまとめると、
- 2連続増収増益(売上高:2期平均で+24.49%)
- PERが23.5倍と業種平均の42倍より割安
- コロナの影響も受けない5G、IOT需要
ということ。
直近のROEは12.33%と悪くない水準で、18年3月期が3.94%、19年3月期は6.70%ですから、急速に経営効率を上げています。
5G普及で業績が伸びており経営効率が加速しているのでしょう。
PERを見ると、まだまだ株価は割安水準とも言えるので2倍弱まで株価が伸長しても、不思議はないのではないでしょうか。
まとめ:「アンリツの株価はどこまで上がる」
今回は、アンリツの株価はどこまで上がる?ということで、チャート、配当推移、業績推移などを見てきました。
通信計測機器メーカー最大手のアンリツ。今後、5Gの普及により自動車、産業機械、家電などあらゆるものがネットにつながる環境が普通になることもあり、市場はどんどん拡大します。
業績も好調であり、5G関連銘柄として今後もかなり期待できる銘柄と考えています。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
最初のネット証券ならSBI証券がオススメ!
これから投資を始めたいけど、証券会社がたくさんあってどこにしたら良いか迷っている方多いと思います。
ネット証券にはそれぞれ異なる特徴や強み、力を入れているサービスに違いがあるので、どれが自分にあうネット証券か本当に迷いますよね。
そんな方は、多くの商品を取り扱っていて手数料も業界最安水準のSBI証券がオススメです。
口座数や経営規模の面で、他のネット証券を圧倒。まずはSBI証券で間違いはありません。
自分は現在ネット証券6社の口座を利用していますが、扱っている商品やサービスの種類が豊富で、しかも手数料も他に比べて安く、評判どおりSBI証券の総合力が最も高いと感じています。
詳細は以下の記事にまとめてますんで、ぜひご覧ください。

資産運用に関連するお得な情報のページについて以下にまとめました。役に立つ情報ばかりです!ぜひご覧ください。
・手数料”実質タダ”で取引し放題の証券会社
・Tポイントで投資信託を購入できる証券会社
・資産運用に関するおすすめ本
・手間をかけず自動運用する方法
・相場を気にしない年率5%程度の投資法
関連記事・おすすめ記事
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。
産業用ロボットの安川電機。世界的に存在感の薄い日本企業にあって、累積台数世界一を誇ります。今後の株価の見通しは?

工場自動化で圧倒的な強みを持つキーエンス。先日の決算で減益となる中、営業利益率50%をキープ、配当金を実質2倍にすると発表しました。今後の株価はどうなるのか、分析です。

産業用ロボットで世界トップシェアのファナック。安川電機と同様、中国景気減速の影響で業績が悪化、株価も下落傾向です。今後の株価はどうなるのか分析です。

通信事業のガリバーNTT。ドコモの親会社ですね。売上高11兆円超えと業績も株価も絶好調です。今後の株価の大幅上昇は期待できるのか分析しています。

5G本命銘柄である通信株の特徴についてまとめました。長期保有に向くのかどうか、分析しています。

新型コロナウイルスの拡大によって日本経済に大きな打撃が走っています。外出自粛やインバウンド消失など、この状況下でおすすめの銘柄についてまとめました

株初心者でも安心して投資できる業績鉄板の日本株銘柄をまとめました。新型コロナ拡大でも業績に期待できる銘柄です。是非ご覧ください。

好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。

日本株の取引単位は100株(1単元)。例えば花王の株価は7772円(2020/10/7終値)で、通常は約78万円くらいの資金が必要なんです。
失敗したときのダメージが大きくなるし、そもそも投資資金が豊富でないと買えないんですよね。
それがネオモバなら約7800円から購入可能。
少額からリスク控えめに投資したいなら、SBIネオモバイル証券で1株から少額投資を活用すると良いです。ネオモバなら格安な月額定額利用料で1株から何度でも売買できるからです。
ネオモバは2019年4月に営業開始した新興ネット証券。しかし、ネット証券最大手のSBI証券とCCC(TSUTAYAやTポイントの運営会社)の合弁会社で、信頼感もあり安心して利用することができます。
詳細は以下をクリック!
申し込みは公式ページから5分程度で完了、無料登録することができます。