最近米国株取引を始めようかと考えていますが、SBI証券ってどうですかね?メリットや特徴について知りたいです。
貸株サービスのカストックなど、最大手でサービスが充実していると聞いてますが…。
こんな疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- SBI証券で米国株取引するメリットとは?
- メリット①:米国貸株サービス・カストック(Kastock)
- メリット②:米国株・米国ETF定期買付サービス
- メリット③:業界屈指の格安コスト
- メリット④:豊富な無料情報サービス
- メリット⑤:スマホアプリも鋭意開発中
投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1500万円以上の資産を運用しています。
ネット証券業界最大手のSBI証券。口座数は700万口座(2021年6月末)を超えていて、初心者から上級者まで個人投資家の多くが活用していますね。
そんなSBI証券ですが、実は最近力を入れているのが米国株取引何ですね。
自分もメインの証券口座として活用していますが、住信SBIネット銀行との連携で為替手数料が格安になったり、米国株の定期積立機能や豊富な情報提供など、便利なサービスが本当に充実しています。
(参考記事:SBI証券の評判と口コミは?)
今回は、SBI証券で米国株取引に始めてから5年経過。その経験でわかったメリットや特徴を中心に解説していきます。
※申し込みはスマホでもOK。簡単です!
目次
SBI証券で米国株取引するメリットとは?
SBI証券で米国株を取引するメリットは、手数料が最安レベルであることはもちろん、
- 米国貸株サービス・カストック(Kastock)
- 業界屈指の格安コスト
- 米国株・米国ETF定期買付サービス
- 豊富な無料情報サービス
- スマホアプリも鋭意開発中
というようなメリット・特徴があります。
実際に自分もSBI証券をメイン口座として米国株に投資しているので、ここで運用状況の一部(2021年8月20日現在)を公開しておきます。
NISA口座で保有していますがアップルを筆頭に大きく利益を伸ばしています。
コロナショックで大きく株価が下落した米国市場ですが、既にナスダックやS&P500が最高値を更新するなど回復。2021年に入ってもその勢いは止まらないですね。
実際にSBI証券で米国株取引をすることで、自分はこれだけの利益が出ているということです。
特に自分は住信SBIネット銀行との連携で、為替手数料が1ドルあたり0.04円になるなどお得に米国株を取引できるので、重宝しています。
そこで、実際に利用している立場から、SBI証券で米国株取引するメリットや特徴について解説していきます。
メリット①:貸株サービスのカストック
SBI証券では、保有している米国株式を貸し出すことで金利を受取ることができる「米国貸株サービス(カストック【Kastock】)」が提供されています。
他社でも日本株の貸株サービスはありますが、米国株や米国ETFに対応しているのはSBI証券だけですね。
貸し出し中は貸株金利を受取りながらも同時に配当金も受取ることができるので、手間なく利用することができます。
このカストック(Kastock)のメリットをまとめると、
・貸株で金利が得られる
・貸株中でも配当金が得られる
という点ですね。貸株金利は銘柄や時期によって異なりますが「0.01〜2%」程度。9割以上の銘柄が0.01%となっています。
少ないように見えますが、米国ETFの場合、年間経費率0.03%〜の経費がかかるので、年間コストを下げるという効果が期待できます。
貸し出し中でもいつでも売却できますので、売買のタイミングを逃すこともありませんね。このような米国株式・米国ETFの貸株サービスを提供しているのはSBI証券だけですね。
メリット②:業界屈指の格安コスト
米国株取引は日本株に比べて手数料が高いというイメージがあるかもですが、SBI証券は
- 手数料は最安水準
- ETFの買付手数料一部無料
- 住信SBIネット銀行との連携で為替手数料激安
- NISA口座で米国ETFの買付無料
ということで、他の証券会社と比較して低いコストで取引することができます。
格安コスト①:手数料が最安水準
SBI証券の米国株の買付手数料は国内の主要ネット証券と比較して最安水準です。
手数料(税抜) | 最低手数料 | 上限手数料 |
---|---|---|
約定代金の0.45% | 0ドル | 20ドル(税抜) |
米国株の取り扱い銘柄数は3600もあり、十分な規模と言えるでしょう。
SBI証券では米国株の他、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの8ヵ国の株式を取引することが可能。
格安コスト②:ETFの買付手数料が一部無料
SBI証券では長期的な資産形成に向いたS&P500に連動するETFなど、以下のETFの買付手数料がなんと無料。
- バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
- バンガード S&P 500 ETF(VOO)
- バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
- iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)
- SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
- ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
- ウィズダムツリー米国株高配当ファンド(DHS)
- ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド(DLN)
- ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長(DGRW)
S&P500の年率リターンは過去30年で10%程度と非常に高い利回りとなっているので、買付手数料無料で長期保有するのもありですね。
格安コスト③:住信SBIネット銀行の連携で為替手数料激安
米国株取引の際は、米ドルで購入することなり日本円→米ドルへ買い付けが必要となります。
SBI証券で米ドルを購入する方法は4つ。それぞれ為替手数料は以下のようになっています。
SBI証券で米ドルを購入する方法:
- SBI証券で買う:0.25円
- 住信SBIネット銀行の外貨預金で買う:0.04円
- 住信SBIネット銀行の外貨積立で買う:0.02円
- SBI証券FXで買う:0.005円
住信SBIネット銀行の外貨預金で買付した米ドルを、手数料無料でSBI証券へリアルタイムで入金できるんですね。
なので通常であれば1ドルあたり0.25円かかる為替手数料が0.02〜0.04円と激安に。
実は自分がSBI証券をメイン口座として米国株を取引しているのは、この外貨預金を活用することができるからです。
SBI証券のFXで購入するのは最も為替手数料が安いですが1万ドル(約105万円)単位の取引となるのでちょっとハードルが高いですね。
格安コスト④:NISA口座で米国ETFの買付手数料無料
SBI証券はNISA口座で米国ETFを購入する際、買付手数料が無料になります。
NISA口座は5年の長期保有が前提となるので高配当の米国ETFや連続増配型の米国ETFなどを買付手数料無料で保有するも悪くないですね。
メリット③:定期買付サービス
「売買のタイミングが分からない」「少額からコツコツはじめたい」という方には、この「米国株式・ETF定期買付サービス」がおススメできます。
毎月決まった日や曜日、ボーナス月を設定し、毎月決まった金額・株数で定期的に買付できますので、手間をかけずに取引できるんですね。
これは本当に便利ですよね。長期的な資産形成には積立が必須ですが、米国ETFにはこのようなサービスはありませんでした。
ネット証券で米国株の定期買付サービスを実施しているのはSBI証券だけです。
また、NISA・ジュニアNISA口座では、120万円・80万円の枠内ぎりぎりまで買付するという設定も可能ですので、非課税投資枠を最大限活用できます。
※申し込みはスマホでもOK。簡単です!
メリット④:豊富な無料情報サービス
米国株の情報収集に英語ができる必要は全くありません!SBI証券では米国株に関する情報も以下のように、豊富に提供されているんです。
英語ができなくても日本語で豊富な米国株の投資情報へアクセスできるので、安心ですね。
メリット⑤:スマホアプリ鋭意開発中
米国株式投資に役立つニュースや情報、見やすい株価・チャート、話題のテーマやスク
リーナー、口座管理画面では円でもドルでも資産が確認でき、アプリひとつで米国株式
投資が完結します!
実はSBI証券で米国株取引をする際、自分が感じるデメリットをしいてあげるとすると、”サイトがゴチャゴチャしていて使いづらい”ということなんですね。
情報量や機能が多いということが要因ではあるんですけどね…。
SNS上でも同じような口コミもあり、自分だけの感想ではないようです。
SBI証券+SBI銀行で為替コストを抑えられるから米国株購入の手数料を抑えられるのはわかるんだけど…アプリ使いづらい見づらい。。
楽天証券はアプリで日本株も米国株も一括で管理できるのが個人的に凄く便利…
米国株をどっちの証券会社でメインで買うか全く決まらない😂😂のが最近の悩み— Noa_@株初心者 (@inv_noa) June 15, 2020
米国株購入しようと思ってるんですが、諸々手数料を抑えるためにSBI住信ネット銀行とSBI証券を開設しようと思ったけど、SBIは使いづらいと聞くし複数口座持ってると管理大変そうだし、、って思うと楽天証券1本でやろうかな〜💦うーん。
— ナツ@投資超初心者 (@na_san7272) July 6, 2020
なのでスマホアプリでわかりやすく取引ができるのは、かなりの朗報です。
機能としては、
- 自動ログイン設定で、スムーズにアプリを起動!約定結果はプッシュで通知!
- 豊富な主要指標で、様々なマーケット情報を素早くをキャッチ!
- 取引画面はシンプル設計で、簡単に注文可能!
- 話題のテーマやキーワード、条件を絞った銘柄検索機能!
というもの。より手軽に米国株が取引できます。
「SBI証券で米国株取引のメリットは?」まとめ
今回はSBI証券で米国株取引をするメリットは?ということで、他の主要証券と比べて圧倒的に優れている点を中心に取り上げてきました。
SBI証券で米国株で取引するメリットをまとめると、
- トータルコストが圧倒的に安い
- 住信SBIネット銀行との連携で為替手数料格安
- 米国株・米国ETFの自動積立サービス
- 貸株サービスで”カストック”で金利もGet
ということです。
初心者の方は、日本株の取引に比べて米国株取引は難しそうというイメージがあるかもですが、最近ではサービスが充実してきていて日本株とほとんど変わらずに取引できますね。
コストが安いのもさることながら、SBI証券では自動積立サービスやカストックなどSBI証券でしか提供していないサービスもポイントが高いです。
唯一のデメリットとも言える”サイトが使いづらい”問題も、スマホアプリで米国株が取引できるようになれば、初心者の方でも手軽に取引できるようになるはず。
米国市場のリターンは過去30年で年率10%超え!日本よりも圧倒的にパフォーマンスが高いです。
まずはSBI証券で米国株取引を始めてみてはどうでしょうか?
口座開設はカンタンです。この機会にぜひ口座を開設しましょう!!
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なお、SBI証券の評判・口コミ、特徴などについては以下の記事で解説をしていますので、ぜひご覧ください。