NASDAQ(ナスダック)に連動するCFDへの投資を考えています。特徴やメリット・デメリットはどんなところですか?
おすすめの証券会社についても知りたいです。
この記事ではナスダックに連動するCFDを活用した投資の魅力について解説します。
- CFDで投資できるナスダックとは?
- ナスダックに投資するメリットとは?
- 米国経済のリスク要因とは?
投資歴20年のかいまるです。CFDの投資歴は5年を超えていて、最初は短期取引中心でしたけど、最近は配当目的の長期投資を行なっています。
ナスダックは、米国の新興企業約2600社が上場している株式市場ですね。値動きを示すナスダック総合指数は2021年に入っても絶好調でリーマンショックやコロナショックなどの株価暴落を乗り越えて最高値を更新し続けています。
世界で最も有名な株価指数と言っても過言ではなく、日本人投資家にとってなじみのある株価指数。日々のニュースでもおなじみなので、最初に投資するCFDとしてはおすすしやすいですね。
今回は、そんなCFD ナスダックについて取り上げます。CFDで投資するのはメリットいっぱいですよ!
CFDってそもそも何?という方は、以下の記事にわかりやすく解説していますので、まずはコチラからどうぞ。
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- Apple、Teslaなどの個別株にもレバレッジ
- 金、原油、コーンなどの商品にも投資可能
米国株式市場は長期的に右肩上がり。
なので、S&P500CFDや日経225CFDを長期保有することで少ない資金でも大きなリターンが期待できます。
CFDで投資できるナスダックとは?
日々のニュースの中でNYダウやS&P500と並んで良く耳にするナスダック(NASDAQ)。
全米証券業協会(NASD)が1971年から開設・運営している世界初の電子株式市場で、3000以上の企業が上場しています。
米国の新興企業(ベンチャー)向けの株式市場で、新興企業向けとしては世界最大の市場。ただ上場している企業が大きく成長していることもあり世界有数の取引所となっています。
新興企業向けといっても、時価総額規模は東京株式市場の2倍以上で、控えめに言っても超巨大取引所ですね。
日本でいうと、新興企業向け市場のマザーズに相当します。規模は全然違いますけどね。米国経済の強さの源泉となっている大型ハイテク企業やIT企業を中心に上場しているナスダック。
今をときめくAppleやGoogle、Facebook、AmazonなどのGAFAやMicrosoftが上場していることでも有名な市場です。
そのため、ナスダックの値動きを示す”ナスダック総合指数”は、米国のハイテク企業や情報技術関連業界の動向を見る上で重要な指標とされています。
ナスダックに連動している株価指数は2つ
ナスダックに関連した株価指数は
- ナスダック総合指数
- ナスダック100指数
の2つです。
ナスダック総合指数は、上場している約2600社全ての企業の銘柄を「時価総額加重平均」で算出したもの。大型株から小型株まで上場している企業は全て含まれます。
単位は”ポイント”でドルではないんですね。日本の経済ニュースとかで報道されるのは、このナスダック総合指数になります。
一方、ナスダック100指数は、ナスダックに上場している企業のうち金融セクターを除く時価総額上位100社で構成されている株価指数です。
構成銘柄数は少ないですが、Apple、Microsoft、Amazonなど時価総額はナスダック全体の約7割を占めます。実質的にはナスダック総合指数とほぼ変わらない値動きですね。
CFD、ETFや投資信託は、このナスダック100指数に連動するものが大半です。
ナスダックに連動するCFDの特徴・メリットは?
続いてナスダックの値動きを示すナスダックに連動するCFDの特徴・メリットを見ていきます。
たんてきに言うと、
- ナスダック総合指数は時価総額荷重平均
- 長期チャートは上昇傾向
- 分散効果が得られる
- 銘柄を選ぶ手間がいらない
と言うこと。クイックに見ていきます。
特徴①:ナスダックの指数は時価総額加重平均
ナスダックの値動きを示す”ナスダック総合指数”は、1971年2月5日の算出開始時点における終値を基準値「100」として計算されています。
1971年を基準として今の時価総額合計額が何倍になったのかがわかる指標ということです。
2021年3月26日現在でナスダック総合指数は13,138です。なので1971年の基準値100に対して約131倍に成長しているということをになります。
特徴②:長期的に株価は右肩上がり
ナスダックが、なぜ投資家から絶大な人気を誇っているのか?
それはナスダック総合指数の過去のパフォーマンスを見ると理由は明らかです。以下が1971年からのナスダック総合指数のチャートです。
2000年代前半のITバブルの崩壊、2008年ごろのリーマンショックなどの大きな経済危機を乗り越えて株価は右肩上がりで最高値を更新し続けています。
ナスダックは、S&P500やNYダウなど、米国の他の株価指数と比較しても圧倒的にリターンが高いです。
ちなみに日本の株価指数である日経平均株価は、1989年末に記録した史上最高値3万8915円をいまだに超えることができていないんですよね。
2020年に入ってから新型コロナウイルス拡大に伴う経済活動の停滞で株価が大暴落した、いわゆる”コロナショック”によりダウも大幅に下落しましたが、すぐに暴落前水準を回復。
さすが、世界一の経済大国アメリカ。株価も長期的に右肩上がりで、今後のパフォーマンスも期待できます。
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特徴③:リターンは過去10年で年率18%超え
過去の実績を見ると”ナスダック100指数”の過去リターン(利回り)は年率11%を超えています。
以下が、そのリターン(2021年1月末時点)です。
株式の期待リターンは7%と言われているので、インフレ率を考慮したとしても過去30年で年率11%というのはかなり高い利回りといえます。
また過去10年で見ると、リーマンショック後に大型ハイテク株が好調だったということもあり、年率18.7%という驚異的なリターン!
ナスダック100指数の構成銘柄とセクター構成は?
ナスダック総合指数は小型株なども含まれることもあり、ここでは時価総額Top100銘柄で構成されるナスダック100指数構成銘柄とセクター構成を見ていきます。
大きな特徴年は、
- 構成銘柄はGAFAが上位
- セクター構成は情報技術がトップ
を見ていきます。
構成銘柄はGAFAMが上位
構成銘柄を見ると、ナスダック総合指数は時価総額の大きい銘柄の比率が高くなるため、現在勢いのあるMicrosoftやAppleなどのハイテク企業が上位を占めているのがわかります。
いわゆるGAFAMの5社だけで40%以上の構成比率となっているんですね。
セクター構成は情報技術がトップ
ナスダックは新興企業向けの市場ということもあり、大型ハイテク企業やIT関係企業中心に上場されています。
MicrosoftやAppleの時価総額が大きいこともあり、情報技術の比率が47%超えと高くなっているのがわかります。
”Consumer Discretionary”は日本語でいうと一般消費財セクターで、Eコマースの巨人アマゾンがこのセクターに含まれます。構成比率が高いのはそのためですね。
Communication Servicesには、フェイスブックとGoogleが入ります。
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ナスダック100CFDのメリットは?
CFDの主な違いをまとめたのが以下の表です。
ナスダック100CFD | |
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期限(限月) | なし |
手数料 | なし |
取引単位 | 価格の0.1倍 |
レバレッジ | 10倍 |
必要証拠金 | 約130,000円 |
スプレッド | あり |
NYダウCFDは、国内シェア80%以上のGMOクリック証券の「米国NQ100」のデータを活用しました。ナスダックCFD=「米国30」です。
主要な項目を解説していきます。
比較①:ナスダック100CFDの手数料は無料
ナスダック100CFDは、取引手数料無料で取引することができます。
また、GMOクリック証券であれば口座の開設費用や管理費用も無料。なので、取引に必要なコストを抑えて取引ができます。
比較②:ナスダックCFDは比較的少額から取引できる
米国の株価指数に連動する先物取引でもレバレッジをかけて取引できますが、最低取引額は約1300万円…。
取引額が大きいので、たった数%動いただけでも動いただけでも日本円で数万円の変動することになります。
一方、ナスダックCFDなら最低約13万円から取引できるんです。価格の10倍が取引単位のため、先物よりも小さな金額の取引をしたい場合に有効なんです。
10倍のレバレッジがあることで、小さな元手で大きな利益を狙うことも可能になります。
比較③:ナスダックにレバレッジ取引できる
ナスダックに連動する金融商品は、ETFや投資信託など多くの種類が販売されていますし、日本にいながら投資することが可能です。
一方、日本の証券会社ではナスダック先物を取引することができないんですよね。
なので、レバレッジをかけて資金効率を高めて成長性の高いナスダックに投資するには、ほぼCFD一択ということになります。
なおナスダック以外の株価指数にもCFDで投資することが可能です。特徴について以下の記事にまとめていますのでぜひご覧ください。
「ナスダックCFDのメリット」まとめ
今回は、ナスダックに連動するCFDの特徴やメリット、先物との比較などについて述べてきました。
やはり、限月がなく少額から取引ができるCFDの方がメリットがあるといえそうです。
以下に主要なCFD業者についてまとめましたので参考にしてみてください。圧倒的におすすめは取り扱い商品数が多く、最大手のGMOクリック証券のCFDです。
総合点 | |
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コスト | CFD取引にかかる手数料は無料!スプレッドも最安で余計なコストがかかりません。 |
商品数 | 取扱銘柄138種類と圧倒的。アマゾンやアップルなどの優良米国株にもレバレッジをかけて投資できます。 |
取引ツール | スマホアプリで簡単に取引が可能です。 |
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スプレッドも業界最狭で、もちろん取引手数料はかかりません。
取り扱っている銘柄数も138種類あるので、初心者だけでなく中級者や上級者でも十分すぎるぐらいですね。
以下の写真を見てもわかるとおり、スマホアプリも直感的でわかりやすいので、初めてでも十分に使いこなせます。
CFDの会社をどこにするか、迷うなら、まずはGMOクリック証券を選んでおけば問題ありません。
総合点 | |
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商品数 | 10銘柄。日経、ダウ、原油など人気銘柄が取引可能。 |
取引ツール | MT4を使って自動売買可能。 |
総合点 | |
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商品数 | シンプルに7銘柄。日経、ダウ、原油など人気銘柄が取引可能。 |
取引ツール | スマホで簡単に取引できます。 |
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