米国株

アップルの売上高の推移は?10-12月は驚異的な売上10兆円超え!

米国株のアップル(AAPL)への投資を考えていますが、新型コロナ拡大の影響で売上高はどうなっているのでしょうか?

2020年1月〜12月決算の結果・業績も知りたいです。Appleの最近の業績はどんな感じですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • アップル(AAPL)2020年売上高の結果は?
  • アップル(Apple)の業績の推移は?
  • アップル(Apple)の最近の動向は?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。

iphoneやMacを販売しているアップル。新型コロナ拡大の影響が懸念された2020年1月〜3月の売上は、店舗閉鎖などの影響により増収減益。

市場予想ほどは売り上げが悪く無かったものの4月〜6月の売り上げ予想を提示しなかったこともあり、翌日の株価は下落。

しかし、部門別の売り上げを見ると、音楽配信やアプリ販売などのサービス部門が前年同期比で17%も売り上げが伸びているなど、定額制サービスなどの売り上げを伸ばすというアップルの戦略がうまく行っていることが伺えます。

実際4〜6月期の決算は二桁の増収増益。コロナ拡大でパソコンやタブレットの売り上げが伸びたことに加え、サービス部門が大きく成長しました。

また7〜9月期決算では、9月中旬に予定していた新型iphoneの販売を10月にしたことからiphoneの売り上げ不振により株価が急落。今後の業績に不安を残しました。

2021年に発表されたアップルの10〜12月の決算結果はどうだったのか?

今回は、そんなアップルの業績・決算やiphoneの売上などを見ていきます。

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アップル(AAPL)2020年10〜12月売上の結果は?

アップルが2021年1月に発表した第1四半期(10~12月)決算は、売上高は前年同期比21%増の1114億3900万ドル、純利益は29%増の287億5500万ドル(1株当たり1ドル68セント)でした。

売上高は過去最高で、同社として初めて四半期ベースで1000億ドル(約10兆円)を超えました。

新型の5G対応iphone12の販売が昨年の9月から10月に延期された影響で、以下のセグメント別売り上げのように、今期のiphoneの売り上げが655億ドルと前年同期比で17%増

パソコンのMacも21%増の86億ドル、タブレットのiPadは41%増の84億3500万ドルと、新型コロナ拡大による巣ごもり需要でこれらの製品の売り上げが増加。

また、アップルが最近注力しているiCloud、App StoreやApple TV+などのサービス部門は24%増の157億ドルで、過去最高を更新。

AirPods ProやApple Watchなどのウェアラブル製品も30%増と、今期はほぼ全ての製品やサービスが予想を上回る結果となりました。

なお、アップルの株価や配当の推移などに関しては以下の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。

アップルの今後の株価を予想!配当金の推移は?株は買いか徹底分析!米国株のアップル(AAPL)への投資を考えています。Appleの株価の見通しや予想、配当金の推移を知りたいです。 コロナショック後...

アップル(AAPL)2020年7〜9月売上高の結果は?

アップルが10月に発表した7~9月決算は、売上高は前年同期比1%増の646億9800万ドル、純利益は7%減の126億7300万ドル(1株当たり73セント)でした。

新型の5G対応iphone12の販売が9月から10月に延期された影響で、以下のセグメント別売り上げのように、iphoneの売り上げが264億ドルと前年同期比で21%減。

売上高、1株当たり純利益ともに市場予想を上回ったものの、これまでの期待が高かった分、翌日の株価は5%以上も下落しました。

ただiphone以外のセグメントは、サービス分野も含めて売り上げを大きく伸ばしており、アップルの業績はそれほど心配する必要はなさそうです。

実際CEOのティム・クックも、次の10-12月期は新型iPhoneを投入していない期間が数週間発生しているものの、前年のiPhone売上は超える見通しを示しています。

アップル(AAPL)の2020年4〜6月決算の結果は?

アップルの2020年4〜6月期の決算概要をまとめると、

2020年3Q決算の概要
  • 売 上 高 :596.9億ドル(前年同期比11%増)
  • 純 利 益 :112.5億ドル(同12%増)

と二桁の増収増益という絶好調の内容でした。各セグメントの売り上げを前年同期比で比較したのが以下の図です。iPhoneは2%増の264億ドル。

Macは22%増の71億ドル、iPadは31%増の66億ドルと、新型コロナ拡大による巣ごもり需要でパソコンとタブレットの売り上げが絶好調だったことがわかります。

アップルが注力しているサービス部門は15%増の132億ドルと順調に成長しています。

スマホやパソコンを製造する企業から、サービスを主力とする事業の変革は順調に進んでいるようです。

アップル(AAPL)の2020年1〜3月決算の結果は?

ここでは2020年4月30日に発表されたアップル1〜3月決算結果と新型コロナウイルスの影響についてみていきます。

アップルの1〜3月期の決算概要をまとめると、

2020年2Q決算の概要
  • 売 上 高 :583.1億ドル(前年同期比1%増)
  • 営業利益:128.5億ドル(同4.2%減
  • 純 利 益 :112.5億ドル(同2.7%減

となっています。新型コロナウイルスの影響で世界各地の店舗が閉鎖に追い込まれたこともあり事前の市場予想は、売上高で前年同期比6%減だったんですよね。ネット経由での製品販売が好調でなんとか減収を回避、わりと健闘したといえると思います。

部門別の業績のところで説明しますが、アップル製品の売上高は落ちているんですが、サービスの売り上げが大きく伸びているんですよね。

他方、2020年4〜6月期の売り上げ予想を示さなかったこともあり、業績低迷が長引くとの懸念が株式市場で広がっていて、30日の時間外取引で株価はマイナスで推移しています。

ティム・クックCEOは、インタビューで3月後半から4月の前半に業績が「非常に落ち込んだ」後、4月後半に「持ち直し」が見られたと指摘。3月末から4月前半に投入できた新製品などが要因との見方を示しています。

なお、決算発表にあわせて総額500億ドルの自社株買い枠を追加、四半期配当も6%増やしたこともあり、多くの米国企業が自社株買い計画の停止を表明するなか、アップルの財務基盤は堅調そのものと言えるでしょう。

参考記事 >>
アップル株下落、業績予想の提示見送り-1~3月期は1%増収(Bloomberg)

アップル1〜3月決算の主要部門別の業績は?

業績全体で見ると新型コロナ拡大の影響もあり成長は鈍化しているものの、部門別の売り上げを見ると、サービス事業が大きく伸びていることがわかります。

以下がその内容。

2Q決算主要部門別の売上高

○製 品 部 門:449.7億ドル(前年同期比3.4%減
iphone   :289.6億ドル(同6.7%減
Mac   :  53.5億ドル(同2.9%減
ipad   :  43.7億ドル(同10%減
ウェアラブル等:62.8億ドル(同22%増

○サービス部門:133.5億ドル(同17%増

部門別の売り上げを見ると、新型コロナの影響で落ち込んだiphoneやMacなどの売り上げ減少を音楽などの定額制サービス部門の伸びがカバーした形になっていることがわかります。

アップルはiphoneの高級化・高価格戦略から、iphoneの価格を抑えて音楽や動画などの定額制サービスやApple Payなどの決済サービスなどの売り上げを伸ばす方針に転換しています。

要するにスマホやパソコンなどを売る製造業から、定額制サブスクリプションのサービスなどを提供する企業へと転換をはかっているということです。2020年4月に発売した新型iphoneSEの価格が非常に安く抑えられているのも、その戦略の一環。

なので、2Q決算の部門別売り上げを見ると、iphoneなどの売り上げは落ちているものの音楽配信やアプリの売り上げなどのサービスが大幅に伸びており、この戦略がうまく軌道に乗っているのがわかります。

新型コロナの影響を受けないサービス部門の売り上げが順調に伸びていることを考えると、業績の落ち込みは一時的なものと考えます。

アップル(Apple)の業績推移は?

次にアップルの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

2007年に発表されたiPhoneが世界的に大ヒットしたこともあり、業績も右肩上がりの急成長となっています。チャイナショックのあった2016年の業績が落ち込んでいますが、一時的なもので、すぐに売り上げが回復しています。

アップルは、パソコンやスマホなどのハードを売っている企業にもかかわらず、営業利益率が20%台後半~30%台前半という高い水準での推移となっています。高いブランド力で安売り競争とは無縁でいることが、高い利益率につながっているんですね。

創業者であるスティーブ・ジョブスが2011年に死去してから、今後の成長を不安に感じる投資家も多かったですが、蓋を開けてみると影響は全くなかったと言って良いですね。むしろ、後を継いだCEOのティム・クックのもとで業績の拡大が加速しています。

アップルのチャートは?

次にアップルの長期チャート(10年)を見ていきます。以下が過去10年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:AAPL 緑:S&P500

コロナショックでアップルの株価が大幅下落しましたが、10年間で株価は10倍以上になっており、S&P500と比べても圧倒的に大きく伸びていることがわかります。

これにプラスして配当も出ていることを考えると、文句なしのパフォーマンス!本当にすごいですね。

ちょっと上がりすぎのような気もしますが、次期主力事業と考えられるサービス部門の伸びも加速。

さらに韓国の自動車メーカーと自動運転車”Apple Car”にも取り組むことが発表されています。

これだけの巨大企業ですが、将来的な成長は十分に期待できますね。

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「アップルの業績・決算」まとめ

今回は、アップルの業績・決算ということで、業績推移について見てきました。新型コロナウイルスの拡大によって一時期大幅に売り上げが減少したアップル。

ただこれは国内外の工場が一時的に操業をストップした影響によるもので、外出制限による巣ごもり需要の増大によりiphone、Mac、iPacなどの主要製品の売り上げが軒並み伸びています。

さらに、音楽配信などの定額制サービスやアプリ販売などのサービス部門の売り上げが大幅に伸びており、製造業からサービス企業へという戦略がうまく軌道に乗っているんですね。

株価は高騰していて若干割高感がありますが、将来的に更なる成長も十分に期待できると考えます。

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