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SBI証券と楽天証券を徹底比較!初心者におすすめなのはどっち?

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SBI証券と楽天証券はどっちが良いですか?どちらもネット証券業界の大手でサービスが充実していると聞いてますが…。

初心者にとって使いやすいのはどっちですか?

こんな疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • SBI証券と楽天証券の基本スペックの比較は?
  • SBI証券が楽天証券より優れている点とは?
  • 楽天証券の魅力はポイントサービス
  • 結局おすすめはどっち?

投資歴20年のかいまるです。日本株と米国株を中心に1500万円以上の資産を運用しています。

かいまる
かいまる
これまで10社以上の証券会社を利用してきました。もちろんSBIと楽天の両方を現在でも愛用しています!

SBI証券と楽天証券に口座を開設して5年以上経過。当時からネット証券業界の1位と2位の会社でサービスを常に競い合っています。

実際に活用してみて両社とも扱っている商品やサービスの種類が豊富。しかも手数料も最安水準で評判どおり総合力が高い証券会社です。

結論からいうとIPO取扱銘柄が多く、1株の少額取引ができるSBI証券の方が初心者にはオススメできると思います。

もちろん楽天証券も楽天カードや楽天銀行との連携で楽天ポイントをGetできるなど。”楽天経済圏”のユーザーにはうれしいサービスがいっぱい。

そこで今回は、SBI証券と楽天証券の両方を活用している経験を踏まえて両社を徹底比較しています。

ぜひ最後までご覧ください。

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目次

SBI証券・楽天証券:100万円までの手数料無料化へ

SBI証券及び楽天証券は、2020年に1日の合計売買代金を対象とする契約プランで、無料の範囲を従来の2倍に拡大しました。

これまでは現物株の取引が50万円まで無料だったものが、100万円まで無料となりました。

現物株を1日に何回も取引する方や、取引額の大きい方にとってみると朗報で、コストが大きく引き下がることになります。

SBI証券と楽天証券の基本スペック比較は?

両社の基本サービスを簡単に表にしてみました!

特徴 SBI証券 楽天証券
口座数(2020年12月現在) 600万超え 500万超え
口座連携 住信SBIネット銀行 楽天銀行
日本株最低手数料 0円(100万円まで) 0円(100万円まで)
投信最低購入額 100円から 100円から
PTS(夜間取引)
純金積立
株主優待 つなぎ売り(一般信用)で株主優待がGet

(注)住信SBIネット銀行の外貨預金を利用した場合

一覧にしてみてわかるとおり、口座数に違いがあるもののSBI証券も楽天証券も株式や投資信託を取引する際のサービスに大きな違いがないんですね。

主なものをクイックに見ていきます。

SBIと楽天の比較①:日本株取引の手数料

日本株取引の手数料は大きな違いはありません。

以下の比較表のとおり1日定額手数料の場合、100万円までであれば両者とも0円となっています。

100万円を超えてくるとSBI証券の方が圧倒的に安いですね。

なお1注文の約定代金に応じてかかる手数料は、以下のとおり両社とも同額となっています。付与されるポイントもほぼ同じですね。

SBIと楽天の比較②:系列銀行との口座連携

SBI証券であれば住信SBIネット銀行、楽天銀行であれば楽天銀行。

どちらも系列のネット銀行の口座と証券口座を連携させることがで、資金の移管等が便利になります。

例えば、楽天証券は「マネーブリッジ」、SBI証券は「ハイブリッド預金」を活用すると、

  • 証券口座と銀行口座間の資金移動(無料)
  • 普通預金の金利優遇
  • 銀行預金残高を証券口座の買付余力に反映
  • 証券口座から銀行口座への夜間の資金自動出金

のような、お得なサービスを受けられるんですね。

両社とも銀行口座と連携させた方が圧倒的にメリットがあります。

SBIと楽天の比較③:投資信託の購入

両社とも投資信託の本数は2600本程度でノーロードのものが中心ですね。

初心者におすすめの投資信託は、どちらも100円から購入することができます。

他のネット証券の中には最低投資額が少し高いところもあるんですが、SBI証券や楽天証券はその点は安心ですね。

少額から始められるので、初めての方にもおすすめです。

かいまる
かいまる
日本株取引や投資信託、系列銀行の連携などの基本スペックは大きな違いがないんだね。

SBI証券が楽天証券より優れている点とは?

基本スペックはほぼ同様ですが、個別のサービスは両社でわりと異なっています。

その中からSBI証券の方が優れていると考えられる点は、

特徴 SBI証券 楽天証券
米国株取引 為替手数料0.04円 為替手数料0.25円
1株から少額投資 ×
ポイントサービス Tポイント 楽天ポイント
IPO

ということ。それぞれ詳細に見ていきます。

①米国株取引はSBI証券がお得

自分がSBI証券をメイン口座にしているのは米国株取引のサービスが充実しているのが理由。

売買手数料 為替手数料 取扱数
SBI証券 0.45% 0.04円 約3100銘柄
楽天証券 0.45% 0.25円 約2900銘柄

SBI証券の方が為替手数料の点で断然お得感がありますね。

住信SBIネット証券の外貨預金を利用して口座連携を行うことで、為替手数料が0.04円になるんですね。

さらにSBI証券で保有している米国株を活用したをした貸株サービス「カストック」を利用することで金利相当額をGet可能。資金効率がよくなりますね。

他にも米国株や米国ETFの自動積立機能があるのもポイントが高いです。

これらSBI証券の米国株サービスについては以下の記事に詳細にまとめています。ぜひご覧ください。

SBI証券で米国株に投資するメリットは?貸株の”カストック”が秀逸!最近米国株取引を始めようかと考えていますが、SBI証券ってどうですかね?メリットや特徴について知りたいです。 貸株サービスのカスト...

②SBI証券は1株から少額投資可能

SBI証券は単元未満株(S株)取引で1株から日本株を購入することが可能です。楽天証券は実施していないサービスですね。

これは特に資金の少ない初心者には便利なサービスで、単元未満株(S株)なら1株から取引可能できるので、少額から取引ができます。

通常日本株は100株単位で購入しなければならないので、株価500円の銘柄の場合だと最低5万円の資金が必要なんですよね。

それが500円から投資できるので、ワンコインから購入可能。

もちろん1株からの保有でも配当金はしっかりと受け取ることができます。

③IPO取扱数はSBI証券圧勝

SBI証券は当選すると大きな利益が期待できる「IPO(新規公開株)」の取り扱い数が業界トップ。

2019年4月から2020年3月までの取扱数は上場会社92社中86銘柄(93.5%)。

対する楽天証券もIPOの取扱銘柄件数を増やしているものの2019年度は28社…。

IPOを中心に株式投資を行う予定なら、SBI証券のほうが適していることは間違いないでしょう。

「タダで参加できる宝くじ」と言われているのがIPO投資。

抽選にあたって購入することができれば大きなリターンを狙えるんですね。実際、2019年は約88%のIPO株が公開価格より初値が高くなっています。

証券会社によっては取り扱いの少なくチャンスを逃してしまうこともありますが、その点、SBI証券はほとんど全てのIPOを取り扱っているので取引できるチャンスが広がります。

さらに万が一抽選に外れてしまった場合も「IPOチャレンジポイント」という仕組みがあるため、次回の抽選で当選する確率を上げることも可能です。

④Tポイントを使えるSBI証券が便利

ここは自分の感想が入ってますね。

というのは自分は楽天ポイントは利用していないので、ポイントサービスはTポイントの方が使い勝手が圧倒的に良いのです;

SBI証券では、

・100円から投資信託の購入が可能

・Tポイントで投資信託が購入できる

なんですね。

SBI証券で取り扱っている約2600本の投資信託のほぼ全てが100円から購入することができます。

この投資信託の購入にTポイントを利用可能なんですね。

投資信託や国内株式など、さまざまな商品のお取引に応じて、Tポイントを貯めることもできます。

投資って難しそう、お金がかかる、危険というイメージがあって投資に躊躇している方も、ポイントで投資できれば抵抗感はなくなるはず。

なので資金の少ない方や、まずは少額から投資を初めてみたい人、複数の銘柄や投資信託に分散・積立投資したい人などにとってSBI証券はおすすめの証券会社といえます。

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楽天証券がSBI証券より優れている点は?

楽天証券がSBI証券と比較して、ポイントプログラム(特に投資信託に関するもの)や銀行連携の優遇金利については他証券と比べて格段にメリットが大きいです。

クイックに見ていきます。

①投資信託の購入で楽天ポイントGet

これはかなりお得感のあるサービスですね。

いつも普通に現金で買っている投資信託を楽天カードにするだけで+1%のポイントが付与されます。

しかもNISAやつみたてNISAまで対象。

この購入は月額50,000円が上限で、そのうちの1%分が楽天ポイントで付与されます。年間にすると6,000円分ということですね。

さらに付与された楽天ポイントで投資信託を買うことができます。

②マネーブリッジの優遇金利

楽天証券と楽天銀行のどちらにも口座を持っている人がマネーブリッジを申し込むと、楽天銀行の普通預金金利が年利0.1%にアップします。

SBIハイブリッド預金の優遇金利が0.01%であることを考えると、この点は楽天証券の方が優遇幅が大きいということ。

年利0.1%だと、メガバンクの普通預金金利0.001%のなんと100倍。

毎晩スイープ(自動出金)によって証券口座の資金が楽天銀行口座に集められるので、優遇金利が適用されて資金効率は良くなりますね。

かいまる
かいまる
楽天ポイントや楽天銀行を活用している”楽天経済圏”の人は、楽天証券が非常にお得ということです。

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まとめ:結局おすすめはSBI証券

SBI証券と楽天証券はライバル関係にあってサービスレベルを競い合っているため、手数料や提供している金融商品などの基本スペックは同じ水準。

どちらが良いかは、もはやユーザーの好みの問題ですね。

ただ強いておすすめをあげるのであれば、今回細かくサービスを比べて見た結果としてSBI証券の方が良いと思います。

その理由としては、

  • 口座数が600万超えとネット証券No1
  • 1株からの少額取引が可能(S株)
  • IPO取扱銘柄が多い
  • 米国株取引のサービスが手厚い

ということ。初心者の方が開設するネット証券としてはSBI証券の方が若干ですが優れていると考えます。

もちろん楽天証券は楽天ポイントに関するサービスが手厚いため、普段から楽天カードや楽天銀行を活用する”楽天経済圏”のユーザーにはメリットが多いです。

他方、SBI証券はネット証券会社の最大手で口座数No1で圧倒的な規模を誇ります。もはやネット証券業界では敵なしと言って良いでしょう。

利用者が多いほど利益率が高くなり効率的な運営ができるので、手数料を引き下げたり、より充実したサービスを打ち出しやすくなります。

自分も過去20年間に10社以上の証券会社を利用してきて楽天証券も活用してきましたが、SBI証券が最も総合力に優れていると思います。

SBI証券はこれから投資をはじめる方に、特におすすめできる証券会社です。もちろん既に証券口座を持っている方も、SBI証券の口座を持っておいて損はないと思います。

この機会に口座開設を申し込んでみてはいかがでしょうか?

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