ウェルスナビ(WealthNavi)での資産運用を考えてますが、おすすめのリスク許容度はありますか
そもそもリスク許容度とはどういうものなのか知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
投資歴20年のかいまるです。ウェルスナビでの運用を2020年11月から開始して積立投資を実践中。米国株も含めて1500万円以上の資産を運用しています。
ウェルスナビの特徴は「ウェルスナビは儲かるの?運用を開始してみて実際どうなのか?」で書いたとおり、
- とにかく忙しくて時間がない
- 何を投資すればいいかわからない
- リスクを抑えた運用をしたい
- 老後に向けて、コツコツお金を貯めていきたい
ということ。ユーザーの年収や資産状況などを踏まえて、リスク許容度が無料診断されてから実際の運用が始まるのがウェルスナビの大きな特徴となっています。
口座にお金を振り込めば、あとはユーザーのリスク許容度に応じてポートフォリオが自動で構築されるんですね。
そんなウェルスナビのリスク許容度ですが、この記事では、実際の収益との関係やおすすめのリスク許容度はあるのか、変更するタイミングはいつなのかについて取り上げます。
ぜひ最後までご覧ください。
ウェルスナビの特徴やメリットなどについては以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
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目次
そもそもウェルスナビのリスク許容度とは?
資産運用における”リスク”とは”不確実性”のことです。
ウェルスナビのホームページではリスク許容度を以下のとおり説明しています。
資産運用において、「リスク」は「不確実性」という意味で使われています。リスク許容度とは、中長期的な資産形成を目指すにあたり、どの程度の不確実性を受け入れるかを示したものです。
WealthNaviでは、リスク許容度を1~5の5段階でご用意しており、数字が大きいほどリスクが高くなります。
(引用:ウェルスナビHP)
もっとカンタンにいうとリスクとは値動きの大きさのことで、値動きが大きくても気にしないという人であればリスク許容度は高いということなんですね。
ウェルスナビでリスク許容度が高くして運用すると、債券に比べて値動きの荒い株式の割合が大きくなるので、高い収益が期待できる反面、値動きが大きくなります。

なので、大きな値動きがヤダという人や、自分の資産が大きく目減りするのが耐えられないといった人はリスク許容度が低いということになります。
リスク許容度を無料診断
ウェルスナビ公式ページにアクセスすると、運用を開始する前にリスク許容度を診断します。下のような6つの質問に淡々と答えるだけで、リスク許容度が提案されるんですね。


この6つの質問への回答が終わると以下のようなページが出力されて、「リスク許容度」と「目標金額」が表示されます。

ちなみに、自分は診断の結果、株式の割合がもっとも高いリスク許容度5となりました。コロナショック以降の株式市場は好調ということもあり、期待以上の成果が出ています。
最新の運用結果については以下の記事にまとめていますので、ウェルスナビの運用に関心のある方はぜひご覧ください。

リスク許容度と収益の関係:おすすめは?

リスク許容度とリターンにはどのような関係があるのでしょうか?
ウェルスナビでは、サービスを開始した2016年1月から2020年2月まで、以下のモデルケースで運用した際のリターンを公表しています。
2016年1月19日に100万円投資
翌月から毎月3万円積立
半年ごとにリバランス実施
分配金受取時やリバランス時にかかる税金は考慮していない
リスク許容度 | 累積元本額(円) | 資産評価額(円) | リターン |
---|---|---|---|
1 | 247万 | 280万 | +13.2% |
2 | 247万 | 288万 | +16.5% |
3 | 247万 | 291万 | +18.0% |
4 | 247万 | 296万 | +19.7% |
5 | 247万 | 297万 | +20.1% |
約4年の期間で累積元本額が247万円なのに対して、資産評価額はリスク許容度に応じて280万円(+13.2%)から297万円(+20.1%)に成長しているということなんですね。
株式市場が堅調な環境では、リスク許容度が高い方が大きい収益が期待できるということです。
なお、ウェルスナビの運用利回りがどれぐらいなのかについては以下の記事にわかりやすくまとめています。
ぜひご覧ください。

資産形成期のおすすめは年齢や収入で異なる
どのリスク許容度が良いかについては、年齢や収入、金融資産の額、運用期間などで異なります。リスクを取りすぎない方が良い人や、リスクをとって良い人には以下のような特徴があります。

資産運用は、長く続ければ続けるほど有利であり、若い方や資産形成に時間を取れるのであればリスク許容度を高めることで、大きなリターンを期待できます。そのような方は、リスク許容度5がおすすめといえるでしょう。
逆にリタイアして資産を切り崩して生活するような方や収入が安定しない方などは、リスクを取りすぎない運用がおすすめとなります。
初心者でも手軽に運用可能です。
リスク許容度を変更すべきタイミングとは?

結論から言うと株価などの相場の動きを予測してリスク許容度を変えることはおすすめしないですね。
株価が上がればもっと上がるのではないかと思い、株価が下がればもっと下がるのではないかと思うのが人間の心理。
しかし相場を読むことはプロでも難しいこともあり、相場を読んでリスク許容度を変えることで、うまくいくこともあれば、パフォーマンスを悪化させるケースも十分にありえます。
ウェルスナビは「長期・分散・積立」の運用で資産運用を行うサービスということもあり、短期的な相場の動きに惑わされないことが重要かと思います。
変更して良いのは収入や資産状況が変化した時
ウェルスナビでは、運用を開始する際、年収や年齢、金融資産の額などからリスク許容度を判断しているんですが、これらの状況が変化したタイミングではリスク許容度の変更を検討しても良いと思います。
具体的には、
- そろそろ会社をリタイアして資産の取り崩しが始まる
- 年収が大幅に下がることが見込まれている
- 教育費など数年後に資産の大半を切り崩す予定がある
ようするに、資産を”形成する”とか”増やす”状況から、資産を”使う”フェーズになった時ということですね。
反対にリスク許容度を上げるタイミングは、
- 安定した収入が見込めるようになった
- 長期的に資産を切り崩す予定がなくなった
ということ。
他にも、資産運用を何年も続けてコロナショックのような大きな相場変動があったとしても、”狼狽売り”をしないなど冷静に対応できるようになったと感じるのであれば、リスクを引き上げても良いと思います。
「ウェルスナビのリスク許容度?」まとめ
今回はウェルスナビのリスク許容度?ということで、期待できる収益との関係やおすすめのリスク許容度、変更すべきかについて見てきました。
グラフや表で結果を見てきましたが、これらの結果をまとめると、
- リスク許容度は株式の割合で決まる。
- 長期的にはリスク許容度が高い方が高いリターンが期待できる
- 収入や資産状況によっておすすめのリスク許容度は異なる
- リスク許容度は運用開始前に無料診断される
ということです。
ウェルスナビは長期・分散・積立で資産形成を行うサービスなので、短期的な相場の動きに影響されてリスク許容度を見直すことはしない方が良いですね。
株式だけじゃなく、債券や金などの安全資産に分散投資することにより、リスク低減を図りつつ高利回りを期待できる点がウェルスナビの大きな特徴。過去4年の実績を見ても、しっかりとしたリターンを記録しています。
さらには運用の手間も省いてくれるので、仕事で忙しい方や投資経験・知識が乏しい方でも口座に資金を振り込めば気軽に運用を続けられるのもメリットになります。
そんな特徴を持つWealthNavi。これを機会に口座開設を検討してはいかがでしょうか?
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なお、ウェルスナビの評判や口コミについては、以下の記事にまとめています。ロボアド業界No1の魅力や特徴をわかりやすくまとめています。
ぜひご覧ください。

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