2021年の日本株はおすすめですか?今後の見通しを知りたいです。史上最高値圏にある米国株に比べて、日本株のパフォーマンスが悪いと言われてますが…。
日本株の中でこれから上がる今買うべき銘柄はなんですか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。
- 2021年の日本株はおすすめできるのか?
- 2021年の日本株はおすすめ?今後の見通しは?
- 米国株と比較してどうなの?日本株のメリットとは?
- これから上がる今買うべき株9選とは?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1500万円以上の資産を運用しています。
2020年の大納会のあとに以下のツイートをしました。
大納会は下げましたが日経平均は27444円の31年ぶり高値で取引を終了。
2020はコロナショックで大暴落に見舞われましたが終わってみれば年間16%上昇と好調な一年。
・大規模金融緩和継続
・コロナワクチン期待
・オリンピック
と2021年の日本株もかなり期待できると考えます。https://t.co/2KFIAHcbzP— かいまる (@leverage_toushi) December 30, 2020
大納会は下げましたが日経平均は27444円の31年ぶり高値で取引を終了。
2020はコロナショックで大暴落に見舞われましたが終わってみれば年間16%上昇と好調な一年。
・大規模金融緩和継続
・コロナワクチン期待
・オリンピック
と2021年の日本株もかなり期待できると考えます。
上記を深掘りします。
2020年の日本株は終わってみれば好調な1年。”米国に比べて将来性がない”とか”日本株オワコン”などなど酷評されながらも、大幅に上昇して終わりました。
2019年末の終値と比較すると、
・2019年終値:23,656円
・2020年終値:27,444円(+16.0%)
となっており、2020年2月のコロナショックで1ヶ月で30%近く下落する場面もありましたが、各国政府の経済刺激策や大規模金融緩和もあり株価は上昇。
+16%というのは、十分な結果だったと言えます。
他方、新型コロナ拡大は収束せず株式市場はバブル相場の様相を見せていることもあり、2021年には株式市場の大幅な下落があるのではないかと予想する声もあることは確か。
そこで、今回は日本株はおすすめできるのかについて見ていきたいと思います。
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目次
2021年の日本株はおすすめできるのか?
2020年の株式市場はコロナショックによる大暴落によりわずか1ヶ月で30%以上も下落するなど大波乱の年となりました。
しかし、その後の各国政府による経済刺激策や大規模金融緩和による株価は急反発。
米国市場のNYダウが11月に30000ドルを突破するなど、S&P500、ナスダックともに史上最高値を更新し続けています。
日本株も好調な米国市場に引きずられる形で大幅上昇。特に新型コロナ拡大による影響が相対的に小さいことも好材料となっています。

この勢いは2021年にも引き継がれるかどうかですね。相場ですから予想することは難しいですが、
・米国のバイデン新大統領による巨額インフラ投資期待
・世界的に金利引き下げや大規模金融緩和が継続
・新型コロナ拡大による経済影響が相対的に小さい
・ワクチン接種が本格化
・政治が安定している、オリンピックの開催
ということもあり2021年の日本の株式市場は有利な状況がそろってますね。
新型コロナ拡大による経済悪化への対応として世界的には金利引き下げ・大規模金融緩和の流れが継続しています。
金利が低いので銀行預金や債券購入のメリットが低くなるので資金が株式市場に向かっているんですね。
日本は他の先進国に比べて新型コロナ拡大による経済影響が少ないと言われており、政権も安定しています。海外投資家からの買いが入りやすいと言えるでしょう。
さらに米国市場もバイデン新大統領による”グリーン・ニューディール政策”による巨額インフラ投資への期待が高まっていて株式市場にはプラスですね。
相場ですから絶対に上がるとは言えないですけど、2021年の株式市場の上昇には結構期待できる状況。米国市場は絶好調で、12月30日現在でNYダウは30409ドルと史上最高値圏で推移しています!
なので米国株と関係の深い日本株は、2021年も期待できるのではと考えます。
2021年日本株はおすすめ?将来性は?
日本株の今後の見通しについて、
- 日経平均株価の基本データ
- 日経平均株価の推移
から見ていきたいと思います。
日経平均株価の基本データ
日本株の代表指数である日経平均株価の基本データー(2020年12月30日現在)を簡単にまとめました。
- 株 価:27,444.17円
- P E R :25.26倍
- P B R :1.21倍
- 配当利回り:1.69%
- 騰落レシオ(25日):100.90%
PERは25倍程度と、通常PERは14~15倍程度ですから、日本企業の利益に対して株価はちょっと過熱感がある水準。
さらに配当利回りが1.7%程度と高くもなく、低くもないレベルですかね。
騰落レシオも100%ということで、2020年末にかけて大幅に上昇したわりにはそれほど高くないレベルと言えるでしょう。
日経平均株価の推移(チャート)
直近5年のチャートは以下のとおりです。
日経平均株価は、5年前の2015年末には18,000円程度でしたが、2018年半ばには24,000円まで大幅に上昇しました。
2020年に入ってコロナショックにより16000円台にまで大暴落しましたが、その後株価は急回復。2020年末の段階で27000円を突破していて過去30年以来の高値圏で推移しています。
チャート的には悪くない形だと思います。これまで抵抗線だった25000円を明確にブレイクしています。
若干相場に過熱感が出て来ていますが、チャートの形も悪くないので、米国株の状況と円高水準しだいですが、2021年の日本株は大いに期待できると考えます。
2021年日本株はおすすめ?米国株と比較!
次に米国株のパフォーマンスと比較したいと思います。
以下のチャートは、直近5年のS&P500と日経平均株価の推移を比較したものです。

赤:日経平均株価 水色:S&P500
2018年末までは5年という時間軸で見ると、日本株のパフォーマンスは米国株に比べて思ったほどは差が出ていないですね。
米国市場はApple、Amazon、Microsoft、Googleなどの巨大ハイテク企業に資金が流れていることもあり、特にコロナショック以降の株価上昇が顕著ですからね。
一方、バブル崩壊してデフレ不況になった20年~30年の時間軸で見ると日本株のパフォーマンスは悪いです。「米国株に比べてパフォーマンスが劣る」「株主還元に消極的」だとしてオワコン化しているとの指摘は、この時期のパフォーマンス比較に基づくものですね。
日本株のパフォーマンスは、ここ5年程度はそれほど悪くありません。米国株に比べて出遅れ感のある日本株も期待が持てるのではないでしょうか。
日本株はおすすめ?そのメリットとは?
米国株と比較したメリットってなんでしょうかね。よく言われているのは、
- 日本株の売買手数料が低い
- 日本株の銘柄によっては優待がもらえる
- 為替リスクがない
- 日本株の情報が取得しやすい
でしょうか。以下、クイックに見ていきます。
メリット①:日本株の売買手数料が圧倒的に低い
日本株の売買手数料は、ネット証券会社間の激しい競争もあり、かなり低くなっています。
例えば、SBI証券では日本株の株式売買手数料を1日あたり100万円までなんと0円と、手数料無料化の流れが進んでいます。
米国株は、手数料の上限はありますが、大手ネット証券の場合1回あたりの取引手数料が購入代金の0.45%(上限20ドル)で、日本円から購入する場合は、1ドルあたり0.25円の為替手数料も必要となります。
したがって、ざっくりと考えてみると、50万円で株を購入する場合、取引手数料は上限の20ドル、為替手数料は約1,100円程度でかかることになるので、総額3,000円程度かかることになります。
日本株にも、GAFAのような成長株はほとんどないけど、花王、NTT、KDDI等々、高配当ディフェンシブ銘柄は結構あるので、手数料の点からいえば、日本株にメリットはあると言えます。
メリット②:日本株の銘柄によっては優待がもらえる
優待って、米国株にはないんですよね。配当利回りが低くても、優待を含めた利回りが高くなるケースもあります。
例えば、吉野家は配当利回りは1.1%程度ですが、年2回3000円の食事券がもらえますので、トータル利回りは3.3%ぐらいになります。
こういう食事券って、家族が喜ぶんですよね。家族も最初は株式投資にあまり良い顔はしなかったけれども、優待でもらった食事券や割引券を使うことで、だんだんと理解を示してくれるようになりました。
優待を楽しみつつ、ゆったりと株が上昇するのを待つってことですね。
メリット③:為替リスクがない
これは当然ですね。日本円で買えるから。
米国株の場合は、例えば10%株価が上昇したとしても、10%円高が進めば損益は0円です。売買手数料、為替手数料を踏まえれば、マイナスですね。
為替リスクがないというのは、大きなメリットです。
メリット④:日本株の情報が取得しやすい
これも当然ですね。
日本企業の場合、新聞、TVの各種メディア、企業のホームページから必要な情報は全部日本語で取れます。
他方、米国企業IRやホームページは英語だしプレスリリースも当然英語。
日本人にとって、どっちが優位性があるかは明らかです。
2021年おすすめ!これから上がる今買うべき株9選!
これまで日本株がおすすめできる点について解説してきましたが、具体的に2021年以降に期待できる銘柄を”これから上がる今買うべき株”として9つあげてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
日本株おすすめ①:KDDI
2021年に本格化する5Gの大本命銘柄です。業績も鉄板、優待も人気、配当利回り4%近く、不景気時にも強いディフェンシブ銘柄。
政府からの携帯料金引き下げ圧力が懸念材料ですが、楽天の携帯通信サービスの展開が遅れていることもプラス材料ですね。

日本株おすすめ②:三菱商事
景気敏感株で業績に波があるものの、減配せずに増配を目指す累進配当を宣言しています。割安に放置されていることもあり”投資の神様”バフェットが大量購入したことで話題となりました。
2021年までに配当を125円から200円にまでの引き上げを目指すことを公表。値上がりだけでなく、インカムも期待できる銘柄です。

日本株おすすめ③:花王
日本株の中で連続増配株と言えば花王の右に出る銘柄はないでしょう。配当利回りは1%台と低いものの30期連続増配中。不景気時にも売り上げの落ちない、生活必需品ディフェンシブ銘柄の大本命です。

日本株おすすめ④:テルモ
医療機器最大手のテルモ。日本の人口は減少しますが、高齢者数の増加は2021年以降も確実な未来。
医療機器は安売り競争になりずらいので業績が極めて安定しているのもプラス材料です。

日本株おすすめ⑤:オリックス
優待銘柄でおすすめといえば断然オリックス。100株で5千円相当のカタログギフトはかなり魅力的。事業多角化に成功していて業績も悪くなく、5%近い配当利回りも魅力的。
優待を楽しみつつ、値上がり・配当も期待できる銘柄です。

日本株おすすめ⑥:アンリツ
アンリツはスマホの動作検証や基地局の建設・保守・動作検証、アンテナの送受信特性解析などに使われる計測器や通信機器を製造・販売。
今後5Gの本格化とともに基地局の建設・保守の需要増大が確実。
さらに家電、自動車、産業機械などあらゆるものがネットにつながる社会は間近にせまっていて、送受信解析などの業務も益々増えていくことが予想されます。今後要注目の企業です。

日本株おすすめ⑦:ソニー
総合AV機器メーカーのソニー。エレキ分野に留まらず、エンタメ、ゲーム、金融など幅広い分野に進出して業績好調です。
2014年に1200億円の巨額赤字を計上しましたが、2019年に純利益9000億円超えのV字回復。
株価は過去10年で過去最高値更新を伺う勢いです。

日本株おすすめ⑧:キリンホールディングス
おなじみのビールメーカーのキリンです。事業多角化を進めていて
- 買収したオーストラリア飲料会社ライオンの不振
- 子会社の協和発酵バイオ赤字転落
で株価はパッとしまっせん。
ただ上場以来減配もなく、既に酒類の売り上げではなく海外事業や医薬事業も収益の柱になっていて、2021年は業績回復も期待できます。

日本株おすすめ⑨:レーザーテック
最後に日本株の中でも最近大注目されている成長株レーザーテックを紹介します。主に半導体関連装置を扱っています。この分野で売上げの8割近くを占めます。
もっと詳細をいうと、半導体の欠陥検査装置が売り上げの80%で、このタイプの検査装置のシェアはなんと100%。
今後5G対応のスマホの本格普及により半導体の需要が増大するのは確実ですから、2021年のレーザーテックの株価もかなり期待できます。

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「日本株はおすすめ?」まとめ
今回は、日本株はおすすめ?ということで、日経平均株価のデータ、チャート、日本株投資のメリットについて述べてきました。
史上最高値圏にある米国株に比べて日本株は出遅れているのは確かですが、5年程度の時間軸でみるとパフォーマンスにそれほど大きな差があるわけではありません。
PERや配当利回りなどの基本データ、チャート的にも日本株の見通しは悪くないと考えており、2021年は十分期待できると考えています。
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最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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