ウェルスナビで損失が出ることはあるんですか?損失が出ずらいと聞いたのですが…。株価暴落などで大きな損失が出た時どうすれば良いか知りたいです。
ウェルスナビユーザーの人は損失が出たときはどうしてますか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
投資歴20年のかいまるです。ウェルスナビへの投資も含めて1,500万円以上の資産を運用しています。
ロボアドによってほったらかしで行ってくれるWealthNavi(ウェルスナビ)。その特徴をまとめると、
- 手間も時間もかけないで資産運用できる
- 完全な自動取引で操作の必要なし
- リスクをおさえた安定的な長期運用
- 10万円からの少額投資
- 手数料が運用資産の年率1%分のみとシンプル
というもの。
WealthNavi(ウェルスナビ)は世界中の資産に分散投資することによって、集中投資や短期取引するよりは損失が出にくい運用になっていますが、投資である以上は損失が出ることは当然あります。
そこで、今回はウェルスナビは株価暴落で損失が出ることがあるのか、損失が出た時にどうすべきか、損失が出た時みんなどうしているかについて取り上げます。
2020年2月のコロナショックの株価暴落の際に損失が出たのか、実施に自分の運用実績を元に検証していきます。
ウェルスナビの運用に関心があるけど、損失がコワイ、相場の大幅下落が不安という方は必見です。
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ウェルスナビで損失が出ることがあるの?

ウェルスナビで損失が出るのは端的にいうと、
- 株価や債券などが下落、暴落したとき
- 円高になったとき
のときです。クイックに見ていきます。
損失①:株価や債券などが下落・暴落したとき
株や債券が下落した時は、当然の事ながら損失が出ますね。
ウェルスナビはリスクを極力減らした投資を行っていて、以下の6種類の資産に分散投資しています。
- 米国株(VTI)
- 米国以外の先進国株(VEA)
- 新興国株(VWO)
- 米国債券(AGG)
- 米国不動産(IYR)
- 金(GLD)
景気の悪化や銀行の破綻みたいなことがあって世界の株価が大きく下落したときなんかは①〜③の資産の損失が大きくなります。
例えば、新型コロナウイルス拡大の影響によって世界同時株安となった”コロナショック”で、米国株式市場は1ヶ月で35%以上も下落しましたが、そんな時はウェルスナビで運用している株式資産も下落することになります。
また不景気になって不動産価格が下がる時なんかは⑤の米国不動産の損失が大きくなります。なので、ウェルスナビが運用している資産価格が下落すると損失が出る可能性があるということですね。
これらウェルスナビの投資先について、以下の記事に詳細解説してますのでよろしければご覧ください。

損失②:円高になったとき
円高による為替の影響により損失が出ることがあります。
ウェルスナビの投資先は米国ETFなので、日本円を米国ドルに換金して投資が行われます。なので、円やドルの値動きである為替相場の状況により利益が出たり、損失が出るんですね。
例えば、1ドル100円の時に10万円投資した場合は米ドルで1000ドル投資ということになります。
この時1ドル90円にまで円高が進んだ場合、資産の値動きがなかったとしても90円×1000ドル=9万円となるので1万円の損失となるんですね。
このようにウェルスナビは米ドルで資産が購入されるので、為替の影響を大きく受けるということです。
実例:コロナで株価暴落の時の損失は?
それでは、実際に2020年2月のコロナショックの時に損失が出たのかどうか見ていきましょう。
自分はウェルスナビを用いて運用を行っていますが、2019年12月〜2022年2月までの評価額の推移は以下のとおりとなっています。
青い線が評価額、水色に塗られた部分が投資額です。

ちょっとわかりにくいかもですが、コロナショックで2020年3月に大きく下落した評価額(青い線)が、投資額を割り込んでいる(含み損)が出ています。
ただ4〜6月に入って株式市場の回復とともに、評価額(青い線)が大きく上昇しているのがわかります。
実際8月にはコロナショックからプラスに転じました。何も特別なことはしていなくて、淡々と積立投資を続けてきただけ。
暴落していた時に淡々と投資した資産が大きく上昇しているんですよね。コロナショックのような大暴落があっても、いずれ資産は回復するということです。
ウェルスナビは株価暴落でも損失が出にくいって本当?

ウェルスナビは債券や金などの安全資産にも投資しているので、株だけに集中投資するよりも損失が出にくい(=リスクが低い)のは確かです。
ただ大前提として、
ウェルスナビも投資である以上は損失が出る可能性は確実にある
ということは理解すべきですよね。現にコロナショックの際には、運用3ヶ月目でしたが含み損が生じました。
リターンを得るためには損失を覚悟する必要があるということなんですね。
じゃあ、なぜウェルスナビによる分散投資は損失が出にくいのか。それは、株式が大きく下落する時は、一般的に債券に資金が流れることになるので、安全資産である米国債券(AGG)が上昇するケースが多いです。
さらに戦争や経済危機などが発生した場合は、株や債券が下がりやすくなるけど、その場合は安全資産である金に資金が流れるので、金ETFであるGLDが上昇しやすくなる。
なのでウェルスナビはいろんな金融資産に分散投資をしているので、一つの資産に集中投資するよりも損失が出にくいといえます。
ウェルスナビで損失が出た時はどうする?
2020年2月の新型コロナウィルスの世界的な感染拡大への懸念により相場が大きく動きました。いわゆる”コロナショック”で米国株式市場も3週間で20%以上も下落。当然ながら、資産運用をしている人は、資産が大きく目減りしました。
また2022年に入って、資源高に伴うインフレや金利上昇の影響もあり、株価が大きく下落しています。
このような状況で、どう行動すべきでしょうか。
損失が出た際に「マイナスになったから解約」というのも選択肢の一つですが、結論からいうと「静観」することです。
投資は山あり谷ありで、プラスになることもあればマイナスになることもある。ウェルスナビのような「長期・積立・分散」の資産運用では、一時的な相場の動きにとらわれることなく、じっくりと資産を持ち続けた方が良い結果につながりますね。
それは10年、20年と長期的な世界経済の成長を利用し、大きく資産を増やすことを狙っているからです。
世界経済はこれまで、さまざまな困難を乗り越えて成長してきました。過去25年間の資産運用シミュレーションにおいても、経済に影響を与えるさまざまなイベントによって途中で上がり下がりを繰り返しますが、長期で続けたことで大きく資産を増やています。

今は、連日のニュースなどを見て、株価の下落が続くのではないかと不安になるかもしれません。
あくまで過去の事例であり今回も同様になるとは限りませんが、新たな感染症の拡大が懸念された2002~2003年のSARS、2009年の新型インフルエンザの際は、経済への影響は限定的で、株価の下落も一時的なものにとどまりました。
長期投資で資産を大きく増やすには、相場の変動を何度も乗り越えていくことになります。大切なのは、短期的なリターンではなく、10年や20年といった運用期間トータルでの成果ということですね。
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ウェルスナビで損失…みんなどうしてる?

ウェルスナビで損失が出た時、ウェルスナビユーザーはどうしているか、いくつか口コミをまとめてみました。
まずはウェルスナビ(-_-;)
損失が10%以上と見た事のない物になっているが、資金の投入も浅く、他のポジションに比べたら火傷程度になっている(-_-;)なにより確定ではなく、含み損だしね(-_-;)
こちらは、長期投資と分散投資で、今が挽回チャンスかな(;*ω*) pic.twitter.com/AuhHmodn92
— ZERO@確定損失35万円…(-_-;) (@ZERO_FX_USER) March 10, 2020
ウェルスナビだけで11万5千の損失。証券口座・・・💦
数ヶ月続く感じでしょうか。耐える時間がやってきました。耐えましょう。— ねいさん (@yale_nathan_usa) February 25, 2020
1日経ったら気持ち落ち着いて、株価とかみなくなりましたー🦠
下がるかもだし上がるかもだし。
一喜一憂するものでもないけれど、自分より損失出してるやつおるな!って思って頂けたら幸いです!wちょい戻り〜#ウェルスナビ#WealthNavi#株#株式投資 pic.twitter.com/vBT6oZSga8
— 主人に内緒で投資始めた専業主婦(30) (@zw_px) March 11, 2020
もちろん損失が出たんでウェルスナビを解約したという人も中にはいるでしょうが、多くのウェルスナビユーザーは長期で利用し続けているんですね。
ちなみに、自分もウェルスナビで運用をしていてコロナショックにより評価損が出ましたが、淡々と積立投資をすることでプラスに回復しています。
ウェルスナビの評判や特徴は以下の記事にまとめてますので参考にしてください。

「ウェルスナビで株価暴落時の損失は」まとめ
今回は「ウェルスナビで損失」ということで、株価暴落時に損失が出ることがあるのか、損失が出た時はどうするか、ウェルスナビユーザーはどうしているかについて述べてきました。
そもそもウェルスナビでの運用は「長期・分散・積立」の資産運用なので、短期的に儲けることを狙ったものではありません。
長期で運用している以上は、コロナショックのような相場急落によって一時的に損失が出ることは十分にありえます。
資産を長期で大きく増やすには、相場の変動を何度も乗り越えていくことになります。大切なのは、短期的なリターンではなく、10年や20年といった運用期間トータルでの成果ということ。
なのでウェルスナビは
- とにかく忙しくて時間がない
- 何を投資すればいいかわからない
- リスクを抑えた運用をしたい
- 老後に向けて、コツコツお金を貯めていきたい
という人にうってつけの資産運用サービスです。
投資って難しそう、大量の資金が必要、危険というイメージがあってハードルが高いかもです。だけど、最近は若い人を中心に、投資を始める人が増えているのは間違いありません。
教育、年金、子育て…などなど。将来にしっかりと備えたい人がそれだけ増えているということ。
資産運用は長期的に見るとリターンが安定して行きます。できるだけ早めにはじめるのがオススメです。
株式市場は、コロナショックによる大暴落から完全に復活!株価は下落局面から完全に上昇局面に入っています。
この上昇局面のタイミングこそが資産を増やすのチャンスです。これを機会にウェルスナビで運用を開始してみるのはどうでしょう?
特に投資初心者の方で、かつロボバイザーも初めて利用するような方には、圧倒的におすすめです。
口座開設は無料です。この機会にぜひ口座を開設しませんか?いま登録しておけば、みんなから遅れることがありません。
最後に、WealthNaviの始め方を見ていきましょう
自分も既に口座開設して自動運用を行っています。リスク許容度を決めて入金をすれば、あとは自動的にロボアドバイザーが投資を行います。
何も難しいことはないのですが、簡単に流れを説明すると、
- 運用プランを無料診断
- 口座開設の申し込み
- 入金して資産運用がスタート
となっています。クイックに説明しますね。
手順①:運用プランを無料診断(最短1分)
まずはウェルスナビ公式ページにアクセスします。
最初に運用プランを決めるために6つの質問に答えることになります。下のような質問に淡々と答えるだけで、最適な運用プランが提案されるんですね。


この6つの質問への回答が終わると以下のような診断結果が出力されて、「リスク許容度」と「目標金額」が表示されます。「次へ」を押すと口座開設の申し込みに進みます。

手順②:口座開設の申し込み(最短3分)
メールアドレスの登録や本人確認書類の提出などの手続きなどを行います。これらは全てオンラインで完結するんですよね。手順は以下のとおりになっていて、画面の指示のとおり作業をしていけば難しいことはありません。
- メールアドレスの登録
- 認証コードとパスワードの入力
- お客様情報の登録
- 本人確認資料のアップロード
- 規約等の同意
- 簡易書留の配達希望日の選択
本人確認書類として「運転免許証+通知カード」又は「マイナンバーカード」のいずれかが必要になるので事前に準備しておくと良いと思います。

手順③:入金して資産運用スタート
口座開設の審査のあと、登録した住所に簡易書留が送られてきます。
簡易書留を受領するとウェルスナビに入金できるようになります。リスク許容度の設定と10万円以上の入金すると、いよいよ資産運用がスタートです!!
初心者でも手軽に運用可能です。
ソーシャルレンディングの中でも特に注目されているのがFunds。株のように値動きがないので相場の動きが気になりません。
銀行預金にほとんど利息がつかない中、投資先として有力な選択肢。投資するファンドにもよりますがの年率1.5〜3%程度のリターンが期待できます!
なので、こんな方に特にオススメです。
- 日々の相場の動きを気にしないで投資したい
- 銀行の預金金利は低すぎて使えないと感じている
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