累進配当のおすすめ銘柄を知りたいです。そもそも累進配当政策とはどういうものなんですか?
累進配当かつ、高配当株で長期保有に向いた銘柄も知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- 累進配当政策とは?
- 累進配当宣言しているおすすめ高配当銘柄3選
- 実質累進配当+高配当+優待銘柄4選
- 今後も累進配当期待の優良企業2選
投資歴20年のかいまるです。累進配当の高配当銘柄含めて1500万円以上を運用しています。
自分の投資スタイルは、業績の安定した高配当の銘柄を長期保有して配当金を再投資するもの。
なので減配をしないで増配している累進配当銘柄は長期的に配当が増えていくので安心して投資できるというメリットがあるんですね。
今回は、そんな魅力を持つ累進配当の銘柄について紹介していきます。累進配当+高配当+人気の優待銘柄も紹介します!必見です。
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目次
そもそも累進配当政策とは?
累進配当とは、減配せずに配当の水準を維持または利益成長に合わせて増配し続ける政策を指します。
配当金は1株あたり◯円といった形で企業が決算発表の際に発表しますが、この金額の水準を減らさないで、増加させることを目指しますということですね。
この累進配当政策を方針とすることを宣言している企業がいくつかあります。
なので、これらの企業であれば、少なくとも前年と同じ配当を期待できるので安心して投資できるというわけです。
もっとも”利益成長に合わせて”とか”中期経営期間中は”というような枕ことばがついているので、利益が大幅に下落するような事態になれば減配という可能性も十分にあるでしょう。
また累進配当政策を宣言していなくても累進的に連続増配している優良銘柄も多数存在します。
ということで日本株の大型銘柄の中から
- 累進配当宣言しているおすすめ高配当銘柄3選
- 実質累進配当+高配当+優待銘柄4選
- 今後も累進配当期待の優良企業2選
を紹介していきますね。
累進配当宣言しているおすすめ高配当銘柄3選!
日本株の大型銘柄で累進配当政策を宣言しているのは、
- 三菱商事
- 伊藤忠商事
- 三井住友フィナンシャルグループ
となります。どれも定番の銘柄で高配当。特徴をクイックに見ていきます。
累進配当宣言①:三菱商事
やはり総合商社首位の三菱商事は、以下のツイートのとおり外せないですね。
総合商社業界首位の三菱商事。
エネルギー市況の低迷で2015年度に赤字決算となりましたが非資源分野の強化により業績がV字回復しました。
配当利回りは4.6%と高配当で、2021年に現在の125円から200円まで増配することを目標にしています。
インカム投資家としては、是非とも欲しい銘柄の一つですね。— かいまる (@leverage_toushi) October 13, 2019
ポイントは何といっても、減配せずに増配を目指す”累進配当”を方針としていて、2021年までに倍近くまでの増配を宣言していることです。
新型コロナ拡大で配当未定とする企業が多い中、2021年3月期も2円増配する方針を早々と発表しました。

今後の株価にもよりますが、配当利回りは6%を超えていて日本株全体で見ても、最も魅力の高い銘柄の一つですね。
長期保有前提で、是非とも購入すべき銘柄です。

累進配当宣言②:伊藤忠商事
非資源に強い伊藤忠商事。以下のツイートのとおり2015年には業界首位に踊り出るなど勢いがありますね。
総合商社で非資源分野トップの伊藤忠商事。
資源市況低迷や米中摩擦の影響で、他の商社が苦しむ中、非資源分野で利益を伸ばし業績も株価も絶好調です。
配当利回り3%台と他の商社に比べ物足りないですが、直近の業績上振れが期待されてます。
インカムだけじゃなく値上がり益も期待できる銘柄ですね。— かいまる (@leverage_toushi) October 20, 2019
2019年11月現在で株価は過去最高値を更新していて、投資家からの人気も高い銘柄。インカムだけでなく値上がり益も期待できます。
累進配当を宣言していて2021年3月期も3円増配の88円の配当を行う方針。

伊藤忠商事は商社の中では売上高に占める原油などの資源の割合が低いという特徴があります。資源安で業績不振に苦しむ商社が多い中、伊藤忠の業績は堅調といえます。

累進配当宣言③:三井住友フィナンシャルグループ
メガバンクの中では特に海外事業に力を入れている三井住友FG。以下のツイートのとおり配当に魅力のある銘柄です。
3大メガバンクの一角、三井住友銀行。
2016年のマイナス金利導入による収益悪化で株価は下落傾向です。
ただ、このような厳しい状況でも増配傾向で、減配なく増配する「累進配当」方針を宣言。
最近の株価下落で配当利回りは4.7%!直近の株価はさすがに売られ過ぎかと。長期的には欲しい銘柄です。— かいまる (@leverage_toushi) October 26, 2019
減配なく増配する「累進配当」を宣言しており、かつ現在30%台の配当性向も40%を目指すこととしています。
新型コロナ拡大の影響から貸し倒れ対策の費用がかさんだことから2021年は減収減益予想。
しかし累進配当政策を宣言していることもあり、なんとか配当は190円で維持しています。

もともと銀行銘柄はマイナス金利の影響もあり収益性が低いんですよね。今回紹介した累進配当宣言3社の中ではもっとも累進配当維持が厳しい状況といえます。

実質累進配当+高配当+優待銘柄3選とは?
実質累進配当で高配当+優待銘柄3選は、
- KDDI
- 日本たばこ産業(JT)
- オリックス
- アサヒグループホールディングス
ですね。クイックに見ていきましょう。
実質累進配当①:KDDI
高配当の優待銘柄KDDI。以下のツイートのとおり外せないですね。
KDDIから株主優待のカタログが届きました。配当+優待利回り5%越えと通信株らしい高配当株です。他方、政府による利用料引き下げ圧力の影響により2015年と2018年の2回、株価が短期間で暴落してます。今年は楽天の通信事業参画があり、政府の介入も続くでしょうから、これをどう乗り切るかですね。
— かいまる (@leverage_toushi) June 9, 2019
通信事業はコロナ拡大による外出制限があっても業績が落ちないこともあり、多くの企業が配当未定とする中、早々と2021年3月期の5円増配を発表しました。

100株の保有で3000円相当のカタログギフトがもらえる株主優待も非常に魅力的。大手キャリア3社で優待を実施している乗ってKDDIだけなんですよね。
日本株全体で見ても、最も魅力の高い銘柄の一つですね。長期保有前提で、おすすめできる銘柄です。

実質累進配当②:日本たばこ産業(JT)
以下のツイートのとおり日本たばこ産業(JT)も高配当銘柄として外せないです。
万年不人気銘柄JT、現在の配当利回り6.69%と極めて高い水準です。配当性向70%を超えますが
・リーマンショック時も増配
・値上げしてもたばこは売れる(嗜好性が強い)
・日本国内のたばこ事業を独占
・世界の人口増で海外事業は好調
ということを考えれば、今後も高いインカムが期待できそうです。— かいまる (@leverage_toushi) August 10, 2019
株価が下落していることもあり2020年8月段階で配当利回りは8%近い水準となっています。
世界的なたばこ離れや加熱式たばこの出遅れがあり、さすがに増配は無理でしたが前年の水準を維持する方針を打ち出しています。

高配当ディフェンシブの代表銘柄。新型コロナが拡大しても、不況入りしたとしてもタバコの売り上げはそう簡単に落ちません。
優待はチルドのお米やカップ麺など普段の生活使いができるもので、重宝します。

実質累進配当③:オリックス
オリックスは金融、不動産、リース業と景気敏感銘柄ということもあり、不況時には業績が落ち込みます。ただリーマンショックのような大規模な金融危機があった際でも黒字を維持。
経営多角化によって業績は底堅いものの、コロナの影響もあり減益予想ですね。
2021年の上期35円の配当維持を発表しましたが、下期は未定。前年の41円を維持することができるかですね。

オリックスのカタログギフト「ふるさと優待」は、オリックスグループの全国のお取引先が取り扱う商品を厳選してカタログギフトに仕立て、その中から好きな商品を1点選べるという株主優待制度になっています。
また、100株以上を3年以上継続保有している株主は、ワンランク上のカタログギフト(Aコース)となります。3年未満の株主はBコースのカタログギフトです。

実質累進配当④:アサヒグループホールディングス
アサヒグループホールディングス(アサヒビール)は、ビールやチューハイなどの酒類、清涼飲料水などを事業を中心とした総合飲料持ち株会社ですね。
主力商品は「アサヒスーパードライ」。国内におけるビールのトップブランドであるだけではなく、最近では世界的にも売り上げを伸ばしています。
2020年12月の配当は106円と6円増配!12期連続増配を見込んでいます。

国内のビール需要が縮小しており、オーストラリアのビールメーカーを買収するなど海外事業に活路を求めています。
新型コロナ拡大でレストランや居酒屋向けのビール売り上げが減少で2020年の業績は減収減益と苦しいですね。増配傾向が維持されるのか注目です。
なお、アサヒビールの株主優待は、保有株に応じてグループ商品の詰め合わせから選べます。株主優待オリジナルのビールが大人気です。

今後も累進配当期待の優良銘柄2選とは?
株主優待を行っていないものの今後も累進配当を期待できる優良銘柄は、
- NTT
- 花王
ですね。クイックに見ていきます。
累進配当期待①:NTT
以下のツイートのとおり。
通信事業のガリバーNTT。
売上高11兆円超えと業績も株価も絶好調です。配当利回り3.6%と増配傾向。
大きな成長は期待できないですが、通信インフラは景気や経済の動向に影響を受けない鉄板事業。内需株の代表銘柄です。
長期的に高い配当を受け取りたいという人は、是非とも保有すべき銘柄の一つです。— かいまる (@leverage_toushi) October 21, 2019
通信インフラ事業は外出制限があったとしても需要が衰えることがないです。今後も手堅い業績を期待できます。
配当金も2013年85円→2018年180円と倍以上に増配!5年で2倍以上ですから、かなりのパフォーマンスです。
ただ将来の成長期待は5Gが始まる携帯通信事業。2020年にNTTドコモをTOBで完全子会社化しました。
固定通信独占企業でしたがドコモとの融合で更なる飛躍が期待されます。安定的な配当を長期的に期待するにはNTTはうってつけの銘柄です。

累進配当期待②:花王
以下のツイートのとおり。
洗剤などの家庭用品最大手の花王。株価は長期的に上昇傾向です。理由としては
・30年連続増配
・業績鉄板ディフェンシブ銘柄
・5年連続増収中
ということ。欠点は人気がありすぎて株価が高止まりしていることですかね。
長期保有前提で、ポートフォリオの主力として是非とも欲しい銘柄の一つです。— かいまる (@leverage_toushi) October 4, 2019
日本株の中で連続増配株と言えば花王の右に出る銘柄はないでしょう。
配当利回りは1%台と低いものの30期連続増配中。コロナ拡大で石鹸やシャンプーなどの日用品需要はむしろ高まっています。
不景気時にも売り上げの落ちない、生活必需品ディフェンシブ銘柄の大本命です。

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「高配当の累進配当政策の銘柄とは?」まとめ
今回は、高配当の累進配当の銘柄とは?ということで、累進的に増配を重ねている銘柄9選をご紹介しました。
累進配当銘柄の最大の魅力は、高配当で業績が底堅い銘柄ということ。
総じて高いイノベーションが見込めないこともあり、研究開発や設備に投資するよりは株主還元に利益が向かいやすい傾向があります。
もちろん、三菱商事や三井住友FGのように累進配当を正式に宣言したりと安定的な配当を期待できるのも安心材料です。
累進配当銘柄の中にも新型コロナ拡大の影響もあり業績が悪化している銘柄もありますが、既に増配や配当維持を発表している銘柄も多く、安定感は抜群だと考えます。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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