投資理論

シーゲル流の株式投資とは?高配当バリュー株・配当再投資がポイント!

米国株投資家の間ではシーゲル流の株式投資の理論を実践している人が多いと聞きますが、その要点は何ですか?

ジェレミー・シーゲルの本を読めば良いんですけど、まずはざっくりと理解したいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • ジェレミー・シーゲル氏の投資理論とは?
  • シーゲルの投資①:株は圧倒的に高い収益(年率6.5~7%)を誇る
  • シーゲルの投資②:配当金を再投資することで投資効率が高まる
  • シーゲルの投資③:高配当銘柄は下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル

シーゲル流の投資に関して以下のツイートをしました。

成長株を見つけて投資するのは株式投資の醍醐味で、一攫千金を狙えます。例えば、
・アマゾン⇒20年で株価400倍
・ビヨンドミート⇒1カ月で株価7倍
まで上昇。

ただ、20年以上投資をしてきて選択眼がないと既に悟ったので、自分はディフェンシブ銘柄に配当再投資するシーゲル流投資に徹します。

上記を深掘りします。

自分は、投資歴20年で米国株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。今回は、これらの経験を踏まえて記事を書いています。

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ジェレミー・シーゲルの投資理論とは?

シーゲル流投資のポイント

ジェレミー・シーゲル氏は、経済学の名門である米国ペンシルベニア大学の現役の教授で、米国の株式市場における最も有名な専門家の一人。

既に70歳を超えていますが、今でも米国のメディアに出演するなど精力的に活動しています。ディフェンシブ銘柄への長期投資の優位性を過去200年のデータから証明し、それを浸透させたカリスマです。

その”シーゲル流投資”のポイントをざっくり言うと、

シーゲル理論のポイント
  • 株式投資が最も儲かる
  • 高配当バリュー株へ投資すべき
  • 配当再投資で収益が加速

ということ。日本においても彼の支持者は非常に多いですよね。

シーゲル理論が浸透しつつある

株価が下落する局面でも、狼狽売りせずに保有し続けて配当を再投資する。このような個人投資家が増えているのもシーゲル流の投資が浸透したからにほかなりません。

特に、ここ数年は米国株のパフォーマンスが他の国の市場よりも極めて良いこともあり、シーゲル氏の主張に大きな説得力を与えています。

自分が株式投資を始めた20年前は、長期投資が現在ほど根付かずに短期の上昇を狙った「うねり取り」、格好よく言えば「スイングトレード」が主流でした。

シーゲル氏の著書「株式投資の未来」

彼の理論をまとめたのが著書「株式投資の未来」。米国株バリュー投資家のバイブルと言えます。

1950年~2003年までの約50年間の豊富な資料とデータにより、株式投資の優位性や配当を再投資することの重要性を説いています。

自分もこの著書を読んで大きな影響を受けた人間の一人です。

以下では「シーゲルの投資」ということで、最低限抑えるべきシーゲル流理論をまとめています。

シーゲルの投資①:株は債券などあらゆる資産と比較しても圧倒的に高い収益(年率6.5~7%)を誇る

株のインフレ調整後のトータルリターン(値上り益、配当、利息を含む)は、過去のデータから、他の資産と比較して圧倒的に高い結果を示しています。

シーゲル氏が著書の中で取り上げた下図は、株式の優位性を説明するうえで、あまりにも有名なものですね。この図は、1801年に1ドル投資していたと仮定した場合のリターン推移を示しています。

関連画像

出典:「株式投資」ジェレミー・シーゲル著

圧倒的に株のリターンが他の資産を凌駕していることがわかりますね。まとめると、1802年に投資した1ドルが、

  • 株  式 : 597,485ドル
  • 長期国債 : 1,072ドル
  • 短期国債 : 301ドル
  •   金    : 1.39ドル
  • 通  貨 : 0.07ドル

となること。株式の方が短期的には荒い値動きですが、長期的なパフォーマンスは圧倒的に良いことがわかりますね。

少し話がそれますが、通貨の価値は1⇒0.07ドルと、200年の時を経て10分の1以下になっていることがわかります。それだけ物価が上昇しているということ。

デフレ経済下にあると言われる日本も、インフレは着実に進んでいますから、タンス預金をしているだけでは実質的な資産は減少してしまうということです。

シーゲル氏は、著書「株式投資の未来」の中で、

株式は他の資産に対して、圧倒的な優位を示している。地合いの悪化や、政治的、経済的な危機に見舞われ、基調を逸れる局面もあるものの、成長を生み出す原動力を備えるだけに、そのたびに元の水準を回復してきた。200年の間には、恐慌があり、戦争があり、金融危機があり、最近では2001年のテロ攻撃があり、2002年には会計スキャンダルがあったが、株式のリターンは、だれの目にもあきらかな回復力を示してきた。

と述べています。

短期的な下落に狼狽することなく保有し続ければ、平均して年率7%のリターンを享受できるということですね。

シーゲルの投資②:配当金を再投資することで投資効率が高まる

高い配当金を出す成熟企業に投資して、この配当を再投資することによって高いリターンが期待できます。

シーゲル氏は著書「株式投資の未来」の中で、株式市場の過去のリターンに関し、

1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。キャピタルゲインが生み出した部分は3%に過ぎない。

としています。

以下の図は、米国で1871年に株式を1000ドル購入して、

①配当を再投資したキャピタルゲイン + インカムゲインの場合

②配当を再投資しなかったキャピタルゲインのみの場合

のリターン比較です。

リターンは明確に開いているのがわかりますね。

①のケース:約795万ドル

②のケース:約24万ドル

となっています。

①と②の年平均リターンの差は2.5%、すなわち配当金利回りが2.5%程度ということです。

この程度の差でも配当再投資した①の場合の方が30年という月日の経過とともに大きなリターンの差となり、結果として30倍近く差がついたということですね。

株の長期投資の際には、配当金を再投資することがトータルリターンを高める上で重要だということです。

高配当ETFへ投資する優位性にについては、以下の記事にまとめています。

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シーゲルの投資③:高配当銘柄は下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル

シーゲル氏は著書「株式投資の未来」の中で株式が高いリターンを生む上で、配当がいかに大切かを繰り返し述べています。

それは、高配当銘柄の配当金を再投資することで、

・下落相場 ⇒ 高い利回りで積み増すことで損益点が切り下がるため、株価回復時の損益点越えが早くなる。

・上昇相場 ⇒ 配当再投資で積み増ししたことにより上昇相場で収益が加速する。

となるからです。

著書「株式投資の未来」では、フィリップモリスなどの不人気ディフェンシブ銘柄に配当再投資することで、ITセクターなどの成長株より収益が高いことが示されています。

成長株に投資して一攫千金を狙うのは株式投資の醍醐味と言えますが、倒産しないで成長し続ける企業を見出すのは非常に難しいですよね。ITバブル崩壊やリーマンショックの時に多くの新興企業が消えてなくなりました。

今でこそ20年で400倍まで株価が上昇したアマゾンですが、ITバブル崩壊時に株価が95%下落していますから、そんな状況になっても保有し続けられる投資家は少ないでしょう(参考記事:20年でなんと400倍!?アマゾンの株価推移を徹底分析)。

なので、不景気時にも業績が落ちない高配当銘柄を長期保有し、配当を再投資することで結局は成長株に投資するよりもリターンが期待できるということです。

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「シーゲル流の株式投資」まとめ

今回は、ジェレミー・シーゲル流の投資ということで、著書「株式投資の未来」で述べられている主要部分について簡単に取り上げてきました。

成長株投資は、株式投資の醍醐味ですよね。アマゾンのような成長株を早い段階で見出して投資すれば、大儲けするできることは間違いありません。

他方、そのような銘柄を見つけることは控え目に言っても非常に難しいです。さらに成長性の高い新興株は、株価の値動きが激しくて倒産リスクも大企業に比べて高い。

自分は、アマゾンやビヨンド・ミートのような成長株を見出せる能力はないことが20年の投資経験から悟ったことなので、シーゲル流の配当再投資を愚直に行うことで、収益を加速させたいと考えています。

最後に米国株を賢く運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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