日経平均株価に連動する日経225CFDへの投資を考えています。特徴やメリット・デメリットはどんなところですか?
おすすめの証券会社についても知りたいです。
この記事ではCFDの日経225を活用した投資の魅力について解説します。
- CFDで投資できる日経225とは?
- 日経225に投資するメリットとは?
- CFD 日経225と先物の違いは?
- 日本経済のリスク要因とは?
投資歴20年のかいまるです。CFDの投資歴は5年を超えていて、最初は短期取引中心でしたけど、最近は配当目的の長期投資を行なっています。
CFDの日経225は、日本を代表する225社の株価から算出される株価指数と同様の値動きをします。1990年代のバブル崩壊以降、低迷を続けている日経平均株価ですが2012年ごろから上昇傾向で、2万円を超える水準まで回復。
何と言っても日本人投資家にとってなじみのある株価指数ですから、最初に投資するCFDとしてはおすすしやすいですね。
今回は、そんなCFD 日経225について取り上げます。CFDで投資するのはメリットいっぱいですよ!
CFDってそもそも何?という方は、以下の記事にわかりやすく解説していますので、まずはコチラからどうぞ。

あと、CFDに関するお役立ち情報は以下の関連記事にまとめています。こちらも必見です。
関連記事
CFDで投資できる日経225とは?
日経平均株価は、東証1部に上場している銘柄の中から日本経済新聞社が選定した225社から構成されている株価指数。日経225CFDは、この日経平均株価の派生商品となるので、同じ特徴を持っています。
日経平均株価は、米国で言えばダウ・ジョーンズ工業株価平均(通称:ダウ工業平均株価)に相当するもの。トヨタ、ソニー、パナソニック、花王、NTTドコモなど日本を代表する大企業で構成されています。
ちなみに構成する銘柄は、原則として10月1日に定期的に入れ替えが行われていて、構成銘柄の倒産や合併などによって上場廃止になった際には臨時で見直しが行われます。
CFD 日経225のメリットは?
続いて日経225のメリットを見ていきます。たんてきに言うと、
- 構成銘柄上位10社は日本の優良企業
- 長期チャートは上昇傾向
- 分散効果が
と言うこと。クイックに見ていきます。
メリット①:構成銘柄は日本の優良企業
日経225の時価総額上位10社は以下のとおり(2020年5月末現在)。
上位10社は、日本でもメジャーな企業で構成されていますね。

こうして見ると全て日本を代表する企業ばかりで。ほとんど聞いたことのある企業なのではないかと思います。
時価総額がダントツに大きいのはトヨタなんですね。2位のキーエンスの2倍になっていて、さすが日本が誇る”世界のトヨタ”だけありますね。
ちなみに、SBGは”ソフトバンクグループ”のこと。SBというのがスマホなどの通信サービスを提供している”ソフトバンク”になります。
メリット②:長期チャートは上昇傾向
次にチャートを見ていきましょう。
過去10年の日経225のチャートです。S&P500と単純に比較しています。

赤:日経225 青:S&P500
2012年以降のアベノミクス相場で日本株が大幅上昇したこともあり、10年の長期で比較するとS&P500とパフォーマンス的には大きな差はないと言えます。
なお、CFDの場合、これにレバレッジをかけることができるので、少ない資金で効率的な投資を行うことができます。
長期的に右肩上がりの株価指数CFDは長期投資でガッツリ稼ぐことが可能!詳しくは以下の記事まで!

メリット③:分散効果を得られる
銘柄を分散することは投資の鉄則ですね。
投資の格言に「卵を一つのかごに入れるな」というものがあります。卵を一つのかごに入れておくと、かごを落としてしまったときに全ての卵が割れてしまうことから、リスク分散の大切さを説いた言葉です。

投資資金の全てを一つの銘柄に集中して投資している場合、もしも投資先の企業が倒産でもしたら資金の大半を失ってしまうことになりかねません。
一方、日経225は日本の優良企業225社の株価を元に計算。仮にその中の一社が倒産や上場廃止という事態になったとしても価値がなくなるようなことはありません。
株価指数に投資するということは、銘柄を分散しリスクを軽減していることになるということです。
メリット④:銘柄を選ぶ手間がいらない
日本の株式市場には3,000社を超える企業の株が上場されています。その中から取引する銘柄を選ぶって結構大変なんですよね。
日経225は、取引所に上場している優良企業225社から算出されているので、個別の銘柄を選ぶという作業を省くことができるのです。
※無料で口座開設OK,5分で申し込み完了!
日経225先物と日経225CFDとの違いとは?
日経225先物とCFDの主な違いをまとめたのが以下の表です。
日経225CFD | 日経225先物ミニ | 日経225先物ラージ | |
---|---|---|---|
期限(限月) | なし | あり | あり |
手数料 | なし | 1枚あたり37円 | 1枚あたり220円 |
取引単位 | 価格の10倍 | 価格の100倍 | 価格の1000倍 |
レバレッジ | 10倍 | 16倍 | 16倍 |
必要証拠金 | 約19,000円 | 約122,400円 | 約1,224,000円 |
スプレッド | 1〜2円 | なし | なし |
取引時間 | 8:30〜翌7:00 (夏時間の場合は、8:30〜翌6:00) |
日中取引8:45~15:15 ナイトセッション16:30~5:30 | 日中取引8:45~15:15 ナイトセッション16:30~5:30 |
日経225CFDは、国内シェア80%以上のGMOクリック証券のデータを活用しました。こうしてみると日経225CFDの方がメリットが多そうですね。
主要な項目を解説していきます。
比較①:取引期限(限月)
日経225CFDには先物のような取引期限に相当する限月がないんです。
なので、以下の図の先物のように精算日にポジションが解消されてしまったり、取引最終日前に自分で次の限月の商品に乗り換える(ロールオーバー)必要がないんですね。
取引期限を気にすることなく取引できるのが、日経225CFDの大きな特徴といって良いと思います。

比較②:日経225CFDの手数料は無料
日経225CFDは、取引手数料無料で取引することができます。
また、GMOクリック証券であれば口座の開設費用や管理費用も無料。なので、取引に必要なコストを抑えて取引ができます。
比較③:日経225CFDの方が少額から取引できる
先物はミニでも最低取引額は約200万円…。先物のラージは取引額が大きいので、たった100円動いただけでも10万円の変動することになります。
日経225先物は先物価格の1,000倍、ミニ日経225先物は先物価格の100倍が取引単位となっているからなんですね。
一方、日経225CFDなら20万円から取引できるんです。価格の10倍が取引単位のため、先物よりも小さな金額の取引をしたい場合に有効なんです。10倍のレバレッジがあることで、小さな元手で大きな利益を狙うことも可能になります。
比較④:日経225CFDの方がレバレッジが小さい
先物は16倍程度のレバレッジに対し、日経225CFDは10倍。レバレッジに関して言うと先物の方が有利といえますね。
ただし、CFDは最低取引額が低いということもあり、先物よりレバレッジが低くても少ない金額で投資が可能です。最低証拠金で約19,000円から取引が可能となっています。
一方先物はミニでも12万円以上必要ということもあり、より大きな資金が必要になるということです。
比較⑤:取引時間は日経225CFDの方が長い
大きな差はありませんが、日経225CFDの方が取引時間が長いですね。
先物は取引時間が途中で休憩を挟みますが、CFDはほぼ24時間取引することができます。
- 先物: 8:45~15:15、16:30~5:30
- CFD: 8:30〜翌7:00(夏時間 8:30〜翌6:00)
なお、先物は平日だけなのに対し、CFDは祝日も取引可能です。なので、休みの日に取引チャンスを逃したくない人もCFDがいいですね。
※無料で口座開設OK,5分で申し込み完了!
「日経225CFDのメリット」まとめ
今回は、日経平均株価に連動する日経225CFDの特徴やメリット、先物との比較などについて述べてきました。
やはり日経225を始めるのであれば、限月がなく少額から取引ができるCFDの方がメリットがあるといえそうです。
以下に主要なCFD業者についてまとめましたので参考にしてみてください。圧倒的におすすめは取り扱い商品数が多く、最大手のGMOクリック証券のCFDです。
総合点 | |
---|---|
コスト | CFD取引にかかる手数料は無料!スプレッドも最安で余計なコストがかかりません。 |
商品数 | 取扱銘柄138種類と圧倒的。アマゾンやアップルなどの優良米国株にもレバレッジをかけて投資できます。 |
取引ツール | スマホアプリで簡単に取引が可能です。 |
国内No1のCFD会社で、シェアはなんと80%超え!
スプレッドも業界最狭で、もちろん取引手数料はかかりません。
取り扱っている銘柄数も138種類あるので、初心者だけでなく中級者や上級者でも十分すぎるぐらいですね。
以下の写真を見てもわかるとおり、スマホアプリも直感的でわかりやすいので、初めてでも十分に使いこなせます。

CFDの会社をどこにするか、迷うなら、まずはGMOクリック証券を選んでおけば問題ありません。

総合点 | |
---|---|
コスト | 取引手数料は無料。スプレッドも業界最狭水準! |
商品数 | シンプルに7銘柄。日経、ダウ、原油など人気銘柄が取引可能。 |
取引ツール | スマホアプリなし。 |